異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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「今すぐ戻っていただけますかっ!? このままではマグエルが、瞬く間にアウターと化してしまいそうなんですよぉっ!」


 聖域の樹海でイントルーダーの再召喚に勤しんでいると、このままではマグエルがアウター化してしまうと、血相を変えたエマが俺達を呼びに来た。


 瞬く間にマグエルがアウター化しそうって、マジでそんなことになってんの?

 旧開拓村の前例から、通常空間がアウター化するには最低でも1日以上時間をかけなきゃ無理だと思ってたんだけどなぁ?


 いや、考えるのは後回しにして、今はマグエルの状況を確認しないとな。


「直ぐに戻るよ。チャールとシーズはちゃんと自分で歩けるかな?」

「ち、乳首がジンジンするけど……なんとか?」

「服の上からだったのが幸いしたな……。乳首周りがダンのヨダレでベッチョベチョにされてっけどよぉ?」


 ジトーっとした不満げな視線を送ってくるシーズ。

 そんな彼女にちゅっとキスをして、満足させてあげられなかった事を謝罪する。


「ごめんなシーズ。あいつらが帰ったらちゃんと直にちゅぱちゅぱしてあげるから、ちょっとだけ我慢してね?」

「そっちじゃねーよっ! 俺がおっぱい吸われたいみたいに言うんじゃねーーっ!」


 真っ赤になって反論するシーズにもう1度キスをする。

 可愛いシーズをもっとからかいたいけど、今は時間に余裕がなさそうだ。


 真っ赤なシーズの耳元で、続きはベッドの上でねと囁いてから、無詠唱のアナザーポータル、ポータルのコンボで一気にマグエルへと帰還した。


「うぉ……? 眩し……!?」


 ポータルから出た瞬間、眩い光に目が眩んでしまう。

 これ、始界の王笏から放たれている光か?


 とすれば、どうやら皇帝カレンは神器の収納に失敗してしまったようだ。


「はぁぁぁ~……。結局ニーナの言った通りだったのかぁ~……」


 これでもカレン陛下には結構期待していたつもりなんだけど……。

 残念ながら、彼女に神器の所有権が移ることはなかったようだ。


 ま、無理だったものは仕方が無い。

 さっきから眩しくて仕方ないし、呼び水の鏡もいい加減放置しておくのは危なそうだからな。仕舞っちゃおうね~?


「なっ!? そ、そんなあっさりと神器を……!」

「はい? 俺が取り出したんだから回収できるに決まってるでしょ?」


 俺が神器を回収したのを見て、カレン陛下が両目を大きく見開いて驚愕の表情を浮かべている。

 よく見ると彼女の右手の服が肘から消失していて、右腕だけ素肌が見えているな? ヴァルゴかラトリアに返り討ちにでもされたか?


「お帰りなさいませ旦那様」

「あ、ただいまヴァルゴ。面倒事押し付けてごめんね」

「まったくですっ。私に押し付けるのは、旦那様の槍だけにしていただきたいですねぇ?」


 俺に向かって、このあと分かってますよねと言いたげに舌なめずりをするヴァルゴ。

 今回の借りはベッドの上で返せってことですね。大歓迎でーっす!


「そっちのほうはヴァルゴがよがり狂うほど押し付けてあげるつもりだけど……。なんで神器を回収しただけでこんなにびっくりされてるわけ?」

「ああ。それは無理も無いんですよ。先ほど皇帝カレンは神器に触れた瞬間、右腕を吹き飛ばされてしまいましたから」

「えっ……!? それってヴァルゴかラトリアあたりがやったんじゃ、なく……?」

「ええ。皇帝カレンが始界の王笏に触れた瞬間に彼女の肘から先が弾け、彼女自身も高く舞い上がるほどの衝撃を喰らったみたいなんですよ」

「ダンさん。どうやら陛下は神器に拒絶されたみたいなんだ」


 ヴァルゴとの会話に割り込んでくるキュール。

 けれどヴァルゴもラトリアも何も言って文句は無さそうなので、続きはキュールに説明してもらえってことなのかな?


「拒絶って? もう少し具体的に説明してくれるかな」

「ああ。どうやら正当な所有者であるダンさん以外の者に触れられるのが気に入らなかったみたいでね。始界の王笏は陛下を吹き飛ばしてしまったんだよ。陛下の右腕が欠損してしまうほどの強い反応だったんだ」

「えっ、欠損!? で、でもカレン陛下の右腕はちゃんと……」

「陛下はエリクシールを服用されてね。欠損を修復なされたんだよ」

「エ、エリクシールって……マジで?」


 ラトリアとヴァルゴの顔を見ると、黙って頷きを返される。

 拒絶反応の真偽は不明だけど、少なくともカレン陛下の右腕が1度欠損し、それを治療する為にエリクシールを消費してしまったことは紛れも無い事実のようだ。


「うわぁ……。済みませんカレン陛下。私の軽率な行動で、大変申し訳ないことをしてしまいました……」

「……な、いや……えっ?」

「帝国での価値は存じませんが、王国では個人所有が禁じられるほどの稀少な霊薬を消費させてしまったこと、心よりお詫び申し上げます。お金で解決できる話ではないかもしれませんが、霊薬の代金は私のほうで弁償させていただきますので……」

