異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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2章 強さを求めて2 新たに2人

094 エロ集中 (改)

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 燃え滾る激情をぶつけるように、衝動のままに魔物の群れを殲滅していく。


 くそっ! くそっ! くっそぉぉっ!

 あと1週間は3人に触れることが出来ないなんてぇっ! この世界はなんて残酷で恐ろしい世界なんだぁっ!

 死ねっ! 死ねっ!

 テメェらまとめてかかって来いっ! 1匹残らず相手してやらぁっ!

 
 いくら動きが早いからって、直線的に突っ込んでくるとか馬鹿じゃねぇのかっ! せっかく人型してるくせに、それじゃナイトウルフと大差ないぜマンウルフさんよぉっ!

 はんっ! 木々を飛び跳ねて立体機動の真似事かっ!? でも自分より動きの早い相手に小細工したって意味ないんだよっ!
 飛び掛ってくるところにカウンター合わせて終わりだウーマンキャットっ!

 せっかく翼があるのに空を飛ぶ事も出来なくて、攻撃方法は前蹴りだけって、人型になったことで弱体化してんじゃねぇかチキンジョージさんよぉっ!

 来やがったなゴーゴーレム! その無駄に硬い体で、俺の燃え盛る激情を鎮めるために付き合ってもらうぜ、全力で八つ当たりだぁっ!


 もう爪先から髪の毛1本1本に至るまで、俺の体はピンク色に染まってしまっている。なのにそれを吐き出すことが出来ないんだ。

 許せない。なんて理不尽なんだ。拷問だ。こんなの許されていいはずがない。


 ピンク思考を塗り潰す、燃え上がるような怒りの念。

 その根源は八つ当たりなんだけど、今は怒りの根源は関係ない。俺の体に激情が渦巻いているのが重要だ。


 ピンク色を怒りで赤く染め上げ、しかし心の底から際限無く噴出してくるピンクの思考。


 ああ……、エロいことがしたい。


 その桃色の激情を全て魔物への怒りへと変え、燃え盛るような真っ赤な怒りはいつしか静かな白い炎に変わり、しかしそれでも注がれ続けるエロエネルギーによって、俺の全身は青く透き通った純粋なエネルギーに包まれた。

 全て俺の妄想で、全て個人の感想です。


 妄想で感想だけど、感覚だけは本当だ。

 感覚が研ぎ澄まされ、戦場全てが良く分かる。視界が広い。周りの音が澄んでいる。

 何か啓いた。何か掴んだ。そんな確信がある。


 きっかけがエロだったのはこの際忘れよう。


「ふぅ~~~……。今ので最後か……」


 両断されて岩に戻っていくゴーゴーレム。

 コイツのドロップアイテム、岩なんだよね。たまにレアドロップで銅を落したりするんだけど、残念ながら今回は岩だったようだ。


 周囲にはドロップアイテムの海が広がっている。なかなか大きな群れだったらしく、魔物の数がかなり多かった。


「ダ、ダン……? 大丈夫なのじゃ……?」


 ドロップアイテムを回収していると、なぜかフラッタが恐る恐るといった様子で俺の顔を覗き込んでくる。


「ん? 何が? ってかみんな今回戦闘に参加してなくなかった?」

「はい。ご主人様が暴れたそうでしたので、私の判断で2人を引き止めました。勝手な判断でご主人様に危険と負担を強いてしまって済みませんでした」

「ははは。流石ニーナ。俺のことよく見てるね。怒ってないから大丈夫。さぁドロップアイテムを回収しちゃおう」

「ほ、本当に怒ってない……。ニーナちゃん、恐ろしい子っ……!」


 いやいや怒る訳ないじゃん。むしろ俺が我慢できなくなってみんなを押し倒したとして、それを受け入れられたほうが怒るよ。

 その場では間違いなく楽しむけど。


 って、武道家がLV30になってら。

 武道家が浸透したならもしやと思ってフラッタを鑑定すると、やはり予想通りフラッタの旅人も無事に浸透してくれたようだ。


「おーいフラッタ。どうやら旅人の浸透が終わったみたいだ。これから商人にするから、何か問題があったら教えてくれー」

「はあっ!? 妾が旅人になってから、まだ1週間も経っておらぬのだぞ!? それなのに旅人の浸透が完了したじゃとっ……!? いくら、いくらなんでも早すぎるのではないか……!?」


 そんな事言われても俺はさっぱりだ。
 単純に、今までフラッタが浸透させてきた戦闘職と違って、基本職である旅人の浸透が早いってだけじゃね?

 もしかしたら人間族の経験値増加特性、パーティーメンバーにも波及してる可能性があるとか……?


 まぁ細かい事は気にせずに、フラッタを商人に変更、そして俺は好色家だぁっ!

