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4話 ゴブリン退治
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ユーリとの会話の後、俺はゴブリン討伐に向けて軽く準備をした。
まずは、この猫耳装備の性能を改めて確認。
さらに、ユーリからもらった薬草などをアイテムボックスに収納した。
アイテムボックスを始めとする空間魔法は相当に難しい魔法らしい。
しかし、猫装備により強化された俺の魔力なら簡単に発動できる。
外見は微妙な装備だが、効果は折り紙付きだ。
「よし、行くぞ」
「うむ」
俺とユーリは歩き出す。
「って、お前はいい加減、服着ろよ」
「ええー、めんどくさいのう」
ユーリは文句を言いつつも、どこからか取り出した服を着た。
これで、人に会っても大丈夫だろう。
「まったく……」
「そんなことより、早く行こうではないか」
「ああ」
そして、俺とユーリは森の中を進み始めた。
しばらく歩く。
ユーリが俺に話しかけてきた。
「さっきの話じゃが、ゴブリンが住み着くようになったのはここ最近なのじゃ」
「へぇ、そうなのか」
「うむ。それまでは、この森は平和だった。こんなことになるとはのぉ」
ユーリが遠い目をする。
「なあ、一つ聞きたいことがあるんだけど……」
「なんじゃ?」
「そのゴブリンって、そんなに危険な奴なの?」
「いや、別に。ただの雑魚よ」
ユーリが即答する。
「は? それなら、ユーリが自分で倒せばいいじゃん」
「そうはいかぬ。我は、荒ごとが苦手なのじゃ」
要するに、ユーリはゴブリンよりも弱いのか。
世界樹の精霊と名乗る割に、大したことないんだな。
「はぁ……」
「なんじゃ、ため息をつきおって」
「なんでもない」
「それよりも、カエデよ。お主の武器はなんなのだ?」
「ん? ああ、これだよ」
俺は猫の手袋をしたまま、シャドーボクシングをする。
シュッシュッ。
「…………」
ユーリが急に黙り込んだ。
「どうした?」
「いや、まさか武器がないとは思わなんだ」
「あってもいいけど、この手だと持ちにくいだろうし……」
「それもそうか。そもそも、なぜそのような珍妙な格好をしておるのじゃ? 最近の人族は、そのような格好が流行っているのか?」
「うーん。流行っているかはわからない。この着ぐるみや手袋は、俺の身体能力や魔力を増幅させる効果があるんだよ」
「ふむ? ……確かに、猫の加護があるようじゃな」
何だよ、猫の加護って。
そんなことまでわかるのか。
俺とユーリはそんな話をしながら、森の奥へと歩いていく。
しばらく進むと、ユーリが足を止めた。
「ここから先が、ゴブリンの集落がある場所じゃ」
「集落か。どれくらいの規模なんだ?」
「そこまで大きくはないが、30匹以上は住んでおろう」
「そんなに!?」
「うむ。奴らは集団で行動するからの。1匹1匹は雑魚でも、まとまるとそれなりに厄介な相手よ。ここ以外にも、いくつかの集落が点在しておる」
「なるほど。心して戦わなければならないな」
俺は気を引き締める。
「ほれ、あそこを見てみろ」
そう言って、ユーリが指差した先には、ボロい家がいくつも建っていた。
「あれが、ゴブリンの住処か」
「うむ。あそこから、奴らの声が聞こえてくる」
「よし、まずは偵察だな」
俺たちは慎重にゴブリンの集落に近づいていく。
すると、ゴブリンたちが家の外に出てきた。
ゴブゴブゴブー!
