31 / 45
第2章:現れる脅威と新たな力
31 胡散臭い科学者
しおりを挟む
「はっ! 2度も引っかかるかよ」
タツロウはそのネズミのような見た目のロボットに液体の入った小さい風船を投げつけ、そしてそれを撃った。
ネズミロボットは激しく燃え、動かなくなった。
「そんな物を持ち歩いているのですか……危なっかしいですね……ヒヒ」
そう言い、長身の人はカバンから白い布のような物を取り出し、そしてそれを羽織った。
白衣だ。
その白衣の胸元に名札らしき物が下がっていたが、すぐに外されてしまい、見ることができなかった。
「人を助ける時にはな、何かと火が必要なんだよ。だからと言って、火の神みたいにカンテラを持ち歩くわけにもいかねぇ。それで、これってわけだ」
カバンから液体の入った瓶を取り出した。
そして、タバコを口に銜え、火をつけた。
「アルコールですか……怖いですねぇ……ヒヒヒ」
長身の人改め胡散臭い科学者は、カバンの中からさっきとは違う物を取り出し、それを撫でている。
「ですが、この子達には通用しませんよ!」
再び、毛むくじゃらの何かを地面に放った。
今度は1体ではなく、複数体走っていて、しかも小さい。
「ちっ! またネズミか! すばしっこい奴らめ!」
瓶の先端に入っている布をタバコの火で燃やした。
そして、その瓶をその集団に投げつけた。
瓶は地面で割れ、火が広がる。
「よし! やった!」
ネズミ達は火に炙られる。
「うわ! なんだこいつら! やめろ! うわあぁぁぁ!!!」
火が付いたままのネズミロボット達がタツロウによじ登り、そして火が移り燃え尽きてしまった。
---
「はっ!!」
タツロウは驚き、火をつけたばかりのタバコを地面に落としてしまった。
「(今のは何だったんだ? 予知夢か何かか? いや、これは白昼夢か何かか? とにかく、火は危険ってことだな)」
タツロウは冷や汗を拭う。
「アルコールですか……怖いですねぇ……ヒヒヒ」
胡散臭い科学者は、カバンの中から何かを取り出し、それを撫でている。
「ですが、この子達には通用しませんよ!」
そして、毛むくじゃらの何かを地面に放った。
白昼夢で見たネズミロボットの群れだ。
「(こいつらを火で燃やそうとしたら、返り討ちにあったってことだよな? それなら!)」
タツロウはカバンにアルコールの入った瓶を戻し、別の物を取り出した。
そして、それのピンを抜き、集団に向けて投げた。
「おや? アルコールではない……」
タツロウは距離を取る為に後ろに走る。
そして
「うわ!? 僕の試作21号機達!!」
投げた手榴弾がネズミロボット達のど真ん中で爆発し、全て粉々になってしまった。
そのネズミロボットの破片が、胡散臭い科学者の足元まで飛ぶ。
「ヒヒヒ……ヒヒヒヒヒ!!!」
胡散臭い科学者は、壊れたおもちゃのような変な動きをし始めた。
と、その時、
「な!? なんだなんだ!!!?」
すぐ近くの2階建ての建物が、何かに落ち潰されるように崩れ落ちた。
その轟音と土埃が、タツロウのいる場所まで届く。
「(あれは今から向かう予定だった場所! お嬢! 今助けに! いや、これはチャンスをくれたのか!」
タツロウは土埃の濃い場所へと入って行った。
「おや? おやおや? あの局員はどこに行かれたのでしょうか?」
胡散臭い科学者は周囲を見る。
「ヒヒヒ! 逃げられたようですね。まあいいでしょう。目的は達成できましたが……せっかく足止めしたのに、あちらは失敗したのでしょうか?」
科学者はため息をつく。
「仕方ありません。次の作戦を始めるとしましょう」
そう言い、別の方向へと歩いて行った。
---
救助予定の局員と逮捕予定の局員の安否を確認し、アイリスが2人とも瓦礫から守ってくれていた事を知ってほっとした後、夢の主がいる場所へと向かっていた。
逮捕予定の局員には、『逮捕』と書いた紙を背中に貼り、タツロウに見えるように背を路地に向けてある。
「あのまま放置していったら、仲間に連れていかれるわよ~?」
「大丈夫。そろそろ私の隊員が来るよ」
「その自信はどこから来るのかしらね~。そろそろ着くわよ~」
路地から市場へと入り、そして市場の中にある、ビルのように高い建物の中へと入っていった。
「そういえば今更だけど」
「なに~?」
「なんで夢の主の場所わかるの?」
私がそう聞くと、アイリスは振り返り、ギザギザの歯を見せながら笑った。
「キキキ! ここにいると、邪神教団が来るからだよ~」
「邪神教団ね……」
夢羽はそう呟き、再び何かを考え始めた。
「来た邪神教団を片っ端から倒せるでしょ~? 探さなくても勝手に来てくれるから楽だったわよ~」
「そ、そうなんだ……えっと……その邪神教団? ってなに?」
アイリスはエレベーターのボタンを押して、こちらを見る。
「なにって、私の敵ですわ~」
「敵なのはわかったけど、あいつら何で邪気なんて集めているのかなって」
私は、モゾモゾ動いている黒い袋を持ち上げる。
アイリスはその袋を睨みつけている。
「邪気を集めたら、邪神が復活するって思っているからですわ~」
私は夢羽をチラッと見る。
夢羽は首を傾げている。
「邪神がいるかどうかは置いておいて、邪神教団が敵って言うけど、アイリス達は何?」
エレベーターが来たのでそれに乗り込み、アイリスはキキキと短く笑う。
「踏み込んでくるわね~。まだ休戦中なの忘れてない~?」
「忘れてないよ。そもそも、アイリスとは戦う理由無いしね」
「じゃあ、初対面の時はなんで戦ったのかしら~?」
あー……あの時ってたしか……。
「言い訳にしか聞こえないと思うけど、ちょっと気が張っていたのかも。あと、制服を着ているのはわかってたけど、改造されていたから奪って改造した物を着た夢の中の凄腕兵士なのかなっと……」
「キキキキキ! 面白いわね~! この服は自前よ~。制服可愛くないからね~。凄腕兵士に見えたってことは、強そうに見えたってことね~。光栄だわ~」
アイリスはギザギザの歯を見せながら笑う。
話をしていると、いつの間にか最上階に到着した。
「話はここまでね~。私達が何者なのかは、夢羽と風羽が邪神教団でない事を証明したら教えてあげるわ~」
そう言い、エレベーターの近くの壁にもたれた。
どうやらここで待っているようだ。
「うん、ありがとう……こんにちは、夢の主ですか?」
私はガラスの壁から外を見ている、1人の若い人に声をかけた。
顔立ちは中性なので、まだパートナーはいないのだろう。
「はい。あなたは?」
こちらを見る夢の主。
「星間郵便局です。お手紙を持ってきました。これをどうぞ」
私は、カバンのポケットから手紙を取り出し、それを渡した。
「ありがとう」
そう言い、夢の主は開封した。
すると、いつもの夢の主に関する映像が私の頭に流れ、そしてそれが終わった後、切手が飛んできた。
私はそれを取り、カバンの切手入れにしまった。
「任務完了っと。それでは!」
私は夢の主に頭を下げ、エレベーターの前に来た。
「袋はどうだった~?」
私は黒い袋を確認する。
さっきまでモゾモゾ動いていた邪気はみるみるうちに元気が無くなり、そしてパアっと光り、消えてなくなったかと思いきや、全て夢羽に吸収された。
そして、夢羽も光りだした。
「なに? 何が起きた?」
「ま、まさか~! 予想はしていたけど~、こんな所にいらっしゃったんですね~!」
突然アイリスはその場に跪いた。
「え? え?」
後ろにいる夢の主も何事かと驚いている。
「霊神ソラ様~!!」
そして、アイリスが名前を叫んだ。
