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1日ユニとのんびりした俺達は、のんびりした分を取り戻すかのように別荘のベッドの上で大乱闘を繰り広げた。
とりわけ今回問題を起こしてしまったシーズを重点的に、連帯責任と称してチャールとフラッタの14歳トリオでたっぷりと可愛がって差し上げた。
その後はフラッタとムーリを入れ替えてトライラム教会トリオ、ムーリとシャロを入れ替えて既に孕んでいるトリオ、更にはシャロとニーナを入れ替えてちっぱいトリオ、最後はキュールを加えた究明の道標トリオでたっぷり可愛がって差し上げた。
尤も、前回の反省を踏まえて合間合間に他のみんなを相手して、充分な休憩を挟んだけどね。
「むっりぃ……! ししっ、しんじゃ、うぅっ……! やすっ、休ませ……はぁんっ!」
「ダメダメ。これはみんなに迷惑をかけたシーズへのお仕置きも兼ねてるんだから止めるわけにはいかないよ。シーズの大好きなここ、いっぱい突いてあげちゃうよーっ」
今回の件に関しては俺にも責任はあるんだけど、俺の場合は責任を持ってたっぷり可愛がる事が正解らしい。
他ならぬニーナ司令官からの指令なので、シーズの大好きな部分を遠慮なく抉って差し上げる。
親友であるチャールが俺の背後から舌を差し入れてサポートしてくれるので、俺自身の硬さは全く衰えることなく、既にいっぱいになっているシーズの内側に改めて念入りに子種を塗りたくっている。
「はぁぁ~……。シーズもチャールも気持ちよすぎるぅ……。気持ちよすぎるのに、この敏感なちっぱいを可愛がると更に締まるんだから最高すぎぃ……」
「ひぐっ!? ちちく、だめっ、だ……めぇ……! 」
「やばぁ……。乳首扱きながら出すのヤバすぎっ……! シーズ、シーズ……!」
シーズのちっぱいの先端を両手でコシコシと扱きあげ、急激に締まったシーズの内部に新鮮な子種を注ぎ込む。
更に中に出された衝撃で気絶してしまったシーズの内部に、改めて出したばかりの新鮮な精子を念入りに塗りこんで差し上げた。
シーズへのお仕置きが終わったら、お仕置きの間ずっとがんばってくれたチャールに褒美をあげて、お腹が膨らんだままスヤスヤ眠るチャールの中からゆっくりと自身を引き抜いた。
まだ夜明けまでは時間があるはず。
そう思って次の相手を探すと、ニーナとティムルが両手を広げて俺の事を待っていた。
「わぁいっ。2人共大好きーっ!」
2人を同時に押し倒し、夢中になって唇を奪う。
そして一緒に抱き締めた2人の中に交互にお邪魔しながら、シーズの事を改めて確認する。
「ねぇニーナ。俺とのえっちに溺れてたっていうシーズに、昨日の今日でこんなにえっちしまくって本当によかったの? いやシーズの体は最高に良かったけどさ」
「んっ……。い、1度落ち着いた後だから平気なの。いきなりだったから受け止め切れなかっただけで、あのくらいのえっちは我が家では普通だから、ぁんっ」
「い、1度落ち着いた後だからこそ、改めて徹底的に愛してもらったのよ、ぉ……! ダンに愛されることを止めるわけにはいかないから……イかないからぁ……!」
ニーナとティムルがあんあんと可愛く喘ぎながら説明したくれたところによると、昨日のシーズは俺との初えっちが気持ちよすぎて、俺ではなくて快楽の方に溺れかけてしまっていたらしい。
けれど今日1日でなんとか1度頭を冷やすことが出来たようで、無事に俺自身に溺れてくれたようなのだ。
えっちではなくて俺自身に好意が向いているなら問題ないと、むしろたっぷり可愛がってあげてという指令を出してくれたようだ。
「んー。でもなんでシーズだけだったのかなぁ? 確かにシーズを念入りに可愛がってしまったところはあるけど、完璧に仕込んだのはチャールだって同じなのにさぁ」
「ふふ。そんなの決まってるのっ。チャールよりもシーズの方が、ダンを思う気持ちがすっごく強かったからだよーっ」
「チャールもダンの事を好きなのは間違いないけど、シーズはちょっと異常なほどダンの事が大好きだからねぇ……」
「異常なほどって?」
確かにシーズからは強い好意を感じているけど、それが異常かと言われたらピンと来ない。
フラッタやシャロ、リーチェやムーリあたりからも似たような強い好意を感じてるけどなぁ。
ニーナとティムルはどちらかと言うと受け身で、俺の好意を正面から受け止めようとしてくれるんだよな。
でも2人ももっと甘えてくれたら嬉しいんだよ? ちゅっちゅっ。ちゅぱちゅぱれろれろ。
「ダンがピンと来ないのも無理は無いけど、シーズはやっぱり異常なの。だってダンに助けられなきゃいけないような不幸に陥っていたわけでもないのに、私たちと同じくらいダンに依存してるんだもの」
「…………あ」
「シーズは純粋な好意の他に、ダンに対する強い憧れというか、思い入れみたいなものも感じるのよね。根はとっても可愛らしいシーズのことだから、なにかとっても彼女らしい理由で貴方に依存しちゃったんでしょうねぇ」
ニーナとティムルに指摘されるまで全く気付けなかったけど、言われてみれば確かにシーズの好意は異常なのかもしれない。
チャールと同じようにスカウトという形で迎え入れたはずなのに、他の家族と同じレベルで依存するのは確かにおかしい。
今ではすっかり当たり前になって、そこに疑問を持つことも無くなってしまったけれど……。
以前の俺は自分とニーナの関係を歪だと感じていて、健全で正常な関係だとは思っていなかったはずなのに。
けれど考え込もうとする俺の意識は、強く締まるニーナの感触に惹きつけられてしまった。
「はぅ……! ニ、ニーナ……?」
「何も心配要らないの。結局はシーズもチャールも貴方の事が大好きなだけだから。ダンは今まで通りみんなを愛してくれたらみんな幸せなのーっ」
「ニーナちゃんの言う通りよぉ。大体今回の暴走にしたって、ダンのことが好きすぎたのが原因ですからねー? ダンがかっこよすぎるのが悪いんだから、責任を持って全員を可愛がってくれなきゃだめよぉ?」
2人は俺の体を挟み込むように抱き合いながら、大好きと頬に口付けをしてくれる。
2人が穏やかな雰囲気のままだから、きっとシーズはもう心配要らないんだろうなぁ。
俺はニーナとティムルの柔らかい雰囲気に包まれながら、夜が明けるまでみんなと楽しく愛し合ったのだった。
翌朝、しっかりと全員のお腹を満タンにしてからユニのところに向かうと、そこにはユニを見上げているライオネルさんの姿があった。
「おはよう皆さん。若き世界樹の成長も順調なようで何よりだよっ」
いつも落ち着いた印象のライオネルさんだけど、今日は少し興奮気味かな?
エルフの出産やユニの話とか、ライオネルさんが喜ぶのはエルフ族の繁栄に関する話題の気がするね。
リーチェとアウラを抱き寄せながら話を聞くと、昨日リーチェからアウター化の兆候が出ていると報告を受けたライオネルさんは、直ぐにアウターの警備隊を組織しようと動いたらしい。
しかし新たな世界樹の誕生に立ち会いたいと警備隊への希望者が殺到してしまったため、やはりいつも通り種族全員でローテーションすることになってしまったそうだ。
ちみなにライオネルさんも希望者の1人なので、族長権限を行使して真っ先にやってきたらしい。
「報告通りまだ魔物は確認できなかったけど、報告されていたよりもずっと広大なアウターが広がっていて驚いたよ。この調子なら魔物の出現も時間の問題だろう」
「止むを得なかったとは言え、エルフェリア精霊国の生活基盤を吹き飛ばしてしまったからね……。これでエルフの皆さんが少しでも安心してくれたら嬉しいんだけど」
「あれはまさに不可抗力だったのだから気にしなくて良いんだけどね? でも気にしてくれたおかげで新たな世界樹の誕生に立ち会えるのだから本当にありがたい。エルフ族の長として、ダンさんには感謝してもしきれないよ」
いやぁ、ユニが居なければ気にしても仕方ないと割り切れたんだけどねー?
