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第5章
801話 アクセルとスロウス-4
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「……とまぁ、冗談はここまでにしてやろう」
「じょ、冗談!? ほ、本当に冗談なのですか?」
「ああ。お前を困らせることが目的じゃない。特殊上級ジョブ『勇者』の強力さを、お前に知ってもらいたかっただけだ」
「そ、それは……。今のは『勇者』のスキルだったのですか? た、確かに凄まじい能力のようですな……」
ザルードは、まだ少し困惑しているようだ。
まぁ、突然男性器を露出させられたら混乱するのも無理はないが。
俺としても、美少女のあそこではなくて男のモノを見てしまって、少しばかりゲンナリしている。
いや、自分でやったことだけどさ。
「『勇者』のスキルは、とても強力なものばかりだ。その気になればお前など――いや、教会などどうとでもできるぜ」
「なっ……!?」
「考えてもみろ。知覚できない速度で、男根を露出させることが可能なのだぞ? 俺の気が変わったら、切り落とすことも可能だってことさ」
「ひぃっ……!!」
ザルードが悲鳴を上げる。
俺の言っていることは、紛れもない事実だ。
少し脅かしすぎかもしれないが、それで特殊上級ジョブ『勇者』の怖さが伝わるのであれば構わないだろう。
もうひと押しした後、こちらが望むものを改めて伝えてみることにするか。
俺としても、シフォンの祖父であるザルードと本格的に敵対する気はないからな。
「じょ、冗談!? ほ、本当に冗談なのですか?」
「ああ。お前を困らせることが目的じゃない。特殊上級ジョブ『勇者』の強力さを、お前に知ってもらいたかっただけだ」
「そ、それは……。今のは『勇者』のスキルだったのですか? た、確かに凄まじい能力のようですな……」
ザルードは、まだ少し困惑しているようだ。
まぁ、突然男性器を露出させられたら混乱するのも無理はないが。
俺としても、美少女のあそこではなくて男のモノを見てしまって、少しばかりゲンナリしている。
いや、自分でやったことだけどさ。
「『勇者』のスキルは、とても強力なものばかりだ。その気になればお前など――いや、教会などどうとでもできるぜ」
「なっ……!?」
「考えてもみろ。知覚できない速度で、男根を露出させることが可能なのだぞ? 俺の気が変わったら、切り落とすことも可能だってことさ」
「ひぃっ……!!」
ザルードが悲鳴を上げる。
俺の言っていることは、紛れもない事実だ。
少し脅かしすぎかもしれないが、それで特殊上級ジョブ『勇者』の怖さが伝わるのであれば構わないだろう。
もうひと押しした後、こちらが望むものを改めて伝えてみることにするか。
俺としても、シフォンの祖父であるザルードと本格的に敵対する気はないからな。
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