タツロウはそのネズミのような見た目のロボットに液体の入った小さい風船を投げつけ、そしてそれを撃った。
ネズミロボットは激しく燃え、動かなくなった。
「そんな物を持ち歩いているのですか……危なっかしいですね……ヒヒ」
そう言い、長身の人はカバンから白い布のような物を取り出し、そしてそれを羽織った。
白衣だ。
その白衣の胸元に名札らしき物が下がっていたが、すぐに外されてしまい、見ることができなかった。
「人を助ける時にはな、何かと火が必要なんだよ。だからと言って、火の神みたいにカンテラを持ち歩くわけにもいかねぇ。それで、これってわけだ」
カバンから液体の入った瓶を取り出した。
そして、タバコを口に銜え、火をつけた。
「アルコールですか……怖いですねぇ……ヒヒヒ」
長身の人改め胡散臭い科学者は、カバンの中からさっきとは違う物を取り出し、それを撫でている。
「ですが、この子達には通用しませんよ!」
再び、毛むくじゃらの何かを地面に放った。
今度は1体ではなく、複数体走っていて、しかも小さい。
「ちっ! またネズミか! すばしっこい奴らめ!」
瓶の先端に入っている布をタバコの火で燃やした。
そして、その瓶をその集団に投げつけた。
瓶は地面で割れ、火が広がる。
「よし! やった!」
ネズミ達は火に炙られる。
「うわ! なんだこいつら! やめろ! うわあぁぁぁ!!!」
火が付いたままのネズミロボット達がタツロウによじ登り、そして火が移り燃え尽きてしまった。
---
「はっ!!」
タツロウは驚き、火をつけたばかりのタバコを地面に落としてしまった。
「(今のは何だったんだ? 予知夢か何かか? いや、これは白昼夢か何かか? とにかく、火は危険ってことだな)」
タツロウは冷や汗を拭う。
「アルコールですか……怖いですねぇ……ヒヒヒ」
胡散臭い科学者は、カバンの中から何かを取り出し、それを撫でている。
「ですが、この子達には通用しませんよ!」
そして、毛むくじゃらの何かを地面に放った。
白昼夢で見たネズミロボットの群れだ。
「(こいつらを火で燃やそうとしたら、返り討ちにあったってことだよな? それなら!)」
タツロウはカバンにアルコールの入った瓶を戻し、別の物を取り出した。
そして、それのピンを抜き、集団に向けて投げた。
「おや? アルコールではない……」
タツロウは距離を取る為に後ろに走る。
そして
「うわ!? 僕の試作21号機達!!」
投げた手榴弾がネズミロボット達のど真ん中で爆発し、全て粉々になってしまった。
そのネズミロボットの破片が、胡散臭い科学者の足元まで飛ぶ。
「ヒヒヒ……ヒヒヒヒヒ!!!」
胡散臭い科学者は、壊れたおもちゃのような変な動きをし始めた。
と、その時、
「な!? なんだなんだ!!!?」
すぐ近くの2階建ての建物が、何かに落ち潰されるように崩れ落ちた。
その轟音と土埃が、タツロウのいる場所まで届く。
「(あれは今から向かう予定だった場所! お嬢! 今助けに! いや、これはチャンスをくれたのか!」
タツロウは土埃の濃い場所へと入って行った。
「おや? おやおや? あの局員はどこに行かれたのでしょうか?」
胡散臭い科学者は周囲を見る。
「ヒヒヒ! 逃げられたようですね。まあいいでしょう。目的は達成できましたが……せっかく足止めしたのに、あちらは失敗したのでしょうか?」
科学者はため息をつく。
「仕方ありません。次の作戦を始めるとしましょう」
そう言い、別の方向へと歩いて行った。
---
救助予定の局員と逮捕予定の局員の安否を確認し、アイリスが2人とも瓦礫から守ってくれていた事を知ってほっとした後、夢の主がいる場所へと向かっていた。
逮捕予定の局員には、『逮捕』と書いた紙を背中に貼り、タツロウに見えるように背を路地に向けてある。
