ＪＫ版ダンシング【横須賀ストーリー】✨💕✨👩‍❤️‍💋‍👨✨💕過疎化の進む地元横須賀をダンスで復興へ✨💕

私たち結婚します✨💕

私たち結婚するの✨💕

「戸締まり気をつけてねえェ……。じゃァ」
　慌ただしく母親は出かける用意をしてオジさんの車に乗り込んだ。



「ちょっとお母さァァーーん！」ひど過ぎる。
　残していくのか。娘の私をひとりで。



「大丈夫よ。すぐ近くでしょう。歩いても五分も掛からないわ」
　母親は私が引き留めるのも聞かず､オジさんの車に乗って行ってしまった。


「ええェ……」
　マジなのか。これッてェ……。
　このワケのわからない怒涛の展開は……？



「うっわァーー」思わず悲鳴を上げそうだ。
　私はショーリの満面の笑顔を頭に思い浮かべ喚き出した。



「フフゥン、ラブコメみたいな展開じゃん」
　ショーリは人懐っこい笑顔を作った。




「お前なァ！  ふざけるな。どこがラブコメじゃァ」
　


「だってェ……、幼馴染みの二人が､いきなり二人だけの生活が始まるんだぜ。ラブコメの王道じゃん」
　



「いつの時代だよ。昭和の少女漫画か。リアルな幼馴染みは､たいてい別れるんだよ」



「いやいや、オレとイチゴで令和の新しいラブコメを始めようぜ」



「ホラーだよ。幼馴染みがストーカーに変わって追いかけ回してくる気か」
　なんとなくゾッとしてきた。

　

「いやいや、そんな猟奇的な幼馴染みじゃないッてェ……。オレは」




「ンううゥ……、まァ良いわ。絶対に私の部屋へ入らないでよォ。二階にも上がって来るな。絶対！」　
　取り敢えず釘を刺しておいた。











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