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3章
3-12 ドラゴタウロス
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翌日の探索ではスカルベンジャーの幼体に遭遇した。
地面をついばんでいた頭が急に持ち上がり、3m程の低木越しに目が合った。
首をクイッと傾けて1秒ほど考えこんだあと、実に嬉しそうに走り寄ってきた。
仕草はかわいいし懐かれているのなら嬉しいのだが、餌としてみなされているよなぁ。
スカルベンジャーに狙われた時とよく似ているよ!
以前、ゴブリンが使っていたギルタウロスよりもずっと大きい幼体。
スカルベンジャーよりはるかに小さな体にスカルベンジャーの巨体を支える脚力はそこそこの機動力があり、その大口はスカルベンジャーよりはるかに狭いとはいえ範囲攻撃であった。
鑑定名はドラゴタウロス。
逃走不能の速度で走り寄り、回避困難な範囲攻撃で大口を開き、防御困難な力で嚙み砕く。
ダンジョンの悪夢。
そういわれているらしいのだが、あまり苦労せずに狩れた。
凶暴かつ単純な性格なのか正面から突っ込んでくる。
範囲攻撃とはいえ、その範囲はスカルベンジャーとは比べるべくもなくヴィストブ・ゲルタニィよりも狭い。
跳躍技能がなくても、絶対に回避できないとは言えない。
ましてや技能があればかなり楽に回避できる。
こちらを食う気でいるからゴブリンライダーのチャージのように突き抜けることもない。
攻撃を避けさえすればそこで止まる。
そして、刃物は刺せば内臓や急所まで届かないというほど大きくもない。
ギルタウロスのように群れられたら深く刺した剣を抜くまで隙だらけになってしまうが、ドラゴタウロスは単体である。
ためらうことなく、全力で突き刺すことができる。
まぁ、たいていの相手はドラゴタウロスの戦法で負けないし逃げることすらできずに食われるから間違っているとは言えないが。
こりゃ・・・完全に相性がいいんだな。
あまりにも簡単に倒せてしまった。
そして、その魂は大変美味である。
また、成長しているだけあり経験値的な意味でも美味であった。
しかも、スカルベンジャーとその幼体の胃袋はマジックバックの材料になるらしい。
マジックバックは騎士の位の証明品、つまり、これを獲得すれば騎士爵がもらえる。
さらに言えば、マジックバックは強化アイテムでもある。
「「「子供たちのためにもぜひ欲しい」」」
そう言われたが、数が全然足りないだろ。
当たり前だが、胃袋は一つしかない。
一人だけ優遇するわけにもいかないし・・・生まれた順番ならソフィアになる。
取り敢えず保留ってことで。
しかし、俺は失念していた。
今まで群れていたギルタウロスが成長し、群れるのをやめたのがドラゴタウロス。
つまり、ドラゴタウロスを一匹見つければ当然その兄弟たちがどこかにいる。
その後、探索予定地域を踏破し拠点まで戻った俺たちはそこでドラゴタウロスにより、多くのパーティーが被害を受けたという情報を手に入れた。
嫁たちは飢えた獣の目をしながらその情報を聞いていた。
俺もなんとなく聞きながら出現地点の地図も見せてもらったのだが・・・なんじゃこりゃ?
手書きでうねうねした線と目印となる岩や大木が書いてあるだけ。
入り口付近は密林エリアとはいえこれはひどくないか?
こんな地図を片手に最短距離でも徒歩4日はかかるだろう大迷路を踏破しようっていうのか?
一応、地図を描いている人は方位磁石くらいは持っているが・・・これはないだろ。
オートマッピングでもあれば便利なんだけどなぁ。
ん~・・・本当にオートマッピング能力ないのか?
リビングアーマーってゴーレム同様、ファンタジー風ロボットだろ?
あってもいいとおもうのだが・・・
『【自動地図】の能力取得には魂魄が3000必要です。
取得しますか?』
高っ!
高いよ!!
久しぶりの神の声による技能斡旋だが高いよ!
払えないレベルではないが、高すぎる!!
でも、一応鑑定だけはしておくか。
高いだけの価値があるのかもしれない。
というわけでたまたま近くにいたヘルガを捕まえ、娘のガーネットに『ちょっとママを借りるね』と言って合体を解いてもらいヘルガを俺の鎧の中に誘い込む。
「へ?ちょっと旦那?!