だけどアウターを生み出せる可能性が示唆されちゃったら話は別っすよ。
アウターを生み出せる可能性があるのなら、かつて自分が消滅させて締まったアウターを弁償しようと思うのは、割と普通の発想だと思うんだ。
アウターを生み出そうという前提条件が普通の発想じゃないだけで?
「一応こいつは俺の魔力から産み出した存在だから、ユニって名付けて娘として扱ってるんだ。でもエルフ族に同じ扱いを求める気はないから、ユニの扱いはエルフ族の好きにしていいよ」
「……世界樹ってエルフにとっての信仰そのものなんだけど、その信仰対象の父親のことはどう扱えばいいのか分からないね? 分からないから今まで通り接していくしかないかもしれないな」
「今まで通り接してくれるとありがたいよ。敬われたり崇められたりするのはもう沢山だからさ」
「あのねーダン。君を崇める人たちのことを責めるのはお門違いだからね?」
魔人族の対応やドワーフたちの対応を思いだしてうんざりしていると、抱き寄せているリーチェが困ったような顔をしながら口を挟んでくる。
反対側を見ると、アウラも同じような顔をして俺の顔を見詰めていた。
「ぼくに言わせれば、君が嫌がると知っているから跪いて祈りを捧げる事を自重している皆さんは、君に凄く配慮してくれてると思うよ?」
「うんうん。私やリーチェママだって気を抜いたらパパの事を信仰しちゃいそうだもんねー? 毎晩現実に引き戻されるからなんとか思い留まれてるだけでさー」
からかうような口調で俺を見上げつつ、両サイドからぎゅーっと抱き付いてくれるリーチェとアウラ。
家族にまで崇められたら堪らないから、今後も毎晩念入りに肌を重ねて現実に引き戻してあげなきゃいけないなっ。
「精霊魔法の使い手に言わせれば、世界樹を産み出したダンさんを敬わない方が難しいんだ。新たな世界樹ユニの名とその父親であるダンさんの名前は、きっと未来永劫語り継がれることだろうね」
「うへぇ~……。ま、まぁ死後の自分の扱われ方まで知ったこっちゃないけど、俺への接し方は今まで通りでお願いしまーす……」
「ははっ。ダンさんがそう言うなら尊重するよ。他ならぬ世界樹の創造主の願いなのだからね?」
楽しそうに笑いながらアウターの入り口の警備に戻るライオネルさん。
ユニの幹部分にも足を運んでいるそうだが、俺達が滞在している間は譲ってくれるらしい。
ライオネルさんにお礼を言って、俺達はユニの幹部分に移動した。
「ダンー。昨日アレだけしちゃったし、今日からここでもえっちしていいのー」
「まままままじでっ!? ありがとうニーナ! じゃあ早速……はむっ」
「「やぁんっ!?」」
ニーナからのえっち許可宣言が出された瞬間、両隣のリーチェとアウラのシャツを捲り上げ、2人の乳首を引っ張りながらアウラの乳首にしゃぶりついた。
不意打ちのような俺の乳首責めに、2人は可愛い声を聞かせてくれた。
可愛い2人のえっちな声、もっともっと聞かせて欲しいなぁ? はむはむれろれろ。
「んもうっ、落ち着いてダン。ここはエルフさんたちも来る場所だから延々と続けるわけにはいかないの。だか少しだけルールを追加するねー?」
「ちゅうううう……っぽんっ。ルールって? ちゅううううう」
「朝食も食べなきゃだし、メタドライブも使わなきゃいけないでしょ? だからねー……」
ニーナの提案してきたルールは以下の3点だ。
1つ。えっちな行為はメタドライブを使用中に限定する。メタドライブが維持できなくなったら速やかに終了すること。
2つ。メタドライブで消費した魔力を回復する間に、みんなとゆっくり朝食を食べること。この際魔力の回復に繋がるなら、本番行為まで含めたえっち行動は認められるらしい。
そして3つ目に、朝食後にもう1度メタドライブを行い、その間はえっちオーケー。しかし魔力が切れたらその日は撤収、という流れだ。
大雑把に言えば、メタドライブしながらえっちしろってことだね。分かりやすい。
分かりやすいので完璧に把握しました! ということで早速メタドライブ発動! そしてえっちも開始だぜっ!
