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<三章:大切なモノを奪還せよ>
イグニッション
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エモエモそうな感じで終わった、絶対切れる勇者の剣と絶対守る魔王代理の盾、そのホコ×タテ勝負だが、別に全然エモくはない。勇者が言った事も、俺が言った事も本当だ。俺は卑怯者だった。
俺をその剣撃殺そうものならば、その勢いで友をも殺すことになる。それに気づくのかどうか確かめたかったのだ。
勇者とは、人間を魔族から守る。そのために魔族を根絶やしにする。その役目を担っている。負わされていは。
しかし彼は、本来二人の人間を犠牲と解釈して魔族の王の代理を殺すこともできたはずなのに、連れ添ってきた二人の友を選んだのだ。
勇者の使命ではなく、己の私情を優先した。
俺はそのことに尊敬したのだ。
つっても、願いの壺にあの神官の女子を願うくらいだ、友を優先することくらいは予想がついていたけどな。そうでなくともギリギリ避けることができただろうし。このホコ×タテ勝負はまさに「やらせ」と言ってもいいだろう。ただの茶番だ。
「俺は乱暴は苦手なんだよ。そろそろ疲れただろうし、ここは飯でも食って穏便に行こうぜ」
「……ふざけるな、……誰がお前なんかと飯なんて」
そうつっけんどんな態度を取りつつも、勇者は力を使い果たしているようで、剣を老人の杖のように体を支えないと立っていられない様子だった。
「そうだふざけるなよ勇者、お前がこいつを倒さなければいけないんだ!」
と、神官の男子は白杖から闇のようなオーラを放つ。それは勇者に纏わりつこうとしていた。
「すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……」
「え、」
「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
驚く神官の男子をよそに、自慢の肺活量で闇のようなオーラを吹き飛ばす。タバコの煙のようにそれは吐息に煽られて、勇者から離れていった。
「ま、魔法を吹き飛ばしたのか!?」
「うんうん、やってやれないことはないな。さて」
この神官の男子には聞いてみたいことがある。だがそれを黙って勇者が見ているかと言われると悩ましいところだった。勇者という肩書に抗うことができるのはわかったが、だからといって仲間を魔族にしたり(正確には丸焦げなのだが、いやそっちのが悪どいか?)、戦闘中に仲間を人質的な感じで利用した俺を見過ごすほど能天気でもないだろう。
ならば、ここは日本人のあれを発動させるしかあるまい。気づけばニヤリと笑んでいた。
しなだれる勇者に向かって俺は飄々と語る。
「勇者が来たときな、魔王はこう言ったんだよ『せっかく来てくれたのに』ってな。あの時は敵なのに何言ってんだよって思ってたんだけどさ、今思い出して見ると、確かにお客さんが来るってのはそれだけでも素晴らしいことだ。他人から認知されているってことなんだからな」
「……何が、……言いたい?」
フラフラの勇者に、ニヤリと笑ってみせる。お手てを合わせて。
「いやだからさ、客にはおもてなしをしてやるべきだと思うわけだよ。オ・モ・テ・ナ・シ。だ」
「へ、どうせろくなもんじゃないんだろ?」
「そうでもないぜ? うちの専属の料理人の絶品料理に舌鼓を打ってもらおうと思ってな?」
そして横では、ジュージューと焼かれているステーキ、その肉汁から作り出したソースが添えられたワンプレートが置かれている。この戦闘中に、モモが牛魔肉で作ったものだ。それを見て、勇者はダラダラとよだれを垂らすが、ずずずっと吸い取る。
「だ、騙されねぇからな! また悪どいことを考えてるんだろ!」
「いやいや、モモの料理を作ってもらうのはマジだぜ?」
そういって、隠れていたクスノに「持ってきていた実を出してくれ」と指示した。
「……フフ……。良いのですかな? この実は魔王城の食糧危機を救うためのものでございますよ?」
ピクピクするひげを抑えて、クスノはモモの実を取り出した。本当に気づきやすいやつだよ。そしてその上で黙ってくれているのはとても素晴らしい部下だと思う。
「……フフ……。構わないさ、俺たちが戦う意味なんて本来はないんだ。そうだろ? 勇者」
「そ、そんなこと! ……いや、あるはず……」
悩ましく考える勇者。しかし確固たる回答が即座に出ない辺り、やはりこいつも魔王と同じくか。ま、とりあえずこいつから情報も取れたし良いとしよう。よくよく話をしてくれるとも思えないし。
俺はクスノから木の実を受け取ると、パカっと開いた。中からモモが出てきて「ご注文は?」と尋ねる。料理しているモモと今出てきたモモを交互に見て「え、あれ、二人!?」と驚いている勇者。驚いている間に伸びている戦士君と魔法使いを引っ張り勇者の近くに引き摺って寄せた。
「お前俺の友達に何して――」
「まぁまぁ」
と、魔法使いの服を引ん剝く。そして戦士君の鎧をかっぱらった。
「いやマジで何してんだぁ!?」
「まぁまぁ」
「いやまぁまぁじゃねぇ! これ以上俺達を辱めるなら……」
と、ふらふらしつつも俺にたてつこうとする。だからその肩を持ち。
魔法使いの服で、三人とも縛ってやった。その中にモモも絡ませて。
「辱めじゃねぇよ、鎧とかは重いからな」
「話が見えないって! 何が起こるんだよ! やめろ! 人が動かないからって何でもしていいってわけじゃねぇんだぞ!」
と叫ぶ勇者は置いておいて、魔法使いの黒い服が無駄に長いせいか、結構余裕をもって縛ることができた。下着は残しておいてやるか、モモの料理にドレスコードはいらない。ただ食欲があればいい。
胴だけ腹巻のように縛られた小さいモモは、フリーな両手で俺の答えを待っていた。拘束も完了したところで口を開く。
「安心しろって勇者、飯ってのは取れたてが一番栄養があって、一番旨いんだ」
「だから、何をするって言うん――」
「モモ、デスカルゴ三人分をこいつらに。王宮に出されてる奴よりも超旨いやつを」
「腕によりをかけて、ご提供いたしましょう」
「こんのくそ野郎がぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!」
ゴゴゴゴゴ。と三人を縛った状態で、宙を浮いた。そして吹っ飛ぶような勢いで視界から外れていった。空のかなたまで、宇宙まで飛んでいくようだった。
「イグニッション」
俺をその剣撃殺そうものならば、その勢いで友をも殺すことになる。それに気づくのかどうか確かめたかったのだ。
勇者とは、人間を魔族から守る。そのために魔族を根絶やしにする。その役目を担っている。負わされていは。
しかし彼は、本来二人の人間を犠牲と解釈して魔族の王の代理を殺すこともできたはずなのに、連れ添ってきた二人の友を選んだのだ。
勇者の使命ではなく、己の私情を優先した。
俺はそのことに尊敬したのだ。
つっても、願いの壺にあの神官の女子を願うくらいだ、友を優先することくらいは予想がついていたけどな。そうでなくともギリギリ避けることができただろうし。このホコ×タテ勝負はまさに「やらせ」と言ってもいいだろう。ただの茶番だ。
「俺は乱暴は苦手なんだよ。そろそろ疲れただろうし、ここは飯でも食って穏便に行こうぜ」
「……ふざけるな、……誰がお前なんかと飯なんて」
そうつっけんどんな態度を取りつつも、勇者は力を使い果たしているようで、剣を老人の杖のように体を支えないと立っていられない様子だった。
「そうだふざけるなよ勇者、お前がこいつを倒さなければいけないんだ!」
と、神官の男子は白杖から闇のようなオーラを放つ。それは勇者に纏わりつこうとしていた。
「すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……」
「え、」
「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
驚く神官の男子をよそに、自慢の肺活量で闇のようなオーラを吹き飛ばす。タバコの煙のようにそれは吐息に煽られて、勇者から離れていった。
「ま、魔法を吹き飛ばしたのか!?」
「うんうん、やってやれないことはないな。さて」
