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砂の城……✨✨✨
光輝……(三人称)
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どうやらアキラに押され、レイラの車椅子が邸内の庭園を散策するようだ。
長い廊下には幾つも防犯カメラが設置されてあった。
防犯カメラが、レイラら二人の様子を事細かに捉えて映し出していた。
その様子は、四階の長男、光輝の部屋のモニターに映っている。
豪邸、龍崎家の四階は、ほぼワンフロアが長男光輝のモノだ。
この四階の部屋へ引きこもって何年にもなる。
光輝以外、家政婦の武藤百合子が食事を運ぶくらいだ。他に立ち入りを許されているのは、父親の龍崎仁と妹のレイラだけだった。
龍崎仁が四階へ赴くことはこれまで一度もない。よほどの事がない限りレイラも四階へ上がることはなかった。
部屋の片隅だけ、まるで未来のヲタクみたいに四方にパソコンのパネルが並んでいて、各国の株価が表示してあった。
さらにオーロラビジョンのような大画面が幾つも分割され、屋敷内に設置された防犯カメラと連動し隈なく邸内をチェックできた。
「……」光輝は無言で妹、レイラの姿を盗撮していた。
四方八方からのカメラが龍崎レイラを捉えていた。
ゆっくりとレイラの顔へズームアップしていく。
「……」
光輝の目が妖しく光りを帯びた。
クセなのだろうか。知らぬ間に親指の爪を噛んでいた。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
長い廊下には幾つも防犯カメラが設置されてあった。
防犯カメラが、レイラら二人の様子を事細かに捉えて映し出していた。
その様子は、四階の長男、光輝の部屋のモニターに映っている。
豪邸、龍崎家の四階は、ほぼワンフロアが長男光輝のモノだ。
この四階の部屋へ引きこもって何年にもなる。
光輝以外、家政婦の武藤百合子が食事を運ぶくらいだ。他に立ち入りを許されているのは、父親の龍崎仁と妹のレイラだけだった。
龍崎仁が四階へ赴くことはこれまで一度もない。よほどの事がない限りレイラも四階へ上がることはなかった。
部屋の片隅だけ、まるで未来のヲタクみたいに四方にパソコンのパネルが並んでいて、各国の株価が表示してあった。
さらにオーロラビジョンのような大画面が幾つも分割され、屋敷内に設置された防犯カメラと連動し隈なく邸内をチェックできた。
「……」光輝は無言で妹、レイラの姿を盗撮していた。
四方八方からのカメラが龍崎レイラを捉えていた。
ゆっくりとレイラの顔へズームアップしていく。
「……」
光輝の目が妖しく光りを帯びた。
クセなのだろうか。知らぬ間に親指の爪を噛んでいた。
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