87 / 118
ネイビーパーカ……✨⚔️✨✨
ネイビーパーカ……✨⚔️✨✨
しおりを挟む
多数決と言っても結果は見えている。
私以外は、ほとんど全員無許可で販売することに賛成だろう。
わかっている。
「じゃァ、事前にアパレルメーカーへ連絡して許可を取った方が良いと思う人は挙手して」
ゴンちゃんが挙手を募った。
「ハイ……!」案の定手を挙げたのは私だけだ。
「じゃァ、無許可で販売した方が良いと思う方は」
「ンうゥ……、ハイ」
思ったとおりだ。みんな手を挙げた。
唯一、棄権をしたのはサンタだけだ。
「では、わかったわね。イチゴ」
言わずもがなだ。結果は明らかだ。
しかし私は腑に落ちない。
「……」私は無言で立ち上がった。
周りのみんなは顔をしかめる。
すでに、この時には腹は決まっていた。
「ちょっとイチゴ!」
「まさか、ひとりで連絡して許可取る気?」
「ねえェ……、イチゴ!」
「……」
呼びかけられたが振り返らず帰宅した。
たとえひとりになってもアパレルメーカーと話し合って理解して貰おう。
それで色よい返事がもらえなかったら潔よく買取りするしかない。
どんなに他人からバカと言われようとも……。
自分の心に正直で有りたい。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
私以外は、ほとんど全員無許可で販売することに賛成だろう。
わかっている。
「じゃァ、事前にアパレルメーカーへ連絡して許可を取った方が良いと思う人は挙手して」
ゴンちゃんが挙手を募った。
「ハイ……!」案の定手を挙げたのは私だけだ。
「じゃァ、無許可で販売した方が良いと思う方は」
「ンうゥ……、ハイ」
思ったとおりだ。みんな手を挙げた。
唯一、棄権をしたのはサンタだけだ。
「では、わかったわね。イチゴ」
言わずもがなだ。結果は明らかだ。
しかし私は腑に落ちない。
「……」私は無言で立ち上がった。
周りのみんなは顔をしかめる。
すでに、この時には腹は決まっていた。
「ちょっとイチゴ!」
「まさか、ひとりで連絡して許可取る気?」
「ねえェ……、イチゴ!」
「……」
呼びかけられたが振り返らず帰宅した。
たとえひとりになってもアパレルメーカーと話し合って理解して貰おう。
それで色よい返事がもらえなかったら潔よく買取りするしかない。
どんなに他人からバカと言われようとも……。
自分の心に正直で有りたい。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
0
お気に入りに追加
9
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる