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Bistro Gens joyeux、開店します⑦
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「いらっしゃいませ……あ」
店がオープンして五日ほど経ったその日、一花は午後の営業時間のシフトに入っていた。
二十一時を回った店内では食事がひと段落し、ワイン片手に会話を楽しむ人たちの姿が多く見られている。
人員が四人しかいない上にそれぞれ別の予定もあるので、四日目からは進藤プラス接客担当が一人だけの日も出て来ていた。この日もそうである。
一花は仕事にも慣れつつあり、扉が開いた瞬間にお客様を出迎えようと出入口に近づいた。
そして見えた姿に、思わず接客用の姿勢を崩した。
真夏だというのにスーツを着込み、革靴をきっちりと履いている中年男性。メガネをかけ、やや痩せぎすな体型。髪は一花の記憶より白髪が多くなっている。手にしたビジネスバッグはくたびれており、握る手は節くれ立っていた。
————一花の父の、南野 明彦だった。
父は申し訳なさそうな顔をしながら一花に声をかけた。
「空いてるかい?」
「はい、こちらのお席にどうぞ」
一花は父の言葉尻に若干かぶるように言うと、手で空いている席を指し示す。
ちょうど先ほど、二人組のお客様が退店したばかりでひと席空いていたのだ。ラッキーだった。
一花の示した席に座った父はビジネスバッグを向かいの席に置くと店内を興味深そうに見回す。
一花は落ち着かない心を落ち着かせようと懸命に努力をしながら、厨房に向かって水とメニュー表を持ち、再び父の待つ席へと歩いた。実の父だというのに、いや、実の父だからこそか、一花は非常に緊張していた。よく見るとコップを持つ手が震えている。落ち着け、と自分に言い聞かせた。
「お待たせいたしました。本日のおすすめメニューは……」
メニューを開きながら言いかけて口をつぐむ。本日のおすすめメニューはきのこのマリネとカジキマグロのソテー玉ねぎソースがけ、それから鴨肉のローストだ。けれども一花が父に食べて欲しいのはそのどれでもない。
少し迷った挙句に、一花はこう口にした。
「おすすめメニューはこちらに書いてありますが、私のおすすめはシェフ特製ビーフシチューです」
「あぁ、そうか。じゃあ、それを頼むよ。あとは赤ワイン……ブルゴーニュ・ルージュをグラスで」
「はい」
八年ぶりの親子の会話にしては事務的すぎるこのやり取りの後、一花は進藤に注文を伝えに厨房へ向かった。
「進藤さん、七番テーブルにビーフシチューです」
「わかった」
あいも変わらず仕事中はてきぱきと動く進藤は短くそう答えると、早速用意に取り掛かる。一花はワインを持って行くべく、ワインセラーから指定されたボトルを抜き取りグラスに注いだ。
「お待たせいたしました、ブルゴーニュ・ルージュです」
「ありがとう」
ワインをテーブルに運ぶと、父は一花が去る前にハガキをさっとテーブルの上に置いた。
「このハガキの絵、一花が描いただろう」
「……うん」
父の取り出したハガキには、一花の絵とありきたりな店を再開する旨を書いた文言。
それから他と違う、走り書きのような文字。一花はそれを見つめた。
————バイトする事にしました。近くに来た時には是非お立ち寄り下さい。一花。
父はハガキを見て嬉しそうに目を細める。記憶より老けた父の顔だけど、笑顔は変わってないんだなと思う。
「もっと早くに来ようと思ってたんだけど、なかなか予定が合わなくてね」
「まだ出張多いの?」
「いや、大分減っているよ」
「引っ越してなくて良かった」
引っ越していたらこのハガキを父が受け取る事は無かっただろうから。
言外にそう告げると父はなんとも微妙な表情になる。
「母さんは元気かい」
「まあまあ。仕事忙しそうであんまり家にいないけど」
「そのうち倒れるぞ」
父はため息をついた。目の前の赤ワインに視線を落とすと、一花の話に戻る。
「絵、上手くなったな」
「美大行ってるんだ」
「ほお、そりゃすごい」
母は父に本当に一切の連絡を取っていなかったらしく、父が感嘆の声を漏らした。
「一花は昔から絵が上手かったからな。仕事もデザイナーとか、そっち方面を目指すのか」
一花は小さく首を横に振った。
「そこまで出来るかどうか……」
