7 / 94
7話 ユーリとの熱い夜
しおりを挟む
町を歩くこと10分。
「ここが『憩いの宿』みたいだな」
「ふむ。なかなか大きな建物じゃの」
たどり着いたのは、そこそこ立派な宿屋だった。
中に入る。
カウンターに、1人の女性が立っている。
「……!? ……よ、ようこそ、憩いの宿へ! 当店にご用でしょうか?」
彼女は俺の格好を見てギョッとしていたが、すぐに持ち直した。
さすがは接客のプロだ。
客が猫の着ぐるみを着ていようと、客であることに変わりはないのだ。
「ああ。とりあえず1泊したいんだが、大丈夫だろうか?」
「もちろんでございます。一部屋あたり銀貨5枚、朝食と夕食付きで銀貨7枚で承っております」
「わかった。2人で2部屋、1泊分の料金を払っておく。それと、食事も頼む」
「かしこまりました。それでは、こちらの紙に記入してください」
そう言って渡されたのは、顧客名簿のような紙だった。
名前を書き込む欄がある。
俺はさっそく記入しようとするが……
「待て、カエデよ。部屋は1つで問題あるまい?」
ユーリがそんなことを言い出した。
「どういうことだ?」
「我とお主が一緒に寝ればよいではないか」
「それはマズイだろう。仮にも、男と女。一夜の間違いがあったら……」
「何を言っておる。我らは二人とも女であろうが」
「え?」
ユーリは妙なことを言う。
彼女が女であることは間違いない。
しかし俺は男だ。
「って、ああ。そうか……」
俺はこの世界に来て、なぜか女体化したのだった。
俗に言うTSである。
心はまだ男のつもりだが、体は完全に女になっている。
「わかったよ。……じゃあ1部屋で、1泊分の料金だけを払うぞ」
俺はそう言って、宿屋の店員に銀貨を渡す。
「はい。確かに受け取りました。こちらが鍵になります。どうぞごゆっくり」
「ありがとう」
俺は鍵を受け取り、自分の部屋に向かう。
「ふう。ようやく休めるな」
俺はベッドの上に倒れ込む。
今日は色々あった。
まずは、この世界に転移した。
森を彷徨った。
世界樹の精霊であるユーリに出会った。
彼女の依頼で、森に巣食うゴブリンを討伐して回った。
この町にやってきた。
冒険者登録をした。
魔石を換金した。
そして、この宿にやってきた。
「明日からどうしようかな~?」
魔石を売ったおかげで、所持金が0からそれなりの額になった。
宿代を払っても、まだまだ余裕がある。
「しばらくはゆっくりするのもありだな。いや、それほど疲れていないし明日も活動するか?」
この猫装備のおかげか、身体的な疲労はほとんどない。
精神的にはそこそこ疲れているが。
「まあいいか。とりあえず、少し眠ろう。ユーリも適当に休んでおけよ」
「ふふ。もちろんじゃ」
ユーリが何か悪い顔をしているような気がしたが……。
きっと気のせいだろう。
俺は目を閉じて眠りについた……。
………………………………。
「カエデー! 起きろー!」
誰かの声が聞こえる。
「……ん?」
目を開けると……そこには全裸のユーリがいた。
「え?」
「ほれ、早く起きるんじゃ」
「ちょっ!?」
彼女は、俺に抱きついてきた。
「な、何やってんだよ!?」
「お主に夜這いをかけておる」
「やめてくれ!!」
「安心せい。本番はまだしないからの」
そもそも、今の俺にナニは付いていない。
本番などできるわけがない。
「そういう問題じゃない!!」
「なんじゃ、照れておるのか? 可愛いのう」
「うるさい!」
俺は慌てて彼女を突き放そうとする。
しかし、思うように力が出ない。
この原因は……
「なっ!? 俺の猫耳装備は!?」
今の俺は下着しか身につけていない。
「ん? 邪魔じゃから、脱がせておいたぞ。ベッドの横に置いてある」
ユーリがそう言う。
マズい……。
あの装備がなければ、俺は無力だ。
「ふふふ。そう言えば、あの装備はずいぶんと強力なのじゃったか? 今のカエデは無力で可愛いものよの」
ユーリが不敵にそう言う。
「な、なぜこんなことを……」
「それは、我がお主のことを好いておるからに決まっておる」
「……好きになられた覚えはないんだけどな」
「言っておらなんだか? ゴブリンどもを殲滅し、我が森を救ってくれたのじゃ。好意を抱かぬわけがない」
「あれは成り行きというか……」
「それでもじゃ。感謝しているのじゃよ。だから、今夜くらい良いではないか」
ユーリはそう言うと、再び俺に飛びかかってきた。
「うわぁ!」
俺はなんとか彼女を避ける。
「待て待て待て!! 落ち着け! 一旦冷静になろう」
「問答無用じゃ! そりゃあ!」
ユーリは俺に襲いかかってくる。
「くそぉ!」
俺はどうにか、彼女の攻撃をいなしていく。
しかし……
「バインドじゃ!!!」
ユーリの魔力が高まったかと思うと、植物のツタがどこからか伸びてきた。
「うおっ!?」
俺はそれに拘束される。
「これで終わりじゃ。ふふふ」
ユーリは勝ち誇ったような笑みを浮かべながら、ゆっくりと近づいてくる。
そして、俺の股間に手を伸ばしてきた。
「ひゃんっ」
今の高い声は、俺の声か?
自分の声を抑えられない。
「お主のここは期待しておるようじゃぞ?」
「あっ……」
ユーリの手が俺のパンツの中に入り込む。
そして、そのまま小刻みに動き始めた。
「や、やめ……」
「ふふ。気持ちいいか?」
「うぅ……。あ、ああっ!」
ユーリの指使いは巧みだ。
気持ちがいいところを的確に攻めてくる。
「よいよい。このまま果ててしまうがよい」
彼女の手が動く度に、俺のあそこから水音が聞こえてくる。
「あ、あ……」
「ふふ。もうすぐじゃな」
その言葉通り、俺は限界を迎えようとしていた。
「だ、ダメだ。出ちゃう……。何かが出る」
「出せ、カエデ」
「あああああああああああああああっ!!!」
次の瞬間、俺の中から熱いものが吹き出した。
「おお。見事な潮じゃな」
ユーリがそう言う。
潮を吹いたのか?
俺が……?
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
俺は全身を弛緩させ、ベッドの上で脱力していた。
「これが絶頂というものじゃ」
ユーリは満足気な表情でそう言った。
「うう……。恥ずかしい」
俺は顔を手で覆う。
「気にすることではない。今の我らは女同士なのじゃから」
「そういう問題じゃない!」
「まあまあ。落ち着くのじゃ」
彼女は笑いながら、俺の隣に寝転ぶ。
「さて、それでは続きを始めるとするかのう」
「え?」
「夜はまだ長いからの。せっかくの機会を逃すわけにはいかん」
「いや、ちょっと待ってくれ……」
「待たん」
「あ……」
こうして、俺はユーリに攻められ続けた。
「ここが『憩いの宿』みたいだな」
「ふむ。なかなか大きな建物じゃの」
たどり着いたのは、そこそこ立派な宿屋だった。
中に入る。
カウンターに、1人の女性が立っている。
「……!? ……よ、ようこそ、憩いの宿へ! 当店にご用でしょうか?」
彼女は俺の格好を見てギョッとしていたが、すぐに持ち直した。
さすがは接客のプロだ。
客が猫の着ぐるみを着ていようと、客であることに変わりはないのだ。
「ああ。とりあえず1泊したいんだが、大丈夫だろうか?」
「もちろんでございます。一部屋あたり銀貨5枚、朝食と夕食付きで銀貨7枚で承っております」
「わかった。2人で2部屋、1泊分の料金を払っておく。それと、食事も頼む」
「かしこまりました。それでは、こちらの紙に記入してください」
そう言って渡されたのは、顧客名簿のような紙だった。
名前を書き込む欄がある。
俺はさっそく記入しようとするが……
「待て、カエデよ。部屋は1つで問題あるまい?」
ユーリがそんなことを言い出した。
「どういうことだ?」
「我とお主が一緒に寝ればよいではないか」
