248 / 1,273
第5章
248話 最新ステータス シルヴィ
しおりを挟む
エルカの町までの道中で、ゴブリンの群れに遭遇した。
大した相手ではないので、俺はみんなのステータスを確認しつつ見守ることにする。
まずはシルヴィのステータスを見てみよう。
シルヴィ
種族:白狼族
ファーストジョブ:氷魔導師レベル7
セカンドジョブ:聖獣戦士レベル4
サードジョブ:獣闘士レベル29
控えジョブ:氷魔法使いレベル30、獣戦士レベル30、料理人レベル3
HP:C(06/10)
MP:B(09/30)
闘気:C(02/10)
腕力:C(02/10)
脚力:C(07/10)
器用:C(02/10)
アクティブスキル:
『氷魔導師』アイスショット、アイシクルスピア、アイスストーム
『聖獣戦士』ビーストストライク、ダブルビーストストライク、ヘビィビーストストライク
『獣闘士』裂空脚、砲撃連拳、獣化
パッシブスキル:
『氷魔導師』パーティメンバー寒さ耐性向上、MP強化、詠唱時間短縮
『聖獣戦士』脚力強化
『獣闘士』脚力強化
シルヴィはファーストジョブの『氷魔導師』のジョブレベルが上がり、十分に実戦レベルに達した。
さらにはセカンドジョブの『獣戦士』が上級ジョブの『聖獣戦士』に進化したことで、より安定した戦いが可能になっている。
加えて『獣闘士』についても、上級ジョブが間近に迫りつつある。
『聖獣闘士』になれば、さらに強力な攻撃が可能となるはずだ。
「はああぁっ! 【アイシクルスピア】!!」
「ギィッ!!」
シルヴィは、氷の槍をゴブリンの頭部に突き刺す。
ゴブリンは一撃で倒れ伏し、絶命した。
「よし!」
シルヴィは嬉しそうだ。
彼女は続けて、次の獲物と対峙する。
「ギィッ!」
ゴブリンが、シルヴィに棍棒を振り下ろす。
しかし、それは難なく避けられた。
そして、
「せいやあっ! 【ビーストストライク】!!」
「ギャアアッ!?」
シルヴィが放った強烈なアクティブスキルにより、ゴブリンは吹っ飛んでいく。
そのまま木に衝突し、動かなくなった。
「ふう……」
「お疲れ様、シルヴィ」
「はい! ご主人様、ご覧になっていただけましたか?」
「ああ。しっかり戦えていたと思うよ」
俺はそう言ってやる。
「ありがとうございます」
シルヴィは、はにかんで笑った。
思えば、彼女との付き合いも長い。
俺がこの世界に来てうまくやってこれたのは、彼女の存在がかなり大きいだろう。
シルヴィの存在がなければ、俺の心はもっと荒んでいたに違いない。
もちろん、ユヅキやミナ、リンたちの存在もあったが。
最初の仲間になってくれたシルヴィには、感謝しかない。
俺は、シルヴィを抱き寄せる。
「きゃ……! ご、ご主人様……」
「シルヴィ。君がいてくれて良かった」
「わ、私こそ、ご主人様がいて本当にうれしいです」
シルヴィは俺の腕の中で、そう言った。
可愛いなあ……。
俺の正妻は、身分を考慮して子爵家令嬢のローズとなる予定だ。
一方で、最初期からずっと俺を支えてくれているシルヴィの身分は未だに奴隷のままである。
本人は気にしていない様子だが……。
いずれは、シルヴィも解放してあげたい。
俺はそんなことを考えながら、シルヴィの頭を撫でるのだった。
さて。
次はユヅキのステータスを確認しておくとしよう。
大した相手ではないので、俺はみんなのステータスを確認しつつ見守ることにする。
まずはシルヴィのステータスを見てみよう。
シルヴィ
種族:白狼族
ファーストジョブ:氷魔導師レベル7
セカンドジョブ:聖獣戦士レベル4
サードジョブ:獣闘士レベル29
控えジョブ:氷魔法使いレベル30、獣戦士レベル30、料理人レベル3
HP:C(06/10)
MP:B(09/30)
闘気:C(02/10)
腕力:C(02/10)
脚力:C(07/10)
器用:C(02/10)
アクティブスキル:
『氷魔導師』アイスショット、アイシクルスピア、アイスストーム
『聖獣戦士』ビーストストライク、ダブルビーストストライク、ヘビィビーストストライク
『獣闘士』裂空脚、砲撃連拳、獣化
パッシブスキル:
『氷魔導師』パーティメンバー寒さ耐性向上、MP強化、詠唱時間短縮
『聖獣戦士』脚力強化
『獣闘士』脚力強化
シルヴィはファーストジョブの『氷魔導師』のジョブレベルが上がり、十分に実戦レベルに達した。
さらにはセカンドジョブの『獣戦士』が上級ジョブの『聖獣戦士』に進化したことで、より安定した戦いが可能になっている。
加えて『獣闘士』についても、上級ジョブが間近に迫りつつある。
『聖獣闘士』になれば、さらに強力な攻撃が可能となるはずだ。
「はああぁっ! 【アイシクルスピア】!!」
「ギィッ!!」
シルヴィは、氷の槍をゴブリンの頭部に突き刺す。
ゴブリンは一撃で倒れ伏し、絶命した。
「よし!」
シルヴィは嬉しそうだ。
彼女は続けて、次の獲物と対峙する。
「ギィッ!」
ゴブリンが、シルヴィに棍棒を振り下ろす。
しかし、それは難なく避けられた。
そして、
「せいやあっ! 【ビーストストライク】!!」
「ギャアアッ!?」
シルヴィが放った強烈なアクティブスキルにより、ゴブリンは吹っ飛んでいく。
そのまま木に衝突し、動かなくなった。
「ふう……」
「お疲れ様、シルヴィ」
「はい! ご主人様、ご覧になっていただけましたか?」
「ああ。しっかり戦えていたと思うよ」
俺はそう言ってやる。
「ありがとうございます」
シルヴィは、はにかんで笑った。
思えば、彼女との付き合いも長い。
俺がこの世界に来てうまくやってこれたのは、彼女の存在がかなり大きいだろう。
シルヴィの存在がなければ、俺の心はもっと荒んでいたに違いない。
もちろん、ユヅキやミナ、リンたちの存在もあったが。
最初の仲間になってくれたシルヴィには、感謝しかない。
俺は、シルヴィを抱き寄せる。
「きゃ……! ご、ご主人様……」
「シルヴィ。君がいてくれて良かった」
「わ、私こそ、ご主人様がいて本当にうれしいです」
シルヴィは俺の腕の中で、そう言った。
可愛いなあ……。
俺の正妻は、身分を考慮して子爵家令嬢のローズとなる予定だ。
一方で、最初期からずっと俺を支えてくれているシルヴィの身分は未だに奴隷のままである。
本人は気にしていない様子だが……。
いずれは、シルヴィも解放してあげたい。
俺はそんなことを考えながら、シルヴィの頭を撫でるのだった。
さて。
次はユヅキのステータスを確認しておくとしよう。
26
お気に入りに追加
1,089
あなたにおすすめの小説
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる