💕ヴァージン✨ゲーム✨💕 一千億円で私のバージンを売ってやる✨✨ さァ✨ゲームの始まりです❗❗

横須賀へ……✨✨✨✨

ルナ✨✨（三人称）

　だが､かすかに動揺したようだ。


「あなたはルナさんを使って､怪しげなコスプレイベントを催もよおし､資産家の万堂さんから多額の撮影代を取っていたのではありませんか」




「はァ、なんだよ。その資産家のマン○ーさんッて。ケッケケェ……」
　下卑た笑い方だ。

「いえ、万堂さんですよ」

「フフゥン､知るかよ。そんなヤツ」



「そうですか。万堂さんは横須賀へ来る前に銀行から二千万円を下ろし､ボストンバッグへ入れてこちらへやってきた。そしてその二千万で､ルナさんを買おうとしたのでは？」



「おいおい、勝手に話しをデッチ上げるなよ！！
　ルナは､とっくの昔に家出して家には帰って来ないンだ。まァ、探すんなら令状を持って来るんだな」


「ほォ、家出ですか。捜索願いは」



「そんなモノ出したトコで帰って来るか」


「そりゃァ、小さい頃からボコボコにしていれば､帰って来ないでしょ！！」


「なんだとォ！  ふざけんなよ。お前ら……」
「警察を呼びますか……。どうぞ」


「るッせぇよ。とにかくルナは居ねえ！！
　探し出したら連れてきてくれよ」



「またボコボコにするんですか」
「はァ、するか。大事な娘を！！」

「なるほど、大事な『金のなる木』ですからね。ルナさんは」


「黙れよ。これ以上､変なコトを言うと弁護士を呼ぶぞ」


「嵐の晩、ここからルナさんは逃げ出した。その時、爆走するセーラーエンジェルの画像がSNSにアップされたンですよ」

「フフゥン……､知らねえェよ。SOSだか､なんか……」
「SNSですよ」


「その夜、資産家の万堂さんは殺害されました」


「知るかッて。オレは車を持ってねえェんだぞ……。
　どうやって三崎沖まで､その遺体を運ぶんだ」



「ほォ、先ほどは知らないと言っていたのに､良くご存知じゃないですか。確かに､あなたの言う通り三崎沖で万堂さんの遺体は発見されました」



「ぬうぅ、そりゃァ、ワイドショーか何かで見たからだろォ。
　ここいらじゃ､かなり有名な事件だからな」


「フゥン､なるほど……」


「そう言えば、あの事件はオッパイ番長とか言う元セクシー女優とその内縁の夫だかが、保険金を狙って殺したんだろ」


「ええェ……､まァそうですが」


「だったら､そいつらが奪ったんじゃないのか。
　その二千万を」


「フフゥン、なるほど、そう言う手もあったのか」








☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ.*･｡ﾟ