奴らが何か叫んでいる。
「なんて言っているんだ?」
「『人間だー!』とか、『殺せー』とか言っておるようじゃな」
「なんだ、その程度の言葉しか喋れないのか」
「うむ。知能は低いからの。まあ、そんなことはどうでもよい。奴らの戦力を確認しておくぞ」
ユーリがそう言うので、俺は建物の中の様子をうかがった。
ゴブリンたちは、食事の最中だったようだ。
「うむ。やはり、大した魔力を持つ個体はいないようじゃな」
「え? そうなの?」
「うむ。我の魔眼であれば、この程度看破できるわ。……では、カエデよ。後は頼んだぞ」
大したことないと言いつつ、自分ではできない。
まあ、見るからに戦闘能力がありそうな外見ではないしな。
「わかったよ。でも、俺が危なくなったらサポートしてくれよ?」
「うむ。そのような心配は無用じゃろうが、万が一のときには逃げる手伝いをしよう」
ユーリがそう言う。
俺は集落の中に入っていく。
そして、ゴブリンたちの目の前に姿を現した。
「グギャッ?」
突然現れた俺に、ゴブリンたちの動きが止まる。
「俺の名はカエデ。お前たちを殺しに来た」
「グギャアァ!」
ゴブリンが襲いかかってきた。
「遅い」
「グギィ……」
ゴブリンの腹に回し蹴りを入れる。
猫装備がモコモコしていて動きづらいと思ったが、意外にそうでもない。
伸縮性に富んでいる。
ゴブリンは吹き飛び、壁に叩きつけられた。
「グ、ガ、ウゥ……」
ゴブリンは苦しそうだ。
この個体は戦闘不能。
だが、これで終わりではない。
「さて、次は誰が来る?」
「グゲェ……」
「グア……」
「グギャ……」
他のゴブリンたちも、俺を敵と認識したようだ。
武器を手に取り、じりじりと近づいてくる。
「ほう、武器を使うのか」
ゴブリンが手にしているのは、棍棒だった。
「グゲゲゲッ」
ゴブリンが襲いかかってくる。
俺は余裕を持ってそれを避け、ゴブリンの首に手刀を叩き込んだ。
「ぐげぇっ!?」
ゴブリンは地面に倒れ、そのまま動かなくなる。
その後もゴブリンたちを順調に撃破していく。
無事に、集落内の全ゴブリンを倒した。
「ふん。他愛もない」
「おお、やるではないか」
いつの間にか、ユーリが後ろに立っていた。
「いや、大したことはなかった」
「うむ。それでこそ、我が見込んだ女じゃ」
ユーリが満足気に微笑む。
しばらくして、ゴブリンの死体が霧散して魔石がドロップした。
不思議な光景だが、そういうものらしい。
「さて、次の集落に向かうか。カエデ、まだ戦えるか?」
「まだまだ大丈夫だ。俺に任せておけ」
猫耳装備のおかげか、疲労感はまったくない。
この調子で、どんどん無双してやるぜ。
まずは、この猫耳装備の性能を改めて確認。
さらに、ユーリからもらった薬草などをアイテムボックスに収納した。
アイテムボックスを始めとする空間魔法は相当に難しい魔法らしい。
しかし、猫装備により強化された俺の魔力なら簡単に発動できる。
外見は微妙な装備だが、効果は折り紙付きだ。
「よし、行くぞ」
「うむ」
俺とユーリは歩き出す。
「って、お前はいい加減、服着ろよ」
「ええー、めんどくさいのう」
ユーリは文句を言いつつも、どこからか取り出した服を着た。
これで、人に会っても大丈夫だろう。
「まったく……」
「そんなことより、早く行こうではないか」
「ああ」
そして、俺とユーリは森の中を進み始めた。
しばらく歩く。
ユーリが俺に話しかけてきた。
「さっきの話じゃが、ゴブリンが住み着くようになったのはここ最近なのじゃ」
「へぇ、そうなのか」
「うむ。それまでは、この森は平和だった。こんなことになるとはのぉ」
ユーリが遠い目をする。
「なあ、一つ聞きたいことがあるんだけど……」
「なんじゃ?」
「そのゴブリンって、そんなに危険な奴なの?」
「いや、別に。ただの雑魚よ」
ユーリが即答する。
「は? それなら、ユーリが自分で倒せばいいじゃん」
「そうはいかぬ。我は、荒ごとが苦手なのじゃ」
要するに、ユーリはゴブリンよりも弱いのか。
世界樹の精霊と名乗る割に、大したことないんだな。
「はぁ……」
「なんじゃ、ため息をつきおって」
「なんでもない」
「それよりも、カエデよ。お主の武器はなんなのだ?」
「ん? ああ、これだよ」
俺は猫の手袋をしたまま、シャドーボクシングをする。
