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姉メイドのおっぱいを揉む!
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異世界における俺の名前はクロム・ロワーツである。
ロワーツ伯爵家の長男だ。
11歳になった先日の誕生日に、ようやく前世の記憶を取り戻した。
おかげさまで、せっかくもらっていた『おっぱいを揉むほど強くなるスキル』もまったく活用できていない。
今のところは、可もなく不可もない伯爵家の跡取り息子といった評価を得ている。
これはこれで悪くないが、少し物足りない。
記憶を取り戻した今こそ、俺の無双が始まるのだ。
「おはようございます、ご主人様」
メイド服を着た少女が一礼して部屋に入ってくる。
「おはよう。カリナ姉」
彼女は俺の専属メイドだ。
年齢は俺の2つ上。
幼い頃は、まるで姉弟のように接していた。
その影響で、俺は彼女のことを『カリナ姉』と呼んでいるのである。
「お召し物の準備はできております」
「ありがとう」
俺はベッドから下り、着替えを始める。
「今日もいい天気ですよ。朝食を終えたら、裏庭で剣のお稽古をしましょうね」
「ああ」
彼女は剣術において、俺の姉弟子でもある。
俺は彼女に対して勝率3割ほどだ。
負け越している。
「うふふ。ご主人様はどんどん強くなっていますからね。あと数年したら、私も追いつかれているでしょうね」
カリナがそう言う。
確かにそれぐらいの年月が経過すれば、俺と彼女の年齢差による身体能力は縮まるし、技量も追いついていけるだろう。
しかし、記憶を取り戻した今、数年も待つつもりはない。
「カリナ姉」
「なんですか?」
彼女がニッコリと微笑む。
「少し胸を揉ませてもらってもいいだろうか?」
「えっ!?」
驚く彼女の返答を待たず、俺はその胸に手を伸ばす。
「きゃあっ!」
「おおっ。素晴らしいおっぱいじゃないか!」
「ちょ、ちょっと! やめてください!!」
「なぜだ? 子どもの頃はよく触らせてくれただろう?」
あの頃は触るだけで、揉みしだいたりはしなかった。
そのため、俺の『おっぱいを揉むほど強くなるスキル』は発動していなかったのだ。
惜しい。
「昔とは違うんです!」
「どういうことだ? 教えてくれないか?」
「ああっ! もうっ!! ご主人様、怒りますよ!」
俺は両手を使って、彼女のおっぱいを揉みしだいていく。
が、抵抗が激しい。
このままでは、俺のチートを存分に活かすことができない。
「従者カリナよ。これは伯爵家長男としての命令である! おとなしくその身を委ねるのだ!」
俺はビシッとそう言う。
強者の権限だ。
幼い頃は姉弟同然に接してきた彼女にこう言うのは悪いが、これもチートを活用するためだ。
「ううっ! ひ、ひどい……」
カリナは涙目になりつつも、抵抗をやめた。
かつては幼く身分を気にしていなかったとはいえ、実際の身分差は大きい。
彼女が俺に反抗することは、本来は許されないことなのだ。
ロワーツ伯爵家の長男だ。
11歳になった先日の誕生日に、ようやく前世の記憶を取り戻した。
おかげさまで、せっかくもらっていた『おっぱいを揉むほど強くなるスキル』もまったく活用できていない。
今のところは、可もなく不可もない伯爵家の跡取り息子といった評価を得ている。
これはこれで悪くないが、少し物足りない。
記憶を取り戻した今こそ、俺の無双が始まるのだ。
「おはようございます、ご主人様」
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彼女は俺の専属メイドだ。
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その影響で、俺は彼女のことを『カリナ姉』と呼んでいるのである。
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「今日もいい天気ですよ。朝食を終えたら、裏庭で剣のお稽古をしましょうね」
「ああ」
彼女は剣術において、俺の姉弟子でもある。
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カリナがそう言う。
確かにそれぐらいの年月が経過すれば、俺と彼女の年齢差による身体能力は縮まるし、技量も追いついていけるだろう。
しかし、記憶を取り戻した今、数年も待つつもりはない。
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「なんですか?」
彼女がニッコリと微笑む。
「少し胸を揉ませてもらってもいいだろうか?」
「えっ!?」
驚く彼女の返答を待たず、俺はその胸に手を伸ばす。
「きゃあっ!」
「おおっ。素晴らしいおっぱいじゃないか!」
「ちょ、ちょっと! やめてください!!」
「なぜだ? 子どもの頃はよく触らせてくれただろう?」
あの頃は触るだけで、揉みしだいたりはしなかった。
そのため、俺の『おっぱいを揉むほど強くなるスキル』は発動していなかったのだ。
惜しい。
「昔とは違うんです!」
「どういうことだ? 教えてくれないか?」
「ああっ! もうっ!! ご主人様、怒りますよ!」
俺は両手を使って、彼女のおっぱいを揉みしだいていく。
が、抵抗が激しい。
このままでは、俺のチートを存分に活かすことができない。
「従者カリナよ。これは伯爵家長男としての命令である! おとなしくその身を委ねるのだ!」
俺はビシッとそう言う。
強者の権限だ。
幼い頃は姉弟同然に接してきた彼女にこう言うのは悪いが、これもチートを活用するためだ。
「ううっ! ひ、ひどい……」
カリナは涙目になりつつも、抵抗をやめた。
かつては幼く身分を気にしていなかったとはいえ、実際の身分差は大きい。
彼女が俺に反抗することは、本来は許されないことなのだ。
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