異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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6章 広がる世界と新たな疑問3 ホムンクルス計画

444 タイニー (改)

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「ドワーフ族もアウラも、アンタたちになんか任せておくわけにはいかないんだからっ!!」


 ビシィッ! っと、カイメンたちにオリハルコンダガーを突きつけるティムル。

 その勇ましい姿は女神のようでもあり、ドワーフ族を困窮から救うために立ち上がったジャンヌ・ダルクのようでもあった。美しすぎるぅ。


「……455年もの間、ドワーフ族が連綿と繋いできたホムンクルス計画を……。言うに事欠いて、寄生虫だとぉっ……!!」

「だからぁ、ドワーフ族の殆どはアンタたちのことなんて知らないって言ってるでしょっ! ドワーフ族を語るなら、最低限研究を周知して情報を共有してからにしなさいよっ、この寄生虫っ!」


 寄生虫呼ばわりが有効であると判断したティムルが、ここぞとばかりに畳み掛けていく。


 宿主であるドワーフ族に気付かれずに、ドワーフ族が本来享受できるはずの恵みを掠め取り生き永らえる。

 うん、マジで寄生虫だなコイツら。


「許さん許さん許さん! 絶対に許さんぞ! アウラの素晴らしさを理解できないドワーフなど存在する価値は一切無い!」

「だーれがアウラを否定してるってのよ!? 私が否定してるのはアンタら寄生虫の研究よ! アンタら寄生虫と被害者であるアウラを一緒に語らないでちょうだい!!」

「アウラへの魔力供給を一時停止! その魔力を用いてコイツらを皆殺しにせよぉぉぉ!!」


 カイメンの叫びと共に、部屋の4隅から勢い良く魔物が湧き始める。こいつらが本来最深部に出るはずの魔物なのかな?

 ティムルとカイメンの舌戦という名の口喧嘩の裏で何人かコソコソ動いてるのは分かっていたけど、アウラの体に関する情報が不足しているから相手の行動を阻害するのも憚られるんだよなぁ。


「其は悠久の狭間に囚われし、真理と聖賢を司る者。無間の回廊開きし鍵は、無限の覚悟と夢幻の魂。神威の扉解き放ち、今轟くは摂理の衝撃。クルセイド……ロアーーっ!」


 ちなみに出現した魔物は、片っ端からニーナのクルセイドロアと絶影の餌食となって消滅している模様。

 スキルと攻撃魔法が適用される魔物なんか、いくら呼び出されても屁でもないな?


 魔物たちでは俺達を止められないと見たカイメンは、悔しそうに歯噛みする。


「……出来れば使いたくなかったが、コイツらを排除するには我々も覚悟する必要がありそうだ……!」


 カイメンは1度他の研究者たちと顔を見合わせ、覚悟を確かめるように頷き合った。

 そして改めて俺達の方に向き直った彼らは、インベントリから見覚えのあるマジックアイテムを取り出した。


 あの黒い水晶……。あれって確か、スポットで遭遇したノーリッテが持ってた……。


「アウラを奪われるくらいなら命など惜しくは無いわっ! 我等が声に応えよ、移魂の命石っ!!」


 カイメン以外の全ての研究者達が移魂の命石を掲げ、己の魂を水晶に吸わせてやつれていく。

 っていうかカイメン。叫び声を上げたお前はやらないのかよっ!?


 研究者たちが掲げた黒き水晶、移魂の命石。これはノーリッテが造魔イントルーダーを強化する為に用いた、魂を操るマジックアイテムだ。

 その効果は魂を魔力に変換し、任意の対象に移し変えるというものだったはず。


 間もなく終わるというアウラの調整。そこに魂を捧げて魔力を生み出す研究者か。

 つまり、こいつらがしたいのは……。


「どうするダン? 多分彼らは自分の魂をアウラに注入することで不足分の魔力を補うつもりだよ。でも魂が魔力に変換されたなら断空で妨害できると思う。君に任せるよ」


 恐らく俺と同じ推論をしたリーチェが、鋭い声で俺に判断を仰いでくる。


 出来ればアウラの研究の完成は阻止したいところなんだけど、現時点のアウラでは日常生活を送るのも難しい状況らしいからな。

 展開の読めない部分が多いけれど……。アウラの調整を妨害しても意味が無い気がする。


「……現状だと、アウラはあの液体の外では長く生きられないらしいからね。妨害する意味は無いんじゃないかな。ここはアウラのためにも、アウラの完成を見届けるしか無いと思う」

「了解。妨害はしないでおくね。アウラがどうなってしまうかは不安だけど、どうなっても助けてあげればいいだけだよね」


 頷きと共に弓を下げるリーチェ。

 そして恐らくみんなにも声を届けたのか、研究者たちの行動を黙って見守るみんな。


 ニーナだけは無詠唱クルセイドロアと絶影を乱れ打ちして大暴れしてますけどね?

 無限射程の魔力吸収武器って、良く考えなくても大分頭おかしいよなぁ……?


「そうだ、その調子だぁ……! アウラよ、どんどん魔力を喰らうが良いっ……!」


 研究者たちの魂と、ニーナが虐殺している魔物から大気に還った魔力がアウラの入っている容器に流れ込んでいく。

 熱視なんて無くても見えるくらいに濃い魔力だ。


 しかし、大量の魔力が注ぎ込まれているアウラには、今のところ異常は見られない。

 先ほどからキョトンとした顔で、研究者たちの行いを眺めているだけだ。


「く……! まだか、まだ足りないのか……? もうすぐ、もうすぐのはずなのに……!」


 カイメンの焦り具合から察するに、やはりアウラはまだ完成に至っていないらしい。

 コイツらの研究の手伝いなんてしたくないけど、このままじゃアウラを外に出してやることも出来ないな。どうしよう?


「お~っとぉ? これはこれは……」


 そんな風に取るべき行動に迷っていると、突然魔物の出現が止まり、暴王のゆりかご全体が小さく揺れ始める。


 この演出には覚えがあるなぁ……。

 具体的に言えば、竜王のカタコンベの最深部で1度体験してる演出だ。


「ふむ。この状況は竜王が現れた時と同じなのじゃ。つまりは今からイントルーダーが出てくるというわけじゃなっ」


 無双将軍様。そんなワクワクした顔しないでもらえますぅ?

 ってそうか。フラッタは造魔フューリーコロッサスと戦った事があるからこそ、オリジナルのフューリーコロッサスに闘志を燃やしてるのかもしれない。


「研究者達の魂を捧げられた今、イントルーダーを滅ぼした魔力を注ぎ込めばアウラも完成するかもしれませんね。逆に、これでも足りなければ少々手詰まりですが……」

「んー……。その時は手持ちの魔玉でも捧げるの。可能かどうかは知らないけど、魔力なら何でも良さそうだしいけると思うな」


 守るように俺の前に立ったヴァルゴに、ニーナが返答している。


 魔玉でアウラの完成が早まるならとっくにやってるんじゃ? と思ったけど、クラメトーラって魔物が出ないから、別の場所から発光魔玉を用意する必要があるのか。

 なら試してなくても不思議じゃないくらいには効率悪そうだな。アウターから膨大な魔力を抜き取ってるわけだし。


「なっ、なんだっ!? いったい何が起こってるんだ……!?」


 イントルーダーの出現予兆にカイメンが慄いている。俺達も初めて竜王と対峙した時はこんな感じだったっけ。

 っと、イントルーダーが初めてなのはカイメンだけじゃないよな。アウラは大丈夫かな?


「…………」


 アウラのほうに目を向けると、研究者達が干からびたり大量の魔物が湧き出してきた事に驚いているようだけれど、イントルーダーの出現予兆に対して恐怖を抱いている感じは見受けられない。


 意外と肝が据わっているようだな?

 それともイントルーダーを前にしても揺らがない性能を、既に獲得してしまったんだろうか?


「でもさぁ。暴王のゆりかごのイントルーダーってフューリーコロッサスなんでしょ? 天井が低めのこの研究施設にフューリーコロッサスって顕現できるのかしらぁ?」


 ティムルがキョロキョロと周囲を見回しながら素朴な疑問を口にする。

 確かにスポットで戦ったフューリーコロッサスは竜王と同サイズの巨体だった。天井まで10メートルも無さそうなこの場所で巨大なイントルーダーが出現できるとは思えないな? アウターの最深部って何気にどこも広いからね。


 そんな疑問を無視するように、竜王の時と同じような演出で天井と地面に魔法陣が出現し、その両方から放たれた魔力の稲妻が空中で交差する。

 次第に増していく殺意と黒い球体が形成されていき、そしてやはりその球体は地面に落ちて染み込んでいった。


 一拍置いて地面から突き出される人型の右手。

 人間と比べるとかなり巨大な腕ではあるけど、15メートル級だったフューリーコロッサスと比べてかなり小型に見える。


 と思った瞬間更に突き出される右手。右手。右手。

 最終的に6本もの右手が突き出され、そして地面から這い上がるように他の部分も姿を現す。


「…………来ます!」


 ヴァルゴの警告と共に、全容を現すイントルーダー。

 這い出てきた小さな巨人は、凡そ4~5メートルくらいかな? 比較的狭めなこの空間でも充分に暴れ回れそうなサイズをしている。


 見た目はスポットで戦ったフューリーコロッサスそのままで、しっかりと棍棒まで握っている。

 けれどそのサイズは小型化しており、小型化した代わりに分裂して複数体同時に出現するみたいだ。こういうパターンもあるのね。


 現れた6体の魔物は棍棒を振り上げ、こちらに向かって凄まじい殺意を向けてくる。

 戦闘開始だな。鑑定鑑定っ。



【タイニーコロッサス】



 ……マジで小さい巨人っすか?

 でも、タイニーって言うほど可愛い存在じゃないんだよなぁ。


「ちょうど6体出現したみたいだし、1人1体担当しようか」


 インベントリから双剣を取り出し、タイニーコロッサスと相対する。

 みんなのおかげで充分に休めたし、フューリーコロッサスとは2度も交戦してるからな。なんの不安も無い。


「フューリーコロッサスを参考にするなら魔迅を使ってくる可能性が高い。みんな、油断しないようにね」

「ダンはまだ万全じゃないんだから……って思ったけど、戦って魔力吸収をした方がかえって安全かな? でも万全じゃない状態で絶空は使って欲しくないの」

「了解だよニーナ。魔力が全快するまで絶空と攻撃魔法の使用は控えるよ。純粋に剣のみで戦ってみるね」


 カイメンとのやりとりで結構魔力も回復した気がするけれど、いい機会なのでここはちょっとハンデ戦を経験してみよう。

 頼りになるみんなが一緒だから、万が一も無いしね。


「スキルも魔法も使わない、職業補正全開のダンって……。相手する魔物が可哀想になってきちゃうわね……」

「ふはははっ! ダンの本気の剣を見れるのかのっ!? 楽しみなのじゃーっ!」

「なんだかんだと1番先に倒しちゃいそうで恐ろしいよ。ぼくも負けていられないねっ」

「まったくですね、負けていられません。旦那様と並び、そしていつか抜き去る為に。さぁ勝負ですよ旦那様っ!」


 駆け出したヴァルゴに続いて、全員がそれぞれの目標を決めて攻撃を開始する。

 イントルーダーと1vs1で対峙することに臆するメンバーなんて、最早1人も居ないぜっ。


 俺は残った1体に向かってゆっくりと歩を進めていく。

 勝負と言われても、別に急ぐ必要は無いのだ。その勝負に勝ったらみんなからご褒美がもらえて、その勝負に負けたらみんなにご褒美をあげるだけ。

 だけどご褒美の内容は一緒なのだからなっ。


『…………っ』

「……? 来ないのか?」


 正面からゆっくりと隙だらけで無防備な姿を晒しながら歩いているというのに、俺が相手する予定のタイニーコロッサスは動かない。

 ひたすらに敵意だけを飛ばしながらも、決して俺に向かって来ようとはしない。なにかあるのか?