「それはマズイだろう。仮にも、男と女。一夜の間違いがあったら……」
「何を言っておる。我らは二人とも女であろうが」
「え?」
ユーリは妙なことを言う。
彼女が女であることは間違いない。
しかし俺は男だ。
「って、ああ。そうか……」
俺はこの世界に来て、なぜか女体化したのだった。
俗に言うTSである。
心はまだ男のつもりだが、体は完全に女になっている。
「わかったよ。……じゃあ1部屋で、1泊分の料金だけを払うぞ」
俺はそう言って、宿屋の店員に銀貨を渡す。
「はい。確かに受け取りました。こちらが鍵になります。どうぞごゆっくり」
「ありがとう」
俺は鍵を受け取り、自分の部屋に向かう。
「ふう。ようやく休めるな」
俺はベッドの上に倒れ込む。
今日は色々あった。
まずは、この世界に転移した。
森を彷徨った。
世界樹の精霊であるユーリに出会った。
彼女の依頼で、森に巣食うゴブリンを討伐して回った。
この町にやってきた。
冒険者登録をした。
魔石を換金した。
そして、この宿にやってきた。
「明日からどうしようかな~?」
魔石を売ったおかげで、所持金が0からそれなりの額になった。
宿代を払っても、まだまだ余裕がある。
「しばらくはゆっくりするのもありだな。いや、それほど疲れていないし明日も活動するか?」
この猫装備のおかげか、身体的な疲労はほとんどない。
精神的にはそこそこ疲れているが。
「まあいいか。とりあえず、少し眠ろう。ユーリも適当に休んでおけよ」
「ふふ。もちろんじゃ」
ユーリが何か悪い顔をしているような気がしたが……。
きっと気のせいだろう。
俺は目を閉じて眠りについた……。
………………………………。
「カエデー! 起きろー!」
誰かの声が聞こえる。
「……ん?」
目を開けると……そこには全裸のユーリがいた。
「え?」
「ほれ、早く起きるんじゃ」
「ちょっ!?」
彼女は、俺に抱きついてきた。
「な、何やってんだよ!?」
「お主に夜這いをかけておる」
「やめてくれ!!」
「安心せい。本番はまだしないからの」
そもそも、今の俺にナニは付いていない。
本番などできるわけがない。
「そういう問題じゃない!!」
「なんじゃ、照れておるのか? 可愛いのう」
「うるさい!」
俺は慌てて彼女を突き放そうとする。
しかし、思うように力が出ない。
この原因は……
「なっ!? 俺の猫耳装備は!?」
今の俺は下着しか身につけていない。
「ん? 邪魔じゃから、脱がせておいたぞ。ベッドの横に置いてある」
ユーリがそう言う。
マズい……。
あの装備がなければ、俺は無力だ。
「ふふふ。そう言えば、あの装備はずいぶんと強力なのじゃったか? 今のカエデは無力で可愛いものよの」
ユーリが不敵にそう言う。
「な、なぜこんなことを……」
「それは、我がお主のことを好いておるからに決まっておる」
「……好きになられた覚えはないんだけどな」
「言っておらなんだか? ゴブリンどもを殲滅し、我が森を救ってくれたのじゃ。好意を抱かぬわけがない」
「あれは成り行きというか……」
「それでもじゃ。感謝しているのじゃよ。だから、今夜くらい良いではないか」
ユーリはそう言うと、再び俺に飛びかかってきた。
「うわぁ!」
俺はなんとか彼女を避ける。
「待て待て待て!! 落ち着け! 一旦冷静になろう」
「問答無用じゃ! そりゃあ!」
ユーリは俺に襲いかかってくる。
「くそぉ!」
俺はどうにか、彼女の攻撃をいなしていく。
しかし……
「バインドじゃ!!!」
ユーリの魔力が高まったかと思うと、植物のツタがどこからか伸びてきた。
「うおっ!?」
俺はそれに拘束される。
「これで終わりじゃ。ふふふ」
ユーリは勝ち誇ったような笑みを浮かべながら、ゆっくりと近づいてくる。
そして、俺の股間に手を伸ばしてきた。
「ひゃんっ」
今の高い声は、俺の声か?
自分の声を抑えられない。
「お主のここは期待しておるようじゃぞ?」
「あっ……」
ユーリの手が俺のパンツの中に入り込む。
そして、そのまま小刻みに動き始めた。
「や、やめ……」
「ふふ。気持ちいいか?」
「うぅ……。あ、ああっ!」
ユーリの指使いは巧みだ。
気持ちがいいところを的確に攻めてくる。
「よいよい。このまま果ててしまうがよい」
彼女の手が動く度に、俺のあそこから水音が聞こえてくる。
「あ、あ……」
「ふふ。もうすぐじゃな」
その言葉通り、俺は限界を迎えようとしていた。
「だ、ダメだ。出ちゃう……。何かが出る」
「出せ、カエデ」
「あああああああああああああああっ!!!」
次の瞬間、俺の中から熱いものが吹き出した。
「おお。見事な潮じゃな」
ユーリがそう言う。
潮を吹いたのか?
俺が……?
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
俺は全身を弛緩させ、ベッドの上で脱力していた。
「これが絶頂というものじゃ」
ユーリは満足気な表情でそう言った。
「うう……。恥ずかしい」
俺は顔を手で覆う。
「気にすることではない。今の我らは女同士なのじゃから」
「そういう問題じゃない!」
「まあまあ。落ち着くのじゃ」
彼女は笑いながら、俺の隣に寝転ぶ。
「さて、それでは続きを始めるとするかのう」
「え?」
「夜はまだ長いからの。せっかくの機会を逃すわけにはいかん」
「いや、ちょっと待ってくれ……」
「待たん」
「あ……」
こうして、俺はユーリに攻められ続けた。
0
お気に入りに追加
126
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
女を肉便器にするのに飽きた男、若返って生意気な女達を落とす悦びを求める【R18】
m t
ファンタジー
どんなに良い女でも肉便器にするとオナホと変わらない。
その真実に気付いた俺は若返って、生意気な女達を食い散らす事にする
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
さくらと遥香
youmery
恋愛
国民的な人気を誇る女性アイドルグループの4期生として活動する、さくらと遥香(=かっきー)。
さくら視点で描かれる、かっきーとの百合恋愛ストーリーです。
◆あらすじ
さくらと遥香は、同じアイドルグループで活動する同期の2人。
さくらは"さくちゃん"、
遥香は名字にちなんで"かっきー"の愛称でメンバーやファンから愛されている。
同期の中で、加入当時から選抜メンバーに選ばれ続けているのはさくらと遥香だけ。
ときに"4期生のダブルエース"とも呼ばれる2人は、お互いに支え合いながら数々の試練を乗り越えてきた。
同期、仲間、戦友、コンビ。
2人の関係を表すにはどんな言葉がふさわしいか。それは2人にしか分からない。
そんな2人の関係に大きな変化が訪れたのは2022年2月、46時間の生配信番組の最中。
イラストを描くのが得意な遥香は、生配信中にメンバー全員の似顔絵を描き上げる企画に挑戦していた。
配信スタジオの一角を使って、休む間も惜しんで似顔絵を描き続ける遥香。
さくらは、眠そうな顔で頑張る遥香の姿を心配そうに見つめていた。
2日目の配信が終わった夜、さくらが遥香の様子を見に行くと誰もいないスタジオで2人きりに。
遥香の力になりたいさくらは、
「私に出来ることがあればなんでも言ってほしい」
と申し出る。
そこで、遥香から目をつむるように言われて待っていると、さくらは唇に柔らかい感触を感じて…
◆章構成と主な展開
・46時間TV編[完結]
(初キス、告白、両想い)
・付き合い始めた2人編[完結]
(交際スタート、グループ内での距離感の変化)
・かっきー1st写真集編[完結]
(少し大人なキス、肌と肌の触れ合い)
・お泊まり温泉旅行編[完結]
(お風呂、もう少し大人な関係へ)
・かっきー2回目のセンター編[完結]
(かっきーの誕生日お祝い)
・飛鳥さん卒コン編[完結]
(大好きな先輩に2人の関係を伝える)
・さくら1st写真集編[完結]
(お風呂で♡♡)
・Wセンター編[不定期更新中]
※女の子同士のキスやハグといった百合要素があります。抵抗のない方だけお楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる