社畜だけど転移先の異世界で【ジョブ設定スキル】を駆使して世界滅亡の危機に立ち向かう ～【最強ハーレム】を築くまで、俺は止まらねぇからよぉ！～

第５章

３４１話 解消方法

「ふふふ。俺のテクニックを信じろ。天国を見せてやる」

「そ、そんなの要らないのですにゃ……」

　セリアが弱々しく言う。
　だが、体は正直だ。
　俺の手の動きに合わせて、ビクンと跳ねる。

「大丈夫。俺を信じてくれ。だいたい、我慢してももう収まらないだろ？」

　海猫族の発情スイッチが入ったら最後、本能のままに性欲を満たし尽くすしかないのだ。

「あうっ……。それは……その通りなのですにゃ……。でも、何とか我慢して町まで戻れれば、後は……」

「後は？　……まさか、町に恋人がいるのか！？」

　冗談ではない。
　セリアは俺が狙っていたのに。
　冒険者登録をした頃から、可愛い受付嬢だと思っていた。
　俺との付き合いの長さだけで言えば、シルヴィやユヅキあたりと並ぶ。
　だからこそ、ずっとさりげなくアプローチしてきたのだ。

「こ、恋人はいないのですにゃ……」

「なら、どうやって解消する気だったんだ！？　ひょっとして、行きずりの男とヤッてしまうつもりだったんじゃないだろうな！？」

　それこそ冗談ではない。
　思い合っている恋人がいるのなら、百歩譲って我慢することもできた。
　だが、彼女がくだらない男と一晩限りの関係を持つなんて許せない。

「そ、そんなことはしないのですにゃ！」

「はぁ？　なら、どうやって解消するんだよ！？」

　俺は思わず語気が荒くなる。
　この疑問が解決しない限り、納得することはできない。

「そ、それは……一人で……」

「一人で？　一人で何をするんだ！？」

「そ、その……。自分を慰めていたのですにゃ……。ううっ、何を言わせるのですにゃあ……」

「ああ……。なるほどね」

　俺はようやく理解した。
　つまり彼女は、発情スイッチが入る度に自分の手で解消していたわけだ。

「コウタさん……。私を軽蔑するのですにゃ？」

「いや、全然。むしろ好感度が上がったよ」

「えっ……。どうしてですにゃ？」

「だって、エッチな女の子は好きだからな。それに、もしかしたら俺のことを想ってしていたんじゃないか？」

「……」

　セリアは何も言わずに、顔を真っ赤にした。
　どうやら図星らしい。

「さて、じゃあそろそろ始めようか」

「始めるって……。何をですにゃ？」

「決まっているだろう？　セリアの発情を解消するのさ」

　俺はそう言って、彼女の水色のショーツを下ろす。

「ちょっ！？　コウタさん！？」

「安心しろ。俺に任せてくれ」

　そして、俺はセリアの秘所へ手を伸ばそうとする。
　しかし……。

「ダメですにゃ！　私はそんな軽い女じゃないのですにゃ！」

「そうは言ってもな。ここをこんなにしたままで、町まで戻るつもりか？」

「うっ……」

　俺の言葉に、セリアがたじろく。
　選択肢は３つ考えられる。
　１つは、俺の手で彼女を満足させてやること。
　もう１つは、彼女の言う通り必死に我慢して町まで戻り、後は自分で解消してもらうこと。
　そして最後の選択肢は……。