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第1章
村への襲撃
しおりを挟むリルリア side
ナギア君のお母さんと色々な会話を楽しんでから広場に行った。
「あっ!リルリアじゃん!」
「おっ!リルリアちゃん!やっほー!!」
「ルルアちゃんとマイル君、こんにちは!」
広場にはルルアちゃんとマイル君がいた他のみんなは勝手に森に入った罰として両親の手伝いをしているらしくルルアちゃんとマイル君はお使い中に出会ったから話していたらしい。
「リルリアちゃんは何してたの?」
「ナギア君に鍛えて貰ってたんだ~」
「お~!グイグイいってるね!頑張ってね!」
ルルアちゃんはニヤニヤしながら応援してくれた。頑張らないとな~
「俺も鍛えないとなー、そういえばどっかの国に強くなるための学校があるらしいんだよ!そこ行けば強くなれるかな~」
マイル君は強くなるための学校の事を話してくれた。どうやらそこは色々な人が集まって強くなるため勉強したり鍛錬したり出来るらしいのだ。
「マイルがそこに行くなら私も付いていくよ!」
「おっ!ありがとう!友達が1人でもいると寂しくねぇな」
「....やっぱり鈍感..」
「ん?なんか言ったか?」
「何でもない」
ルルアちゃん頑張れ!
リルリアはマイルとルルアのやりとりを見て応援するのだった。
「盗賊だァァ!!!逃げろォォ!!!……ぐはぁ..」
1人の男の人が遠くからそんな叫び声を上げたと思ったら血を吐いて倒れた..
後ろから手に剣を持った男達が立っていた。数は10人程だった..
「俺が時間稼ぐからみんなに知らせてくれ!」
「マイル!駄目だよ!本当に死んじゃうよ!」
「へっ俺にもカッコつけさせろよ..」
こんなやりとりをやっている2人を無視し私は風魔法で声を上げる。
『盗賊だぁ!みんな逃げてぇ!!』
大きな声を出すのは苦手だけど風魔法のお陰で村に響くくらい出せたと思う。
マイル君とルルアちゃんも驚いて見ていたが盗賊を背に逃げる事にした。
盗賊の人は慌てることはなく顔が笑っていた..
気が付いたら村の人達ほとんどが広場に集まってきていた。
「何でこっち来てんだよ!」
「あっちにもいるんだよ!」
「え?まさか囲まれている?」
私たちは盗賊に囲まれてしまっていた。
村の人達が逃げてきた所からも10人ずつ出てきていた。盗賊の数は50人くらいいるのだろうか..
徐々に近づいてくる盗賊にどうすればいいか困っていると赤ちゃんを抱えたナギア君のお母さんがこちらに来た..
「リルリアちゃん、ネオナをちょっと持ってて」
「まさか、戦うんですか!?」
「ふふふ、これでも私は元Aランク冒険者よ!そこら辺の盗賊なら大丈夫よ!」
そう言って赤ちゃんを私に渡し、盗賊の方に歩いて行った。
「精霊よ!我が声に応え、凍てつく氷の槍を敵に放て!《アイスランス》!」
ナギア君のお母さんは盗賊達一人一人に氷の槍を放った。……凄い..
しかし、盗賊達は回避したり切り落としたりした。ナギア君のお母さんは切り落とされた事に驚いていた。
「ほう、水氷の制裁者か..お前ら!コイツは俺が捕らえる!!お前らは村の奴を捕まえろ!死ななければ手荒に捕まえても構わん!」
瞬間、喋っていた盗賊がナギア君のお母さんに斬りかかった..速すぎて見えないがナギア君のお母さんは頑張って避けるもどんどん切り傷が増えて行った。このままじゃまずい!
「ルルアちゃん!ネオナちゃんを抱いてて!」
「え!?ちょっと待ちなさい!」
ルルアちゃんにネオナを渡しナギア君のお母さんのところに走った。
他の盗賊達も少しずつ歩いて村のみんなに近づいていた。
私はナギア君のお母さんが戦っている盗賊に水魔法で《ウォーターボール》を放つが避けられてしまった。
「ほぉ、その年で魔法を使えるとはな!高値で売れそうだな」
男が私に近づいて来た..
「させない!」
ナギア君のお母さんはボロボロになりながらも盗賊に魔法を放とうとするが盗賊に蹴り飛ばされてしまった。
盗賊は見えない速度で私の首を掴んで持ち上げた..
「しばらく気絶してろ」
どうしよう..あっ《念話》!意識のある内に....
「(……助けて!!!ナギア君!)」
やばい……念話に集中出来ない……
シュ!
瞬間、何かが切れる音ともに私は落下し誰かに受け止められた。
「..間に合って良かったけど説教は後でね~」
ナギア君が助けてくれたんだ..
私は抱きつきたかったが力が入らなかった。
「うぐぁぁ!俺の腕がぁぁぁぁ!」
盗賊は私の首を絞めていた方の手が斬られたようだった。
「..ちょっと待ってろ....」
ナギア君を見ると目から光が消えていた。それはとても暗い黒い瞳だった。
ナギア side
来てみればリアが男に首を絞められていた。男の腕をとりあえず風の刃で斬り飛ばす。血しぶきがリアにかからないように風の壁を展開し血がかかる事を防ぎ落ちるリアを瞬歩で受け止める。
「..間に合って良かったけど説教は後でね~」
リアはしばらく休ませないとな..
「うぐぁぁ!俺の腕がぁぁぁぁ!」
掃除しないといけないな~
「..ちょっと待ってろ....」
叫ぶ盗賊の足を《火魔法》と《風魔法》合成して火の刃を飛ばす。男は避けようとするがナギアは《結界魔法》で壁を作り避けられないようにした。男は激突し避けられず片足を切断された。焼き切れたため血は吹き出ない。
男は叫びながら蹲ってしまったので《結界魔法》で閉じ込めた。
《気配感知》で生きている人を探し《空間魔法》で一箇所に転移させる。
「お母さん..ごめんね、今治すから……お父さん!お母さんの近くに居てあげて!」
ナギアは怪我人の治療を始める。
「ユリア!!!クソォ!お前を殺してやる!」
お父さんが傷ついたお母さんを見て怒り狂い始めた。
「お父さん!そいつを殺さないで!」
「うるさい!コイツはここで殺す!ナギア!!コイツを守ってる結界を解け!!!」
お父さんは結界魔法で閉じ込められてる男に剣を何度も振り下ろしていた。
「....いい加減にして下さい。そいつは情報源なんです!そろそろ怒りますよ..」
「........」
お父さんに威圧を使用するとすぐに黙った。
「お母さんを見ていて下さい。」
ナギアは怪我人を全員治療し傷一つ無くしたが既に死んでいる人もいた。
他の盗賊達は男が倒された事で標的をナギアに変えた。
「糞ガキがお前1人でこの人数相手に出来るのか?ww」
「ほら人質も既に確保してるんだよぉ!へへへ」
盗賊達は数人捕まえていたらしい..
「とりあえず聞きますが、自首してくれませんか~」
ナギアは一応最後の機会を与えた。
「ぷっwふはははは!ww馬鹿なガキだ!」
「本当にガキだわww状況すらわからねぇみたいだ!w」
「じゃあ人質返してもらうねー」
ナギアは人質だけを転移させ村の人の方に移す。
「てめぇ!!ぶっ殺してやる!」
「ガキの癖に舐めんじゃねぇ!」
「お前らコイツを殺すぞ!!」
「実験体が増えたから魔法の練習出来るね~」
ナギアは襲いかかってくる盗賊達を《闇魔法》で暗い空間に閉じ込める。周りから見れば盗賊達が黒くて大きな半球体に取り込まれたように見えただろう。
盗賊が閉じこめられたことで周りはとても静かだった……
「ナギア君..盗賊達はどうなってるの?」
リアが盗賊達がどうなったのか気になって聞いてきた。
「ん?幻術見せてるよ..村の人の前で盗賊達を切り刻んだりしたら精神的に辛いものがあると思うから村の人達にはわからないやり方にしたんだ~この半球体が消えた時に出てくる盗賊達は大人しくなってるよ~」
「そ、そうなんだ。どんな幻術にかかってるの?」
「盗賊達が今まで殺してきた人の怨念達が盗賊達を苦しめる幻術だよ~。だから、他の人には無害のはずだよ~」
盗賊達の精神が死なないように気をつけないとな~....おっ!そろそろかな?
