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「やーっとこの日が来てくれたよっ! いやぁ絶好の調査日和だねぇっ!」
嵐の海を前に、ずぶ濡れになったキュールがヤケクソのように叫んでいる。
風邪をひかれる前にキュールの手を引っ張って、冷えたキュールの身体を我が家らしい方法で暖める。
「こんなに身体を冷やして可哀想に……。直ぐに暖めてあげるからね。はむはむ」
「残暑の残る雨なんか、いくら打たれても平気だよっ。いつも好き勝手おっぱいしゃぶってるくせに、変な理由付けしておっぱい吸わないでくれないかなぁ!?」
「ダメダメキュール。お前の中にはもう新しい命が宿ってるんだから無茶しちゃ駄目なんだよ? ちゅうちゅうれろれろ」
いつも最高に美味しいみんなのおっぱいも、間もなく母乳が出て来ると思うと感慨深いものがあるなぁ。
これからみんなには可能な限り俺の子供を産み続けてもらうから、母乳が出てないおっぱいは今しか味わえないレアおっぱいになりそうだ。
「て言うか、キュールがキレてる理由が分からないんだよ? 嵐の後は海獣たちが大人しくなって潜りやすくなるってミレーが言ってたじゃん?」
「元々キレてないからっ! 楽しみで居ても立ってもいられないだけだからねっ!? 身重の体で雨に当たったのは謝るけどさっ」
「謝らなくていいと思うぜキュールさん。どうせダンはおっぱい吸いたかっただけだろ」
呆れながらおっぱいを差し出してくるシーズの事も捕まえて、究明の道標名物ちっぱい祭りを思う存分堪能する。
シーズのちっぱいの奥から伝わってくる鼓動も微妙に早く感じるな。
知らない景色を見て回るのが夢だと言っていたシーズも、これから赴く場所には期待してくれているようだ。はむはむ。
種族代表会議も終わり、マギーへの種付け行為も無事に完了したので、俺達は後回しにしていた湖流の里の海底調査に取り掛かる事になった。
幸いにも潜水艇アポリトボルボロス号は未だに健在のようで、深海域における水圧にも、未知の海獣たちにも耐えられるのは間違いなさそうだ。
天候は生憎の大荒れの模様なんだけれど、海底調査にはあまり天候は関係ない。
それにこの世界の海獣たちは何故か雨が好きではないようで、嵐からの数日間は水面付近に海獣が寄り付かなくなるので、ある意味キュールの言う通り絶好の調査日和でもあるのだ。
かつてヴェルモート帝国の海洋調査団が湖人族の祖先と遭遇したのも、嵐の後で普段より遠くまで進出できたおかげなのだろう。
「我が家の家族は全員来るとして、湖人族も全員来るんだね? 一応言っておくけど安全は保証出来ないよ?」
「危険は承知だけど、ダンさんがみんなを危険に晒すとも思ってないよ~? しっかり守ってくれよ、旦那様っ」
甘えてくるルッツさんに、全力を尽くすよと口付けをする。
これから行く場所は液化でもいけない深い海の底だからな。
冗談抜きで俺が全員の命を預かる事になるんだ。気を引き締めよう。
しかしみんなを守る覚悟を決める俺の耳に、どうしても納得いかない楽しげな声が届けられる。
「嵐の海の調査なんてまさに大冒険って感じねっ! しかも姉様とリュートと一緒に冒険出来るなんて夢みたいっ」
「……なぁんで君がこの場にいるのか、それが分からないよマギー。なんで普通にガルシアさんと別行動して俺に同行してるのさ?」
シャロと一緒に俺の背後から抱き付いてきて、姉と一緒に俺の股間を弄りながら談笑するマギー。
それ自体は気持ちいいから続けてくれて一向に構わないんだけど、普通にガルシアさんと別行動したらこっそり寝室に通ってる意味無くない?
「断魔の煌きも解散しちゃって、最近ちょっと冒険に飢えていたのよねっ。ダンさんが一緒なら安全面でも心配はしてないし、冒険中もいっぱい愛してもらえそうだし楽しみよっ。ダンさんのコレで今日もいっぱい私の中を満たして欲しいなっ」
「ソレは当然約束するけど、そんなに気軽にガルシアさんと別行動しても平気なの? 俺専用のハーレム島である湖流の里にガルシアさんを同行されても困るけどさぁ」
「やったねっ。なら私はダンさんの女だって認めてもらえたんだっ。これで心置きなくダンさんの赤ちゃんをいっぱい産んであげられそうだよ~」
「俺の子供をいっぱい産みたいなら質問に答えてよマギー。俺と君の肉体関係ってひた隠しにしなきゃいけないんじゃなかったっけ?」
最近は仕事中のマギーをトイレや空き室に連れ込んで、僅かな時間を見つけてはマギーのお腹を膨らませているので、俺の質問には今更感が漂っている。
けれど城での常時は常にガルシアさんとの行為であると匂わせてきたはずだ。
今回ガルシアさんがどこにいるかは知らないけれど、別行動した時点でスキャンダルを疑われてしまうんじゃないの?
疑われるって言うか、実際にこうやって不貞行為を楽しませていただいてますし?
「心配ないわダンさん。公には今日は私とガルは2人で始まりの黒に潜って、職業浸透を進める事になってるの。誰に見られる心配も無いわ」
「ああ、マギーとバルバロイくらいしか戦える王族って居なかったんだっけ? 王族に探索を許可された奴隷たちが潜れる範囲も決まってるから、ガルシアさんとマギーを確認出来なくても不思議じゃ無いってことか」
「私が迎えに行くまで、数日くらいならガルは始まりの黒で待機していてくれるわ。だからこの島にいる間は何の気兼ねも無く私を玩具にしてくれるっ?」
「はぁ……。色女としてのマギーの振る舞いに応えるのは吝かじゃ無いけど、これが君の為にならない行為なのも間違いないよなぁ」
「ふふ。いつもそうやって私を気遣ってくれるダンさん、大好きよっ」
かつて自身を守る為に色女の仮面を身につけていたシャロと違って、自覚的に色女として振る舞いその行為を心から楽しむマギー。
人一倍人目を気にするマギーだからこそ、羽目を外せる機会というのもあまり無かったのかもしれない。
そう言うことならたっぷりハメハメしてあげなきゃいけないけど、その前にマギーの説明に違和感を覚えた。
「あれ? でも王族の皆さんには、イントルーダーを撃破したアウターでは魔物が襲ってこなくなるって説明したよね? 始まりの黒に潜ってたら意味なくない? ガルシアさんは安全だろうけど」
「あははっ。ソレを確かめられる王族なんて1人もいないんだってばっ。あの時同行した戦闘奴隷なら魔物が襲って来ない事にも気付けるかもしれないけど、奴隷の発言なんか証拠にならないしっ」
「仮に奴隷の発言が取り沙汰されても、王であるガルシアさんとマギーが、もっと深い場所なら魔物に教われましたよって言えば終わりなわけね……」
バルバロイなら自分で潜って確証を得るくらいはするんだろうけど、他の王族の皆さんにそこまでする実力も気概も無いらしい。
まぁマギーに迷惑をかけずに楽しめるならいいか。
せっかく数日間はえっちOKと宣言されたことだし、えっちな女王様を思い切り玩具にしてあげよう。
並べて寝かせたマギーとマドゥのおっぱいと中を好き勝手に行ったり来たりしながら、海底調査に赴いていたアポリトボルボロスが帰還するのをゆっくりと待つ。
根元までしっかりと挿し込んだ俺自身でマギーの中を掻き回して遊んでいると、海側に放流したはずのアポリトボルボロスくんが何故か湖流の瞳から姿を現した。
「ミレー。湖流の瞳って海と繋がってるんだっけ? アポリトボルボロス君がここから帰還してきたって事は、目的地は湖流の瞳の内部なのかな?」
「流石にそこまでは分からないなぁ……。でも海獣が入り込まない湖流の瞳からこの子が出てきたのが不思議。この子が通れるなら海獣も通れそうなのに」
「コイツの身体はそれこそ水みたいに変幻自在だからね。さ、準備が出来た人から入ってみて」
念のため各自に2~3日分の水と食料を用意してもらい、1人ずつアポリトボルボロスの体内に収納していく。
今回改めて検証してみた結果、アポリトボルボロスの体内では液化や精霊魔法、そして触心もあまり効力を発揮出来ないようだ。
これは恐らく、イントルーダーアポリトボルボロスの高い魔法防御力が魔力由来の能力を阻害してしまうんだろうな。
けれどアポリトボルボロスの体内にいるみんなとは距離の影響なく声が繋がってくれるようなので、50人もの大所帯での会話も問題にならなそうだ。
出入りもいちいち俺が意識せずとも本人たちの意思で行なえるようだけど、俺の意思で出入りを禁じることも出来るらしい。
「水中では出入りを禁止させてもらうから、トイレとか行く場合は先に行っといてね。あと潜航中は常に誰かのえっちな声が聞こえてると思うけど、それは我慢して欲しいかな」
「へぇ……。アポリトボルボロスが淡く光って照明代わりになってくれるんだね? 中に居れば眩しくないのが不思議だよ……」
「世界を滅ぼすイントルーダーも、ダンにかかれば便利な乗り物になってしまうのじゃ。絶対女神様たちはこんな扱いを想定してなかったじゃろうなぁ」
アポリトボルボロスの性能に感心しきっているキュールの邪魔をするのは申し訳ないので、緩い雰囲気でツッコミを入れてくるフラッタをラトリアと一緒に抱き締め、口や乳首にちゅっちゅっちゅううとキスをする。
間もなくこのピンクの乳首の竜人族母娘からダブルで母乳を搾れるかと思うと、どれだけ2人の中に興奮を注ぎこんでも収まる気配が無いんだよ?
フラッタとラトリアのピンクの乳首をしゃぶりながら、2人のお腹に限界まで注ぎ込んでからようやく出発だ。
「アポリトボルボロスくんが湖流の瞳から帰還してきたことだし、まずは湖流の瞳に潜ってみるって事でいい? 人が通れるサイズの海との繋がりがなかったら、最悪潜り直しになっちゃうけど」
「ダンさんに任すよ。マギー陛下も数日間は余裕があるそうだから、あまり効率は気にせず調査していいんじゃないかい?」
「了解。じゃあリュートとムーリとエルラはおっぱいで俺の顔を抱き締めてね。我が家の3大巨乳サンドを楽しみながら海底ツアーとしゃれ込もう」
我が家が誇る3大爆乳を抱き寄せて、シャツを捲り上げて生おっぱいにダイブする。
おっぱいサンドと言えば3人の手首を拘束したい気分になっちゃうけど、安全を確保できているかわからないので今回は我慢しておくか。はむはむ。
「も、物凄く自然な流れでおっぱいを要求してきますね……」
「エルラさんも直ぐに慣れますよーっ。もう私もリュートさんも、ダンさんにおっぱいを吸ってもらっていないほうが不自然に感じるくらいになっちゃいましたっ」
「おっぱいを吸われるのも気持ちいいし、ちゅぱちゅぱ自分のおっぱいをしゃぶるダンが可愛くって仕方ないんだよねーっ。しかもおっぱいをしゃぶると凄く興奮して、ぼくの気持ちいいところばっかり突いてくれるんだぁ……」
「な、なんかお2人の方がよっぽど性奴隷みたいに仕込まれちゃってません……?」
3人のおっぱいに包まれながら下半身も包んでいただき、全ての準備が完了した事を確認して深海調査を開始する。
普段湖流の瞳に潜り慣れている湖人族のみんなも、アポリトボルボロスから発せられる淡くて白い光に照らされた幻想的な水中の景色には心を奪われているようだ。
「……ダンは凄いねアウラちゃん。私、湖流の瞳がこんなに綺麗だなんて知らなかったよ……」
「凄く綺麗でロマンチックな光景なのに、本人はおっぱいをしゃぶりながらひたすらえっちしてるのがパパらしいよ……」
アウラが呆れるのも無理ないけどさ、この景色の中で淡く照らされた3人のおっぱいをしゃぶりながら中に出すのは最高すぎて止められないんだって。
今まで幾度となくおっぱいサンドを試してきたけど、エルラの加乳……じゃなかった加入で、とうとうおっぱいサンドが完成を迎えた感があるよ。
「察知スキルも機能しませんし、周囲の気配を探ることも出来ないのは慣れませんね……。湖流の瞳に大型の海獣たちが出現する兆候はありませんけど」
「でも、潜るほど少しずつ広くなっている感じはするのよね……。浅い場所では狭くなって海獣が入り込めないだけで、深い場所では大型の海獣が跋扈している可能性も低くなさそう」
アポリトボルボロスに身を委ねるしかない状況に不安を覚えるヴァルゴと、冷静に周囲の状況を分析しているティムル。
他には好奇心が強いキュールやカレンは周囲の景色にひたすら興奮しているのに対し、意外と湖人族のみんなが怖がっている感じかな?
液化が使えるからこそ、液化が適用されない深海の恐怖を俺達以上に強く意識しているのかもしれない。
家族の様々な反応を確認しながら、何処までも潜り続けていくアポリトボルボロス。
現在は景色を楽しむ為と衝突を避ける為にゆっくりと潜行しているので、底に着くまでにはもう少し時間がかかっちゃうかな?
海底に着くのが先か、3人のお腹がいっぱいになるのが先か競争だねっ!
仮に海底に着いちゃっても、お腹いっぱいになるまでは絶対に解放しないと思うけどっ! おっぱい大好きーっ!
嵐の海を前に、ずぶ濡れになったキュールがヤケクソのように叫んでいる。
風邪をひかれる前にキュールの手を引っ張って、冷えたキュールの身体を我が家らしい方法で暖める。
「こんなに身体を冷やして可哀想に……。直ぐに暖めてあげるからね。はむはむ」
「残暑の残る雨なんか、いくら打たれても平気だよっ。いつも好き勝手おっぱいしゃぶってるくせに、変な理由付けしておっぱい吸わないでくれないかなぁ!?」
「ダメダメキュール。お前の中にはもう新しい命が宿ってるんだから無茶しちゃ駄目なんだよ? ちゅうちゅうれろれろ」
いつも最高に美味しいみんなのおっぱいも、間もなく母乳が出て来ると思うと感慨深いものがあるなぁ。
これからみんなには可能な限り俺の子供を産み続けてもらうから、母乳が出てないおっぱいは今しか味わえないレアおっぱいになりそうだ。
「て言うか、キュールがキレてる理由が分からないんだよ? 嵐の後は海獣たちが大人しくなって潜りやすくなるってミレーが言ってたじゃん?」
「元々キレてないからっ! 楽しみで居ても立ってもいられないだけだからねっ!? 身重の体で雨に当たったのは謝るけどさっ」
「謝らなくていいと思うぜキュールさん。どうせダンはおっぱい吸いたかっただけだろ」
呆れながらおっぱいを差し出してくるシーズの事も捕まえて、究明の道標名物ちっぱい祭りを思う存分堪能する。
シーズのちっぱいの奥から伝わってくる鼓動も微妙に早く感じるな。
知らない景色を見て回るのが夢だと言っていたシーズも、これから赴く場所には期待してくれているようだ。はむはむ。
種族代表会議も終わり、マギーへの種付け行為も無事に完了したので、俺達は後回しにしていた湖流の里の海底調査に取り掛かる事になった。
幸いにも潜水艇アポリトボルボロス号は未だに健在のようで、深海域における水圧にも、未知の海獣たちにも耐えられるのは間違いなさそうだ。
天候は生憎の大荒れの模様なんだけれど、海底調査にはあまり天候は関係ない。
それにこの世界の海獣たちは何故か雨が好きではないようで、嵐からの数日間は水面付近に海獣が寄り付かなくなるので、ある意味キュールの言う通り絶好の調査日和でもあるのだ。
かつてヴェルモート帝国の海洋調査団が湖人族の祖先と遭遇したのも、嵐の後で普段より遠くまで進出できたおかげなのだろう。
「我が家の家族は全員来るとして、湖人族も全員来るんだね? 一応言っておくけど安全は保証出来ないよ?」
「危険は承知だけど、ダンさんがみんなを危険に晒すとも思ってないよ~? しっかり守ってくれよ、旦那様っ」
甘えてくるルッツさんに、全力を尽くすよと口付けをする。
これから行く場所は液化でもいけない深い海の底だからな。
冗談抜きで俺が全員の命を預かる事になるんだ。気を引き締めよう。
しかしみんなを守る覚悟を決める俺の耳に、どうしても納得いかない楽しげな声が届けられる。
「嵐の海の調査なんてまさに大冒険って感じねっ! しかも姉様とリュートと一緒に冒険出来るなんて夢みたいっ」
「……なぁんで君がこの場にいるのか、それが分からないよマギー。なんで普通にガルシアさんと別行動して俺に同行してるのさ?」
シャロと一緒に俺の背後から抱き付いてきて、姉と一緒に俺の股間を弄りながら談笑するマギー。
それ自体は気持ちいいから続けてくれて一向に構わないんだけど、普通にガルシアさんと別行動したらこっそり寝室に通ってる意味無くない?
「断魔の煌きも解散しちゃって、最近ちょっと冒険に飢えていたのよねっ。ダンさんが一緒なら安全面でも心配はしてないし、冒険中もいっぱい愛してもらえそうだし楽しみよっ。ダンさんのコレで今日もいっぱい私の中を満たして欲しいなっ」
「ソレは当然約束するけど、そんなに気軽にガルシアさんと別行動しても平気なの? 俺専用のハーレム島である湖流の里にガルシアさんを同行されても困るけどさぁ」
「やったねっ。なら私はダンさんの女だって認めてもらえたんだっ。これで心置きなくダンさんの赤ちゃんをいっぱい産んであげられそうだよ~」
「俺の子供をいっぱい産みたいなら質問に答えてよマギー。俺と君の肉体関係ってひた隠しにしなきゃいけないんじゃなかったっけ?」
最近は仕事中のマギーをトイレや空き室に連れ込んで、僅かな時間を見つけてはマギーのお腹を膨らませているので、俺の質問には今更感が漂っている。
けれど城での常時は常にガルシアさんとの行為であると匂わせてきたはずだ。
今回ガルシアさんがどこにいるかは知らないけれど、別行動した時点でスキャンダルを疑われてしまうんじゃないの?
疑われるって言うか、実際にこうやって不貞行為を楽しませていただいてますし?
「心配ないわダンさん。公には今日は私とガルは2人で始まりの黒に潜って、職業浸透を進める事になってるの。誰に見られる心配も無いわ」
「ああ、マギーとバルバロイくらいしか戦える王族って居なかったんだっけ? 王族に探索を許可された奴隷たちが潜れる範囲も決まってるから、ガルシアさんとマギーを確認出来なくても不思議じゃ無いってことか」
「私が迎えに行くまで、数日くらいならガルは始まりの黒で待機していてくれるわ。だからこの島にいる間は何の気兼ねも無く私を玩具にしてくれるっ?」
「はぁ……。色女としてのマギーの振る舞いに応えるのは吝かじゃ無いけど、これが君の為にならない行為なのも間違いないよなぁ」
「ふふ。いつもそうやって私を気遣ってくれるダンさん、大好きよっ」
かつて自身を守る為に色女の仮面を身につけていたシャロと違って、自覚的に色女として振る舞いその行為を心から楽しむマギー。
人一倍人目を気にするマギーだからこそ、羽目を外せる機会というのもあまり無かったのかもしれない。
そう言うことならたっぷりハメハメしてあげなきゃいけないけど、その前にマギーの説明に違和感を覚えた。
「あれ? でも王族の皆さんには、イントルーダーを撃破したアウターでは魔物が襲ってこなくなるって説明したよね? 始まりの黒に潜ってたら意味なくない? ガルシアさんは安全だろうけど」
「あははっ。ソレを確かめられる王族なんて1人もいないんだってばっ。あの時同行した戦闘奴隷なら魔物が襲って来ない事にも気付けるかもしれないけど、奴隷の発言なんか証拠にならないしっ」
「仮に奴隷の発言が取り沙汰されても、王であるガルシアさんとマギーが、もっと深い場所なら魔物に教われましたよって言えば終わりなわけね……」
バルバロイなら自分で潜って確証を得るくらいはするんだろうけど、他の王族の皆さんにそこまでする実力も気概も無いらしい。
まぁマギーに迷惑をかけずに楽しめるならいいか。
せっかく数日間はえっちOKと宣言されたことだし、えっちな女王様を思い切り玩具にしてあげよう。
並べて寝かせたマギーとマドゥのおっぱいと中を好き勝手に行ったり来たりしながら、海底調査に赴いていたアポリトボルボロスが帰還するのをゆっくりと待つ。
根元までしっかりと挿し込んだ俺自身でマギーの中を掻き回して遊んでいると、海側に放流したはずのアポリトボルボロスくんが何故か湖流の瞳から姿を現した。
「ミレー。湖流の瞳って海と繋がってるんだっけ? アポリトボルボロス君がここから帰還してきたって事は、目的地は湖流の瞳の内部なのかな?」
「流石にそこまでは分からないなぁ……。でも海獣が入り込まない湖流の瞳からこの子が出てきたのが不思議。この子が通れるなら海獣も通れそうなのに」
「コイツの身体はそれこそ水みたいに変幻自在だからね。さ、準備が出来た人から入ってみて」
念のため各自に2~3日分の水と食料を用意してもらい、1人ずつアポリトボルボロスの体内に収納していく。
今回改めて検証してみた結果、アポリトボルボロスの体内では液化や精霊魔法、そして触心もあまり効力を発揮出来ないようだ。
これは恐らく、イントルーダーアポリトボルボロスの高い魔法防御力が魔力由来の能力を阻害してしまうんだろうな。
けれどアポリトボルボロスの体内にいるみんなとは距離の影響なく声が繋がってくれるようなので、50人もの大所帯での会話も問題にならなそうだ。
出入りもいちいち俺が意識せずとも本人たちの意思で行なえるようだけど、俺の意思で出入りを禁じることも出来るらしい。
「水中では出入りを禁止させてもらうから、トイレとか行く場合は先に行っといてね。あと潜航中は常に誰かのえっちな声が聞こえてると思うけど、それは我慢して欲しいかな」
「へぇ……。アポリトボルボロスが淡く光って照明代わりになってくれるんだね? 中に居れば眩しくないのが不思議だよ……」
「世界を滅ぼすイントルーダーも、ダンにかかれば便利な乗り物になってしまうのじゃ。絶対女神様たちはこんな扱いを想定してなかったじゃろうなぁ」
アポリトボルボロスの性能に感心しきっているキュールの邪魔をするのは申し訳ないので、緩い雰囲気でツッコミを入れてくるフラッタをラトリアと一緒に抱き締め、口や乳首にちゅっちゅっちゅううとキスをする。
間もなくこのピンクの乳首の竜人族母娘からダブルで母乳を搾れるかと思うと、どれだけ2人の中に興奮を注ぎこんでも収まる気配が無いんだよ?
フラッタとラトリアのピンクの乳首をしゃぶりながら、2人のお腹に限界まで注ぎ込んでからようやく出発だ。
「アポリトボルボロスくんが湖流の瞳から帰還してきたことだし、まずは湖流の瞳に潜ってみるって事でいい? 人が通れるサイズの海との繋がりがなかったら、最悪潜り直しになっちゃうけど」
「ダンさんに任すよ。マギー陛下も数日間は余裕があるそうだから、あまり効率は気にせず調査していいんじゃないかい?」
「了解。じゃあリュートとムーリとエルラはおっぱいで俺の顔を抱き締めてね。我が家の3大巨乳サンドを楽しみながら海底ツアーとしゃれ込もう」
我が家が誇る3大爆乳を抱き寄せて、シャツを捲り上げて生おっぱいにダイブする。
おっぱいサンドと言えば3人の手首を拘束したい気分になっちゃうけど、安全を確保できているかわからないので今回は我慢しておくか。はむはむ。
「も、物凄く自然な流れでおっぱいを要求してきますね……」
「エルラさんも直ぐに慣れますよーっ。もう私もリュートさんも、ダンさんにおっぱいを吸ってもらっていないほうが不自然に感じるくらいになっちゃいましたっ」
「おっぱいを吸われるのも気持ちいいし、ちゅぱちゅぱ自分のおっぱいをしゃぶるダンが可愛くって仕方ないんだよねーっ。しかもおっぱいをしゃぶると凄く興奮して、ぼくの気持ちいいところばっかり突いてくれるんだぁ……」
「な、なんかお2人の方がよっぽど性奴隷みたいに仕込まれちゃってません……?」
3人のおっぱいに包まれながら下半身も包んでいただき、全ての準備が完了した事を確認して深海調査を開始する。
普段湖流の瞳に潜り慣れている湖人族のみんなも、アポリトボルボロスから発せられる淡くて白い光に照らされた幻想的な水中の景色には心を奪われているようだ。
「……ダンは凄いねアウラちゃん。私、湖流の瞳がこんなに綺麗だなんて知らなかったよ……」
「凄く綺麗でロマンチックな光景なのに、本人はおっぱいをしゃぶりながらひたすらえっちしてるのがパパらしいよ……」
アウラが呆れるのも無理ないけどさ、この景色の中で淡く照らされた3人のおっぱいをしゃぶりながら中に出すのは最高すぎて止められないんだって。
今まで幾度となくおっぱいサンドを試してきたけど、エルラの加乳……じゃなかった加入で、とうとうおっぱいサンドが完成を迎えた感があるよ。
「察知スキルも機能しませんし、周囲の気配を探ることも出来ないのは慣れませんね……。湖流の瞳に大型の海獣たちが出現する兆候はありませんけど」
「でも、潜るほど少しずつ広くなっている感じはするのよね……。浅い場所では狭くなって海獣が入り込めないだけで、深い場所では大型の海獣が跋扈している可能性も低くなさそう」
アポリトボルボロスに身を委ねるしかない状況に不安を覚えるヴァルゴと、冷静に周囲の状況を分析しているティムル。
他には好奇心が強いキュールやカレンは周囲の景色にひたすら興奮しているのに対し、意外と湖人族のみんなが怖がっている感じかな?
液化が使えるからこそ、液化が適用されない深海の恐怖を俺達以上に強く意識しているのかもしれない。
家族の様々な反応を確認しながら、何処までも潜り続けていくアポリトボルボロス。
現在は景色を楽しむ為と衝突を避ける為にゆっくりと潜行しているので、底に着くまでにはもう少し時間がかかっちゃうかな?
海底に着くのが先か、3人のお腹がいっぱいになるのが先か競争だねっ!
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