異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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7章 家族みんなで冒険譚3 エルフェリアで過ごす夜

550 身体操作 (改)

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 職業浸透に関するシーズの疑問に答えていると、会話の流れからキュールさんがノーリッテの研究所に行ったことがある事が判明した。

 キュールさんを冒険者にすれば、ノーリッテの研究施設に連れて行ってもらえるみたいだ。


 ノーリッテの研究なんて碌なものじゃない気がするけれど、神器の研究をした記録なんて他にあるわけがないからな。

 貴重な資料には間違いないだろうから、是非とも手に入れておきたいところではある。


「キュールさんさえ良かったら、明日にでもそのメナスの研究所とやらに連れて行ってもらえないかな? 出来ることなら整合の魔器を調べる前に物色したいんだ」

「なるほど、了解だ。今日のうちに冒険者に転職しておくよ。明日は朝から出掛ける感じになるのかい?」

「いや、午前中はみんなの用事をを優先して、午後からゆっくり調査させて欲しいかな。研究資料を持ち出したりしなきゃいけないかもしれないから、少しは時間に余裕が欲しいよ」

「あ~……。確かにあそこの研究資料を放置しておくのは危険かもねぇ……」


 バツが悪そうに頭を抱えるキュールさんから察するに、やっぱり碌でもない事を研究していたみたいだな。

 でもそんな資料だからこそ簡単には再現出来ないし、失われてしまうのは惜しいとも言える。


「あの施設の研究資料は全て処分するか、もしくは移動しなきゃいけないだろうねぇ。研究所の場所がどこなのか分かってないけど、絶対に人に見つからない場所なんて無いから」

「どんな研究資料が残されてるのか分からないけど、我が家や別荘ならセキュリティは万全だ。危険な研究の資料が流出してしまう可能性はかなり減らせるはず。ってことで明日は宜しくね」

「こちらこそよろしく。以前殆どの資料に目を通したつもりだけど、今の私の知識で見直せば新たな発見が得られるかもしれない。普通に楽しみにしておくよ」


 明日キュールさんにメナスの研究所に連れて行ってもらう約束を取り付けて、究明の道標の3人との話し合いは終了した。

 キュールさんは早速冒険者ギルドに向かい、チャールとシーズは手合わせを再開すると言って出ていった。


 彼女達を確実に送り出したら施錠して、無人になった我が家では待っていましたとばかりに、家族のみんなが俺の体中に舌を這わせ全力で吸引してくる。


「こーんなに硬くなるまで我慢して偉い偉いっ。寝室でいーっぱい可愛がってあげるから、もうちょっとだけがんばるんだよーっ」

「ふふ。旦那様、早くこの槍で私を貫いてくださいませっ」


 ニーナはこの場で押し倒すことを許してくれず、寝室まで更に我慢大会が延長される事になった。

 背後から抱きついたヴァルゴがキスをしながら両手で俺をゴシゴシ扱いてくるし、ニーナとフラッタは俺の乳首をちゅーちゅー吸ってくるし、ティムルとリーチェは俺の手を引きながら指を1本1本しゃぶってくるし、寝室まで歩いている時間が永遠の長さに感じられた。


「ほーら。早くベッドの上までいきなさいっ。ちゅーちゅー」


 ようやく寝室に辿り着くも、辿り着いただけではまだ許されないらしい。

 思考回路が焼き切れるくらいの快楽地獄だけど、これもある意味焦らしプレイの一緒なのだろうか?


 みんなから送られてくる快感に妨害されつつ、1歩1歩ベッドに近づいていく。

 その間に俺の衣服は剥ぎ取られ、みんなもいつの間にか全裸になっていた。


「ふふ、到着なのっ。頑張ったねーっ」


 ニーナからベッド到着が宣言されると、みんなあっさりと俺の体から離れていく。

 ……打ち合わせなんてしてなかったよね? なんでみんな、そんなに動きが揃うのよ?


