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日常
会えない日 ***
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それからは、いつもと変わらない日々が続いた。
アヤトは朝食とお弁当を作って、風呂場や水回りを掃除し、買い物をして、デザートを作って、夕食を作って…。
時間が有れば、家庭菜園用に作った小さな畑で種をまいて、草むしりをして…。
アヤトは充実した日々を送っていた。
あれからハズキさんには、ほとんど会っていない…。
仕事が立て込んできたので、食事を運んで欲しいと言われ、ハズキさんの部屋の前に置かれたテーブルの上に、毎日食事を運ぶだけ…。
食べてある時も有れば、そのまま置いてあるときもある…。
今までにも、半月くらい、一度も顔を見ない時とか、何度もそういう事は有ったのに、何か物足りない…。
自分が変わってしまったのだろうか…。
モヤモヤとして、それが何なのかアヤトには分からなかった。
そして気がつけば、あれから…ハズキさんの部屋に泊まってから、十日が過ぎていた。
アヤトのモヤモヤは収まらず、無性にハズキさんの顔が見たかった。
食事はしている…。
部屋にいる気配はする…。
でも、声は聞けないし、顔も見ていない…。
理由もなく部屋に訪ねて行くのも変だし、仕事の邪魔はしたくない…。
アヤトのモヤモヤは、つのるだけ…。
どうしたんだろ…僕は…。
そんな事を思いながらも、いつものように昼過ぎ、ハズキさんの部屋の前に食事を置きに行って、そのまま隣のカイトさんの部屋でシャワーを浴びた。
午後から、気分転換を兼ねて、ぶらりと街に出掛けようと思ったからだ。
アヤトは、あまり部屋にいないカイトさんの部屋の掃除を兼ねて、普段から時々、シャワールームを使わせてもらっている。
アヤトはさっぱりとして、カイトの部屋を出た。
廊下に出るとさっき置いた食事は無くなっていて、ハズキさんがちゃんと食べてることにホッとした。
そして部屋の前を通り過ぎようとした時、突然ハズキさんの部屋の扉が開き、アヤトは腕を捕まれて部屋の中に引っ張りこまれた。
「?!」
アヤトが驚くと同時に、ハズキに壁に押し付けられて唇が奪われる。
「…んっ…」
ハズキ…さん…。
久しぶりで、気持ちが良い…。
ハズキと口内で舌を絡ませていると、ハズキの手がアヤト服をたくし上げ、アヤトの薄い胸をさらけ出すと、ハズキの手がアヤトの胸の突起をいじり出す。
「んっ…はぁ…」
ハズキさんの手が…。
ジクジクとして体温が上がる…。
ハズキの手がゆっくりと下りていって、ハズキの唇が離れ、アヤトの胸の突起を甘噛みする。
「ああああっ…!!」
どうしよう…下半身が、熱い…。
きっと、半勃ちになってる…。
ハズキの唇が、そのまま下りていって、アヤトのズボンと下着を一気に引き下ろした。
「つっ…!!」
恥ずかしいとか考える前に、ハズキの唇がアヤトのモノを咥えた。
「はあああんっ…!!」
舌でなぶられる快楽から、アヤトが逃げようも、後ろは壁で、逃げられない…。
アヤトはハズキの頭をつかみ、快楽から逃れようと腰を揺らす。
「ああっ…んっ…はあぁんっ…あああっ…」
ハズキの指が、アヤトの後孔をなぞり、ゆっくりと侵入してくる…。
「ああっ…!!ああっ…!!」
久しぶりの刺激にアヤトの前がビクビクとハズキの口の中で跳ね、白濁を放ってしまった。
「はぁ…はぁ…」
アヤトが見下ろすと、ハズキは、アヤトが口の中に放った白濁を手に取り、ニヤリと笑った。
そんな姿を見てアヤトはドキドキする…。
やっぱり僕は、変わってしまった…。
こんな姿のハズキさんを見て、ドキドキするなんて…。
アヤトの身体が反転され、壁に向かされると、腰を曲げられ壁に手を付き、ハズキにグイッとお尻をつき出すような体制にさせられ、さっきアヤトが出したモノを、後孔に擦り付けられた。
「ああっ…」
この体勢、恥ずかしい…。
ソレに、ハズキのモノを欲しがるように、勝手に腰が揺れる。
アヤトはこの後どうなるのか、どうされるのか分かって、期待に腰が疼いていた。
ハズキの熱いモノが押し付けられ、グッと入り口に嵌まる。
「ああっ…!!」
熱くて硬い…。
「ヒッ…あああああっ!!」
アヤトの中にハズキのモノが打ち込まれ、アヤトは壁に白濁を溢していた。
ハズキが背後から身体を重ねてきて、汗臭い、男臭い匂いに包まれる。
ハズキさんの匂い…。
「ああっ…」
アヤトの背中がブルリと震え、中に有るハズキのモノをキュッと締め付けると、ハズキが注挿を始めた。
「ああっ…んっ…あああ…」
もっと…奥まで…突いて…。
ハズキに教えられた快楽を身体が覚えている…。
アヤトはお尻をハズキに付き出し、奥へと誘う…。
「…んっ…もっと…ああっ…あああああっ!!」
アヤトの中に熱いものを叩き突きつけられ、アヤトも白濁を放っていた。
アヤトの力が抜け、壁をずり落ちそうになるのをハズキが支え、ゆっくりとアヤトの中からハズキのモノが抜けていった…。
まだ、欲しい…。
もっと…欲しい…。
アヤトの中にそんな感情が生まれていた。
足りない…。
「んっ…」
潤んだ瞳でハズキの方を見ると、ハズキは苦笑いして言う。
「ちょっと充電。もう少しで終わるから」
そう言って、アヤトのズボンと下着が引き上げらる。
「…終わったら、トロットロッになるまで、気持ち良くするから…な…」
この状態で、放置されるのか?!
もっと…欲しいのに…。
ハズキはアヤトを抱き締め、口付けてきて、口内を舌でかき回し、名残惜しそうに離れていく。
「んっ…」
ハズキは満足したのか、部屋の奥の仕事部屋へと入っていった。
アヤトは朝食とお弁当を作って、風呂場や水回りを掃除し、買い物をして、デザートを作って、夕食を作って…。
時間が有れば、家庭菜園用に作った小さな畑で種をまいて、草むしりをして…。
アヤトは充実した日々を送っていた。
あれからハズキさんには、ほとんど会っていない…。
仕事が立て込んできたので、食事を運んで欲しいと言われ、ハズキさんの部屋の前に置かれたテーブルの上に、毎日食事を運ぶだけ…。
食べてある時も有れば、そのまま置いてあるときもある…。
今までにも、半月くらい、一度も顔を見ない時とか、何度もそういう事は有ったのに、何か物足りない…。
自分が変わってしまったのだろうか…。
モヤモヤとして、それが何なのかアヤトには分からなかった。
そして気がつけば、あれから…ハズキさんの部屋に泊まってから、十日が過ぎていた。
アヤトのモヤモヤは収まらず、無性にハズキさんの顔が見たかった。
食事はしている…。
部屋にいる気配はする…。
でも、声は聞けないし、顔も見ていない…。
理由もなく部屋に訪ねて行くのも変だし、仕事の邪魔はしたくない…。
アヤトのモヤモヤは、つのるだけ…。
どうしたんだろ…僕は…。
そんな事を思いながらも、いつものように昼過ぎ、ハズキさんの部屋の前に食事を置きに行って、そのまま隣のカイトさんの部屋でシャワーを浴びた。
午後から、気分転換を兼ねて、ぶらりと街に出掛けようと思ったからだ。
アヤトは、あまり部屋にいないカイトさんの部屋の掃除を兼ねて、普段から時々、シャワールームを使わせてもらっている。
アヤトはさっぱりとして、カイトの部屋を出た。
廊下に出るとさっき置いた食事は無くなっていて、ハズキさんがちゃんと食べてることにホッとした。
