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第四章 佐久間仁と禁煙の甘い夏
第二話 イライラする仁さん
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口調は強いくせに目を潤ませ、薄く開いた仁の唇に、要はようやく唇を重ねることが出来た。唾液で湿っている口内に舌を侵入させれば、やはり煙草の味が少しだけ残っていた。残りを全て絡めとるように歯茎や歯をなぞるように舌をせわしなく動かす。
「激しい……んっ、はぁ、はぁ、息できない」
「これがお望みなのでは?」
「……っ……まだ全然なんだけど」
「嘘つかないでくださいよ……仁さんのここ、すごいですよ。それとも、もっとして欲しいって事ですか?」
わざとらしく年下ぶり、年上の彼を煽る。膨らんだ下半身に人差し指を当て、形を確かめるように滑らせる。身震いし始めた仁に満足そうな笑みを浮かべ、キスを再び落とす。
「かな……め……しつこい」
「いいだろ」
キッと要を睨む。いつもよりも弱弱しいが、まだ余裕があることは伺える。
「言い直して」
「はいはい、仰せのままに……いいでしょ、仁さん」
それに満足して気を緩ませたところで、一気にベルトを外し、下着ごとズボンを剥ぎ取る。
「ちょっ! あっ……んっ」
膨張したそれが、勢いをつけて外へ出てくる。それを手で包み込み、上に一度大きく扱きあげればそこから全身を快楽が貫く。
「んんっ……はっ……」
唇を噛み締めて我慢する仁。指を離せば名残惜しそうな顔で、その様子を見つめている。
そして、その顔のまま強請るように見上げてくる。
(やべっ)
今すぐにでも抱きたい衝動を抑えてソファーに座らせ、そしてまだ欲を出しきれていないそれに顔を近づける。
ここまで近くで見るのは初めてだった。欲のバロメーターは主の反抗心とは反対に赤く腫れている。
どんな味がして、どんな舌触りで、仁がどんな反応を見せるのか? 好奇心を高鳴らせ要はチロリと湿った舌を出す。
「まって……そこ綺麗じゃないから……」
「へえ……気遣ってくれてるんですか?」
「ち、ちが……」
「気持ちよくなりたいんでしょ? だったら……」
大きく口を開けると、上から生唾を飲む音がする。しかし、仁の期待に反して、先端だけを咥える意地悪をする。悔しそうな顔を背けた仁が可愛くて、ゆっくりと奥に飲み込む。ジュルッと音をたてて一度吸い上げ、湿った先端を舌先で優しく押す。
「んっ、あっ」
先走りと声が溢れ、要も興奮してくる。
「んっ……んふっ」
目を瞑り、仁の声を頼りに気持ちの良い所を探していく。
裏筋を舐め上げる。
「はっ、あぁん」
先端を咥え、喉の奥まで飲みこむ。
「んんんんッ」
「けほっ」
これは要がつらい。涙目になり、その滴を仁が掬ってくれる。
「優しいですね」
「別に」
やはり仁は仁だ。要は再び湧いた悪戯心を舌先に集め、性器の先端をグリグリと刺激する。
「ぁぁあん! ……あっ、それ、だ、だめぇッ!」
どうやら一番気持ちいいらしい。ご丁寧に穴までひくつきだしている。
「ふっ……ああっ……」
唾液でぬらした指をまだ硬い秘部に押し当てる。
「欲しいですか?」
と、聞けば
「したいようにすればいいじゃん」
と偉そうな返事が返ってくる。
「了解です」
要は隣に座り、ニコリと笑顔を向けた。状況が掴めない仁は火照ったままの顔を要に向けるしか出来ない。
「……」
何も言わない、指も入れない要。
勃起した性器も冷え始め、キスすらしない、見つめられるだけの状況に仁の溢れかけた欲が震える。
「要……」
その声にな余裕が無い。
「何ですか?」
笑顔を崩さない要にプライドと羞恥心と欲が葛藤する。
「……して」
「……」
「して!」
「したいようにしていいって言ったの仁さんじゃないですか。今は仁さんの顔を見つめる時間なんです」
「そんなの……いらない、から……」
「から?」
「早く、続きして!」
「……」
強気の仁に、根気で対応する要。
段々顔を赤くして、腰をうねらせる仁に「欲しいですか?」と追い打ちをかける。
「……うん」
「どうしようかな」
仁を膝の上に乗せ綺麗な白い臀部を撫でる。背中に走った快楽にビクンと背筋を伸ばした仁。空いた隙間から指を秘部に忍ばせるが触れはしない。
の耳元で
「もう一回お願いしてください」
と最後の追い打ち。
仁の理性が限界を超える。
「要、お願い! 挿れ……あああっ!」
ソファーに押し倒し、勢いよく足を開脚させ、その間に潜り込む。秘部に舌を這わせながら、唾液で湿らせ、人差し指を押し込む。
「ひうっ、あっ!」
迷うことなく、気持ちのいい場所まで肉壁を押し開きながら進み、快楽に堕とす。
待ち望んだ刺激を与えられた仁は、開脚した足から力が抜け、要に支えてもらいながら、ひたすら喘ぐことしかできない。
「あぁ……ああッ……奥、奥まできてぇ、そこ……いいッ!」
「年上なのにこんなに喘いでいやらしいな。まだ指一本ですよ?」
「うるさい! あっ! やっ!」
口答えをする仁に快楽でお仕置きをすれば、身体を反り返らせる。
「仁さんの声の方が大きいよ」
「要、もっと! んっ、ああっ!」
溺れる声に部屋も、要の脳内も全てが埋め尽くされる。
要の理性も切れ、仁の喘ぎ声だけを聞くために指を蜜壷の中で激しく踊らせた。
「いいぞ。ほら! 仁!」
「んやっ、ああん……あっ、あんっ!!」
「気持ちいいか?」
「気持ちいい、要の……指、も、もっと……はっ、あんっ……コリコリしてぇ……ああっ!」
仁が急にガクンとなり、秘部のほうに生暖かい何かが伝って垂れてくる。見なくても分かる、きっと白くいやらしく光るそれ。
「たっぷり出ちまったな」
「はぁ……はぁ……」
やはり白濁色の液体が、性器を伝い、その下で穴をかき回した要の指の腹にねっとり絡み付いていた。それを吐き出した人物も、胸倉の服を握り締め荒い呼吸をしている。
「どう? イライラ忘れてた?」
と、引き抜きた指から引くいやらしい糸を見せつける。
「別に!」
「途中で仁って呼んでも何も言わなかったじゃん」
「気がついてたし!」
「はいはい」
年上とは思えない子どもの様な発言に可愛いと思ってしまう。だからこそ、仁さんなんて呼べないのだ。
「で、どうだった?」
「……」
何も言わない仁にどうしたものかと頭を掻こうとしたが、指には精液が着いたままだった。乾きだした指の精液を処理しようと立ち上がる。しかし、仁が立ち上がる要の腕を掴んだ。そして不満そうな顔を向ける。
「あんなに喘いでたのに気持ちよくなかったのか?」
「気持ちよくなかった」
「嘘つけ」
「それに……抜いただけじゃん」
「?」
「忘れるくらい抱いてって言ったのに」
目を丸くしてしまう要。しかし、そんな要などお構いなしに要の膨らんだ下半身を足先でつんつんしながら
「ちゃんと抱いて」
と可愛げないおねだりをする可愛い恋人に
「了解」
と、キスをして再び覆い被さる。
「激しい……んっ、はぁ、はぁ、息できない」
「これがお望みなのでは?」
「……っ……まだ全然なんだけど」
「嘘つかないでくださいよ……仁さんのここ、すごいですよ。それとも、もっとして欲しいって事ですか?」
わざとらしく年下ぶり、年上の彼を煽る。膨らんだ下半身に人差し指を当て、形を確かめるように滑らせる。身震いし始めた仁に満足そうな笑みを浮かべ、キスを再び落とす。
「かな……め……しつこい」
「いいだろ」
キッと要を睨む。いつもよりも弱弱しいが、まだ余裕があることは伺える。
「言い直して」
「はいはい、仰せのままに……いいでしょ、仁さん」
それに満足して気を緩ませたところで、一気にベルトを外し、下着ごとズボンを剥ぎ取る。
「ちょっ! あっ……んっ」
膨張したそれが、勢いをつけて外へ出てくる。それを手で包み込み、上に一度大きく扱きあげればそこから全身を快楽が貫く。
「んんっ……はっ……」
唇を噛み締めて我慢する仁。指を離せば名残惜しそうな顔で、その様子を見つめている。
そして、その顔のまま強請るように見上げてくる。
(やべっ)
今すぐにでも抱きたい衝動を抑えてソファーに座らせ、そしてまだ欲を出しきれていないそれに顔を近づける。
ここまで近くで見るのは初めてだった。欲のバロメーターは主の反抗心とは反対に赤く腫れている。
どんな味がして、どんな舌触りで、仁がどんな反応を見せるのか? 好奇心を高鳴らせ要はチロリと湿った舌を出す。
「まって……そこ綺麗じゃないから……」
「へえ……気遣ってくれてるんですか?」
「ち、ちが……」
「気持ちよくなりたいんでしょ? だったら……」
大きく口を開けると、上から生唾を飲む音がする。しかし、仁の期待に反して、先端だけを咥える意地悪をする。悔しそうな顔を背けた仁が可愛くて、ゆっくりと奥に飲み込む。ジュルッと音をたてて一度吸い上げ、湿った先端を舌先で優しく押す。