半球体を消すと盗賊達が涙や鼻水を流しながら倒れていた。漏らしている奴もいた..
盗賊達を紐で縛り上げ一箇所にまとめる。
さてと情報引き出すか~
結界魔法で閉じ込めた男を糸魔法で縛り正座させる。他の人には見られないように幻術を使って周りに靄を発生させる。
「じゃあ、アジト教えて?」
「ふっ、言うわけがないだろが!糞ガキ!……うがぁ」
ナギアは男の腿に短剣を突き刺す
「ほらほら~言わないと痛いのが続きますよ~」
ナギアは自分の母親と弟子であるリアを傷つけたこの盗賊の男にキレていた。
ナギアは突き刺した短剣をグリグリ回す。
「あぁぁぁぁ!!!」
「言う気になりましたか?」
ナギアは短剣を刺すのを止め《回復魔法》で傷を治す。
「はぁはぁ…言わねぇ..」
「へ~、じゃあこれはどうですか?」
ナギア幻術を使った。すると男の反応は変わった..
「..!?..や、やめろ!..うっぐあぁぁぁ!!!..何故だ!?何故死なないんだ!生きているだと?やだ!..う..うわぁぁ!」
男が見ている幻術は怨霊達が男の体を好き勝手にバラす幻術だ。
しばらくしてから幻術を解くと男は顔が青ざめていた。「ごめんなさい..ごめんなさい..」と小さい声でブツブツ呟いていた。
「ねぇねぇ、話す気になった?」
「ひぃ!..話します!話しますから……」
男はすぐに話してくれた。
どうやらデアトリーナ国側のステアーデス山の中腹に屋敷があるらしく、屋敷の地下には広い空間があり奴隷が閉じ込められていたり金品などがあると言った。
それと、何故スクリード村を襲ったのか聞くと、アルティメットオーガが現れ村の奴は何故か無事だが、まだ落ち着いていない今なら簡単に落とせると思ったから来たらしい。
周りに張っていた靄を解くと盗賊に斬られ死んでしまった遺族が盗賊達を殴ったりしていた。
盗賊達は大人しく殴られ続けていた。反抗的な目をせず、戸惑っている様にも見えた....さっきの幻術が効いたのかもね。
盗賊を殴っていた女性がナギアに気づいた。
「なんでもっと早く来てくれなかったのよ!!!もっと早く来てくれたら..助かったかも知れないのに!!!」
「やめろよ!ナギアがいなかったら俺達は死んだり奴隷になってたかもしれないんだぞ!!」
「そんなの..分かっているわよ!....でも..でも!!」
ナギアに殴りかかろうとした女性は男性に抑えられ説得されるが男を振りほどいてナギアを殴った。
ナギアが大人しく殴られた事に見ていた村の人はみんな驚いていた。
「どうして避けようとしないのよ!貴方だったら避けられるでしょ!......何か言いなさいよ!」
「........助けられなくて..ごめんなさい」
「「「……」」」
村の人や女性もその言葉に何も言えなかった。村の人達と女性は本当はナギアは悪くないと分かっている。村を2度も助けてくれた英雄だとも思っている。村の人達や女性が何かいう前に
「では、僕はこの盗賊達を国に連れていきますね。..この盗賊達の拠点も潰してきます」
ナギアは軽く笑ってみせ、その場から盗賊達と消えた。
その顔はとても悲しい笑顔だった。
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