異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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4章 マグエルの外へ3 奈落の底で待ち受ける者

274 奈落9階層 (改)

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「ちゅぱちゅぱ。どうかなフラッタ。このくらいなら大丈夫? ちゅうちゅう」


 竜化したフラッタの超敏感乳首を、フラッタが失神しないように優しくしゃぶる。

 乳輪を舌でゆっくりとなぞり、唇で優しくハムハムし、刺激を与えないように注意しながらちゅぱちゅぱ吸い上げているんだけど、それでもフラッタはいつもより気持ち良さそうにしている。


「なんっ、でぇ……? いつも、よりっ、気持ちよっ、すぎるのじゃぁ……!」


 ゆっくり優しく愛してあげたんだけど、中に注ぎ込まれる快感でフラッタは失神してしまった。

 俺におっぱいをちゅぱちゅぱしゃぶられている気絶フラッタを、ニーナが興味深そうに眺めている。


「フラッタ、いっつもより凄く優しくしてもらったのに、いつもよりずっと早く気を失っちゃったねぇ」

「うん……。フラッタは元々凄く敏感だったからね。五感補正の影響が強く出過ぎちゃったみたい。れろれろ」

「……ねぇダン。こんなに気持ちよくして貰えるなら、私も付与術士まで浸透させちゃダメかなぁ?」


 ななななななななんって魅力的な提案をしてくるんだニーナァァァァ!!!

 ダメなわけないでしょー!? 全力でお手伝いしちゃうよっ! そして敏感になったニーナもいっぱい可愛がってあげるからねー!


 それにティムル以外のメンバーは、敏捷性補正に対して五感上昇と身体操作性補正が圧倒的に足りてない印象だ。

 スキルジュエルドロップ率上昇効果やインベントリの拡張なんかも考えると、職人ルートを浸透させた事による戦力アップは大いに期待できるだろう。
 
 夜の戦力アップにも大いに期待しちゃうよぉっ!


「私が職人ルートを進めたときはここまで急激な浸透速度じゃなかったし、ダンもここまで底無しじゃなかったもんねぇ」

「いやティムル。俺の方は既に好色家を浸透させてた気がするんだよ? はむはむ」

「じゃあフラッタちゃん自身が敏感すぎちゃうのかぁ。フラッタちゃんは一気に五感上昇補正を累積させて、更にそれを竜化で強化しちゃったわけだから……。慣れるまでダンの玩具にされちゃいそう?」


 ティムルの時も驚異的な速さだったとは思うけど、フラッタの場合はその比じゃなかったね。

 しかも竜化でもっと敏感になっちゃうんだもん。どれだけ注ぎ込んでも足りないかなぁっ。


 でも世界一可愛いフラッタを玩具になんてするわけないじゃないかっ! もし玩具にすることがあるとするなら、ちゃんとフラッタに同意を得てからやるよっ!

 え、この弁明はなんか違うって?


「ええ……。今でさえおっぱいだけで気絶させられちゃってるのに、これ以上……? で、でもスキルジュエルの確保の為なら……。し、仕方ない、よね……?」

「うんうん。だからリーチェも生産職を上げようねー。ちゅううううぽんっ」


 戦力増強にも繋がるし、付与術士以外はギルドもあるからリーチェでも転職しやすいし、これ以上敏感になっても職人ルートを上げるのは仕方ないことなんだよー!

 最大限に五感を上昇させたリーチェの中を、初めてなのに根元まで一気に突き入れるってシチュエーション……! ロマンに溢れてるよねっ!


「ど、道理で私の乳首もどんどん敏感になっていると思いましたよ……! 最近では旦那様を想うだけで、硬く張り詰めるようになってしまったじゃないですかぁ……」

「……それは職業補正とは別の話なんじゃないかなぁ? ちゅぱちゅぱ」


 でも可能性があるなら無視するわけにはいかないよね!

 ちゃんと責任を取って、ヴァルゴのおっぱいを毎日いっぱいちゅーちゅー吸ってあげるからねーっ。


「職業浸透を進めることにそこまでやる気は無かったんですけど、進めるほどに気持ちよくしてもらえるならやる気が出ちゃいますねっ!」

「ふふ。えっちなムーリが敏感になってくれるなら、俺もやる気とか別のものとかいっぱい出ちゃうと思うよ? べろんべろん」

「あははっ! 今だって全然不満は無いですけど、もっともっと先があるなんてっ!」


 浸透を進めて悪いことって今のところ見当たらないから、自分のペースでどこまでも敏感になってくれていいからねー。


 さて、みんなが職業浸透へのモチベーションを漲らせているうちに、少し真面目な話もしておこうかな。


「エマが冒険者になってくれたから、何か動きがあれば知らせてくれるはずだ。シュパイン商会の方はムーリとターニアさんがいるから心配無い。俺たちは奈落の探索に集中しよう」

「了解よー。少しずつ敵に近付いている実感もあるし、奈落で戦力アップに努めましょ」


 失神しているフラッタを抱きしめて、優しくよしよしなでなでしてあげる。

 ……頭を撫でられただけで、気持ち良さそうにぴくぴく体が跳ねてるなぁ……。


「出来ればヴァルゴが魔導師になるまでは浸透を進めたいね。リーチェは職人からでも特別職でも、自分が好きなのを上げていいからねー」

「パーティメンバー全員が魔導師とか……。他のエルフが知ったら卒倒しそうだよぉ……」


 ああ、リーチェですら魔導師は浸透してなかったくらいレアな職業だったんだっけ。

 でも対魔物戦では攻撃魔法がほぼ必須だし、魔導師がレア扱いされてる方がおかしいんじゃないかなぁ。


「それにしても、まだ誰も到達した事がない場所に来たはずなのに、アウターエフェクトなんて居なかったねー?」


 冒険者ギルドで聞いた話との食い違いに、可愛く首を傾げるニーナ。


 そうそう。今日到達した8つ目の中継地点って今のところ到達が確認されてない場所のはずだけど、アウターエフェクトが跋扈しているようなことはなかった。

 アウターエフェクトが跋扈しているエリアなんて、やっぱりデマなのかなぁ?


 せめてスキルジュエルがドロップする場所までは探索を続けたいと思うけれど、ゴブトゴさんからの連絡次第ではどうなるか読めないところだ。


「う……あ、ああ、あぁぁ……」


 最後に、搾り出すようにフラッタの中に全力で注ぎ込んでから身を離す。

 気絶しているフラッタをよしよしなでなでしながら、感謝と労いの意味を込めてちゅっとキスをする。


 凄く気持ちよかったよフラッタ。今日はこのままゆっくり休んでね。


 さぁみんな。待たせてごめんね。みんなの中にもいっぱい出してあげるからねー!





「はむ。ちゅる……。れろれろ。ちゅうううう。くちゅくちゅ」


 夜通し注ぎ込んだおかげで、体内から白い液体を溢れさせながら気を失っている5人の姿。

 その素敵な光景を眺めながらリーチェにお掃除してもらうのは、なんとも言えない興奮を覚えるね。


 お掃除中のリーチェの頭を撫でてあげると、リーチェは凄く嬉しそうに笑って凄く張り切ってお掃除をしてくれる。

 うん。最高に気持ち良いんだけど、それ以上張り切っちゃったらお掃除の意味がなくなっちゃうから。ストップストップ。


 口寂しそうなリーチェを正面からぎゅーっとして、リーチェと舌を絡めあう。

 みんなが復活して身支度を整えるまでは、リーチェとの甘いキスを存分に楽しんだ。






「ごめん! ちょっと行ってくるねっ!」


 翌朝、奈落の探索前にリーチェが職人に転職してくると言うので送り出してあげる。


 その間にニーナがムーリを送り、フラッタはヴァルハールに顔を出し、俺とティムルとヴァルゴの3人で魔人族の集落に顔を出すことにした。

 転職の確認もあるけれど、装備品の素材が集まっていればティムルの出番だ。


「よくぞ参られたダン殿ーっ! どうやらヴァルゴも可愛がってもらっているようで、何よりだっ!」

「なななななっ……!!」


 カランさんの言葉にモジモジしているヴァルゴを抱きしめ、ついでにティムルも一緒に抱きしめて転職を行なっていく。

 転職を済ませている間に、聖域の樹海で取れた装備品の素材も持ってきてもらう。


「えっ? えっ? ちょちょ、これってどういう状況なのぉ……?」


 守人たちは初めて見るドワーフ族のティムルに少し興味があるようだけど、集められた素材で装備品が作られ始めると、何故かティムルの前に跪いて祈りを捧げ始めた。

 まぁティムルは女神だから、崇拝されても仕方ないねっ。


「う~ん……。今の巡回ペースだと間に合ってないかぁ?」


 転職を行なってみると、守人の集落はスポットの最深部よりも深い場所にあるためか、職業の浸透が結構早い事に気付いた。

 月2回ペースの訪問だと、守人たちの転職が追いつかないかもしれないね。


 カランさんは戦士と旅人を浸透し終えて商人になったし、もう7割くらいの村人が戦士の浸透を終わらせている感じだ。


「商人の浸透が終わったら、希望者を優先して5人程度は職人を進めてもらいたいんだ」

「おおっ……! ついに我等も装備品を生み出せるようになるのか……!」

「今ティムルが装備品を作成したように、守人自身が装備品を作成できるようになれば状況は一気に好転するからね。希望者を決めておいて欲しい」


 次々に進む職業浸透に、カランさんの眼は期待でキラッキラ輝いている。


 ただし、イントルーダーと造魔スキルの存在を知った今、呼び水の鏡を返還する条件はもう少し厳しくさせてもらわないといけない。

 村全体で魔導師の浸透が10人達成できたら呼び水の鏡を任せると決め、ガローブとグローグの集落でも転職を済ませる。


 装備品の製作はもうすぐ任せられると思うけれど、転職に関しては俺の負担が大きすぎるよなぁ。

 開拓村の整備を進めて、早いところギルドを利用できるようにしないと……、って。


「ティムル。転職の魔法陣ってどうやって作り出してるのかわかる? 職業ギルドは無理でも、転職の魔法陣だけでも新設することって出来ないのかなぁ?」

「ごめんなさい。それは流石にお姉さんも知らないわぁ。でもダンは宰相様と顔を繋げたんだし、直接聞いてみればいいんじゃないかしら?」

「なるほどね。ゴブトゴさんに聞けばいいのか」

「も、守人の集落に転職施設を作りだしていただけると……!? そうなれば非常にありがたいのですが、そんなことが可能なのでしょうか……!?」


 動転してバタバタと暴れるヴァルゴを捕獲して、落ち着くまでよしよしなでなでの刑に処す。


 しかしどうなんだろうなぁ? 職業によっては各都市にギルドがあったりするし、新設することは可能なんじゃないのか?

 もしも転職魔法陣だけでも設置が可能であるのなら、各種魔法士のルートや上位職の転職施設を充実させてあげたいところだ。


 守人の転職を済ませたら開拓村の様子も見に行った。


「村の建設は順調そうに見えるけど、職業浸透は微妙に進んでないなぁ……」


 アウター内に住んでいる守人と違って、職業浸透の進み具合はあまり早くない。

 けどまぁ、これが普通のペースなのかなぁ? 守人たちの浸透速度が早過ぎるだけで。


 そもそも開拓村から侵食の森までは、徒歩だと2時間程度掛かる。

 シュパイン商会全面協力の下で、朝と日没に送迎の馬車が何台も出ているけれど、それでも数人が転職可能になった程度だ。

 村の責任者であるオディさんに浸透が終わっている人を伝えて、都合のいい時に転職させるようにお願いしておく。


 村には俺のアライアンスに参加していない人も結構増えていて、村としての体裁が大分整ってきているようだ。

 侵食の森の木材とドロップアイテムを独占している状態のシュパイン商会の利益は凄まじく、各種職業ギルドの誘致の話も出ているらしい。タイムリーな話題だね。


「ねぇねぇオディさん。職業ギルドの誘致って、誰に話を通せばいいのかなぁ? ギルドが無理だったとしても、転職設備だけでも誘致できたらありがたいんだけど」

「んーごめんなさい。私達の意思で誘致を決めたわけじゃなくて、この村の評判を聞きつけた各種ギルドから話が持ち込まれた流れなの」


 ティムル以上に商人歴の長いオディさんも知らないのか。

 商人レベルでギルドの建設に関わるのは難しいって事なんだろうけれど、いったい何処で管理してるんだろ?


「でもこの流れを考えると、ギルドの新設は各職業ギルドである程度自由に新設できるんじゃないかしら? 国が管理しているとしたら、各種ギルドがバラバラに話を持ち込んでくるのっておかしいでしょ?」

「う~ん、どうなんだろうね……?」


 確か転職費用は国から補助金が出ていたりするし、国に管理されてるものだとばかり思ってたけど……。

 当然のように存在するものって、意外と詳しい事を知らなかったりするよなぁ……。



 奈落で合流したみんなにも、転職設備や職業ギルドについて聞いてみる。


「ぼくも詳しいことは分からないけれど、ぼくがエルフの里にいた時には各種魔法士の転職魔法陣はあったからね。スペルド王国が転職設備の全てを管理しているわけじゃないのは間違いないよ」

「……そうか。リーチェはスペルド王国が建国される前から生きてるんだったね」


 リーチェが里を出たのはスペルド王国建国の前の話だ。

 その時既にエルフの里には魔法士ルートの転職設備が設置されていたとするなら、各種職業ギルドの歴史ってスペルド王国よりも長かったりするのかもしれない。


「場所によって職業ギルドがあったり無かったり、様々じゃからのう」


 むむむと可愛く唸るフラッタによると、ヴァルハールには生産職の転職魔法陣は設置されていなかったりするようだ。

 そう言えば修道士の転職魔法陣もマグエルには設置されてないんだったなぁ。


「しかし補助金の関係上、この国の宰相が何も知らないということはないはずなのじゃ。エルフの里の話も進んでおるのかわからぬし、催促がてらゴブトゴ殿に確認してみるのもいいかもしれないのじゃ」

「了解。やっぱりゴブトゴさんに聞くしかないかぁ」

「もしも私達である程度自由に転職設備を設置できるようになるとしたら、やっぱり魔法士ルートを浸透させやすいようにしてあげたいよねぇ」


 俺の話を聞いていたニーナが、少しバツが悪そうな表情を浮かべている。

 ニーナは転職に関して苦労した事が無いからね。それがちょっと申し訳なく感じているのかな?


「ムーリはダンが転職させてくれるけど、リオンはそろそろ魔法使いが終わっててもおかしくないと思うの。子供達に足踏みさせないように、環境を整備してあげたいねー」

「同感だよ。面倒だし大変だけど、投げ出すわけにはいかないかぁ」


 この世界で生きていくためには、職業の加護が無いと始まらない。

 だから面倒だろうが大変だろうが、職業関連の整備にだけは手を抜くわけにはいかないのだ。


 リーチェの件があるからエルフの里には行かなきゃいけないけれど、王国側に各魔法士の転職設備を新設出来るのであればそれに越した事はない。

 ゴブトゴさんに話をしてみて、転職設備について詳しく話を聞いてみようかな。


 ……楽をするためにと言いながら、なんだかどんどんやることが増えてない?

 本当に今後楽になってくれるんだろうなぁ?


「さて、人の世話ばかり焼いてるわけにもいかない。俺達ももっと強くならなきゃだからね。探索を始めよっか」


 漠然とした不安を振り払うように、本日の奈落探索を開始する。


 しかし8つめの中継地点の先、奈落第9階層に足を踏み入れるも、特に大きな変化は見受けられない。

 出てくる魔物のレベルが150~200くらいになったくらいかな?


 LV200って人でも魔物でも見たことなかったので、インパクトはそれなりにある。でも俺達パーティの敵じゃない。

 アウターエフェクトより弱い魔物なんて、今の俺達にしてみたらどれも違いが無いレベルだ。


「お、おお……。こりゃ早いな。経験値ウマウマじゃん」


 でも歯応えは無くても経験値は確かに増加しているみたいで、職業の浸透が今までよりも断然早い。


 まずはあっさりとティムルの探索者がLV100になり、恐らく最大レベル30であるリーチェの職人も浸透したはずだ。

 リーチェはそのまま農家ギルドに転職に行き、ティムルは浸透していなかった修道士と司祭の浸透を目指す。



 修道士LV1
 補正 魔力上昇- 幸運上昇-
 スキル 回復魔法


 農家LV1
 補正 五感上昇- 身体操作性上昇-
 スキル ドロップアイテム鑑定 インベントリ



「うあぁ……! な、撫でられてるだけなのにぃ……! 頭がっ、真っ白になるのじゃぁ……!」


 リーチェが戻ってくるまでティムルお姉さんと一緒に、魔人族の集落で回収したドロップアイテムを使って装備品を作成する。

 それが終わったら敏感になったフラッタのプレートメイルを脱がせて、思う存分悪戯を楽しんだ。



「む、むぅぅ……。インベントリのおかげで浸透が分かりやすいのは良いのじゃが、浸透が進む度に今夜抱かれるのが怖くなるのじゃ……」


 調剤士が浸透したフラッタをよしよしなでなで。

 インベントリの使える職業は職業浸透が分かりやすくていいよね。


 ……でもフラッタ、頭をよしよしなでなでしただけでもちょっと持ちよさそうにしてません?


 フラッタの調剤士とほぼ同時にニーナの暗殺者、ティムルの修道士が浸透。

 そして恐らくリーチェの農家も浸透したはずだ。順調ですなぁ。


「これで私も治療魔法が使えるわーっ」

「妾もダンとティムルのお手伝いがしたいのじゃーっ」

「転職してくるよ! すぐ戻ってくるからねーっ!」


 ティムルは司祭に、フラッタは武器作りの手伝いをしたいと武器職人に転職する。

 ……ヤバイな。フラッタがいちいち可愛すぎるぞ?


 そしてリーチェは転職をしに料理人ギルドに向かった。

 フラッタもリーチェも、今日1日でどこまで敏感になるつもりなの? 今夜が楽しみすぎるんだけどぉ?


 さて……。ここまではいいんだよ、ここまでは。

 みんなが敏感になっていくのは楽しみすぎるし、五感と身体操作性補正のおかげで積み重なった敏捷性補正を今まで以上に活かせるようになって、戦闘力も上がってくれるだろうからね。


 問題なのはニーナだ。

 暗殺者を浸透させた事で、俺には現れていない新しい職業が得られてしまったんだよ。



 獣戦士LV1
 補正 体力上昇+ 魔力上昇+ 物理攻撃力上昇+ 持久力上昇+
    敏捷性上昇+ 身体操作性上昇+ 五感上昇+ 装備品強度上昇+
 スキル 貫通+ 獣化消費軽減 深獣化開放



「んー? ダン、どうかしたのー?」


 ピョンっと俺の胸に飛び込んできて、上目遣いで俺を心配してくれるニーナをよしよしなでなでして気持ちを落ち着ける。


 獣戦士。

 名前とスキル的に、獣人族の種族専用職業なのは間違いないだろう。


 しっかし職業スキルに貫通+付いてるの、強すぎませんかねぇ?

 それと深獣化って、なに……?
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