この神官の男子には聞いてみたいことがある。だがそれを黙って勇者が見ているかと言われると悩ましいところだった。勇者という肩書に抗うことができるのはわかったが、だからといって仲間を魔族にしたり(正確には丸焦げなのだが、いやそっちのが悪どいか?)、戦闘中に仲間を人質的な感じで利用した俺を見過ごすほど能天気でもないだろう。
ならば、ここは日本人のあれを発動させるしかあるまい。気づけばニヤリと笑んでいた。
しなだれる勇者に向かって俺は飄々と語る。
「勇者が来たときな、魔王はこう言ったんだよ『せっかく来てくれたのに』ってな。あの時は敵なのに何言ってんだよって思ってたんだけどさ、今思い出して見ると、確かにお客さんが来るってのはそれだけでも素晴らしいことだ。他人から認知されているってことなんだからな」
「……何が、……言いたい?」
フラフラの勇者に、ニヤリと笑ってみせる。お手てを合わせて。
「いやだからさ、客にはおもてなしをしてやるべきだと思うわけだよ。オ・モ・テ・ナ・シ。だ」
「へ、どうせろくなもんじゃないんだろ?」
「そうでもないぜ? うちの専属の料理人の絶品料理に舌鼓を打ってもらおうと思ってな?」
そして横では、ジュージューと焼かれているステーキ、その肉汁から作り出したソースが添えられたワンプレートが置かれている。この戦闘中に、モモが牛魔肉で作ったものだ。それを見て、勇者はダラダラとよだれを垂らすが、ずずずっと吸い取る。
「だ、騙されねぇからな! また悪どいことを考えてるんだろ!」
「いやいや、モモの料理を作ってもらうのはマジだぜ?」
そういって、隠れていたクスノに「持ってきていた実を出してくれ」と指示した。
「……フフ……。良いのですかな? この実は魔王城の食糧危機を救うためのものでございますよ?」
ピクピクするひげを抑えて、クスノはモモの実を取り出した。本当に気づきやすいやつだよ。そしてその上で黙ってくれているのはとても素晴らしい部下だと思う。
「……フフ……。構わないさ、俺たちが戦う意味なんて本来はないんだ。そうだろ? 勇者」
「そ、そんなこと! ……いや、あるはず……」
悩ましく考える勇者。しかし確固たる回答が即座に出ない辺り、やはりこいつも魔王と同じくか。ま、とりあえずこいつから情報も取れたし良いとしよう。よくよく話をしてくれるとも思えないし。
俺はクスノから木の実を受け取ると、パカっと開いた。中からモモが出てきて「ご注文は?」と尋ねる。料理しているモモと今出てきたモモを交互に見て「え、あれ、二人!?」と驚いている勇者。驚いている間に伸びている戦士君と魔法使いを引っ張り勇者の近くに引き摺って寄せた。
「お前俺の友達に何して――」
「まぁまぁ」
と、魔法使いの服を引ん剝く。そして戦士君の鎧をかっぱらった。
「いやマジで何してんだぁ!?」
「まぁまぁ」
「いやまぁまぁじゃねぇ! これ以上俺達を辱めるなら……」
と、ふらふらしつつも俺にたてつこうとする。だからその肩を持ち。
魔法使いの服で、三人とも縛ってやった。その中にモモも絡ませて。
「辱めじゃねぇよ、鎧とかは重いからな」
「話が見えないって! 何が起こるんだよ! やめろ! 人が動かないからって何でもしていいってわけじゃねぇんだぞ!」
と叫ぶ勇者は置いておいて、魔法使いの黒い服が無駄に長いせいか、結構余裕をもって縛ることができた。下着は残しておいてやるか、モモの料理にドレスコードはいらない。ただ食欲があればいい。
胴だけ腹巻のように縛られた小さいモモは、フリーな両手で俺の答えを待っていた。拘束も完了したところで口を開く。
「安心しろって勇者、飯ってのは取れたてが一番栄養があって、一番旨いんだ」
「だから、何をするって言うん――」
「モモ、デスカルゴ三人分をこいつらに。王宮に出されてる奴よりも超旨いやつを」
「腕によりをかけて、ご提供いたしましょう」
「こんのくそ野郎がぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!」
ゴゴゴゴゴ。と三人を縛った状態で、宙を浮いた。そして吹っ飛ぶような勢いで視界から外れていった。空のかなたまで、宇宙まで飛んでいくようだった。
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