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第4択
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ペンションの備品として倉庫に用意されていたバーベキューコンロを用い、買い集めた食材を焼いていく。陽が傾きかけた中で、緒方以外は酒を片手に肉を食らっていく。
もし、俺が≪悪魔の脳≫に侵されていなければ……。
もし、詩奈を殺すようなことがなければ……。
もし、ウーバーに秘密がバレていなければ……。
この場をもっと楽しめていたのだろうか。
目の前で楽しそうにしている憲司やムラッセ、それに緒方の姿を見ると、なんとも自分だけが別世界に置いていかれた気分になる。
もはや、俺はこの3人を疑いの目でしか見ていなかった。俺の秘密を知っているのは誰だ? 憲司は黒に限りなく近い。ウーバーですら知っているのだから、優衣や詩奈が発声源だとしても、憲司にまず伝えそうなものである。
「ほれほれ、肉だぜ。食え」
ムラッセが俺の空いた紙皿に焼けた肉を乗せていく。俺は小声で感謝を告げ、肉を口の中に放り投げる。安物の肉なので歯切れが決して良いとは言えなかったが、今の俺にとってはストレスをぶつけるのにギリギリと噛めて助かる。
「ねえ、俊介。なにか元気がないみたいだけど、大丈夫?」
キャンプ用のリクライニングチェアに座っていた俺の横に、スッと椅子を引いて近付いてきたのはニット帽子を被った緒方だった。彼は手に持った紙コップを少し傾け、俺の紙コップに「乾杯」と言って小突かせた。
「相談なら乗るよ。うーん、そうだな。たとえば憲司にも言えない悩みがあるなら」
彼は紙コップの中に入っている緑茶をチビチビと舐めるように飲む。食欲も大してないのだろう。彼は早い段階で紙皿をテーブルに放棄していた。
「ありがとう。でも、そんなに深い悩みなんて」
「僕は近い未来、この世から去る人間。誰かの恥ずかしい話ぐらい一緒に墓場まで持って行ってあげるさ。それに、死を悟った人間はちょっとやそっとでは驚かないんだよ? あ、これ自虐ギャグだから笑ってね」
そう言った緒方は鼻頭に人差し指をあててウインクをしてみせる。俺は彼の優しさとブラックユーモアに敗け、思わずにクスリと笑うのだった。
病魔に打ち勝つ可能性だってある。それでも、彼はその可能性が極めて低いことを自身の肌で感じ取っているようだ。
「やっと笑ったね。ずっと浮かない顔をしていたから安心したよ」
そうだ、今日は緒方に良い思い出を作ってやる日だったじゃないか。なのに、気を遣わせて何をしているんだ俺は。
「すまない。少しだけ元気が出たよ」
「それで? まさか、ここにきて僕に相談しないって選択肢はないよ?」
「ははっ。参ったな。う~ん、そうだな。相談してもいいが、かなりぶっ飛んでいるぜ?」
「これからの人生ってときに余命を告げられるほど?」
「はは、そんなの俺には計り知れねえよ」
「じゃあ、僕が判断してあげる」
屈託なく笑った緒方の顔が眩しかった。2人きりで遊んだことはないし、こうやって2人きりで話すことも滅多になかった。それでも、彼はとにかく周囲に気を遣える優男で、彼を嫌う人はいないのだろうなという印象を受けていた。
彼は嘘を吐かないし、それこそ本当に墓場まで秘密を持って行ってくれるだろうと思った。だけど、詩奈の裏の顔を知ってからは、他人の表の顔なんてアテにならないとも理解している。
目の前にいる彼はどうか。病魔に襲われた彼は、健康である俺たちに嫉妬をしていないか? 知らず知らずの内に憎まれてやしないか? 本当に秘密を明かしていいのか?
「じゃあさ、緒方の秘密を先に教えてくれないか?」
等価交換という形で手を打ってみる。彼の秘密が秘密と呼べるほどのものでなければ、俺は彼に本当のことを明かさないでおくつもりだった。
「秘密かぁ。う~ん、秘密にしておくってことは他人に明かす勇気がいるってことで、中々上手く言えないけど――。でも、それで俊介の悩みを聞いてあげられるのなら構わないよ。それじゃあ、他の人に聞かれないように移動しようっか」
俺たちは2人でブラブラと散歩してくるという理由をつけて他の者達から遠ざかった。当然、ムラッセは心配そうな表情をするし、ウーバーは俺を怪しんで見ている中だったので、誰かが追いかけてこないかとヒヤヒヤしたものだった。
▽
スゥーハァーと深呼吸を入れた緒方の眼差しは、俺に一直線へと向く。その瞬間、彼が腹を決めたことを嫌でも悟ってしまった。今から話すことは嘘偽りまったく無いのものだと分かる。
「僕ね、性同一性障害なんだ」
「え?」
「驚くよね。でも、嘘じゃない。身体は男だけど、中身は女なんだ。それでずっと悩んできたけどさ、誰にも話す勇気は出なかった。ムラッセにも両親にさえも。ははっ……、やっぱり引いちゃうかな?」
正直、驚いていないといえば嘘である。彼が長年抱え込んだ秘密はそれ相応の重さがあって、俺が考えるよりも勇気がいることだったと思う。
等価交換は裕に成立している。
「引かない。よく、話してくれた」
「うん。だから、俊介も覚悟して話してもらっていいかい?」
「信じられないような話だが、信じるか信じないかは任せる」
「もちろん、信じるよ」
事故に遭ったあの日からのことを打ち明けた。だけど、全てを明かすわけにはいかない。詩奈を殺害したことは伏せておくにする。緒方には申し訳ないが、そこまで暴露するほど腹は据わっていないのだ。
俺の話を黙って聞いていた緒方の表情は、不思議にも変化がなかった。突拍子もない話のせいで唖然としているのか、あるいは嘘だと思って真剣に聞いてもらえていないのか。
まあ、俺が緒方の立場であっても信じることは難しいだろう。幽霊やUFOを見たというほうがよっぽど信憑性がありそうだ。≪悪魔の脳≫だなんて、傍から見れば頭のイカれた妄想狂に過ぎない。
それでも――。
「そっか……。俊介も辛い状況にあったんだね」
なぜ? なぜ、彼は自分のために目の端に涙を浮かべてくれるのだろうか。
――それでも、お袋や親父、それに茜だって今じゃ信じてくれている。
「理解してくれるのか? こんなぶっ飛んだ話を」
「当然だろ! 僕たちはもう、秘密を共有した仲じゃないか。この間に嘘も隠し事も無しだよ!」
親指を立てた緒方。彼がそう言ってくれたことに心がポワンと温まる。疑心暗鬼になっていた俺にとって、緒方という心から信頼できる友がいることを再確認できたのは大きな財産となる。
だからこそ余計に、まだ隠し事をしていることについて心痛な想いが残る。緒方なら何でも受け入れてくれそうな気がする。詩奈を殺害してしまったことも≪悪魔の脳≫のせいにすれば、許されるのではないかとさえ思える。
話すべきなのか?
いや、まだ信用すべきでない?
【打ち明ける】
【秘密にしておく】
既に前回の選択肢から数時間は経過しているので、これが出現しても驚きはなかった。
「実は――」
俺の口は魔法に掛けられたようにペラペラと流暢に喋る。その1つ1つの発音で舌が動いている感覚は確かにあるから尚不思議である。
勝手に口が開いている間は何も考えなくても構わなかったのだが、俺は冷静になって秒数を数え続けた。そうして、ちょうど60秒が経ったとき、俺は自身の意志を取り戻すことができたのだ。
「軽蔑されても仕方がないことをしたと思っている」
さすがに人殺しだと知れば、懐の深い緒方とはいえ俺を白い目で見るだろう。警察に通報されて人生が終わる。これが≪悪魔の脳≫が描いたシナリオだとするのであれば、あまりに呆気ない幕切れとなる。
(だからこそ、このまま終わるはずはない)
確信していた。緒方は殺人鬼となった俺を受け入れ、その上で他の人間に告げ口はしないと。現に目の前の緒方が怯えを見せたり非難するような顔つきをしていない。
