ＪＫ版ダンシング【横須賀ストーリー】✨💕✨👩‍❤️‍💋‍👨✨💕過疎化の進む地元横須賀をダンスで復興へ✨💕

横須賀ネイビーパーカ✨✨✨

文化祭……✨🎉✨✨

　Ｙ高校の視聴覚室へ集められたウチらはユリアンから告げられた。



「どうせあんたたちヒマでしょ！」
　いきなり上から目線で切り出した。
　
　ジョークなのか､本気なのかわからない。



「あのねえェ……、どんだけ女子高生がヒマだと思ってるのよ」
「ヒマな女子高生なんか､日本には皆無よ」
　一斉にブーイングだ。


「フフゥン､良いヒマ潰しができたから喜んで」
　ユリアンは､イタズラッ子のように微笑んだ。



「いやいや、不安しかないわ。ユリアンが持ってくる話しなんて」





「ハイ、文化祭のプログラムに載せて上げたから」
　ユリアンのひと言で､『横須賀ネイビーパーカ』のお披露目は文化祭のステージでと言う事になった。

　

「ええェ､マジでえェ……」
　

「ああァら､いつだって私はマジよ」

「いやいやァ……、ユリアンは冗談みたいな顔してるじゃン」
　


「お黙り。この前言っていたネイビーパーカを着て『横須賀ストーリー』をダンスするッてヤツをステージで披露するわよ」


「ううゥ……、ダンシング横須賀ストーリーを」
　



「そうイチゴ！  全校生徒たちの前での晴れ姿よ。失敗は許されないから。下級生たちに笑われないようにしっかり決めてね」



「はァ……､なんで､そうやって自らハードルを上げるかな」



　しかし文化祭が済めば次は『横須賀学生政策コンペ』の本番だ。

　
　イベントが目白押しだ。



　メンバー全員､ダンスの練習にも余念がない。










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