 周囲からは交戦を始めたみんなから激しい戦闘音が鳴り響いているというのに、剣が届く位置まで近づいた瞬間に1歩後ずさって距離を取ってくるタイニーコロッサス。

 ……何がしたいんだコイツは?


 みんなと戦っている個体を見る限りでは小型のフューリーコロッサスにしか感じないけど、なにか隠し芸でも持っていて、それを仕込んでいる最中なのかねぇ?

 ま、お前が近づいて来ようが来まいが関係ない。俺はただひたすら切り刻むだけだ。


「ふっ!!」


 職業補正を全開にして、後ずさったタイニーコロッサスとの距離を一気に詰めて、双剣で斬り付けながら魔力を吸収していく。

 攻撃を行うほどに回復していく俺の魔力。まだまだ搾り取らせてもらいますねー?


「さて。このままでも完封できそうではあるけれど……」


 ほとんど棒立ちに近いタイニーコロッサスを切り刻みながら考える。

 フューリーコロッサスに比べればかなり小型だけれど、それでも巨体のタイニーコロッサスに、スキルも魔法も用いずに止めを刺すにはどうすればいいのか?


 体中に切り傷が刻み込まれたタイニーコロッサスを見るに、このまま切り刻んでいればそのうち絶命しそうではあるけれど……。

 今回のシチュエーション、対大型野生動物を想定するにはちょうどいい。


 ってことで、出来れば1撃で滅ぼしてやりたいところなんだけど、その方法が思いつかない。


「魔力を使用しつつ、それをスキルや魔法に変換しないイメージ、か……?」


 竜化や獣化、魔技や精霊魔法など、魔力を用いているけどこの世界のバトルシステムの外にある攻撃手段の事を考えると、この世界のバトルシステムに囚われていたら駄目なんだ。


 ニーナの獣化、フラッタの竜化、リーチェの精霊憑依、ヴァルゴの魔技を思い返して参考にする。

 魔力を用いるけれどスキルも魔法も使用しない、自由な魔力の使い方を探っていく。


 みんなの種族特性はティムルの熱視なんかは分かりやすいと思うけれど、バトルシステムではなくて己の肉体を介して魔力を使用しているイメージが強い。


「つまりイメージすべきは職業補正ではなく、その補正を構成している魔力という純粋なエネルギーの方か」


 自分自身に巡っている職業補正と、双剣から流れ込んでくる魔力を別々に知覚し、両者の違いを精査する。


 ……駄目だ。俺の体は職業補正が浸透しきってしまっている。

 俺の体に流れ込む端から、魔力は職業補正と混じりって俺の全身を駆け巡ってしまう。


 ならば吸収した魔力を双剣から受け取らず、双剣の中に蓄えるイメージで魔力操作を試みる。


 絶空をチャージしながら戦うのはお手の物だ。

 だから魔力操作を行いながら通常戦闘を行うのにも全く問題は無い。


「……どうやら正解、かな?」


 絶空を発動しているわけでも無いのに、双剣に魔力が蓄積されていくのが分かる。

 流石はティムルが俺のために製作してくれた武器だ。俺の意図を汲んで応えてくれるね。


 双剣が震えだすほどに魔力が溜まったので、一足飛びでタイニーコロッサスの頭上に舞い上がり、2本の双剣を魔力ごと叩きつけるつもりで、タイニーコロッサスに向かって振り下ろす。


「……掴めた、かも」


 たった今掴んだ感覚に、確かな手応えを感じる。


 何の抵抗も無く振り下ろされた双剣。

 その先ではタイニーコロッサスが3枚に卸されていて、タイニーコロッサスの足元には2本の剣線がどこまでも深く続いていたのだった。
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