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第5章

1091話 おパンツ戦隊-1

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「皆の者! 刮目せよ!!」

 俺は大きく息を吸い込むと、声を張り上げた。
 村人たちの視線が俺に集まる。
 俺はそれを確認し、さらなる注目を集めるべく前に出た。

「我こそは正義の味方! おパンツ戦隊・ホワイト仮面である!!」

「は?」

 シルヴィがポカーンと口を開ける。
 周囲の人々も唖然としていた。

「お、おい! お前……何を……」

 シルヴィの兄が慌てて俺を止めようとするが、もう遅い。
 俺はすでに覚悟を決めている。
 チートスキル『ストレージ』に収納していたシルヴィの白いパンティを取り出し、自らの顔に装着する!

「はああああぁっ!! おパンツ戦隊・ホワイト仮面!! 推参!!!」

 そう宣言し、俺はポーズを決める。
 ……完璧だ。
 完璧に決まった。
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