「やあああああっ!! 舐め回さない……でぇ……!!」
「舌じゃ物足りないよぅ……! ダンの熱いのでいっぱい突いて欲しいのにぃ……!」
アウラとリーチェを押し倒し、2人に自ら押し広げてもらった甘い蜜の源泉をひたすら舌で掻き回す。
俺の下半身は、俺の下に潜り込んだシャロが挟んだり吸ったりして丁寧に可愛がってくれて、お尻の穴をラトリアが一生懸命舐め回してくれている。
1度出すごとに下半身の担当がムーリ、ティムルとローテーションして、お尻担当もエマ、キュールと推移していく。
お豆とお股を責められてるアウラとリーチェの絶叫のような嬌声が轟く中、ニーナとフラッタはターニアの膝枕でお休み中で、チャールとシーズはヴァルゴの膝の上ですやすやと寝息を立てている。
ヴァルゴが俺以外に膝枕するのは珍しい気がするな?
最近のヴァルゴはフラッタにメロメロにされていたから、その流れで14歳組のチャールとシーズのことも可愛くなってきたのかもしれない。
あ~、しかし本当に美味しいな、リーチェとアウラの体液って。
エロい意味で美味しいんじゃなくて、飲み物として普通に味が美味しいんだよな。こんなの永遠に吸っていられるよ。
メタドライブで2人の反応をつぶさに観察し、2人の反応が最も良い部分を時間いっぱい執拗に舐め回す。
朝食中は最高に仕上がった2人の体も美味しくいただいちゃいましょうねー。
しかしユニ、全然なんとも思ってないな?
昨日の食事もそうだったけど、植物であるユニは人間と変わらない知能があっても、食事や性行為のような動物的行為に特別な感情は抱かないのかもしれない。
あるいは、既に我が家の一員としてエロをエロスのまま受け入れているというのかっ……!?
もしもそうだとしたら、俺に似て最高にえっちな娘に成長してしまいそうなんだよ? 虫の息になってるアウラみたいにね。
とりわけ今回問題を起こしてしまったシーズを重点的に、連帯責任と称してチャールとフラッタの14歳トリオでたっぷりと可愛がって差し上げた。
その後はフラッタとムーリを入れ替えてトライラム教会トリオ、ムーリとシャロを入れ替えて既に孕んでいるトリオ、更にはシャロとニーナを入れ替えてちっぱいトリオ、最後はキュールを加えた究明の道標トリオでたっぷり可愛がって差し上げた。
尤も、前回の反省を踏まえて合間合間に他のみんなを相手して、充分な休憩を挟んだけどね。
「むっりぃ……! ししっ、しんじゃ、うぅっ……! やすっ、休ませ……はぁんっ!」
「ダメダメ。これはみんなに迷惑をかけたシーズへのお仕置きも兼ねてるんだから止めるわけにはいかないよ。シーズの大好きなここ、いっぱい突いてあげちゃうよーっ」
今回の件に関しては俺にも責任はあるんだけど、俺の場合は責任を持ってたっぷり可愛がる事が正解らしい。
他ならぬニーナ司令官からの指令なので、シーズの大好きな部分を遠慮なく抉って差し上げる。
親友であるチャールが俺の背後から舌を差し入れてサポートしてくれるので、俺自身の硬さは全く衰えることなく、既にいっぱいになっているシーズの内側に改めて念入りに子種を塗りたくっている。
「はぁぁ~……。シーズもチャールも気持ちよすぎるぅ……。気持ちよすぎるのに、この敏感なちっぱいを可愛がると更に締まるんだから最高すぎぃ……」
「ひぐっ!? ちちく、だめっ、だ……めぇ……! 」
「やばぁ……。乳首扱きながら出すのヤバすぎっ……! シーズ、シーズ……!」
シーズのちっぱいの先端を両手でコシコシと扱きあげ、急激に締まったシーズの内部に新鮮な子種を注ぎ込む。
更に中に出された衝撃で気絶してしまったシーズの内部に、改めて出したばかりの新鮮な精子を念入りに塗りこんで差し上げた。
シーズへのお仕置きが終わったら、お仕置きの間ずっとがんばってくれたチャールに褒美をあげて、お腹が膨らんだままスヤスヤ眠るチャールの中からゆっくりと自身を引き抜いた。
まだ夜明けまでは時間があるはず。
そう思って次の相手を探すと、ニーナとティムルが両手を広げて俺の事を待っていた。
「わぁいっ。2人共大好きーっ!」
2人を同時に押し倒し、夢中になって唇を奪う。
そして一緒に抱き締めた2人の中に交互にお邪魔しながら、シーズの事を改めて確認する。
「ねぇニーナ。俺とのえっちに溺れてたっていうシーズに、昨日の今日でこんなにえっちしまくって本当によかったの? いやシーズの体は最高に良かったけどさ」
「んっ……。い、1度落ち着いた後だから平気なの。いきなりだったから受け止め切れなかっただけで、あのくらいのえっちは我が家では普通だから、ぁんっ」
「い、1度落ち着いた後だからこそ、改めて徹底的に愛してもらったのよ、ぉ……! ダンに愛されることを止めるわけにはいかないから……イかないからぁ……!」
ニーナとティムルがあんあんと可愛く喘ぎながら説明したくれたところによると、昨日のシーズは俺との初えっちが気持ちよすぎて、俺ではなくて快楽の方に溺れかけてしまっていたらしい。
けれど今日1日でなんとか1度頭を冷やすことが出来たようで、無事に俺自身に溺れてくれたようなのだ。
えっちではなくて俺自身に好意が向いているなら問題ないと、むしろたっぷり可愛がってあげてという指令を出してくれたようだ。
「んー。でもなんでシーズだけだったのかなぁ? 確かにシーズを念入りに可愛がってしまったところはあるけど、完璧に仕込んだのはチャールだって同じなのにさぁ」
「ふふ。そんなの決まってるのっ。チャールよりもシーズの方が、ダンを思う気持ちがすっごく強かったからだよーっ」
「チャールもダンの事を好きなのは間違いないけど、シーズはちょっと異常なほどダンの事が大好きだからねぇ……」
「異常なほどって?」
確かにシーズからは強い好意を感じているけど、それが異常かと言われたらピンと来ない。
フラッタやシャロ、リーチェやムーリあたりからも似たような強い好意を感じてるけどなぁ。
ニーナとティムルはどちらかと言うと受け身で、俺の好意を正面から受け止めようとしてくれるんだよな。
でも2人ももっと甘えてくれたら嬉しいんだよ? ちゅっちゅっ。ちゅぱちゅぱれろれろ。
「ダンがピンと来ないのも無理は無いけど、シーズはやっぱり異常なの。だってダンに助けられなきゃいけないような不幸に陥っていたわけでもないのに、私たちと同じくらいダンに依存してるんだもの」
「…………あ」
「シーズは純粋な好意の他に、ダンに対する強い憧れというか、思い入れみたいなものも感じるのよね。根はとっても可愛らしいシーズのことだから、なにかとっても彼女らしい理由で貴方に依存しちゃったんでしょうねぇ」
ニーナとティムルに指摘されるまで全く気付けなかったけど、言われてみれば確かにシーズの好意は異常なのかもしれない。
チャールと同じようにスカウトという形で迎え入れたはずなのに、他の家族と同じレベルで依存するのは確かにおかしい。
今ではすっかり当たり前になって、そこに疑問を持つことも無くなってしまったけれど……。
以前の俺は自分とニーナの関係を歪だと感じていて、健全で正常な関係だとは思っていなかったはずなのに。
けれど考え込もうとする俺の意識は、強く締まるニーナの感触に惹きつけられてしまった。
「はぅ……! ニ、ニーナ……?」
「何も心配要らないの。結局はシーズもチャールも貴方の事が大好きなだけだから。ダンは今まで通りみんなを愛してくれたらみんな幸せなのーっ」
「ニーナちゃんの言う通りよぉ。大体今回の暴走にしたって、ダンのことが好きすぎたのが原因ですからねー? ダンがかっこよすぎるのが悪いんだから、責任を持って全員を可愛がってくれなきゃだめよぉ?」
2人は俺の体を挟み込むように抱き合いながら、大好きと頬に口付けをしてくれる。
2人が穏やかな雰囲気のままだから、きっとシーズはもう心配要らないんだろうなぁ。
俺はニーナとティムルの柔らかい雰囲気に包まれながら、夜が明けるまでみんなと楽しく愛し合ったのだった。
翌朝、しっかりと全員のお腹を満タンにしてからユニのところに向かうと、そこにはユニを見上げているライオネルさんの姿があった。
「おはよう皆さん。若き世界樹の成長も順調なようで何よりだよっ」
いつも落ち着いた印象のライオネルさんだけど、今日は少し興奮気味かな?
