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ウミガメのスープに必要なもの
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隆太「ウミガメのスープがしたい?」
和樹「うん、って知ってるかな?」
隆太「知ってるけれど、アレ休み時間にやるもんじゃないだろ。長いって。そんなことよりモンストの配布オーブ使った? あれガチャに使わない方がいいぜあれ」
和樹「もう100個爆死したからいいんだよ。それよりもやろうよ、せっかく問題作ってきたのに」
隆太「やる気満々だな、でも面倒くさいんだよなぁ、頭空っぽの方が夢詰め込めるのが俺たちの会話じゃないか」
和樹「夢じゃ飯は食えないよ、せめてスープでも飲もうよ。はぁ、誰も付き合ってくれないんだもんなぁ」
隆太「誰も、なぁ。まぁウミガメのスープって出題者と回答者がいて初めて成立するゲームだもんな。いや、謎解きそのものが、か」
和樹「そうそう。でも楽しいじゃないか。」
隆太「お前はな。一方俺は謎解きがしたいわけでもないし、くっそくだらない話をする方が良いと思っているが、爆死した★4キャラがラック90になった小さな自慢をするほうが楽しいと思っているが、その話よりも面白い謎を、お前は提供してくれるっていうのか?」
和樹「流石にいけるよ! レアリティ制限クエストの周回こそ10分以上かかるわ! それに問題を出しても、授業後に回答するまで考えることができるでしょ? ほらウミガメのスープって良いゲームじゃん」
隆太「でもモンストはソロならいつでもできるぞ? 友達必須のウミガメのスープって頭使うし時間使うしで非効率だろ」
和樹「え、モンストいつもソロでやってるの?」
隆太「そりゃ、まぁ。なんだよ、モンストを1人でやってるからなんだっていうんだよ」
和樹「いや、非効率じゃない? 皆でクエストに適正な運枠揃えて、集まってクエストするほうが楽しいし効率良いし。なのに、隆太ソロでやってるの?」
隆太「おいおい、1人じゃないさ。今では掲示板とかツイッターとかオープンチャットとかあるし、それでURL貼ってやってるぜ? 確かに周囲に人はいないかもしれないが、俺達はネットで繋がってるんだよ」
和樹「会話とか、しないの?」
隆太「会話? なんで? ウミガメって質問とかチャットでするの面倒じゃん? でもモンストは画面を二回タップするだけで『グッジョブ!』っていう意思表示ができる。ここから見ても、集まる必要性なんて――」
和樹「寂しくない? やっぱりウミガメ、やろ? 放課後川澄さんとか呼んでさ」
隆太「ぅうるせぇ! 憐れんでんじゃねぇよ! やるよ、放課後やればいいんだろ!」
和樹「うん、って知ってるかな?」
隆太「知ってるけれど、アレ休み時間にやるもんじゃないだろ。長いって。そんなことよりモンストの配布オーブ使った? あれガチャに使わない方がいいぜあれ」
和樹「もう100個爆死したからいいんだよ。それよりもやろうよ、せっかく問題作ってきたのに」
隆太「やる気満々だな、でも面倒くさいんだよなぁ、頭空っぽの方が夢詰め込めるのが俺たちの会話じゃないか」
和樹「夢じゃ飯は食えないよ、せめてスープでも飲もうよ。はぁ、誰も付き合ってくれないんだもんなぁ」
隆太「誰も、なぁ。まぁウミガメのスープって出題者と回答者がいて初めて成立するゲームだもんな。いや、謎解きそのものが、か」
和樹「そうそう。でも楽しいじゃないか。」
隆太「お前はな。一方俺は謎解きがしたいわけでもないし、くっそくだらない話をする方が良いと思っているが、爆死した★4キャラがラック90になった小さな自慢をするほうが楽しいと思っているが、その話よりも面白い謎を、お前は提供してくれるっていうのか?」
和樹「流石にいけるよ! レアリティ制限クエストの周回こそ10分以上かかるわ! それに問題を出しても、授業後に回答するまで考えることができるでしょ? ほらウミガメのスープって良いゲームじゃん」
隆太「でもモンストはソロならいつでもできるぞ? 友達必須のウミガメのスープって頭使うし時間使うしで非効率だろ」
和樹「え、モンストいつもソロでやってるの?」
隆太「そりゃ、まぁ。なんだよ、モンストを1人でやってるからなんだっていうんだよ」
和樹「いや、非効率じゃない? 皆でクエストに適正な運枠揃えて、集まってクエストするほうが楽しいし効率良いし。なのに、隆太ソロでやってるの?」
隆太「おいおい、1人じゃないさ。今では掲示板とかツイッターとかオープンチャットとかあるし、それでURL貼ってやってるぜ? 確かに周囲に人はいないかもしれないが、俺達はネットで繋がってるんだよ」
和樹「会話とか、しないの?」
隆太「会話? なんで? ウミガメって質問とかチャットでするの面倒じゃん? でもモンストは画面を二回タップするだけで『グッジョブ!』っていう意思表示ができる。ここから見ても、集まる必要性なんて――」
和樹「寂しくない? やっぱりウミガメ、やろ? 放課後川澄さんとか呼んでさ」
隆太「ぅうるせぇ! 憐れんでんじゃねぇよ! やるよ、放課後やればいいんだろ!」
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