「んっ、あっ」
先走りと声が溢れ、要も興奮してくる。
「んっ……んふっ」
目を瞑り、仁の声を頼りに気持ちの良い所を探していく。
裏筋を舐め上げる。
「はっ、あぁん」
先端を咥え、喉の奥まで飲みこむ。
「んんんんッ」
「けほっ」
これは要がつらい。涙目になり、その滴を仁が掬ってくれる。
「優しいですね」
「別に」
やはり仁は仁だ。要は再び湧いた悪戯心を舌先に集め、性器の先端をグリグリと刺激する。
「ぁぁあん! ……あっ、それ、だ、だめぇッ!」
どうやら一番気持ちいいらしい。ご丁寧に穴までひくつきだしている。
「ふっ……ああっ……」
唾液でぬらした指をまだ硬い秘部に押し当てる。
「欲しいですか?」
と、聞けば
「したいようにすればいいじゃん」
と偉そうな返事が返ってくる。
「了解です」
要は隣に座り、ニコリと笑顔を向けた。状況が掴めない仁は火照ったままの顔を要に向けるしか出来ない。
「……」
何も言わない、指も入れない要。
勃起した性器も冷え始め、キスすらしない、見つめられるだけの状況に仁の溢れかけた欲が震える。
「要……」
その声にな余裕が無い。
「何ですか?」
笑顔を崩さない要にプライドと羞恥心と欲が葛藤する。
「……して」
「……」
「して!」
「したいようにしていいって言ったの仁さんじゃないですか。今は仁さんの顔を見つめる時間なんです」
「そんなの……いらない、から……」
「から?」
「早く、続きして!」
「……」
強気の仁に、根気で対応する要。
段々顔を赤くして、腰をうねらせる仁に「欲しいですか?」と追い打ちをかける。
「……うん」
「どうしようかな」
仁を膝の上に乗せ綺麗な白い臀部を撫でる。背中に走った快楽にビクンと背筋を伸ばした仁。空いた隙間から指を秘部に忍ばせるが触れはしない。
の耳元で
「もう一回お願いしてください」
と最後の追い打ち。
仁の理性が限界を超える。
「要、お願い! 挿れ……あああっ!」
ソファーに押し倒し、勢いよく足を開脚させ、その間に潜り込む。秘部に舌を這わせながら、唾液で湿らせ、人差し指を押し込む。
「ひうっ、あっ!」
迷うことなく、気持ちのいい場所まで肉壁を押し開きながら進み、快楽に堕とす。
待ち望んだ刺激を与えられた仁は、開脚した足から力が抜け、要に支えてもらいながら、ひたすら喘ぐことしかできない。
「あぁ……ああッ……奥、奥まできてぇ、そこ……いいッ!」
「年上なのにこんなに喘いでいやらしいな。まだ指一本ですよ?」
「うるさい! あっ! やっ!」
口答えをする仁に快楽でお仕置きをすれば、身体を反り返らせる。
「仁さんの声の方が大きいよ」
「要、もっと! んっ、ああっ!」
溺れる声に部屋も、要の脳内も全てが埋め尽くされる。
要の理性も切れ、仁の喘ぎ声だけを聞くために指を蜜壷の中で激しく踊らせた。
「いいぞ。ほら! 仁!」
「んやっ、ああん……あっ、あんっ!!」
「気持ちいいか?」
「気持ちいい、要の……指、も、もっと……はっ、あんっ……コリコリしてぇ……ああっ!」
仁が急にガクンとなり、秘部のほうに生暖かい何かが伝って垂れてくる。見なくても分かる、きっと白くいやらしく光るそれ。
「たっぷり出ちまったな」
「はぁ……はぁ……」
やはり白濁色の液体が、性器を伝い、その下で穴をかき回した要の指の腹にねっとり絡み付いていた。それを吐き出した人物も、胸倉の服を握り締め荒い呼吸をしている。
「どう? イライラ忘れてた?」
と、引き抜きた指から引くいやらしい糸を見せつける。
「別に!」
「途中で仁って呼んでも何も言わなかったじゃん」
「気がついてたし!」
「はいはい」
年上とは思えない子どもの様な発言に可愛いと思ってしまう。だからこそ、仁さんなんて呼べないのだ。
「で、どうだった?」
「……」
何も言わない仁にどうしたものかと頭を掻こうとしたが、指には精液が着いたままだった。乾きだした指の精液を処理しようと立ち上がる。しかし、仁が立ち上がる要の腕を掴んだ。そして不満そうな顔を向ける。
「あんなに喘いでたのに気持ちよくなかったのか?」
「気持ちよくなかった」
「嘘つけ」
「それに……抜いただけじゃん」
「?」
「忘れるくらい抱いてって言ったのに」
目を丸くしてしまう要。しかし、そんな要などお構いなしに要の膨らんだ下半身を足先でつんつんしながら
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