「おいでおいでーっ。いーっぱい気持ちよくさせてあげちゃうんだからっ」


 俺の目の前で1人ベッドに横たわったニーナが、両手両足を大きく開いて笑顔で俺を招いてくれる。

 そんな扇情的なニーナの姿を見せられた瞬間、ずっと張り詰めていた何かがプツンと切れたような気がした。


「ニーーーナーーーーっ!」

「はっ、あぁん……!」


 招待に乗って正面からニーナに抱き付き、そのまま一気に根元まで突き入れ乳首に噛みつく。

 先ほどまで焦らしに焦らされていた情欲の全てをニーナにぶつけるつもりで、ニーナの乳首を噛んで激しく腰を打ち付ける。


「あんっ! うぁっ! はぁぁんっ!」


 ごめんニーナ。ニーナを気遣う余裕なんて全く無いよ……!

 今は少しでも深く、少しでも強くニーナを感じていたいんだ……!


 ニーナを壊してしまいそうな性欲と、一抹の申し訳なさ感じながらニーナを見上げる。


「……え?」


 想像とは違ったニーナの様子に少し戸惑ってしまう。

 俺と目が合ったニーナは激しく喘ぎながらも、確かにニヤリと不敵な笑みを浮かべてみせたのだ。


「最近、やられっ、ぱなしだった、けど……! 私言ったっ、よねっ! ダンっ!」

「い、言ったって何を……?」

「今日は私がっ! ダンを可愛がってあげちゃうのーーーーーっ!」

「っ!? うあぁぁぁ!? し、締まるぅぅ……!?」


 ニーナが高らかに俺の可愛がりを宣言すると、まるでその言葉に応じるように凶悪な強さで締め付けてくる。

 押し潰されるんじゃないかと恐怖すら感じる強さなのに、グチョグチョのトロトロのアツアツになっているニーナのおかげで、痛みなんか微塵も感じずただただ気持ちいい……!


 しかも……なんだこれっ……!?

 単純に締まるだけじゃなく、うねったり絡みついてきたり、まるでニーナの体が意志を持って俺を弄んでいるかのようだ……!


「う、あぁぁ……! 気持ち、よすぎるぅっ……!」


 獣化すらしていないのに深獣化を超える強い締まりと今まで感じたことのない卑猥で積極的な絡み具合に、ニーナの乳首を噛むことすら忘れて、涎を垂らして快楽に溺れることしか出来ない。

 そんな俺の両手を後ろ手に回してタオルで拘束したニーナは、ニッコリ笑って更に締め付けてくる。


「気持ちいいでしょー? えいっ。えいっ」

「はぅ……!? おおああぁぁぁっ……!」


 ニーナがえいえいっと力を入れるたびに、うねって締まって絡み付いてくる。


 いくら散々焦らされたとは言え、この気持ちよさはいくらなんでも異常だ……!

 こんなに気持ちいいのに、ニーナのほうに余裕があるのもおかしい……!


「気持ちよすぎるぅ……! ニ、ニーナ……! お前いったい何を……!?」

「んふふー。今ね、身体操作性補正を意識して、ダンを気持ちよくさせるように体を操作してるんだー。えいっ。えいっ」

「あっあっ……! こ、これって身体操作なの……!? うぁぁ……!」

「今日フラッタと一緒に焦らされた時に気付いたんだよ。私が心からダンに行かないでーって思ったら、私の体はちゃんと応えてくれるんだって。だからダンを気持ちよくさせたいと思ったら、私の体は絶対に応えてくれると思ったのーっ!」


 し、身体操作性補正で自身の体内を操作して、男を喜ばせる動きをしてしまっているということかぁぁっ!

 ニーナがニコッと笑うたびに、ぎゅううううっ! っと音がしそうなほどの勢いで締め付けられて堪らない……!