「一花はまだ若いんだから、諦めないで色々やってみる事が大切だよ」
「うん、まあ、やれるところまで頑張ってみる」
「そうだ、頑張れ。応援してるから」
「お待たせしました、ビーフシチューです」
と、会話にひと段落ついたところで後ろからビーフシチューが差し出される。持って来たのは当然一花ではない。進藤だった。基本厨房から出てこない進藤がやって来た事により、長話しすぎたと焦った一花は謝罪した。
「進藤さん。すみません接客中に」
「いや。……お父さんかい?」
「はい。お父さん、こちら、シェフの進藤さん」
一花が言うと、父が椅子の上で体をひねり進藤に向き直った。
「娘がいつもお世話になっています」
「いえ、こちらこそ一花君のおかげでとても助かっています」
「……店のご主人の息子さんかな? 大きくなられた。昔、店にお邪魔していた時はまだ小学生くらいだった記憶がある」
「店でチョロチョロしていただけの僕を覚えてくださっているとは、この店はお客様にとても恵まれています」
進藤が恐縮したように言うので、父がやんわりとした笑みをたたえながら首を横に振った。
「いやいや、それもこれもこの店の持つ雰囲気のせいだろう。人も料理もあたたかい。居心地がいいからつい何度でも足を運びたくなる気持ちになる」
「恐縮です」
置かれたビーフシチューに目をやると、父はスプーンを持って一口、運んだ。存分に味わい、ゆっくり飲み込むと、顔をほころばせる。
「うん、美味しい。昔の味のままだ」
「ありがとうございます。ごゆっくりどうぞ」
進藤が頭を下げてその場を去ろうとするので、一花もそれにならった。
父は小一時間店にいて料理とワインを堪能すると、席を立つ。会計は一花が担当した。
「ありがとう、一花。ハガキのおかげでまた会う事が出来た」
「うん」
一花はお釣りを父に渡す。それから顔を上げ、父の顔を見た。何を言おうか、迷った。
自分でも何を言いたいのかよくわからなかったからだ。
結局少し迷った挙句、出て来た言葉はごくありふれた接客文句だった。
「……またのお越しをお待ちしています」
「あぁ、またお邪魔させてもらうよ」
お辞儀をして見送ると、父は笑って店を出て行く。カランと扉に取り付けてあるベルが鳴り、父の背中が姿を消す。
八年ぶりの再会は、いい感じに終われたなと一花は思った。
店がオープンして五日ほど経ったその日、一花は午後の営業時間のシフトに入っていた。
二十一時を回った店内では食事がひと段落し、ワイン片手に会話を楽しむ人たちの姿が多く見られている。
人員が四人しかいない上にそれぞれ別の予定もあるので、四日目からは進藤プラス接客担当が一人だけの日も出て来ていた。この日もそうである。
一花は仕事にも慣れつつあり、扉が開いた瞬間にお客様を出迎えようと出入口に近づいた。
そして見えた姿に、思わず接客用の姿勢を崩した。
真夏だというのにスーツを着込み、革靴をきっちりと履いている中年男性。メガネをかけ、やや痩せぎすな体型。髪は一花の記憶より白髪が多くなっている。手にしたビジネスバッグはくたびれており、握る手は節くれ立っていた。
————一花の父の、南野 明彦だった。
父は申し訳なさそうな顔をしながら一花に声をかけた。
「空いてるかい?」
「はい、こちらのお席にどうぞ」
一花は父の言葉尻に若干かぶるように言うと、手で空いている席を指し示す。
ちょうど先ほど、二人組のお客様が退店したばかりでひと席空いていたのだ。ラッキーだった。
一花の示した席に座った父はビジネスバッグを向かいの席に置くと店内を興味深そうに見回す。
一花は落ち着かない心を落ち着かせようと懸命に努力をしながら、厨房に向かって水とメニュー表を持ち、再び父の待つ席へと歩いた。実の父だというのに、いや、実の父だからこそか、一花は非常に緊張していた。よく見るとコップを持つ手が震えている。落ち着け、と自分に言い聞かせた。
「お待たせいたしました。本日のおすすめメニューは……」
メニューを開きながら言いかけて口をつぐむ。本日のおすすめメニューはきのこのマリネとカジキマグロのソテー玉ねぎソースがけ、それから鴨肉のローストだ。けれども一花が父に食べて欲しいのはそのどれでもない。
少し迷った挙句に、一花はこう口にした。
「おすすめメニューはこちらに書いてありますが、私のおすすめはシェフ特製ビーフシチューです」