エルフの出産やユニの話とか、ライオネルさんが喜ぶのはエルフ族の繁栄に関する話題の気がするね。
リーチェとアウラを抱き寄せながら話を聞くと、昨日リーチェからアウター化の兆候が出ていると報告を受けたライオネルさんは、直ぐにアウターの警備隊を組織しようと動いたらしい。
しかし新たな世界樹の誕生に立ち会いたいと警備隊への希望者が殺到してしまったため、やはりいつも通り種族全員でローテーションすることになってしまったそうだ。
ちみなにライオネルさんも希望者の1人なので、族長権限を行使して真っ先にやってきたらしい。
「報告通りまだ魔物は確認できなかったけど、報告されていたよりもずっと広大なアウターが広がっていて驚いたよ。この調子なら魔物の出現も時間の問題だろう」
「止むを得なかったとは言え、エルフェリア精霊国の生活基盤を吹き飛ばしてしまったからね……。これでエルフの皆さんが少しでも安心してくれたら嬉しいんだけど」
「あれはまさに不可抗力だったのだから気にしなくて良いんだけどね? でも気にしてくれたおかげで新たな世界樹の誕生に立ち会えるのだから本当にありがたい。エルフ族の長として、ダンさんには感謝してもしきれないよ」
いやぁ、ユニが居なければ気にしても仕方ないと割り切れたんだけどねー?
だけどアウターを生み出せる可能性が示唆されちゃったら話は別っすよ。
アウターを生み出せる可能性があるのなら、かつて自分が消滅させて締まったアウターを弁償しようと思うのは、割と普通の発想だと思うんだ。
アウターを生み出そうという前提条件が普通の発想じゃないだけで?
「一応こいつは俺の魔力から産み出した存在だから、ユニって名付けて娘として扱ってるんだ。でもエルフ族に同じ扱いを求める気はないから、ユニの扱いはエルフ族の好きにしていいよ」
「……世界樹ってエルフにとっての信仰そのものなんだけど、その信仰対象の父親のことはどう扱えばいいのか分からないね? 分からないから今まで通り接していくしかないかもしれないな」
「今まで通り接してくれるとありがたいよ。敬われたり崇められたりするのはもう沢山だからさ」
「あのねーダン。君を崇める人たちのことを責めるのはお門違いだからね?」
魔人族の対応やドワーフたちの対応を思いだしてうんざりしていると、抱き寄せているリーチェが困ったような顔をしながら口を挟んでくる。
反対側を見ると、アウラも同じような顔をして俺の顔を見詰めていた。
「ぼくに言わせれば、君が嫌がると知っているから跪いて祈りを捧げる事を自重している皆さんは、君に凄く配慮してくれてると思うよ?」
「うんうん。私やリーチェママだって気を抜いたらパパの事を信仰しちゃいそうだもんねー? 毎晩現実に引き戻されるからなんとか思い留まれてるだけでさー」
からかうような口調で俺を見上げつつ、両サイドからぎゅーっと抱き付いてくれるリーチェとアウラ。
家族にまで崇められたら堪らないから、今後も毎晩念入りに肌を重ねて現実に引き戻してあげなきゃいけないなっ。
「精霊魔法の使い手に言わせれば、世界樹を産み出したダンさんを敬わない方が難しいんだ。新たな世界樹ユニの名とその父親であるダンさんの名前は、きっと未来永劫語り継がれることだろうね」
「うへぇ~……。ま、まぁ死後の自分の扱われ方まで知ったこっちゃないけど、俺への接し方は今まで通りでお願いしまーす……」
「ははっ。ダンさんがそう言うなら尊重するよ。他ならぬ世界樹の創造主の願いなのだからね?」
楽しそうに笑いながらアウターの入り口の警備に戻るライオネルさん。
ユニの幹部分にも足を運んでいるそうだが、俺達が滞在している間は譲ってくれるらしい。
ライオネルさんにお礼を言って、俺達はユニの幹部分に移動した。
「ダンー。昨日アレだけしちゃったし、今日からここでもえっちしていいのー」
「まままままじでっ!? ありがとうニーナ! じゃあ早速……はむっ」
「「やぁんっ!?」」
ニーナからのえっち許可宣言が出された瞬間、両隣のリーチェとアウラのシャツを捲り上げ、2人の乳首を引っ張りながらアウラの乳首にしゃぶりついた。
不意打ちのような俺の乳首責めに、2人は可愛い声を聞かせてくれた。
可愛い2人のえっちな声、もっともっと聞かせて欲しいなぁ? はむはむれろれろ。
「んもうっ、落ち着いてダン。ここはエルフさんたちも来る場所だから延々と続けるわけにはいかないの。だか少しだけルールを追加するねー?」
「ちゅうううう……っぽんっ。ルールって? ちゅううううう」
「朝食も食べなきゃだし、メタドライブも使わなきゃいけないでしょ? だからねー……」
ニーナの提案してきたルールは以下の3点だ。
1つ。えっちな行為はメタドライブを使用中に限定する。メタドライブが維持できなくなったら速やかに終了すること。
2つ。メタドライブで消費した魔力を回復する間に、みんなとゆっくり朝食を食べること。この際魔力の回復に繋がるなら、本番行為まで含めたえっち行動は認められるらしい。
そして3つ目に、朝食後にもう1度メタドライブを行い、その間はえっちオーケー。しかし魔力が切れたらその日は撤収、という流れだ。
大雑把に言えば、メタドライブしながらえっちしろってことだね。分かりやすい。
分かりやすいので完璧に把握しました! ということで早速メタドライブ発動! そしてえっちも開始だぜっ!
「やあああああっ!! 舐め回さない……でぇ……!!」
「舌じゃ物足りないよぅ……! ダンの熱いのでいっぱい突いて欲しいのにぃ……!」
アウラとリーチェを押し倒し、2人に自ら押し広げてもらった甘い蜜の源泉をひたすら舌で掻き回す。
俺の下半身は、俺の下に潜り込んだシャロが挟んだり吸ったりして丁寧に可愛がってくれて、お尻の穴をラトリアが一生懸命舐め回してくれている。
1度出すごとに下半身の担当がムーリ、ティムルとローテーションして、お尻担当もエマ、キュールと推移していく。
お豆とお股を責められてるアウラとリーチェの絶叫のような嬌声が轟く中、ニーナとフラッタはターニアの膝枕でお休み中で、チャールとシーズはヴァルゴの膝の上ですやすやと寝息を立てている。
ヴァルゴが俺以外に膝枕するのは珍しい気がするな?
最近のヴァルゴはフラッタにメロメロにされていたから、その流れで14歳組のチャールとシーズのことも可愛くなってきたのかもしれない。
あ~、しかし本当に美味しいな、リーチェとアウラの体液って。
エロい意味で美味しいんじゃなくて、飲み物として普通に味が美味しいんだよな。こんなの永遠に吸っていられるよ。
メタドライブで2人の反応をつぶさに観察し、2人の反応が最も良い部分を時間いっぱい執拗に舐め回す。
朝食中は最高に仕上がった2人の体も美味しくいただいちゃいましょうねー。
しかしユニ、全然なんとも思ってないな?
昨日の食事もそうだったけど、植物であるユニは人間と変わらない知能があっても、食事や性行為のような動物的行為に特別な感情は抱かないのかもしれない。
あるいは、既に我が家の一員としてエロをエロスのまま受け入れているというのかっ……!?
もしもそうだとしたら、俺に似て最高にえっちな娘に成長してしまいそうなんだよ? 虫の息になってるアウラみたいにね。
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