社畜だけど転移先の異世界で【ジョブ設定スキル】を駆使して世界滅亡の危機に立ち向かう ～【最強ハーレム】を築くまで、俺は止まらねぇからよぉ！～

第５章

８１７話 トリック？

　俺は美女や少女たちの集団に対し、反撃に出た。
　彼女たちのスカートの下にあるパンツを強奪してやったのだ。
　さらには、風魔法でスカートをめくるというオマケつきである。

「なっ……！？　ば、バカな！！　あなたの『風魔剣士』は、儂らが発動した『ファーストジョブ封印の呪い』によって封印されているはず！！」

「ふっ。さぁて、どうして俺が風魔法を使えるんだろうな？　長老として、その秘密を考えてみたらどうだ！？」

　俺はそう言って、老婆を鋭く睨む。
　ちなみにだが、この老婆のパンツはさすがに強奪していない。
　俺にもストライクゾーンというものがある。
　それに、その他の美女や少女たちについても、手出ししていない者たちは多い。
　スカートを履かず、後方に待機している者たちだ。

「ま、まさか……！　『ファーストジョブ封印の呪い』の耐性を持っている……？　いや、そんな馬鹿な……。これは何かトリックがあるはず！！」

「トリックか……。ま、そう考えるのが妥当だな」

　老婆の言葉に俺は同意する。
　実際、俺への『ファーストジョブ封印の呪い』はちゃんと発動していた。
　ファーストジョブに設定していた『風魔剣士』が封印され、俺は間違いなく一回り弱くなっている。
　老婆にとって誤算だったのは、俺がセカンドジョブ以降だけでも十分に強いことだろう。
　ＭＳＣと同じなら恒久的な効果はないし、俺にとってこの状況は窮地でも何でもない。