💕ヴァージン✨ゲーム✨💕 一千億円で私のバージンを売ってやる✨✨ さァ✨ゲームの始まりです❗❗

革命……🎼🎶🎹✨✨✨

高松みいな……（三人称）

「ああァン……､お前は？」
　すぐさま榊は振り向いて男を睨んだ。



「あ、先生……！」高松みいなは､助けに入った男性を見て嬉しそうに声を上げた。




「証拠もなしにレイラお嬢様を別人呼ばわりしないで下さい」
　イケメンの男性は看護師のみいなに微笑んだ。

　弁護士の桐山アキラだ。



「ほォ、なんだよ。イケメン弁護士さんか。こっちは被害者なんだぞ。大事な娘を誘拐されたんだ！」
　だが榊は相変わらず開き直ったような口の聞き方だ。



「とにかく看護師さんが怖がっているでしょ。
　さァ、こちらへどうぞ」
　アキラは高松みいなに手を差し伸べた。



「キャッ､先生ェ……！！」相変わらずアニメ声だ。
　イケメン弁護士の元へ駆け寄った。


「ケッケケ、イケメンは得だな。女子に好かれて」


「気をつけてください。むやみに女性の身体に触れると暴行罪になりますよ」


「るっせぇな。とっとと､娘を返せ！」



「あなたの娘さんは不幸な事故で亡くなったんです。いくらレイラお嬢様が娘さんに似ていたとしても……」



「良いだろう。どっちの言い分が正しいか。警察でも裁判所でも出るとこへ出ようじゃねえェか！！」


「良いでしょう。だったらあなたが昔から娘さんに暴力を働き､ろくに食事を与えなかった事も白日の下に晒しますか」


「なッ、なんだとォ！！」


「あんたみたいなゲスヤローを見るとムカついてくるんだ。もう二度とお嬢様や龍崎家の前に現れないで下さい！！」
　そう言うと桐山アキラは看護師のみいなを連れて､自分のポルシェへ乗せて走り去っていった。



「くッそォ……」ひとり残された榊は憎々しげに､去っていくアキラの車を睨んだ。


　その榊の背後から女性が現れた。


「フフゥン、どうしたのよ。サカキちゃん。あのイケメン弁護士にやられっ放しじゃン」
　脇で隠れて見ていた清水リカがバカにして嘲笑った。



「ッるせぇ。あのイケ好かねえェ弁護士が今に見てろ」
　榊はペッとツバを吐き捨てた。








☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