シュッシュッ。
「…………」
ユーリが急に黙り込んだ。
「どうした?」
「いや、まさか武器がないとは思わなんだ」
「あってもいいけど、この手だと持ちにくいだろうし……」
「それもそうか。そもそも、なぜそのような珍妙な格好をしておるのじゃ? 最近の人族は、そのような格好が流行っているのか?」
「うーん。流行っているかはわからない。この着ぐるみや手袋は、俺の身体能力や魔力を増幅させる効果があるんだよ」
「ふむ? ……確かに、猫の加護があるようじゃな」
何だよ、猫の加護って。
そんなことまでわかるのか。
俺とユーリはそんな話をしながら、森の奥へと歩いていく。
しばらく進むと、ユーリが足を止めた。
「ここから先が、ゴブリンの集落がある場所じゃ」
「集落か。どれくらいの規模なんだ?」
「そこまで大きくはないが、30匹以上は住んでおろう」
「そんなに!?」
「うむ。奴らは集団で行動するからの。1匹1匹は雑魚でも、まとまるとそれなりに厄介な相手よ。ここ以外にも、いくつかの集落が点在しておる」
「なるほど。心して戦わなければならないな」
俺は気を引き締める。
「ほれ、あそこを見てみろ」
そう言って、ユーリが指差した先には、ボロい家がいくつも建っていた。
「あれが、ゴブリンの住処か」
「うむ。あそこから、奴らの声が聞こえてくる」
「よし、まずは偵察だな」
俺たちは慎重にゴブリンの集落に近づいていく。
すると、ゴブリンたちが家の外に出てきた。
ゴブゴブゴブー!
奴らが何か叫んでいる。
「なんて言っているんだ?」
「『人間だー!』とか、『殺せー』とか言っておるようじゃな」
「なんだ、その程度の言葉しか喋れないのか」
「うむ。知能は低いからの。まあ、そんなことはどうでもよい。奴らの戦力を確認しておくぞ」
ユーリがそう言うので、俺は建物の中の様子をうかがった。
ゴブリンたちは、食事の最中だったようだ。
「うむ。やはり、大した魔力を持つ個体はいないようじゃな」
「え? そうなの?」
「うむ。我の魔眼であれば、この程度看破できるわ。……では、カエデよ。後は頼んだぞ」
大したことないと言いつつ、自分ではできない。
まあ、見るからに戦闘能力がありそうな外見ではないしな。
「わかったよ。でも、俺が危なくなったらサポートしてくれよ?」
「うむ。そのような心配は無用じゃろうが、万が一のときには逃げる手伝いをしよう」
ユーリがそう言う。
俺は集落の中に入っていく。
そして、ゴブリンたちの目の前に姿を現した。
「グギャッ?」
突然現れた俺に、ゴブリンたちの動きが止まる。
「俺の名はカエデ。お前たちを殺しに来た」
「グギャアァ!」
ゴブリンが襲いかかってきた。
「遅い」
「グギィ……」
ゴブリンの腹に回し蹴りを入れる。
猫装備がモコモコしていて動きづらいと思ったが、意外にそうでもない。
伸縮性に富んでいる。
ゴブリンは吹き飛び、壁に叩きつけられた。
「グ、ガ、ウゥ……」
ゴブリンは苦しそうだ。
この個体は戦闘不能。
だが、これで終わりではない。
「さて、次は誰が来る?」
「グゲェ……」
「グア……」
「グギャ……」
他のゴブリンたちも、俺を敵と認識したようだ。
武器を手に取り、じりじりと近づいてくる。
「ほう、武器を使うのか」
ゴブリンが手にしているのは、棍棒だった。
「グゲゲゲッ」
ゴブリンが襲いかかってくる。
俺は余裕を持ってそれを避け、ゴブリンの首に手刀を叩き込んだ。
「ぐげぇっ!?」
ゴブリンは地面に倒れ、そのまま動かなくなる。
その後もゴブリンたちを順調に撃破していく。
無事に、集落内の全ゴブリンを倒した。
「ふん。他愛もない」
「おお、やるではないか」
いつの間にか、ユーリが後ろに立っていた。
「いや、大したことはなかった」
「うむ。それでこそ、我が見込んだ女じゃ」
ユーリが満足気に微笑む。
しばらくして、ゴブリンの死体が霧散して魔石がドロップした。
不思議な光景だが、そういうものらしい。
「さて、次の集落に向かうか。カエデ、まだ戦えるか?」
「まだまだ大丈夫だ。俺に任せておけ」
猫耳装備のおかげか、疲労感はまったくない。
この調子で、どんどん無双してやるぜ。
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