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横須賀ネイビーパーカ……✨✨✨
横須賀ネイビーパーカ……✨✨✨
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「じゃァ、さっきの『学生政策コンペ』の出典企画は、イチゴが提案した『横須賀ネイビーパーカー』で決まりねえェ……」
ユリアンは勝手に議題を進行していく。
「ハイ、決まりィ」ムッチとゴンちゃんが無責任に手を叩いて賛同した。
「ええェ? なに、それは……。聞いてないよォ」
「なによ。昨日ちゃんと言ったでしょ。今日までに企画を出せッて」
「いやいや、なんで私の企画なのよ。横須賀ネイビーパーカはただのオヤジギャグのつもりなんだから」
それに私が発案したワケじゃないし。
言い出したのはショーリだ。
いつの間にか、私の発案したアイディアになっている。もし採用されたら恥ずかしい。
「しょうがないわよ。イチゴの企画が一番なんだから」
ユリアンは肩をすくめて苦笑した。
「だから待ってよ。なんで私の居ないトコロで私の企画が採用されるのよ」
「なによ。じゃァ他にもっと良い企画があるの……」
ムッチが訊いてきた。モデルのように顔が小さくツーショットで自撮りするのは気が引ける。
「ンうゥ、良い企画は……」
サッとニコとサンタの顔色を伺った。
「フフゥン」相変わらずニコは朗らかに微笑んで誤魔化した。
サンタも肩をすくめて苦笑している。
「ッたくゥ……」他人任せなヤツらだ。
何か、良いアイディアはないものか。
「ええェッと、そうそう『横須賀ストーリー』よ」
「ン、『横須賀ストーリー』ッて、『これっきり♪ これっきり♪』ッてヤツ……?」
ユリアンが軽く歌い始めた。
「そうそう、JK版ダンシング『横須賀ストーリー』をみんなで踊って、紅白出場を目指すのよ」
半分ヤケだ。こうなったら有りったけのプレゼンをしてやろう。
「ええェ……? 紅白ゥ……」
「みんなでダンスを踊ってェ……?」
「いやァ、紅白なんてムリムリィ」
また一斉にブーイングだ。
「ちょっと紅白はおいといて。みんなでスカジャン着てダンスするのよ」
横須賀ネイビーパーカよりはマシだ。
「ン、スカジャン?」
「そうそう、横須賀ッていえばスカジャンでしょ。
横須賀市民の民族衣装なんだから!」
どうにか、ネイビーパーカから話題を逸らせたい。
「わかった。じゃァ、ネイビーパーカを着て『横須賀ストーリー』を踊ったらァ……?」
今度はゴンちゃんが提案した。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
ユリアンは勝手に議題を進行していく。
「ハイ、決まりィ」ムッチとゴンちゃんが無責任に手を叩いて賛同した。
「ええェ? なに、それは……。聞いてないよォ」
「なによ。昨日ちゃんと言ったでしょ。今日までに企画を出せッて」
「いやいや、なんで私の企画なのよ。横須賀ネイビーパーカはただのオヤジギャグのつもりなんだから」
それに私が発案したワケじゃないし。
言い出したのはショーリだ。
いつの間にか、私の発案したアイディアになっている。もし採用されたら恥ずかしい。
「しょうがないわよ。イチゴの企画が一番なんだから」
ユリアンは肩をすくめて苦笑した。
「だから待ってよ。なんで私の居ないトコロで私の企画が採用されるのよ」
「なによ。じゃァ他にもっと良い企画があるの……」
ムッチが訊いてきた。モデルのように顔が小さくツーショットで自撮りするのは気が引ける。
「ンうゥ、良い企画は……」
サッとニコとサンタの顔色を伺った。
「フフゥン」相変わらずニコは朗らかに微笑んで誤魔化した。
サンタも肩をすくめて苦笑している。
「ッたくゥ……」他人任せなヤツらだ。
何か、良いアイディアはないものか。
「ええェッと、そうそう『横須賀ストーリー』よ」
「ン、『横須賀ストーリー』ッて、『これっきり♪ これっきり♪』ッてヤツ……?」
ユリアンが軽く歌い始めた。
「そうそう、JK版ダンシング『横須賀ストーリー』をみんなで踊って、紅白出場を目指すのよ」
半分ヤケだ。こうなったら有りったけのプレゼンをしてやろう。
「ええェ……? 紅白ゥ……」
「みんなでダンスを踊ってェ……?」
「いやァ、紅白なんてムリムリィ」
また一斉にブーイングだ。
「ちょっと紅白はおいといて。みんなでスカジャン着てダンスするのよ」
横須賀ネイビーパーカよりはマシだ。
「ン、スカジャン?」
「そうそう、横須賀ッていえばスカジャンでしょ。
横須賀市民の民族衣装なんだから!」
どうにか、ネイビーパーカから話題を逸らせたい。
「わかった。じゃァ、ネイビーパーカを着て『横須賀ストーリー』を踊ったらァ……?」
今度はゴンちゃんが提案した。
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