異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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8章 新たな王と新たな時代1 色狂いの聖女

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「はぁぁ。シャロは可愛いなぁ。一緒にいっぱい気持ちよくなろうねー」


 自身の所有する男娼や、自分が携わってきたスレッドドレッドのこともちゃんと考えようと言っただけで、シャロの中は嬉しそうにきゅうきゅうと締め上げてくる。

 みんなの地獄のような搾り取りに慣れた今の俺にはこれでも刺激が弱く感じられるけど、明らかに嬉しそうなシャロの様子にこっちまで心が軽くなるようだ。


「あんっ! はぁんっ! な、なんでぇっ……!? 突然っ、私の弱いところ、ばっかりぃ……!」


 改めて押し倒したシャロの中を往復すると、明らかに先ほどよりも反応良く悶えるシャロが最高にえっちで可愛すぎる。


 でも残念でしたー。俺が突いてる場所はさっきと全く一緒でーす。

 シャロのほうが勝手にさっきより気持ちよくなってるだけなんでーす。


「ちょうど中継都市運営の人手も足りてなかったしね。シャロの下で商売に携わった人員ならこっちからお願いして引き取りたいくらいだよ。ありがとうシャロ」

「あんっ……あぁんっ! なにっ、これぇ……!? なんでこんなに気持ちっ、やぁんっ……!」

「可愛いシャロの声がもっと聞きたいから、キスはちょっとお預けね? 沢山虐めてあげるから、可愛いシャロの声、いっぱい聞かせて?」


 耳元でシャロにキス禁止を宣言してから、彼女をぎゅっと抱き締めたまま少し強めに往復を繰り返す。

 戸惑うように快楽を貪るシャロに気付かれないようゆっくり顔を下げていき、真っ白で豊満なシャロのおっぱいに舌を這わせ、硬く張りつめたそのピンクの先端にしゃぶりついた。


 音を立ててちゅぱちゅぱと強く吸い上げながら、口の中でレロレロと転がしてシャロの乳首の硬さと味を堪能する。

 昨晩散々しゃぶってやったけど、相変わらず美味しいよ、シャロのおっぱい。はむはむ。


「んあああああっ!! なっ、なんで胸だけでこんなにっ、こんなっ、にぃぃぃぃ!」

「シャロはおっぱいを吸われるのが大好きなんだね? 乳首をしゃぶる度にぎゅーっと締め付けてきて凄く気持ちいいよ。俺もおっぱいを吸うのは大好きだから、このままひたすらしゃぶってあげるね?」

「待ってご主人様……! 私、胸だけで……胸だけでぇっ……! んあああああああっ!!」


 美味しいし気持ちいいし可愛いし、最高だなぁシャロは。

 あんまり気持ちよすぎるから、このまま出さずに一生続けたいくらいだよ。


 でもそういうわけにはいかないので、ちゃあんといっぱい注ぎ込んであげるからね。

 俺が満足いくまでおっぱいしゃぶり倒した後にだけどっ!


「ししっ、死んじゃううううう……! 優しくされてるのに、このままじゃ……あんっ、あんっ、あぁんっ……! ぜぜっ、絶対死ぬううううっ!! ちちっ乳首っ! ご主人様っ、おっぱい許してぇぇぇぇ!」

「うわー……。あんなに優しくされてるのに、物凄い気持ち良さそうなのー」


 激しく善がり狂うシャロとは対照的に、のほほんとした口調でニーナが感想を口にする。

 妻であるみんなに見守られながらまだ家族じゃないシャロを愛するという状況に、俺の脳がバグって興奮が収まらないんだよ? ちゅぱちゅぱちゅうちゅう。


「はぁぁ……。なんだかダンに初めて抱いてもらった夜を思い出しちゃうわねぇ……。それまで自分が沢山の男と肌を重ねてきたからこそ、自分の体になにが起こってるのか分からなくってさぁ……」

