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政策コンペ……✨✨✨✨

コンペ……✨✨✨

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 『政策コンペ』大賞を記念して私の家でパーティーが催された。


 みんなお菓子やジュースを持ち寄って打ち上げだ。



「おめでとォ。コンペ大賞!  カンパーイ」
 ショーリが満面の笑みで、乾杯の音頭を取った。


「カンパーイ!」ジュースやコーラのグラスを高々と掲げた。




「これで心置き無く、ヨコスカネイビーパーカを販売出来るわね」
 このあと、二月には横須賀中央のドブ板通りでネイビーパーカの販売が決まっていた。
 嬉しいことに予約で、すでに半分近く売れている。



「いやいや、よくやったわ。私たち!」
「マジで途中、分裂寸前だったものね」
 みんな和気あいあいだ。



「イチゴのおかげよ」
「そんなことはないわよ。みんながいたから、ここまで来られたのよ」
 お互いをねぎらった。



「さすがイチゴねえェ……。挨拶も堂に入っていたもの」


 二時間ほど盛り上がった。


「でも大賞を取れたのもほとんどオレのおかげだけどな」
 ショーリが自画自賛した。


「ふざけんなよ。ショーリは邪魔しかしないクセして」

「なんでだよォォーーーッ!  どう考えてもオレのオヤジギャグが発端だろう」




「だからよ。なんでショーリのオヤジギャグをウチらが一生懸命汗流したり、喧嘩したりしてパーカを作らなきゃならないのよ」
 未だにスゴく理不尽だ。




「また飛び蹴り喰らわせる?」


「ええェ……?」
「またッて。前にも何回か喰らったの。イチゴの飛び蹴りを」
 サンタが聞き返した。


「いやいや、ショーリ。言うなよ。恥ずかしいだろう。もう時効じゃん」




「ヘッヘ、実はさァ……」
 ショーリがニヤニヤして話し始めた。

 







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