異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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6章 広がる世界と新たな疑問1 蜜月の日々

391 底なし (改)

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 レオデックさん本人からガレルさんとの交際を反対されていた理由を聞いて、頭を抱えるターニア。

 今になってかつての夫の裏切りを知った彼女の気持ちを推し量ることなんて俺には出来ないから、せめて落ち着くまで抱きしめてあげよう。


「んー……。最終的に私達2人を捨てた父さんだけどさー。そんなにモテモテだったなら、逆になんで私と母さんに拘ったんだろ? 実際直ぐに浮気してたみたいなのにねー?」


 おおっと。本日もニーナの火の玉ストレートは絶好調だぁっ。


 女性をとっかえひっかえできるほどモテモテだったガレルさん。

 実際にニーナとターニアの2人を残して即行で新しい家庭を築いていながら、10年間くらいこの2人を養い続けた理由か。


 言われてみたら、確かにガレルさんらしくない……のか?


「父さんが私と母さんに注いでくれた愛情は嘘じゃないって思ってるけど、父さんの評判と私たちに見せていた姿が違いすぎて混乱するの。父さんはいったい何がしたかったのかなぁ?」

「……そうだね。ガレルには幻滅させられてばかりだけど、彼から貰った愛情は本物だって思う。……だからこそ分からないよガレル。貴方、いったい何がしたかったの……?」


 家族であるニーナとターニアが本物だったと感じているなら、ガレルさんが2人に注いだ愛情はきっと本物だった。

 俺もそう思う。ガレルさんと実際に会うまでは理想の父親みたいに思ってたし。


「実際、魔物に落ちてまで2人には拘り続けていたようですしね。それが愛情かどうかは私には判断できませんが、ニーナの父親がニーナとターニアに強い執着を持っていたのは間違いないでしょう」

「だとしたら、そこまで強く執着していた2人を捨てた理由が分からなくなるよね……? う~ん……」


 ヴァルゴとリーチェも、ガレルさんの行動が理解できずに首を傾げてしまっている。

 ガレルさんの行動はチグハグで一貫性が無い。まるで多重人格者のようだ。


 そんな彼が生涯執着し続けたのはニーナと、そしてターニアか……。


 荒れていた当時のガレルさんは、ターニアに出会って初めて本当の愛情というものに触れたのかもしれない。

 けれど他人は踏み台にするもの、という彼の信条とターニアに教えられた本当の愛情というのは、きっと両立できないものだったんだろう。


 ターニアからの愛情を受け取りながらも隠れて他の女性と関係を持ったのは、ガレルさんの中に葛藤みたいなものがあったからなのかもしれないね。


「ターニアのことは特別だと感じていたガレルさんだったけど、そう感じる自分を認められなかったから……。ターニアは他の女性とも関係を持つ自分に入れ込む愚かな女なんだって、自分の評価を落すことでターニアの評価も落とそうとした、とか……?」


 早い話、ガレルさんはターニアのことを本当に愛していたんだけど、その愛情を正面から受け止めるのが怖くて、ターニアに隠れて浮気をすることで心のバランスを保とうとしていたのかもしれない。

 モテモテだったくせに女性の愛情からは逃げ回るとか、ふざけんなよって感じだけど……。


「あーなるほどぉ……。私に隠れて浮気することで、無理矢理私を見下そうとしていたってことかぁ。確かにガレル、子供っぽいところが多かったかも……」


 ターニアが俺の腕の中でポツリと呟く。


 ターニアが呪いを受けてもすぐに見捨てなかったのは、愛情を受け止めることは出来なくても、ターニアの愛情を失うことを恐れてもいたからなんだろうね。

 ガレルさんが本当に欲しかった、本当の愛情。それを失いたくないと悩み抜いたのかもしれない。


 ……その結果2人を見捨てたガレルさんに、情状酌量の余地は無いけれど。


「ありがとうレオデックさん。言い難いことを口にさせちゃって申し訳なかった」


 ガレルさんのことはもういいね。

 深掘りするほどに良くない部分が見つかっちゃうんだもん。




 話したいことも済んだので、今日のところは解散の運びになった。

 レオデックさんは是非泊まっていきなさいと言ってくれたけど、ニーナもターニアも、そしてラスティさんも笑顔できっぱりと拒否した。


 邪魔をするなって? いったいナニをする気なんですかねぇ君達は。


「それじゃあねお父様。ラスティ。今後は気軽に遊びにくるからねっ」

「おじいちゃんまたねっ。今度はおばあちゃんにも会わせて欲しいのっ」

「2人ともいつでもいらっしゃい。勿論ダンさんや他の家族も一緒でいいからね」


 ターニアとニーナが、レオデックさんとニコニコと別れの挨拶をしている。

 その横でうっとりした表情のラスティさんに寄り添われているフロイさんが、微妙に青い顔をしているな?


「……いや、情けねぇ話ではあるんだけどよ、ラスティが満足するまでなかなか付き合ってやれないんだよ。コイツの体力は底なしでよぉ」

「あははっ。大好きな人とは何度だって肌を重ねたくなっちゃうんですよーっ」


 フロイさんの言葉に笑顔で応えるラスティさん。

 なにラスティさん、お茶で酔っ払ってんの?


 っていうか体力? 寝室的な意味での体力のことだよね?

 ラスティさんが底なしって……。それって旅人と冒険者を浸透させてるラスティさんに累積されてる持久力補正のせいじゃないの?


「フロイさん、それ職業補正だから。早いところ騎士を浸透させて、旅人に転職することをお勧めしておくよ」

「なななっ……!? た、旅人になればコイツにもっと応えられるようになるのかよっ……!?」


 俺の言葉がよほど意外だったのか、素で驚愕するフロイさん。

 寝室関係に職業補正が適用されるのは我が家では常識だし、検証も充分だから間違いないよ。


 フロイさんは戦士から兵士、騎士の最短ルートで職業浸透を進めているんだけど、このルートって持久力補正が1つも無いんだよ?

 もしもそのルートで持久力補正があれば、世界一可愛いフラッタが俺のお嫁さんになってくれることは無かっただろうなぁ……。


 そんなフロイさんとは逆に、ラスティさんは旅人と冒険者、更には獣爵家の令嬢だからか射手と狩人まで浸透させているからね。

 持久力補正無しのフロイさんからみれば、確かに底なしのスタミナに思えても仕方ない。


「なっ、なるほどなぁ……!」


 という内容をなるべくオブラートに包んでやんわりと伝えると、まるで死中に活を見出したかのように瞳を輝かせるフロイさん。

 そんなやる気満々のフロイさんの後ろでは、うっとりしたラスティさんが舌なめずりしそうな表情を浮かべてフロイさんを見詰めていた。


 ……うん、頑張ってください?


 変な流れになったけど、フロイさんが職業浸透のモチベーションを新たにしたところで本日の獣爵家訪問は解散となった。



 帰宅した俺達は真っ直ぐに寝室に向かい、早速裸のコミュニケーションを開始した。

 話し合いの最中ずっとニーナとターニアのおっぱいが目の前にあったせいで、もう限界なんだよぉっ。


「ありがとうダン。母さんもおじいちゃんもすっごく嬉しそうだったのっ」


 これはそのお礼だよと、俺と繋がったまま深獣化するニーナ。

 最高に気持ち良くなったニーナの中を、深獣化を解除させるという大義名分を持って全力で抉り満たしていく。


 しかしご褒美と言ってくれたからなのか、ニーナは俺の猛攻を必死で耐え抜きなかなか失神してくれない。

 おらおらっ。ニーナの気持ちいいところは全部知ってるんだっ。我慢しないでいいんだよっ。おらおらっ。ニーナ、気持ちよすぎぃっ。


 いつもの数倍もの時間俺の責めに耐え抜いたニーナは、溢れるほどに愛情を注がれたまま幸せそうに夢の世界に旅立っていった。


「私の失ったモノは、もう全部取り返してもらえたって思ってたのになぁ……。まさかお父様と笑って抱き合える日が来るなんて夢みたいなのっ」


 そう言ってターニアも俺と繋がったまま獣化し、背中に大きな翼を広げてみせた。天使かな?


 天使のターニアを乱暴に扱うなんて出来ないけど、獣化を解除しなきゃいけないから仕方ないよね。

 ってことで全力だぁい!


 全力で腰を打ちつけ続けた末に俺の劣情を注ぎ込むと、ターニアは意識を失い背中の羽が消失する。


 ……やばいなっ。まるで天使を汚してしまったかのような背徳感で、俺の興奮が留まるところを知らないぞぉっ!?

 気絶してるのにごめんターニア! 全部受け止めてねっ!


「ふふ。いつもより張り切っておいでですね。さぁいらっしゃいませ旦那様。貴方の興奮全てをヴァルゴの中に注ぎこんでくださいませぇ……」

「ぼくも限界だよぉ……。早くダンのこと、びゅーびゅーって沢山感じさせてくれないかなぁ……?」


 ニーナとターニアが失神するまで大人しく待ってくれていたリーチェとヴァルゴが、服を脱いでおねだりしながらベッドに上がって来る。

 そのあまりにも妖艶な姿に、ターニアの中を満たしながらも思わず生唾を飲み込んでしまった……。


 今までニーナとターニアに散々注ぎ込んだっていうのに、ヴァルゴとリーチェのおねだりのせいで俺の方こそ限界だよぉっ!

 2人は獣化なんて出来ないけど、そんなの関係なく気持ち良くしてあげるからねーっ!


 仕合わせの暴君のメンバーの中で、獣化や竜化のように外見が大きく変化するスキルを持たないヴァルゴとリーチェ。

 ニーナとターニアが眠るベッドで、そんな2人を思いっきり愛し抜く。


 ニーナとターニアのおかげで今日も相変わらずおっぱいの気分だからね。

 触れる前からコリッコリに硬くなってる2人のおっぱいも、全力でしゃぶり倒してあげちゃうよーっ。


 片や翠の姫エルフたるリーチェ。

 片や魔人族最強の護り手ヴァルゴ。


 2人との戦い? は熾烈を極めた。


 おっぱいをちゅぱちゅぱしゃぶりながら何度注ぎ込んでも不屈の闘志で立ち向かってくる2人に、俺は禁断の奥義である高速詠唱キスを解禁せざるを得なかった……!


「「あんっ! あんっ! あぁんっ……! うああああああああっ……!!」」


 高速詠唱キスで舌を舐りながら満たしてあげることで、ようやく倒れてくれたヴァルゴ。

 高速詠唱キスで乳首をしゃぶりながら、リクエスト通りにびゅーびゅーっと勢い良く注ぎ込んであげることでようやく倒れてくれたリーチェ。


 無防備に大の字で失神する2人に興奮が治まらず、気を失った2人の中を一方的に満たし続けてしまったぜ。

 リーチェもヴァルゴも大好きだよぉっ!





「お。3人分の反応……。ってことはヴァルハール組かな」


 失神したリーチェとヴァルゴのおっぱいを好き放題にしゃぶりながら、無防備な2人に交互に身を沈めていると、どうやら他の家族も帰ってきはじめた様だ。

 最後に俺専用ロイヤルスイートエルフおっぱいをしゃぶりながらリーチェの中を溢れるまでいっぱいにしてあげて、寝ている4人はそのままにして寝室を出た。


「ただいまなのじゃーっ!」


 元気良く飛びついてくるフラッタを抱っこして、おかえりなさいのベロチューをする。

 んーフラッタ大好きぃ。お前可愛すぎるよぉ。ちゅーっ。


「ぷはっ。ふふ、ニーナたちは寝室か。随分と楽しんでいたようじゃのう?」

「すぐにフラッタのことも愛してあげたいところなんだけど、ちょっとだけ待ってくれる? 少し真面目な話があるんだ」


 フラッタを抱っこしたまま食堂に行き、フラッタと共にヴァルハールに行っていたラトリアとエマと食堂で合流し、今日は1人でスポットに潜っていたムーリの帰宅を、フラッタとひたすら唾液交換しながら待ってから話をする。

 お話し中はキスが出来ないから、この可愛いおっぱいをしゃぶらせてもらうよー。ちゅうちゅう。


「すぐってことはないと思うけど……。リーパーが爆発的に増えることで、竜王のカタコンベやスポット、始まりの黒でアウターエフェクトが発生する可能性が高まってくると思うんだよ」

「確かに、ワンダ達ですら既に最深部に到達している事を考えると……。しかも今後は攻撃魔法の使い手が増えて殲滅力が格段に向上した魔物狩りが、大量に最深部に……?」


 まさに今ムーリが言った通り、全く戦えなかった孤児のワンダ達が瞬く間に最深部へ到達してしまっているからね。

 最深部への到達者は、今後一気に増えていくことだろう。


「だから帰ってきたところ悪いんだけど、ラトリアはまたゴブトゴさんに、エマはシルヴァにアウターエフェクトの出現条件を伝えて、注意を促して欲しいんだ。出現することが分かってれば備えることは可能でしょ?」

「そう、ですね。イントルーダーには太刀打ち出来ませんが、アウターエフェクトであれば最深部に自力で到達した者たちが団結すれば、恐らくは……」


 イントルーダーとアウターエフェクトの両方と遭遇経験のあるラトリアも、俺の言葉に同意を示してくれる。

 娘のフラッタが目の前で乳首を噛み噛みされてよがり狂っているというのに、全く気にしないラトリアは凄いなぁ。がじがじ。


「ただ、マグエルと違ってヴァルハールでは回復魔法の使い手が少ないので……。回復魔法士の普及を進めれば更に安全でしょうか?」


 そっか。ラトリアに指摘されるまで、ヴァルハールの修道士不足は頭に無かったな。

 だけど竜化のおかげで魔法使いになりやすい竜人族なら、回復魔法士になるのは容易いはずだ。


 ヴァルハールはその方針でお願いする。まだ転職魔法陣は無いけどね。


「畏まりました。早速行って参ります。と言いたい所ですが……」

「ん? どうしたのエマ? 何か気になることでも? ちゅぱちゅぱ」

「魔物狩りが増えているのはマグエルでも同じですよね? ではスポットについてはどうなさるんですか?」


 シルヴァへの伝言は了承してくれたけど、話題に出なかったマグエルへの対応に疑問を持ったエマが質問してくる。

 だけど強制的に探索させられている始まりの黒と、戦闘力の高い竜人族のリーパーが一気に増える竜王のカタコンベの2ヶ所と、これから戦い方を学ぶ少年少女が挑むスポットを一緒にしなくてもいいんだよ?


「スポットに関しては今まで通りだね。トライラムフォロワーに教えて、彼らを通してマグエルに広めてもらうのがいいと思ってる。時間的な猶予はあるだろうしさ」

「トライラムフォロワーを通すのですね。確かにマグエルで生まれる新たな魔物狩りの大半は彼らだから、彼らに広めれば自然にマグエルにも……。納得しました」


 俺の返答に頷くエマ。異論は無さそうだ。


 ヴァルハールもスペルディアもマグエルも、ある程度組織立って魔物狩りをすることになるんだけれど、恐らくトライラムフォロワーはもっとも規模が小さい団体だろう。

 アウターエフェクト遭遇までの余裕は1番あると思ってる。




「お、おっぱいぃ……。すす、吸われすぎてぇ……、な、なんか軽く感じちゃうんですけどぉ……」

「う、うぅ……。もう、入らないです、からぁ……」

「いってらっしゃい2人とも。ゴブトゴさんとシルヴァに宜しくね?」


 送り出す前にラトリアとエマの2人と立ったまま繋がって、燃料を満タンまで注いでおく。


 これからラトリアはこの状態で城に行ってゴブトゴさんと会わなければいけないし、エマは甥っ子のような存在であるシルヴァにこの状態で会わなければいけないのかぁ……。

 フラフラで腰砕けになった2人を送り出すと、なんか独占欲みたいなモノが刺激されて妙に興奮してしまうなぁっ?


 家に残ったフラッタとムーリをひょいっと抱き上げ、寝室に連行する。

 ラトリアとエマに興奮させられた分は、2人から思う存分取り立てるとしましょうねー?


 大好きな2人のお腹も、すぐターップタプに満たしてあげるからねっ。2人とも大好きーっ!
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