異世界転生先で溺愛されてます！

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「ん～今日は天気がいいな～。」

　カレーを食べた日から何日か過ぎ、また変わらない日々を送っていた。

　ジェイは最近はお仕事に行かないで家にいることが多い。なのでジェイと一緒に外で日向ぼっこをしたり、本を読んだりとまったり過ごしている。そして私は気づいたことがある。それは、ジェイは外見だけじゃなく、中身もイケメンである..ということに...。
　例えば、重いものは絶対持ってくれるし、ちょっとのかすり傷でも凄く心配してくれる。私が作ったご飯は美味しい美味しいって食べてくれるし、小さなことでもありがとうって言ってくれる。私が前髪を切り過ぎた時は少し笑ってたけど、可愛いよって言ってくれた。

　こんなの好きにならないわけなくない？小さい積み重ねが溜まって気づいたら好きになっていた。確かに最初はかっこいいな～とは思ってたけど、もうなんか言葉には表せないくらい好き。

　だから私は最近はジェイに猛烈にアプローチしている。異世界に来て何してるんだ！住まわせてもらっているくせに！そう想う人はいると想うよ。私だって最初はこんな知らない世界に来て泣きじゃくって右も左もわからなくて、そんな時に助けてくれたのがジェイで...。頼りきりかもしれないけど、好きになっちゃって...。外にはあんまり出られなくて、家事くらいしかできてないし...。金銭的にも凄く頼ってるけど...。凄く好きで...。

　何が言いたいかっていうと、もうとにかく好き。肉食女子って！？なんとでも言ってくれ！！

　ある日
「ジェイ？ジェイはどんな人が好き？」

「えっ？私なんかがっ！そんな///」
　そういって逃げてしまった。

　ある日
「あっ！」
　転んだふりをして抱きついてみた。

「ちょっ！もう！///」
　そう言って逃げてしまった。

　ある日
「ジェイってかっこいいよね。」

「そっ！私はかっこよくないですよ///」
　そう言って逃げてしまった。

　えっと、これって脈なし？？やっぱり頼りっきりだし好意寄せられても困るよね...。よし！稼ぐか！