「う、おっ……! ダ、ダメだ……! 我慢出来ない……!」

「なぁにもダメじゃないの。我慢せずに全部出して? えっちな私のお腹の中、ダンのでいーっぱいに満たして欲しいなぁ?」


 俺の頭を抱きかかえ、平らなおっぱいに抱き締めたニーナは、下半身の動きとは似ても似つかない優しい声色で甘い言葉を囁いてくる。

 平らなおっぱいから彼女を見上げると、ニーナは赤子を抱く母親のような優しげな表情を浮かべつつ、母親が絶対に抱かないであろう強い情欲を宿した視線で俺を射抜いた。


「さぁ私の中で思いっきり出しなさいっ。ダンの中身はぜーんぶ私が貰ってあげちゃうんだからっ」

「うぁぁぁ……! 出る、出るぅ……!」


 ひと際強いニーナの締まりに、とうとう俺のダムが決壊した。

 俺の腰に両足で抱き付いてくるニーナの中に、いつも以上にドロドロに濃くなった俺の情欲が勢いよく吐き出されていく。


 あまりにも激しい責め苦の中を我慢し続けた末の発射なためか、気持ちよすぎて意識が点滅してしまう。


「うぁ……! ふぁぁ……!」

「はぁぁぁぁ……。いっつもより濃くて熱いのぉ……。もっとだよ。ダンの中身、全部ぜぇんぶちょうだいなのぉ……」

「あぁぁぁ……! す、吸い付かれてぇ……! うあぁっ……!」


 俺もニーナもピッタリ密着して全然動いていないのに、まるで俺を接待するかのようなニーナの体は熱く絡んで強く吸引してくる。

 俺が吐き出す体液を、ニーナの体が美味しそうにごくごくと飲み下しているような錯覚を覚えてしまう。


 まるで血液のような濃さを感じる俺の情欲は、凄まじい勢いで瞬く間にニーナのお腹を満たしていく。

 そして密着しているニーナのお腹が、内側から徐々に膨らんでいくのが感じられた。


「ダメだニーナ……! これ以上は……!」

「ダァメ。まだまだ出してもらうの。ダンにえっちにされた私の体、まだまだ出してーってダンに甘えてるでしょー……?」

「でもこれ以上出したらニーナのほうが……!」

「んふー。心配ないの。私の体は私の気持ちにちゃあんと応えてくれるはずなの。だからダンはなんにも気にしないで、私の中にどくどくびゅーびゅー出すことだけを考えればいいんだよー……?」


 既に俺が把握しているニーナの限界容量を遥かに超える量を注ぎ込んでいるのに、ニーナは余裕たっぷりに俺を宥め、そして強く締め上げてくる。

 大好きなニーナのおっぱいが目の前にあるのに、それをしゃぶる余裕すらないほどの暴力的な快楽の締め付けに耐えられるはずもなく、ダメだダメだと思いながらもニーナに溢れる気持ちが止まらない。


「気持ちいいよダン……。なぁんにも考えず、もっともっと私の中にいっぱい出していいの……」

「あぁぁぁっ……! 止まっ、止まらなっ、いぃ……!」


 普段は妊娠3ヶ月目くらいのぽっこり具合まで注ぎ込んで止めているのに、うねうねギュウギュウちゅうちゅうと欲しがるニーナの中に出し続けてしまう。

 妊娠6ヶ月目くらいのお腹の膨れ具合に流石に危機感と焦燥感が大きくなる俺に、ニーナは何処までも余裕で妖艶な表情を崩さない。


 自分の意思とは関係なく限界を超えて吐き出され続けているのに、あまりの快楽で全身に力が入らない。

 以前リボルバーで意識を失った時とはワケが違う、あの時とは異質の快楽と恐怖に震えてしまう。


 リボルバーの時は気持ちに体がついていけずに限界を超えてしまった。

 だけど今回は職業補正に守られた肉体はまだまだ余裕があるのに、俺の意識がその快楽についていくことが出来ずに限界を迎えてしまっている感じだ。


 俺の魂を直接ニーナに流し込んでいる錯覚に酔いしれる。

 俺の最も重要な部分がニーナの中で溶け合って、ニーナの中で俺達2人は1つに混ざり合うことが出来たような気がした。


「今までダンにばっかり無理させてごめんね? 職業補正をベッドの上で活かす方法、ようやく掴めた気がするの。これからはダンのこと、毎日限界まで搾り取ってあげちゃうのーっ!」

「こ、超えてるからっ……! もうとっくに限界突破しちゃってるよぉ……!」

「はぁ~……。ダンの情けない顔、すっごく可愛いよぉ……! もっと、もっとその顔を見せて欲しいの……。えいっ! えいっ!」

「ひっ……! うあ、あぁぁっ……!」


 大きく膨らんだ自分のお腹なんてどうでもいいとばかりに、何度も締め付け搾り取ってくるニーナ。

 そんな彼女の中にひたすら注ぎこみ続けた結果、とうとうニーナは出産間近の臨月を迎えた女性のように、大きくお腹を膨らませてしまった。


「ん……。流石にそろそろ限界なの……」


 いつもよりも更にお腹を大きくしたニーナが、少し悔しそうに終了を宣言した。

 そんなニーナの言葉に、残念よりも助かったと感じてしまう……。


「うっ……! あ……!」

「ごめんねダン。ダンはまだまだ出せちゃいそうなのに、私の方がもう受け取れそうもないの。でもダンに注いでもらった愛情、1滴だって溢さないのっ」

「うっ!? うあぁぁぁ……!」


 ニーナがゆっくりとした動きで、俺の体から身を離していく。

 しかしその際に今日1番の締め付けを発揮し、少しずつ離れていく俺の体を全力で引き止めにかかってくる。


 そのあまりに強い締め付けに、俺は背骨が引っこ抜かれていくような恐ろしい想像をしてしまう。


 ナメクジが這うような速度でゆっくりゆっくりとニーナは離れていき、やがて完全に引き抜いた俺の体に、自身のピッタリ閉じた入り口をクチュクチュと擦りつけてくる。

 こ、こんなにピッタリ閉じていた場所に、俺はどうやって今までお邪魔していたんだ……?


 閉じた泉からは粘性の強い透明な液体が溢れ続けており、触れる度にグチュグチュと卑猥な水音を響かせてくれている。

 けれど白濁とした液体は、ニーナの宣言通りに1滴も溢れ出てこなかった。


「いーっぱい出してくれてありがとうなの。ダンの赤ちゃんは産んであげられないけど、ダンに孕ませてもらった気がして嬉しいのっ」

「ニ、ニーナを孕ませる……?」

「あはっ。また硬くなっちゃったっ。こーんなにいっぱい出したのに、まだ出したりないのー?」


 弾んだ声で搾精を宣言したニーナは、俺に覆い被さられていた体をゆっくりと起こしていく。

 後ろ手に拘束され、更には快楽に翻弄されて全身虚脱状態の今の俺に、離れていくニーナを引き止める術などありはしなかった。


「これからは毎日これくらい搾り取ってあげるから、今日のところは満足して欲しいのっ。後はお願いねティムルー」

「あはーっ。ニーナちゃんの代わりにはなれないけど、お姉さんも張り切っちゃうわよーっ」


 しかし離れたニーナを恋しいなんて思う暇は与えてもらえず、直ぐにティムルお姉さんに迎え入れてもらえた。

 うあぁぁ……! お姉さんの中も、いつもより大分あっついよぉ……!


「ニーナちゃんを見てて大体の事情は察したわ。お姉さんの全身全霊で搾り取ってあげるから、ダンはなぁんにも考えずにお姉さんの1番奥に好きなだけ出しちゃってくれればいいからねー」

「ティムルが終わったら次は妾の番なのじゃ。今朝の仕返しにたぁっぷりと搾り取ってあげるのじゃっ」

「はぁ~……。さっきのダン、いっつもよりも硬くて熱くなってたから、早く挿れてもらいたいよぉ……」

「今回は私がトリを務めさせていただきますね。旦那様の中身を1滴残らず受け取って差し上げますからねー?」


 俺を接待するように絡みつき、もっともっとと深い場所に誘うティムルの体を味わいながら、艶かしく微笑むみんなの様子に、軽く死を覚悟するしかないのだった……。

 でもこんな死に方なら本望……かぁ?
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