「あのまま放置していったら、仲間に連れていかれるわよ~?」
「大丈夫。そろそろ私の隊員が来るよ」
「その自信はどこから来るのかしらね~。そろそろ着くわよ~」
路地から市場へと入り、そして市場の中にある、ビルのように高い建物の中へと入っていった。
「そういえば今更だけど」
「なに~?」
「なんで夢の主の場所わかるの?」
私がそう聞くと、アイリスは振り返り、ギザギザの歯を見せながら笑った。
「キキキ! ここにいると、邪神教団が来るからだよ~」
「邪神教団ね……」
夢羽はそう呟き、再び何かを考え始めた。
「来た邪神教団を片っ端から倒せるでしょ~? 探さなくても勝手に来てくれるから楽だったわよ~」
「そ、そうなんだ……えっと……その邪神教団? ってなに?」
アイリスはエレベーターのボタンを押して、こちらを見る。
「なにって、私の敵ですわ~」
「敵なのはわかったけど、あいつら何で邪気なんて集めているのかなって」
私は、モゾモゾ動いている黒い袋を持ち上げる。
アイリスはその袋を睨みつけている。
「邪気を集めたら、邪神が復活するって思っているからですわ~」
私は夢羽をチラッと見る。
夢羽は首を傾げている。
「邪神がいるかどうかは置いておいて、邪神教団が敵って言うけど、アイリス達は何?」
エレベーターが来たのでそれに乗り込み、アイリスはキキキと短く笑う。
「踏み込んでくるわね~。まだ休戦中なの忘れてない~?」
「忘れてないよ。そもそも、アイリスとは戦う理由無いしね」
「じゃあ、初対面の時はなんで戦ったのかしら~?」
あー……あの時ってたしか……。
「言い訳にしか聞こえないと思うけど、ちょっと気が張っていたのかも。あと、制服を着ているのはわかってたけど、改造されていたから奪って改造した物を着た夢の中の凄腕兵士なのかなっと……」
「キキキキキ! 面白いわね~! この服は自前よ~。制服可愛くないからね~。凄腕兵士に見えたってことは、強そうに見えたってことね~。光栄だわ~」
アイリスはギザギザの歯を見せながら笑う。
話をしていると、いつの間にか最上階に到着した。
「話はここまでね~。私達が何者なのかは、夢羽と風羽が邪神教団でない事を証明したら教えてあげるわ~」
そう言い、エレベーターの近くの壁にもたれた。
どうやらここで待っているようだ。
「うん、ありがとう……こんにちは、夢の主ですか?」
私はガラスの壁から外を見ている、1人の若い人に声をかけた。
顔立ちは中性なので、まだパートナーはいないのだろう。
「はい。あなたは?」
こちらを見る夢の主。
「星間郵便局です。お手紙を持ってきました。これをどうぞ」
私は、カバンのポケットから手紙を取り出し、それを渡した。
「ありがとう」
そう言い、夢の主は開封した。
すると、いつもの夢の主に関する映像が私の頭に流れ、そしてそれが終わった後、切手が飛んできた。
私はそれを取り、カバンの切手入れにしまった。
「任務完了っと。それでは!」
私は夢の主に頭を下げ、エレベーターの前に来た。
「袋はどうだった~?」
私は黒い袋を確認する。
さっきまでモゾモゾ動いていた邪気はみるみるうちに元気が無くなり、そしてパアっと光り、消えてなくなったかと思いきや、全て夢羽に吸収された。
そして、夢羽も光りだした。
「なに? 何が起きた?」
「ま、まさか~! 予想はしていたけど~、こんな所にいらっしゃったんですね~!」
突然アイリスはその場に跪いた。
「え? え?」
後ろにいる夢の主も何事かと驚いている。
「霊神ソラ様~!!」
そして、アイリスが名前を叫んだ。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる