竜騎手と義足の鍛冶屋

自己で片足を失った鍛冶屋は、屑魔石を使って義足を作った。
ある日、騎士の花形である竜騎手と出会った鍛冶屋は、彼に一目惚れをする。
なぜか竜騎手も鍛冶屋を気に入ったらしく、たまに会いに来ては身体を重ねた。
急に顔を見せなくなった竜騎手に、鍛冶屋は自分に飽きたのだろうとあきらめる。
はなから、立場も身分も違う世界の人間だったのだ。
ところが年に一度のパレードの日、鍛冶屋のよく知る竜騎手の姿はなかった。

ハッピーエンドですが、身体欠損の表現があります。苦手な方は、お気をつけください。
2019年10月にJ-Gardensで無料配布した冊子でした。
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