やぁ!いきなりすぎる!やだやだやだ・・・娘が見ているのに・・・ひぅ!」
さて・・・鑑定っと。
【自動地図】
本人およびその眷属や使い魔が歩いた周囲1mを地図に記載する。
また、本人およびその眷属や使い魔の現在位置が地図に記載される。
なるほど・・・確かに高いだけの価値がある。
「ひっく・・・ひっく・・・。
旦那様ひどいです・・・わたし・・・MPタンクではありませんのよ?」
ああ・・・いきなり鎧の中に誘い込んだ理由がMPを使いたかったからだからへそを曲げられちゃったか。
『ヘルガがあまりにも可愛かったからつい・・・』
「・・・嘘つき」
『本当だよ』
100%嘘ってわけでもないよ、うん。
『それに、子供たちの安全にも関わる技能だった』
『納得してくれないか?』
・・・大丈夫かな??
なんだかんだ言ってヘルガは優しいから大丈夫だよね。
「・・・もう、次からはいきなりはやめておくれよ」
ふぅ~許してくれたか。
さすがは嫁の中で1,2位を争うチョロイン。
いい子だ。
というわけで、【自動地図】は習得した。
翌日から嫁と子供たちは各地でドラゴタウロスを討伐していった。
嫁たちは『ナイトメアサキュバス』とか『悪夢を淫夢に変えるもの』とか呼ばれていたな。
高レベルモンスターって食べるととてもおいしくて気持ちいいんだよね。
テレサもスカルベンジャーやヴィストブ・ゲルタニィを食ったときいい声で嬌声を上げていたし、そういうあだ名がつくのは仕方がないかな。
「普通、ドラゴタウロスが出た時期はダンジョン探索を諦めるものなんだじゃがなぁ」
辺境伯はそういっていたが、アポロは嬉しそうに『騎士爵の鎧になれた~♪』と言っている。
『あんたも狩っているじゃないか』
そう書いたら
「遭遇すると逃げるのが恐ろしく困難なうえに、簡単に狩れる。さらにいろいろな意味で美味しい。狩らぬ意味がなかろう」
と返された。
それどころか
「おぬしの子がもっと増えたら『ダンジョンの悪夢』は間違いなく『ダンジョンのカモネギ』と呼ばれマジックバックも爵位を証明するようなものではなくなるじゃろうな。
というか、この遠征が終わればそういう申請をすぐにせねばこの国は貴族ばかりになってしまうわい」
俺の子供や嫁にとって有利な法律は残しておくべきだと思います。
そう思うが、お互い立場があるよね。
俺の子だってダンジョンに潜りたくないという子が産まれても不思議ではない。
貴族となれば自動的にダンジョン行きだ。
それはそれで問題だよな。
地面をついばんでいた頭が急に持ち上がり、3m程の低木越しに目が合った。
首をクイッと傾けて1秒ほど考えこんだあと、実に嬉しそうに走り寄ってきた。
仕草はかわいいし懐かれているのなら嬉しいのだが、餌としてみなされているよなぁ。
スカルベンジャーに狙われた時とよく似ているよ!
以前、ゴブリンが使っていたギルタウロスよりもずっと大きい幼体。
スカルベンジャーよりはるかに小さな体にスカルベンジャーの巨体を支える脚力はそこそこの機動力があり、その大口はスカルベンジャーよりはるかに狭いとはいえ範囲攻撃であった。
鑑定名はドラゴタウロス。
逃走不能の速度で走り寄り、回避困難な範囲攻撃で大口を開き、防御困難な力で嚙み砕く。
ダンジョンの悪夢。
そういわれているらしいのだが、あまり苦労せずに狩れた。
凶暴かつ単純な性格なのか正面から突っ込んでくる。
範囲攻撃とはいえ、その範囲はスカルベンジャーとは比べるべくもなくヴィストブ・ゲルタニィよりも狭い。
跳躍技能がなくても、絶対に回避できないとは言えない。
ましてや技能があればかなり楽に回避できる。
こちらを食う気でいるからゴブリンライダーのチャージのように突き抜けることもない。
攻撃を避けさえすればそこで止まる。
そして、刃物は刺せば内臓や急所まで届かないというほど大きくもない。
ギルタウロスのように群れられたら深く刺した剣を抜くまで隙だらけになってしまうが、ドラゴタウロスは単体である。
ためらうことなく、全力で突き刺すことができる。
まぁ、たいていの相手はドラゴタウロスの戦法で負けないし逃げることすらできずに食われるから間違っているとは言えないが。
こりゃ・・・完全に相性がいいんだな。
あまりにも簡単に倒せてしまった。
そして、その魂は大変美味である。
また、成長しているだけあり経験値的な意味でも美味であった。
しかも、スカルベンジャーとその幼体の胃袋はマジックバックの材料になるらしい。
マジックバックは騎士の位の証明品、つまり、これを獲得すれば騎士爵がもらえる。
さらに言えば、マジックバックは強化アイテムでもある。
「「「子供たちのためにもぜひ欲しい」」」
そう言われたが、数が全然足りないだろ。
当たり前だが、胃袋は一つしかない。
一人だけ優遇するわけにもいかないし・・・生まれた順番ならソフィアになる。
取り敢えず保留ってことで。
しかし、俺は失念していた。
今まで群れていたギルタウロスが成長し、群れるのをやめたのがドラゴタウロス。
つまり、ドラゴタウロスを一匹見つければ当然その兄弟たちがどこかにいる。
その後、探索予定地域を踏破し拠点まで戻った俺たちはそこでドラゴタウロスにより、多くのパーティーが被害を受けたという情報を手に入れた。
嫁たちは飢えた獣の目をしながらその情報を聞いていた。
俺もなんとなく聞きながら出現地点の地図も見せてもらったのだが・・・なんじゃこりゃ?
手書きでうねうねした線と目印となる岩や大木が書いてあるだけ。
入り口付近は密林エリアとはいえこれはひどくないか?
こんな地図を片手に最短距離でも徒歩4日はかかるだろう大迷路を踏破しようっていうのか?
一応、地図を描いている人は方位磁石くらいは持っているが・・・これはないだろ。
オートマッピングでもあれば便利なんだけどなぁ。
ん~・・・本当にオートマッピング能力ないのか?
リビングアーマーってゴーレム同様、ファンタジー風ロボットだろ?
あってもいいとおもうのだが・・・
『【自動地図】の能力取得には魂魄が3000必要です。
取得しますか?』
高っ!
高いよ!!
久しぶりの神の声による技能斡旋だが高いよ!
払えないレベルではないが、高すぎる!!
でも、一応鑑定だけはしておくか。
高いだけの価値があるのかもしれない。
というわけでたまたま近くにいたヘルガを捕まえ、娘のガーネットに『ちょっとママを借りるね』と言って合体を解いてもらいヘルガを俺の鎧の中に誘い込む。
「へ?ちょっと旦那?!
やぁ!いきなりすぎる!やだやだやだ・・・娘が見ているのに・・・ひぅ!」
さて・・・鑑定っと。
【自動地図】
本人およびその眷属や使い魔が歩いた周囲1mを地図に記載する。
また、本人およびその眷属や使い魔の現在位置が地図に記載される。
なるほど・・・確かに高いだけの価値がある。
「ひっく・・・ひっく・・・。
旦那様ひどいです・・・わたし・・・MPタンクではありませんのよ?」
ああ・・・いきなり鎧の中に誘い込んだ理由がMPを使いたかったからだからへそを曲げられちゃったか。
『ヘルガがあまりにも可愛かったからつい・・・』
「・・・嘘つき」
『本当だよ』
100%嘘ってわけでもないよ、うん。
『それに、子供たちの安全にも関わる技能だった』
『納得してくれないか?』
・・・大丈夫かな??
なんだかんだ言ってヘルガは優しいから大丈夫だよね。
「・・・もう、次からはいきなりはやめておくれよ」
ふぅ~許してくれたか。
さすがは嫁の中で1,2位を争うチョロイン。
いい子だ。
というわけで、【自動地図】は習得した。
翌日から嫁と子供たちは各地でドラゴタウロスを討伐していった。
嫁たちは『ナイトメアサキュバス』とか『悪夢を淫夢に変えるもの』とか呼ばれていたな。
高レベルモンスターって食べるととてもおいしくて気持ちいいんだよね。
テレサもスカルベンジャーやヴィストブ・ゲルタニィを食ったときいい声で嬌声を上げていたし、そういうあだ名がつくのは仕方がないかな。
「普通、ドラゴタウロスが出た時期はダンジョン探索を諦めるものなんだじゃがなぁ」
辺境伯はそういっていたが、アポロは嬉しそうに『騎士爵の鎧になれた~♪』と言っている。
『あんたも狩っているじゃないか』
そう書いたら
「遭遇すると逃げるのが恐ろしく困難なうえに、簡単に狩れる。さらにいろいろな意味で美味しい。狩らぬ意味がなかろう」
と返された。
それどころか
「おぬしの子がもっと増えたら『ダンジョンの悪夢』は間違いなく『ダンジョンのカモネギ』と呼ばれマジックバックも爵位を証明するようなものではなくなるじゃろうな。
というか、この遠征が終わればそういう申請をすぐにせねばこの国は貴族ばかりになってしまうわい」
俺の子供や嫁にとって有利な法律は残しておくべきだと思います。
そう思うが、お互い立場があるよね。
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