「なんて声を掛ければいいか分からないけど……悪いのは俊介じゃなくて、その≪悪魔の脳≫ってやつだよ。それに詩奈が脅しさえしなければ、最悪の結果に繋がらなかっただろうし」
「誰にも言わないでいてくれるか?」
「約束する。その代わり、僕のもう1つの秘密を教えるから、俊介も一緒に背負ってよ」
「……わかった」
緒方は首をコクリと縦に振って、瞼を閉じた。そうして、幾度か深い呼吸を繰り返してゆっくりと閉じられた眼が開かれる。その瞳には覚悟した炎が漲っており、まさに切腹を決意した武士のようであると俺は思った。
「ムラッセのことが好きなんだ。友達としてじゃなく、異性として」
これまた、優衣と詩奈とは違った複雑な関係図が生まれたことになる。俺は驚くことも笑うこともしなかった。只々、詩奈を殺してしまったことを黙認してくれた彼に対し、俺も静かに受け止めようと考えたのである。
もし、俺が≪悪魔の脳≫に侵されていなければ……。
もし、詩奈を殺すようなことがなければ……。
もし、ウーバーに秘密がバレていなければ……。
この場をもっと楽しめていたのだろうか。
目の前で楽しそうにしている憲司やムラッセ、それに緒方の姿を見ると、なんとも自分だけが別世界に置いていかれた気分になる。
もはや、俺はこの3人を疑いの目でしか見ていなかった。俺の秘密を知っているのは誰だ? 憲司は黒に限りなく近い。ウーバーですら知っているのだから、優衣や詩奈が発声源だとしても、憲司にまず伝えそうなものである。
「ほれほれ、肉だぜ。食え」
ムラッセが俺の空いた紙皿に焼けた肉を乗せていく。俺は小声で感謝を告げ、肉を口の中に放り投げる。安物の肉なので歯切れが決して良いとは言えなかったが、今の俺にとってはストレスをぶつけるのにギリギリと噛めて助かる。
「ねえ、俊介。なにか元気がないみたいだけど、大丈夫?」
キャンプ用のリクライニングチェアに座っていた俺の横に、スッと椅子を引いて近付いてきたのはニット帽子を被った緒方だった。彼は手に持った紙コップを少し傾け、俺の紙コップに「乾杯」と言って小突かせた。
「相談なら乗るよ。うーん、そうだな。たとえば憲司にも言えない悩みがあるなら」
彼は紙コップの中に入っている緑茶をチビチビと舐めるように飲む。食欲も大してないのだろう。彼は早い段階で紙皿をテーブルに放棄していた。
「ありがとう。でも、そんなに深い悩みなんて」
「僕は近い未来、この世から去る人間。誰かの恥ずかしい話ぐらい一緒に墓場まで持って行ってあげるさ。それに、死を悟った人間はちょっとやそっとでは驚かないんだよ? あ、これ自虐ギャグだから笑ってね」
そう言った緒方は鼻頭に人差し指をあててウインクをしてみせる。俺は彼の優しさとブラックユーモアに敗け、思わずにクスリと笑うのだった。
病魔に打ち勝つ可能性だってある。それでも、彼はその可能性が極めて低いことを自身の肌で感じ取っているようだ。
「やっと笑ったね。ずっと浮かない顔をしていたから安心したよ」
そうだ、今日は緒方に良い思い出を作ってやる日だったじゃないか。なのに、気を遣わせて何をしているんだ俺は。
「すまない。少しだけ元気が出たよ」
「それで? まさか、ここにきて僕に相談しないって選択肢はないよ?」
「ははっ。参ったな。う~ん、そうだな。相談してもいいが、かなりぶっ飛んでいるぜ?」
「これからの人生ってときに余命を告げられるほど?」
「はは、そんなの俺には計り知れねえよ」
「じゃあ、僕が判断してあげる」
屈託なく笑った緒方の顔が眩しかった。2人きりで遊んだことはないし、こうやって2人きりで話すことも滅多になかった。それでも、彼はとにかく周囲に気を遣える優男で、彼を嫌う人はいないのだろうなという印象を受けていた。
彼は嘘を吐かないし、それこそ本当に墓場まで秘密を持って行ってくれるだろうと思った。だけど、詩奈の裏の顔を知ってからは、他人の表の顔なんてアテにならないとも理解している。
目の前にいる彼はどうか。病魔に襲われた彼は、健康である俺たちに嫉妬をしていないか? 知らず知らずの内に憎まれてやしないか? 本当に秘密を明かしていいのか?