そして部屋の前を通り過ぎようとした時、突然ハズキさんの部屋の扉が開き、アヤトは腕を捕まれて部屋の中に引っ張りこまれた。
「?!」
アヤトが驚くと同時に、ハズキに壁に押し付けられて唇が奪われる。
「…んっ…」
ハズキ…さん…。
久しぶりで、気持ちが良い…。
ハズキと口内で舌を絡ませていると、ハズキの手がアヤト服をたくし上げ、アヤトの薄い胸をさらけ出すと、ハズキの手がアヤトの胸の突起をいじり出す。
「んっ…はぁ…」
ハズキさんの手が…。
ジクジクとして体温が上がる…。
ハズキの手がゆっくりと下りていって、ハズキの唇が離れ、アヤトの胸の突起を甘噛みする。
「ああああっ…!!」
どうしよう…下半身が、熱い…。
きっと、半勃ちになってる…。
ハズキの唇が、そのまま下りていって、アヤトのズボンと下着を一気に引き下ろした。
「つっ…!!」
恥ずかしいとか考える前に、ハズキの唇がアヤトのモノを咥えた。
「はあああんっ…!!」
舌でなぶられる快楽から、アヤトが逃げようも、後ろは壁で、逃げられない…。
アヤトはハズキの頭をつかみ、快楽から逃れようと腰を揺らす。
「ああっ…んっ…はあぁんっ…あああっ…」
ハズキの指が、アヤトの後孔をなぞり、ゆっくりと侵入してくる…。
「ああっ…!!ああっ…!!」
久しぶりの刺激にアヤトの前がビクビクとハズキの口の中で跳ね、白濁を放ってしまった。
「はぁ…はぁ…」
アヤトが見下ろすと、ハズキは、アヤトが口の中に放った白濁を手に取り、ニヤリと笑った。
そんな姿を見てアヤトはドキドキする…。
やっぱり僕は、変わってしまった…。
こんな姿のハズキさんを見て、ドキドキするなんて…。
アヤトの身体が反転され、壁に向かされると、腰を曲げられ壁に手を付き、ハズキにグイッとお尻をつき出すような体制にさせられ、さっきアヤトが出したモノを、後孔に擦り付けられた。
「ああっ…」
この体勢、恥ずかしい…。
ソレに、ハズキのモノを欲しがるように、勝手に腰が揺れる。
アヤトはこの後どうなるのか、どうされるのか分かって、期待に腰が疼いていた。
ハズキの熱いモノが押し付けられ、グッと入り口に嵌まる。
「ああっ…!!」
熱くて硬い…。
「ヒッ…あああああっ!!」
アヤトの中にハズキのモノが打ち込まれ、アヤトは壁に白濁を溢していた。
ハズキが背後から身体を重ねてきて、汗臭い、男臭い匂いに包まれる。
ハズキさんの匂い…。
「ああっ…」
アヤトの背中がブルリと震え、中に有るハズキのモノをキュッと締め付けると、ハズキが注挿を始めた。
「ああっ…んっ…あああ…」
もっと…奥まで…突いて…。
ハズキに教えられた快楽を身体が覚えている…。
アヤトはお尻をハズキに付き出し、奥へと誘う…。
「…んっ…もっと…ああっ…あああああっ!!」
アヤトの中に熱いものを叩き突きつけられ、アヤトも白濁を放っていた。
アヤトの力が抜け、壁をずり落ちそうになるのをハズキが支え、ゆっくりとアヤトの中からハズキのモノが抜けていった…。
まだ、欲しい…。
もっと…欲しい…。
アヤトの中にそんな感情が生まれていた。
足りない…。
「んっ…」
潤んだ瞳でハズキの方を見ると、ハズキは苦笑いして言う。
「ちょっと充電。もう少しで終わるから」
そう言って、アヤトのズボンと下着が引き上げらる。
「…終わったら、トロットロッになるまで、気持ち良くするから…な…」
この状態で、放置されるのか?!
もっと…欲しいのに…。
ハズキはアヤトを抱き締め、口付けてきて、口内を舌でかき回し、名残惜しそうに離れていく。
「んっ…」
ハズキは満足したのか、部屋の奥の仕事部屋へと入っていった。
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