「あぁ、そうか。じゃあ、それを頼むよ。あとは赤ワイン……ブルゴーニュ・ルージュをグラスで」
「はい」
八年ぶりの親子の会話にしては事務的すぎるこのやり取りの後、一花は進藤に注文を伝えに厨房へ向かった。
「進藤さん、七番テーブルにビーフシチューです」
「わかった」
あいも変わらず仕事中はてきぱきと動く進藤は短くそう答えると、早速用意に取り掛かる。一花はワインを持って行くべく、ワインセラーから指定されたボトルを抜き取りグラスに注いだ。
「お待たせいたしました、ブルゴーニュ・ルージュです」
「ありがとう」
ワインをテーブルに運ぶと、父は一花が去る前にハガキをさっとテーブルの上に置いた。
「このハガキの絵、一花が描いただろう」
「……うん」
父の取り出したハガキには、一花の絵とありきたりな店を再開する旨を書いた文言。
それから他と違う、走り書きのような文字。一花はそれを見つめた。
————バイトする事にしました。近くに来た時には是非お立ち寄り下さい。一花。
父はハガキを見て嬉しそうに目を細める。記憶より老けた父の顔だけど、笑顔は変わってないんだなと思う。
「もっと早くに来ようと思ってたんだけど、なかなか予定が合わなくてね」
「まだ出張多いの?」
「いや、大分減っているよ」
「引っ越してなくて良かった」
引っ越していたらこのハガキを父が受け取る事は無かっただろうから。
言外にそう告げると父はなんとも微妙な表情になる。
「母さんは元気かい」
「まあまあ。仕事忙しそうであんまり家にいないけど」
「そのうち倒れるぞ」
父はため息をついた。目の前の赤ワインに視線を落とすと、一花の話に戻る。
「絵、上手くなったな」
「美大行ってるんだ」
「ほお、そりゃすごい」
母は父に本当に一切の連絡を取っていなかったらしく、父が感嘆の声を漏らした。
「一花は昔から絵が上手かったからな。仕事もデザイナーとか、そっち方面を目指すのか」
一花は小さく首を横に振った。
「そこまで出来るかどうか……」
「一花はまだ若いんだから、諦めないで色々やってみる事が大切だよ」
「うん、まあ、やれるところまで頑張ってみる」
「そうだ、頑張れ。応援してるから」
「お待たせしました、ビーフシチューです」
と、会話にひと段落ついたところで後ろからビーフシチューが差し出される。持って来たのは当然一花ではない。進藤だった。基本厨房から出てこない進藤がやって来た事により、長話しすぎたと焦った一花は謝罪した。
「進藤さん。すみません接客中に」
「いや。……お父さんかい?」
「はい。お父さん、こちら、シェフの進藤さん」
一花が言うと、父が椅子の上で体をひねり進藤に向き直った。
「娘がいつもお世話になっています」
「いえ、こちらこそ一花君のおかげでとても助かっています」
「……店のご主人の息子さんかな? 大きくなられた。昔、店にお邪魔していた時はまだ小学生くらいだった記憶がある」
「店でチョロチョロしていただけの僕を覚えてくださっているとは、この店はお客様にとても恵まれています」
進藤が恐縮したように言うので、父がやんわりとした笑みをたたえながら首を横に振った。
「いやいや、それもこれもこの店の持つ雰囲気のせいだろう。人も料理もあたたかい。居心地がいいからつい何度でも足を運びたくなる気持ちになる」
「恐縮です」
置かれたビーフシチューに目をやると、父はスプーンを持って一口、運んだ。存分に味わい、ゆっくり飲み込むと、顔をほころばせる。
「うん、美味しい。昔の味のままだ」
「ありがとうございます。ごゆっくりどうぞ」
進藤が頭を下げてその場を去ろうとするので、一花もそれにならった。
父は小一時間店にいて料理とワインを堪能すると、席を立つ。会計は一花が担当した。
「ありがとう、一花。ハガキのおかげでまた会う事が出来た」
「うん」
一花はお釣りを父に渡す。それから顔を上げ、父の顔を見た。何を言おうか、迷った。
自分でも何を言いたいのかよくわからなかったからだ。
結局少し迷った挙句、出て来た言葉はごくありふれた接客文句だった。
「……またのお越しをお待ちしています」
「あぁ、またお邪魔させてもらうよ」
お辞儀をして見送ると、父は笑って店を出て行く。カランと扉に取り付けてあるベルが鳴り、父の背中が姿を消す。
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