「じゃあさ、緒方の秘密を先に教えてくれないか?」
等価交換という形で手を打ってみる。彼の秘密が秘密と呼べるほどのものでなければ、俺は彼に本当のことを明かさないでおくつもりだった。
「秘密かぁ。う~ん、秘密にしておくってことは他人に明かす勇気がいるってことで、中々上手く言えないけど――。でも、それで俊介の悩みを聞いてあげられるのなら構わないよ。それじゃあ、他の人に聞かれないように移動しようっか」
俺たちは2人でブラブラと散歩してくるという理由をつけて他の者達から遠ざかった。当然、ムラッセは心配そうな表情をするし、ウーバーは俺を怪しんで見ている中だったので、誰かが追いかけてこないかとヒヤヒヤしたものだった。
▽
スゥーハァーと深呼吸を入れた緒方の眼差しは、俺に一直線へと向く。その瞬間、彼が腹を決めたことを嫌でも悟ってしまった。今から話すことは嘘偽りまったく無いのものだと分かる。
「僕ね、性同一性障害なんだ」
「え?」
「驚くよね。でも、嘘じゃない。身体は男だけど、中身は女なんだ。それでずっと悩んできたけどさ、誰にも話す勇気は出なかった。ムラッセにも両親にさえも。ははっ……、やっぱり引いちゃうかな?」
正直、驚いていないといえば嘘である。彼が長年抱え込んだ秘密はそれ相応の重さがあって、俺が考えるよりも勇気がいることだったと思う。
等価交換は裕に成立している。
「引かない。よく、話してくれた」
「うん。だから、俊介も覚悟して話してもらっていいかい?」
「信じられないような話だが、信じるか信じないかは任せる」
「もちろん、信じるよ」
事故に遭ったあの日からのことを打ち明けた。だけど、全てを明かすわけにはいかない。詩奈を殺害したことは伏せておくにする。緒方には申し訳ないが、そこまで暴露するほど腹は据わっていないのだ。
俺の話を黙って聞いていた緒方の表情は、不思議にも変化がなかった。突拍子もない話のせいで唖然としているのか、あるいは嘘だと思って真剣に聞いてもらえていないのか。
まあ、俺が緒方の立場であっても信じることは難しいだろう。幽霊やUFOを見たというほうがよっぽど信憑性がありそうだ。≪悪魔の脳≫だなんて、傍から見れば頭のイカれた妄想狂に過ぎない。
それでも――。
「そっか……。俊介も辛い状況にあったんだね」
なぜ? なぜ、彼は自分のために目の端に涙を浮かべてくれるのだろうか。
――それでも、お袋や親父、それに茜だって今じゃ信じてくれている。
「理解してくれるのか? こんなぶっ飛んだ話を」
「当然だろ! 僕たちはもう、秘密を共有した仲じゃないか。この間に嘘も隠し事も無しだよ!」
親指を立てた緒方。彼がそう言ってくれたことに心がポワンと温まる。疑心暗鬼になっていた俺にとって、緒方という心から信頼できる友がいることを再確認できたのは大きな財産となる。
だからこそ余計に、まだ隠し事をしていることについて心痛な想いが残る。緒方なら何でも受け入れてくれそうな気がする。詩奈を殺害してしまったことも≪悪魔の脳≫のせいにすれば、許されるのではないかとさえ思える。
話すべきなのか?
いや、まだ信用すべきでない?
【打ち明ける】
【秘密にしておく】
既に前回の選択肢から数時間は経過しているので、これが出現しても驚きはなかった。
「実は――」
俺の口は魔法に掛けられたようにペラペラと流暢に喋る。その1つ1つの発音で舌が動いている感覚は確かにあるから尚不思議である。
勝手に口が開いている間は何も考えなくても構わなかったのだが、俺は冷静になって秒数を数え続けた。そうして、ちょうど60秒が経ったとき、俺は自身の意志を取り戻すことができたのだ。
「軽蔑されても仕方がないことをしたと思っている」
さすがに人殺しだと知れば、懐の深い緒方とはいえ俺を白い目で見るだろう。警察に通報されて人生が終わる。これが≪悪魔の脳≫が描いたシナリオだとするのであれば、あまりに呆気ない幕切れとなる。
(だからこそ、このまま終わるはずはない)
確信していた。緒方は殺人鬼となった俺を受け入れ、その上で他の人間に告げ口はしないと。現に目の前の緒方が怯えを見せたり非難するような顔つきをしていない。
「なんて声を掛ければいいか分からないけど……悪いのは俊介じゃなくて、その≪悪魔の脳≫ってやつだよ。それに詩奈が脅しさえしなければ、最悪の結果に繋がらなかっただろうし」
「誰にも言わないでいてくれるか?」
「約束する。その代わり、僕のもう1つの秘密を教えるから、俊介も一緒に背負ってよ」
「……わかった」
緒方は首をコクリと縦に振って、瞼を閉じた。そうして、幾度か深い呼吸を繰り返してゆっくりと閉じられた眼が開かれる。その瞳には覚悟した炎が漲っており、まさに切腹を決意した武士のようであると俺は思った。
「ムラッセのことが好きなんだ。友達としてじゃなく、異性として」
これまた、優衣と詩奈とは違った複雑な関係図が生まれたことになる。俺は驚くことも笑うこともしなかった。只々、詩奈を殺してしまったことを黙認してくれた彼に対し、俺も静かに受け止めようと考えたのである。
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