「す、凄い声なのじゃ……。キュールは今日家に居るとか言ってなかったかの? これ、外に漏れておらぬのか?」

「その辺は抜かりないけど……。今のシャーロット様って多分、死にそうなくらい気持ちよくなってるわけじゃないんだよね」


 その辺は抜かりないけどって、本当にリーチェはエロに対して有能すぎる。

 俺の奥さんを増やす事に積極的なニーナと、エロ方面になんでも出来るリーチェが合わさると鬼に金棒なんだよねー。


「シャーロット様は今まで体験したことのない、怖いくらいの多幸感に飲み込まれそうになってるんだと思う。……ぼくもそうだったもん」

「出会ったばかりの私を抱きかかえながら、歯を立てて扱いたり服ごしなのに歯型がつくくらいに噛み付いて来たのと比べると、随分優しい動きなのですけどね? 本当に気持ちよさそうです」


 そうなんだよなー?

 初対面でまだ遠慮があったヴァルゴへの乳首責めよりもかなりマイルドにちゅぱちゅぱしているんだけどなー。


 いやぁそれにしても、みんなに見られながらシャロのおっぱいをしゃぶって奥を抉っているかと思うと興奮が3割増しだよぉ。

 そして今は明るい時間でシャロの真っ白でエロい体はバッチリはっきり見えちゃうし、朝日っていうほど朝じゃない日に照らされてぬらぬらとテカってるシャロの乳首で興奮5割増しになっちゃうなぁっ。


「ちゅううううっ。シャロも限界みたいだし、そろそろ出していい? 多分出したら1発で妊娠しちゃうと思うけど。ちゅうううううっ」

「まま待ってっ……待ってぇ! ご主人様、ちょっと待ってぇ……!」

「ちゅうううううっ。安心してシャロ。シャロの許可なく出したりしないからね。ちゅううううううっ」

「1度私の話をっ……! 一旦おっぱい、吸うの止めっ……! おっぱい気持ちよすぎてっ、話がっ、話がぁ……!」


 どうやらおっぱいを吸われるのが気持ちよすぎて話が出来ないらしい。

 竜人族でもないのに、フラッタ並みの敏感おっぱいかお前は? ちゅううううううううちゅぽんっ。


「はうぅ…………!!」


 最後に思い切り吸い上げながら、口が離れるまで引っ張ってあげたら、ちゅぽんっという素敵な音と共にシャロの全身が思い切り反り返る。

 俺はその最高の締め付けを発揮するシャロの感触を楽しみながら、両手でおっぱいを搾り上げて乳首を寄せ、吸わないように気をつけながらパクッと咥えて、口の中でゆっくりレロレロ転がしてあげる。


「これくらいなら大丈夫かな? それで、話って?」

「で、出来れば乳首から口を離してぇっ、いただけませんっ、かっ……?」

「コレを離すなんてとんでもない。言われた通り吸わないでいてあげるから話を聞かせて?」

「う、うう……。優しいのか酷いのか分からないですぅ……」


 あうあう言いつつも観念したらしいシャロは、今まで暴れていた両腕でそっと俺の頭を抱きしめてくる。


 うん。素晴らしい対応だぞっシャロ。

 思わず思い切りピンクの乳首を吸い上げたくなっちゃうくらい興奮したよっ。


「だ、出していただくのは構わないんですけど……。で、出来ればキスをしながら出していただけませんか?」

「可愛いおねだりだね。でも理由を聞くまではしてあげられないよ?」


 コレも仕込まれた結果なのかもしれないので、シャロの真意をちゃんと推し量らないといけない。

 キスをしながら出すのは大好物なので、シャロに問題無ければいくらでもキスしてあげる所存だけどねっ!


「教えてシャロ。どうしてキスをされながら出して欲しいの? このままおっぱいをしゃぶりながらじゃ駄目なのかな?」

「キ、キスをしない場合もおっぱいは解放していただきたいんですけど……」

「それは無理だねっ! シャロのご主人様は可愛いシャロのおっぱいが大好きだからっ!」

「今日1番の強い拒絶を示さないでくださいっ! もうっ!」


 なんだか素っぽい反応でツッコミを入れてくれたね?

 じゃあ今の反応に免じて乳首は解放して、空いた両手でシャロの細い体をぎゅーっとしてあげるね。


 突然乳首を解放されて戸惑うシャロの頬に何度もキスをしながら、耳元で再度問いかけてあげる。


「さぁシャロ。話を聞かせて? キスしながら出すのは俺も大好きだけど、どうしてシャロはそうして欲しいっておねだりしたの? 誰かにそう言われた?」

「はふぅ……。いいえ、誰に言われたわけじゃないんです。ただ私の初めてを散らした時に奴隷に唇を奪われながら出されたのですけど……」

「ふむ。それが気持ちよかったの?」

「いえ、逆です。全然気持ち良くなくって。あの男は太っていて圧し掛かられて重かったですし、不潔で口も臭かったですから。碌に体も洗っていないから、抱き合っていて気持ち悪かったんですよ」

「………………そ、そうなんだぁ」


 危うく萎えてしまいそうになる自分自身を、可愛いシャロの奥に押し付けることで奮起させる。

 危ない危ない……。なんとか返事を返せたものの、流石にその奴隷に同情してしまった。


 知らぬが仏。知らぬは本人ばかりなりって?

 当時12歳だったシャロの体を好き勝手に貪った男に同情の余地なんてないんだけど、ここまで完膚なきまでに気持ち悪かったって言われるのは流石に可哀想にはなるな……。


 多分実際に会ったら、細切れにしてキューブスライムの餌にするけど?


「えと……。そんなに気持ち悪かったなら、なんでそんなおねだりを? むしろキスしないでって言われる方が納得しちゃう流れなんだけど」

「いえその時だけじゃなく、あの男との情事は常に不快感ばかりが募っていました」

「へ?」

「勿論気持ちよくはしてくださいましたよ? ですけど不潔ですし気遣いはありませんし……。そういう遊びだからと付き合って差し上げましたけど、幼心にも思いましたよ……。この男は無いなぁ、と」


 呆れるように吐き捨てるシャロに、今まで見えていなかったシャロの本音が見え隠れする。


 ……やっぱりシャロ、奴隷の男との関係は不快だったんじゃん。

 だけど遊びだから付き合ったって? 遊びだから大したことないって……?


 これまたマンガの知識だけど、以前強姦の被害にあった女性を題材にした作品を読んだことがあった。

 所詮マンガの知識と言ってしまえばそれまでだけど、なんとなくシャロの話とそのマンガで見た内容が重なる気がする。


 その時に紹介されていた被害者の症状として、自分が強姦の被害に遭ったことを認められない、こんなこと大した事じゃないと思い込んでしまう場合があると目にした記憶がある。

 自分から相手の誘いに乗ってしまったその女性は、被害に遭った自分にも原因があると思い込み、やがて自暴自棄になって色事にのめり込んで……。


 奴隷の遊びに興味本位で乗ってしまったシャロは、コレは遊びの延長だからと奴隷に従い続けることで、壊れそうな心を何とか保っていたんじゃないのか……?


 こんなことになったのは、始めに奴隷の誘いに乗ってしまった自分にも非がある。

 強く拒絶できなかったから相手を調子に乗らせてしまったと……。


 自分は生来色事が好きな性格だから、奴隷に無理矢理関係を強要されてもどうってことないって……?


「……いやいやシャロ。その流れじゃ全然分からないんだけど? そんなに気持ちよく無かったのならなんで……」

「気持ちよかったんですよ。ご主人様との性交が」

「……うん?」

「昨晩のことも含めて、私自身こんなに乱れるとは思ってなくって……。キスされても胸を吸われても、こうやって抱きしめてもらってるだけでも気持ちよすぎて、今までの性交とはあまりにも全てが違いすぎて……」


 ……あんまり性交性交はっきり言わないでくれないかなぁ?

 根元まで繋がって奥をぐりぐり圧迫しながら、今更そんなこと気にしても仕方ないんだけどぉ。


 可愛く恥じらいを見せるシャロが淫語を躊躇なく口にするのは、なんだか妙に興奮するんだよ?


「奴隷とか馬鹿殿下はまだしも、アンクや男娼たちと肌を重ねたときは気持ちよかったんじゃないの? シャロも男娼たちも、お互い心から想い合っているように見えたけどなぁ」

「ええ。スランたちとの性交はとても気持ちよくさせてもらってましたよ? でもご主人様は彼らとも違っていて、なんだか安心すると言いますか……」

「安心?」

「なんだか全然言う事を聞いてくれなくて、全然先が読めないご主人様でしたけど……。私が何をしようと関係なく、ご主人様は私を愛してくださるんだなぁって思ったら、なんだか凄く安心してしまって」

「ははっ。我が侭なご主人様でごめんね? でも俺って暴君らしいから、あんまり人の言う事を聞かないみたいなんだ」


 男に尽くすように仕込まれて、男に奉仕するように刷り込まれて、男娼たちにさえも尽くすことしか出来無かったシャロが、奉仕を忘れてもいいんだって思ってくれたってことかな?

 ならこのおねだりは奴隷の男や馬鹿殿下の仕込みとは関係ない、シャロ自身の純粋な願いのはずだ。


「うん分かった。それじゃ俺もそろそろ出したいし、シャロとのキスはなんだか楽しいし、早速始めよっか」

「ありがとうごさいます。私なんだか、出してもらうのがとっても楽しみですっ……!」

「もしシャロが許してくれるなら、出来れば朝に交わしたみたいな楽しいキスがいいな。あの時のシャロ、すっごく可愛かったからさ」

「ふふ。実は私も同じことを思っておりました。元々キスは好きだったはずなんですけど、ご主人様とのキスは気持ちいいよりなんだか楽しくって」


 柔らかく微笑んだシャロは、少しだけ口を突き出してちゅっと触れるだけのキスをしてくれる。

 シャロの抱える問題を解決したわけじゃないんだけど、どうやらようやく壊れかけの仮面の下の、本当のシャーロットと愛し合う事が出来そうかな?


「なんでしょう……凄く嬉しいです。ご主人様も私と同じ気持ちでいてくれることが、こんなにも嬉しいなんて……」

「それじゃいくよシャロ。さっき見せた通り俺って1回が長いし多いから、多分1発で孕んじゃうからね。覚悟はいい?」

「楽しみすぎてなんだかワクワクしていますよ。ご主人様、貴方のシャロに……いいえ、貴方だけのシャロに、どうかご主人様の子供を産ませてくださいませ……」


 静かにシャロが重ねてきた唇に自分からも吸い付き、事が終わるまでは絶対に離さないつもりでシャロをぎゅーっと抱き寄せる。

 そのまま少し強めに腰を打ちつけ、会話で少し落ち着きを取り戻してしまった自身を一気に昂らせていく。


 さっきより強めの衝撃なので少しシャロの負担が大きいけれど、浸透しきっていないまでも好色家の浸透を進めているシャロなら、このくらいの動きなら負担にならずに気持ちよくなってくれるだろう。


 何度か行き来を繰り返して、さぁそろそろ出すぞと思ったタイミングで、笑顔のシャロが両手両足でヒシッと俺に抱き付いてくる。


 もう離さないでって? 頼まれたって離してやらないよっ。

 それじゃ俺の子供を産んでくれ、シャロっ……!


「んんんんっ! んんーっ! んぁぁぁぁぁ……!」


 シャロの1番奥に、初めて本気で孕ませるつもりで思い切り精子をぶちまける。

 その感覚で外れそうになったシャロの口をしっかりと固定し、シャロを満たすまで望みどおりキスを続ける。


 初めての人間族。この行為は紛れもなく繁殖行為に他ならない。

 目の前の女性を自分の手で孕ませているという事実に、職業補正以上の興奮が流し込まれていく。


 絶対にシャロを孕ませるという強い興奮に突き動かされた俺は、優しいキスを続けながらも全体重をかけてシャロの奥を抉りながら、いつまでもいつまでも流し込んでいく。

 
 いつもみんなにするように、初めてのシャロにも数分かけてひたすら子種をぶちまけていく。

 そうしてみんなとお揃いのぽっこりお腹になったシャロに、それでもキスをし続けるのだった。
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