18 / 118
横須賀ネイビーパーカ✨💕✨✨
横須賀ネイビーパーカ✨💕
しおりを挟む
「じゃァ、アレは、『横須賀ネイビーパーカ』とか」
「それハンバーガーでしょ」
「だから、そのパロディで、ネイビーパーカだよ。
パーカの背中に、イラストつけてさァ」
「はァ、またイラストかよ。なんでもかんでもイラストつけりゃァ、売れると思ってるだろォ」
「良いじゃん。ふなっしーみたいなイラストつけてさ。どう?」
「どうもこうもあるかァ! ふなっしーなんか二年後いるかァァァ!!」
まだ2015年当時は人気があった。
「じゃァ、ピ○チュウみたいなポ○モンは? どう」
「あのなァ、どう?じゃねえェよ……。絶対に訴えられるだろォ! 世界の任○堂だぞ。怖いもの知らずか」
「良いじゃん。どうせ学生コンパなんだろう。
闇でこっそり売れば!」
「どんな闇売買だよ。コンパじゃねえェッて言ってンじゃん……。コンペだよ。何度も言ってンだろう」
なんとかしてくれ。
誰かコイツの頭に麻酔銃的なモノを撃ち込んでくれよ。
その時、スマホの着信音が鳴り響いた。
「ンううゥ……?」私のスマホだ。着信画面を確認すると『サンタ』と記されたあった。
「誰だよ。サンタッてェ……」
ショーリが横から覗き込んできた。
「バカ、覗き込むなよ」
「彼氏なら許しませんよ。お父さんは。プンプン」
腕を組んで怒ったジェスチャーをした。
「バカなんじゃないの。誰がお父さんだよ。三田よ。三田有紀ッて女子よ」
私は通話ボタンをタップした。
「フフゥン、三田だからサンタねえェ……」
川崎勝利は頭に浮かべたのか。妙に納得していた。
「もしもし……」私は、なるべくショーリから遠ざかろうとして横へズレた。
「なんだよ」だが彼は追いかけるように座ったまま横へ移動してきた。
「もう離れてッてばァ!」
「いいじゃん。オレにも聞かせてくれても」
だが執拗に追いかけてくる。
『もしもし……、イチゴォ。そばに誰かいるの?』
スピーカーからサンタの声が聴こえた。
「え、別に誰もいないけど……、なによ」
懸命に私はショーリから逃げ回りながら応対した。
『なにッて、コンペよ。決まってるじゃん』
「ああァ……、ちょっと邪魔すんな」
またショーリがちょっかいを出してきた。
ッたくゥ、小学生か。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
「それハンバーガーでしょ」
「だから、そのパロディで、ネイビーパーカだよ。
パーカの背中に、イラストつけてさァ」
「はァ、またイラストかよ。なんでもかんでもイラストつけりゃァ、売れると思ってるだろォ」
「良いじゃん。ふなっしーみたいなイラストつけてさ。どう?」
「どうもこうもあるかァ! ふなっしーなんか二年後いるかァァァ!!」
まだ2015年当時は人気があった。
「じゃァ、ピ○チュウみたいなポ○モンは? どう」
「あのなァ、どう?じゃねえェよ……。絶対に訴えられるだろォ! 世界の任○堂だぞ。怖いもの知らずか」
「良いじゃん。どうせ学生コンパなんだろう。
闇でこっそり売れば!」
「どんな闇売買だよ。コンパじゃねえェッて言ってンじゃん……。コンペだよ。何度も言ってンだろう」
なんとかしてくれ。
誰かコイツの頭に麻酔銃的なモノを撃ち込んでくれよ。
その時、スマホの着信音が鳴り響いた。
「ンううゥ……?」私のスマホだ。着信画面を確認すると『サンタ』と記されたあった。
「誰だよ。サンタッてェ……」
ショーリが横から覗き込んできた。
「バカ、覗き込むなよ」
「彼氏なら許しませんよ。お父さんは。プンプン」
腕を組んで怒ったジェスチャーをした。
「バカなんじゃないの。誰がお父さんだよ。三田よ。三田有紀ッて女子よ」
私は通話ボタンをタップした。
「フフゥン、三田だからサンタねえェ……」
川崎勝利は頭に浮かべたのか。妙に納得していた。
「もしもし……」私は、なるべくショーリから遠ざかろうとして横へズレた。
「なんだよ」だが彼は追いかけるように座ったまま横へ移動してきた。
「もう離れてッてばァ!」
「いいじゃん。オレにも聞かせてくれても」
だが執拗に追いかけてくる。
『もしもし……、イチゴォ。そばに誰かいるの?』
スピーカーからサンタの声が聴こえた。
「え、別に誰もいないけど……、なによ」
懸命に私はショーリから逃げ回りながら応対した。
『なにッて、コンペよ。決まってるじゃん』
「ああァ……、ちょっと邪魔すんな」
またショーリがちょっかいを出してきた。
ッたくゥ、小学生か。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
0
お気に入りに追加
9
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる