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第4章
試合が終わって
しおりを挟む「うっ...あれ?
確か僕はデスタさんとナギアさんを剣で...」
白羅は目が覚めると自分が観客席と思われる席に座っていることに気づいた。
そして、戦っていた時のことを振り返りながら自分が何故やられたのか思い出そうとした。
「そして、ナギアさんの魔力が爆発したみたいだよ...」
「白羅とデスタさんは間近で受けたから分からないと思うが、俺の[守護神]の能力が簡単に消し飛ぶ威力だったぜ。全く、あれで俺らよりレベル低い状態なんだからな...」
「戦ってた最中の会話からして、いつも手加減してたみたいだしね...」
「マジかよ...あれで手加減って......そういえば、ドーイさんがめっちゃボコられてたな。
あんなやり方は見たことなかったな」
「...本当に怖かったですよ。
あそこまで痛いやり方をされたのは初めてです...」
「「「ドーイさん...」」」
白羅と竹中、デスタルーディアが疲れ切った表情のドーイに哀れみの表情で見ていると、ナギアとリルリアが現れた。
「皆ごめんね、自分でも予想外の事態になっちゃったよ。あはは...」
「今回の勝負の結果はナギア君の強力な魔法の使用による反則負けで、勇者達の勝利とします」
「...という事は!?」
「私達勝ったのね!」
「ナギアさんに勝てたなんてやべぇよ!...俺何もできなかったけど」
「それ言ったらほとんどの奴が当てはまるからやめろ...」
リルリアによる勇者達の勝利宣言で勇者達やナギアの元クラスメイト、ドーイさん達は喜び盛り上がり始めた。
「皆そんなに嬉しいのか...」
「そりゃ、神すら遊んで倒すナギア君に勝ったんだから当たり前の反応だよ」
「うーん、皆の喜びようを見るのは嬉しいけど、僕に勝って喜んでるから複雑な気分だよ...」
「そう言わないで、準備を始めよう!」
「う、うん...分かったよ。
早速、見る部屋を作ろうか...」
「ナギアさん!
映画館みたいの作るんですか!?」
「馬鹿...恥ずかしいのを大画面で流せるか!
簡単な個室を全員分作ってその中で見てもらうからな」
ナギアはこれから自分のプロポーズ映像を見せるという事に恥ずかしくなってきているのか、顔を赤くしながら勇者達に背を向けた。
「あぁ...ナギアさんがリルリアさんに告白する映像が見れるなんて...想像しただけで萌しぬ...うっ」
「おい大丈夫か!?映像を見るまで素数を数えて落ち着け」
「いったいどんなプロポーズなんだろう?
空に流星群を流して演出しそうだよな!」
「ありえそうだな!
それにしても、ナギアさんが羨ましい!
俺も将来良い人に巡り会えたらいいな~」
「おい、そんな凝った演出なんてできるけどしないわ!
期待してるところ悪いけど本当に普通だからな!
シンプルにしたから、皆が期待する様なことはないぞ。
...じゃあ、出来たから皆を個室に転移させるよ」
ナギアの合図で興奮する全員をそれぞれに用意された個室に転移し、さっきまで賑やかだった場所は一瞬で静けさを取り戻した。
「お疲れ様、ナギア君」
「...う、うわあぁぁ。
今皆があれを見ると考えると恥ずかしすぎて辛い...」
「ふふふ、私はあのプロポーズがナギア君らしくて素敵だったよ」
「僕らしいというのがよくわからないけど、喜んでくれたなら良かったよ...」
「じゃあ、皆が見終わるまで散歩でもしよ?
ちょうど、私の言葉に反応したモチとプ二もこっちに向かってきてるみたいだしね!」
「...もきゅー!!!」
「...きゅぴー!!!」
「相変わらず速いな...
分かった、じゃあ行こうか」
勇者達を転移させた後、ナギアとリルリア、モチとプ二は散歩しに森の奥に消えていくのだった...
======================
どうも!こんにちは
さぁ、どう書いていきましょうかね(^^;
甘々な展開を書くのは苦手なので焦ってます...
とりあえず、試験勉強しながら考えてみます!
余談ですが、
久しぶりにアニメを観たのですが、ハマってしまって勉強時間を削り過ぎました...
数時間後の自分に徹夜で頑張ってもらいましょうかねw
(そういう期間に観るのが間違ってますが、誘惑に耐えられませんでした)
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