「い、いや、金など必要ない……。が、貴様の軽率な行動とはなんのことだ……? い、1から説明してくれ……」


 金など必要ない、かぁ。となると、どうにか現物を掘ってくるしかないか……。

 っと、説明だったな。これ以上ご迷惑をおかけするわけにはいかないので、俺のしたことをしっかりご説明差し上げねば。


「神器の所有権を陛下にお譲りしようかと思い、献上したつもりだったのですが……。まさか神器にそのような反応が起こるとは知らず、陛下の玉体に傷を付ける事になってしまったようで……」

「譲る……。献上……。き、貴様は本当にあんなにも簡単に神器を手放したと言うのか……」

「だっ、騙されてはいけません! その男は陛下を亡き者にしようと……!」

「黙れカルナス!! 貴様に発言を許した覚えはないっ!!」


 横から口を挟んできた男を怒鳴りつけるカレン陛下。

 カレン陛下の身を案じた男は、当の陛下本人に黙れと命じられ、悔しそうに俯きながら口を噤んでいる。


 俺を攻撃してきた男に同情する気は無いけど、カレン陛下の身を案じるなら男の反応は普通だろうな。

 たった今右腕が吹っ飛んだばかりだそうだし、俺の話を信用する要素こそ無いだろ。


「そ、そうだ……! こちらこそ申し訳なかった!」

「へ? え、いったい何の話です?」

「カルナスが貴様に切りかかったこと、決して私の指示では無いのだ……! 済まなかったダン……! 貴様を危険に晒したこと、そして謝罪が遅れたことも詫びよう……済まなかったっ……!」


 いきなり謝られてびっくりしたけど、どうやらカレン陛下は護衛の男に声をかけられたことで、あいつが俺に切りかかってきたことを思い出したようだ。

 部下が勝手にやったことですと言いながらもちゃんと謝罪してくるあたり、本当に想定外の出来事だったんだろうなぁ。


「護衛の男に襲われた事は気にしなくて大丈夫ですよ。怪我もありませんでしたしね。きっかけは俺の行動だったのでしょうし」

「いや。ダンは私に神器を譲ろうとしただけだろう? なのに仇で返すようなことになってしまった……!」

「それを言うなら、カレン陛下のほうはエリクシールを服用するほどの大怪我を負われたんです。それに対してこちらは無傷ですから。あまり気に病まないでください」

「そう言ってもらえるのは助かるが……。本当に申し訳ない……」


 俺の軽率な行動で、カレン陛下には悪い事をしてしまったようだ。

 だからそろそろ謝り合うのは止めて、このあとどうするか話し合いたいんだよ?


 さっきから陛下が謝る度に、護衛の男が俺を射殺さんとばかりに殺意の篭った眼差しを向けてきて鬱陶しいし。


「どうやら譲渡に失敗してしまったようではありますが、俺としては神器をお譲りするのには抵抗が無いんですよ。だから出来れば陛下に持ち帰って欲しかったんですけど……無理そうですか?」

「その気持ちはありがたいが、触ることすら出来ないのではインベントリに収納することすら出来んからな……。難しいだろう……」


 腕を組んで悩ましげに唸るカレン陛下。

 たった今右腕を吹っ飛ばされたばかりだから、何の策も無しに譲渡を試すわけにはいかないよなぁ。


「キュール。なにか策はあるだろうか?」


 妙案が浮かばなかったらしいカレン陛下は、キュールにアイディアを求めて問いかける。

 けれど問われたキュールの方も、静かに首を振っている。駄目か。


「神器は意志を持っていると言われていますからね。私たち人間が神器を手にするのではなく、神器の方が所有者を選んでいると思うべきでしょう」

「……それは分かっているっ。私が聞いているのは、神器に選ばれる方法のことだっ!」

「済みませんが、そちらのほうは皆目見当も……」


 苛立つカレン陛下に申し訳無さそうに頭を下げたキュールは、俺の方に向き直って問いかけてくる。


「ダンさんには何か心当たりが無いのかい? 神器に選ばれる為に何かしたこととかさ」

「……無いんだよなー。呼び水の鏡なんて落ちてたのを拾っただけだし、始界の王笏もノーリッテを撃退する過程で手に入れただけだからなー……」

「レガリアの首魁であったノーリッテは、かつて崩界を使用した形跡があるんだったっけ? ということは彼女もまた神器に認められた人間だったと言えそうだけど……。彼女とダンさんに、何か共通点があるんだろうか……」


 俺とノーリッテの共通点かぁ。

 種族がお互い人間族ってある事と、召喚士を浸透させている事くらいしか無いんじゃないかぁ?


「……恐れながら申し上げますっ!」


 俺と陛下とキュールが神器の譲渡条件に頭を悩ませていると、陛下の護衛の男が沈黙を命じられているにも関わらず、大きな声を張り上げた。

 カレン陛下は男を制止するか一瞬迷う素振りを見せたけど、妙案が思い浮かばないのもあってか、とりあえず男にしゃべらせる事にしたようだ。


「その男が戦いの果てに神器を手に入れたと言うのなら、神器を賭けて決闘するのは如何でしょう! このカルナス、必ずや陛下の為に神器を手に入れて……」

「はい却下。アンタ程度に負けるだけで神器を譲渡出来るなら、もうとっくに渡せてるから」

「臆したか腰抜けがぁっ! 女の背に隠れるだけの腑抜けめ! 偶然神器に選ばれただけの癖に調子に乗るなぁっ!」

「ははっ。俺が腰抜けで腑抜けなら、アンタはいったいなんなのさ? 奇襲でも俺を殺せなかった間抜けってとこかな?」


 インベントリから2つの神器を取り出し、適当に放り投げる。

 インベントリに神器が入ったままだと人質を取ってるみたいなものだからな。ちゃんと取り出しておかないと。


「カルナス……! 貴様、何を言うのかと思えば……!」

「あ、大丈夫ですよ陛下。というか実際俺はノーリッテとの決戦に勝利したことで始界の王笏を奪ったわけですから、彼の言う事を試す価値はゼロではないでしょう」

「な、なに……? それはいったいどういう……」


 護衛の男に怒りを顕わにする陛下をやんわりと制止しながら、護衛の男の5メートルくらい前で立ち止まる。

 しかし目の前の男ではなく、陛下に向って話しかける俺。


「試してみましょう。この男が勝ったら、そこに転がってる神器を回収してくれると助かりますよー」

「……随分と余裕だなぁ? 先ほど無様に女にすがり付いていた男とは思えんぞ?」

「あ、ごめん黙ってて。アンタと話す気は無いんだ。俺は陛下にお伺いを立ててるんだよ」

「ちっ! いちいち癪に障る奴だ……! だが陛下、この男もこう言っております! 私に決闘させてくださいっ!」

「…………むぅ」


 俺と護衛の男の両方から決闘を提案され、ぐぬぬと唸り始める陛下。

 恐らくさっきの閃刃の1件を苦々しく思いながらも、この男なら俺を殺せると思って悩んでいるのだろう。


 でも、神器の譲渡も出来ないなら、もうこれ以上時間を割く義理も無いんだよ?


「済みません陛下。とっとと決闘させてもらえません? で、今日のところはそれで納得して帰ってもらえませんかね?」

「……なに?」

「陛下に怪我を負わせてしまったのは申し訳無かったですけど、突然押しかけてきたのは陛下の方ですから。神器も受け取ってもらえないみたいですし、俺としてはもう貴女がたに付き合うのは時間の無駄なんですよね」

「きっさまぁっ! 陛下との交流を時間の無駄だと抜かしたかぁっ! なら望み通り、一瞬で終わらせてくれるっ!!」


 陛下の許可も待たずに閃刃を発動して、居合い斬りの要領で横薙ぎの1撃を放ってくる護衛の男。

 男が振るうのはミスリルのロングソードで、3つほどスキルが付与されている超高級品だ。


 ま、自業自得だと思って諦めて?


「あらよっと」


 瞬時にメタドライブを発動。右手を振り上げながらロングソードを取り出してアウターブレイクを発動。

 魔力を帯びたロングソードで、男が剣を振るより早く男の剣を根元から叩き切ってやった。


「はいはいご返却~」


 叩き切った刀身を空中でキャッチし、踏み込んできた男の右足の甲に愛剣の刀身を突き立てる。


「なっ……!? ぐああぁっ……!?」


 五感補正の足りていない男は自分の剣に刃がついていないことも知らず、柄だけになった剣を大きく薙ぎ払ってくる。

 刃がついていないので当然俺は無傷だが、男のほうは横薙ぎが有効打とならなかった為に勢いよく後方に下がろうとして、自身の足に突き立てられたかつての愛剣に右足を掻っ捌かれてしまったようだ。痛そう。


 右足を切り裂かれた男は蹲り、そんな男の様子を見たカレン陛下が言葉に詰まっている。


「ぐ、うぅ.……! お、俺に今、いったい何が……!?」

「ご覧になれました? 見えませんでしたかね?」

「な、なな……!?」


 話しかけても反応を返してくれないカレン陛下。

 話すことが無いなら、さっさとお引取り願えないかなぁ?


 俺は放り出した神器を回収しなおしながら、カレン陛下が落ち着くのを少し苛立ちながら待つのだった。
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