 帰還後を見据えてしっかりと上げてくぞぉ。楽しみだなぁっ。


「私はずっとご主人様だけでしたからなんとも思わなかったのですけど、やはりご主人様は早いのですか?」

「ええ、かなり早いと思います。私も商人時代は色々な人を見てきましたけど、その中でもご主人様ほど早い人は見たことがありません」

「早いなどとひと言で片付けて良い早さではない。早すぎる。ダンよ、おぬしはあまりにも早すぎるのじゃっ……!」

「みなさーん、ちゃんと主語を明確にして会話してもらえますかねぇ? 無駄に傷つくんですけどぉ」


 早いかと言われると否定できないんだけどさぁ。他の人と比較したことなんてないし?

 それに俺の場合ニーナたちが妊娠することはあり得ないらしいので、あえて我慢する必要性もなくてですねぇ。


 それにしても剣士に続いて武道家も上級職無しかぁ。残念。

 これで浸透済みの職業は8つ。10個の大台まであと2つだね。


 武道家の次は職人を上げて、職人ツリーを解放しよう。そして記念すべき10個目は魔法使い上げようかな。お風呂のためにも。


 ……ん? お風呂?

 お風呂と言えば、以前はリーチェがいるからみんなで一緒に入るのは無理かなって諦めた気がするな?


 でも今は家にいる女全員がちゃんと俺の女になったわけで、フラッタともリーチェとも一緒に入っても構わない……?

 ニーナ、ティムル、フラッタ、リーチェ。

 この4人といっしょにゆっくり浴槽に浸かって、裸のお付き合いだとぉっ……!


 ま、まずいっ! またピンクの波が襲ってくる!

 魔物っ! 魔物の群れはどこだっ! 今倒したばかりだからすぐには来ないっ!?

 く、まずい! 体中がエロで支配されてしまうっ。


 負けるな俺っ! 頑張れ俺っ! さっき掴んだ感覚を思い出せっ!

 エロに決して逆らわず、けれど流されずに制御する、エロの超集中。


 エロゾーン。エロトランス。エロフロー状態。

 俺はもう、自分の意志で入る事が出来るはずっ……!


「フラッタとリーチェが加入した事で、ご主人様の期待感がはち切れそうになってますねぇ」


 くぅぅっ! せっかくニーナが気を利かせて八つ当たりさせてくれたっていうのにごめんねっ! 4人とも可愛すぎて我慢できないんだよっ!


「ティムル。夜は2人に譲りますよ。私たちはそれ以外の時間でたっぷり相手してもらいましょう」


 よっ、夜はフラッタとリーチェと……! それ以外の時間はニーナとティムルを……!


「そうですね。この前みたいな急な来客の心配もありませんし、2日経った後はみんなで相手してもらいましょう。それにしてもご主人様は、私達の事をどれだけ大好きなんですかねぇ本当に」


 ふふふふ2日経ったら皆で、だとぉぉぉぉぉ!?


「まったく、ダンはえっちで困るのじゃ。遠征から帰ったら、妾はえっちなダンの好きに弄ばれてしまうのじゃ」


 君らさぁっ! 集中しても集中してもピンクな発想を供給してくるの、やめてもらえませんかねぇっ!


 くっ、耐えろ……。今は耐えるしかないんだっ……!

 耐えに耐えて溜まりに溜まった色々な諸々な様々なものは、帰ってから一気に爆発させてやるんだぁいっ!



 遠征7日目の朝日。

 それは希望への道標。約束の地へ、いざ参らん。


 好色家LV5を確認して職人に設定する。

 出来れば復路で浸透させきりたい。五感上昇を浸透させて好色家を楽しみたい。


 もうずっとエロいことしか考えてないな、今回の遠征。


 エロ集中状態の俺とフラッタの加入による大量虐殺。

 しかしフラッタの加入と豪商2名分のインベントリの追加のおかげで、ドロップアイテムは全部持ちかえれそうな雰囲気だ。

 1つは1㎥ほどしかないインベントリだけど、現在それが14個くらいあるんだ。うちのパーティって下手な馬車より運搬できるドロップアイテム多くね?

 もしもインベントリが足りなくなっても、その時は俺とティムルのダブル行商人の出番だ。ドロップアイテム回収に関しては一切の不安が無いパーティだ。強い。



 8日目、9日目を過ぎてフラッタの商人はLV13になった。順調に上がっている。

 ニーナの豪商はLV7。ティムルは豪商LV14と順調な浸透具合の中、俺の職人が既にLV21に到達している。

 これは早いな。確かに早い。早すぎる。


 というか、ニーナとの2人旅の頃と比べても、レベルアップのペース上がってね?

 パーティ火力は見違えるようだし、相手している魔物も強くなっているわけだけど、それにしたってレベルアップが早すぎる。

 人間の種族特性として考えても早過ぎない?


 人間の種族特性の話、多分あれは合っていると思う。だけど恐らくそれだけじゃない。

 何か別の要素もあって、俺達のパーティの浸透が早まっている気がするんだよな。


 1つ引っかかってるのが、6人の英雄のパーティも異種族による混成パーティだったことだ。

 魔人族こそいないけど、うちのパーティも全員が異種族だ。英雄たちも邪神を滅ぼすほどのパーティになったわけだし、混成パーティは成長しやすかったりするんだろうか?



 遠征10日目。

 間もなくだ……。まもなく俺は約束の地へと辿り着ける……!


 逸る気持ちを抑えきれず、出てくる魔物を片っ端から斬り殺していく。LV20台の魔物なんてマーダーグリズリーですらもはや1撃だ。

 今の俺は集中している。約束されたエロに向かって一直線だ。


 しかしそんな猪突猛進、一心不乱な俺の足すら止める出来事が、10日目の中頃に起こった。


「ニーナを豪商にしたし、ティムル共々順調に浸透が進んでるからあわよくばって思ってたけど……。思ったよりもかなり余裕を持って発光が完了したね?」


 2度目の魔玉の発光。余裕を持って40万リーフゲットだ。すっげぇ。


「い、1回の遠征で40万リーフですか……。フラッタに用意したバスタードソードの料金、丸々返ってきてしまいましたね……」

「もう10月に入ってしまいましたけど、私達の分の税金の心配はもうなさそうですねっ」


 1回目の発光の時と違って、今回はニーナも慄いているようだ。

 大金の扱いに慣れているのか、ティムルは単純に嬉しそうにしているな。


「ってそうでした。フラッタちゃんは今年いっぱいは貴族なので、人頭税は20万リーフになります。まぁそれでも誤差に感じてしまうほどの稼ぎですが」


 ティムルがフラッタの、というかこの国の貴族の人頭税の補足をしてくれる。


 流石に貴族は高額納税を課せられてるのね。

 この世界の貴族全体は知らないけど、少なくともルーナ竜爵家は戦える貴族。魔物を狩ってれば収入には困らないはずだからなぁ。人を使って魔物狩りさせても余裕なんだろう。


「皆には負担ばかりかけて本当に済まぬのじゃ。妾は戦うことしか能が無いゆえ、戦う事で皆の力になりたいのじゃっ」

「フラッタのおかげで、俺もニーナもティムルも凄く助かってるよ。いつもありがとう」


 キスしたいけどぐっと堪えて。ぎゅーっとしてよしよしなでなで。

 ま、仮に役に立たなくたって、大好きなフラッタを放してやる気はないけどね?




 遠征11日目。

 ヤッバい。期待感で脳と心臓が爆発しそうになってきた……!


 そんな中、俺の職人がLV30を迎えた。

 やっぱり早いな。確かにこの速度はパーティ火力が上がったことだけじゃ説明できない気がしてくるよ。


 フラッタが加入し魔物の殲滅力も上がった。探索している場所も前回よりもずっと深い。

 おかげでただでさえ早い俺のレベルアップがより一層早くなっている感じなのかな。


 くっくっく……! そのおかげで好色家を更にLV6まで上げることが出来るじゃないかぁ……!

 今回の遠征で好色家のレベルが3つも上げられてしまった。家に帰るのが楽しみすぎるぅっ!


 ちなみに職人LV30では、新しく5つの職業が出現した。



 武器職人LV1
 補正 持久力上昇 身体操作性上昇 五感上昇
 スキル 武器鑑定 武器作成 インベントリ


 防具職人LV1
 補正 持久力上昇 身体操作性上昇 五感上昇
 スキル 防具鑑定 防具作成 インベントリ


 宝飾職人LV1
 補正 持久力上昇 身体操作性上昇 五感上昇
 スキル アクセサリー鑑定 アクセサリー作成 インベントリ


 アイテム職人LV1
 補正 持久力上昇 身体操作性上昇 五感上昇
 スキル アイテム鑑定 アイテム作成 インベントリ


 調剤士LV1
 補正 持久力上昇 身体操作性上昇 五感上昇
 スキル ポーション鑑定 ポーション作成 インベントリ



 分かりやすい生産職だなぁ。性能は皆一緒。あとは目的に沿ってって感じだね。

 装備品を自前で用意できるようになるのはかなりありがたい話だ。それだけで凄く出費が抑えられるし、逆に販売する事で巨額の利益を得る事も出来そうだ。


 問題があるとすれば、全ての職業に戦闘系の補正が無いことか。

 自前で装備を作って良い装備品を調達するのは理想だけど、果たしてそう上手くいくものかどうか……。


 好色家がLV6になったことを確認して、予定通り魔法使いに転職する。

 日本にいた頃は別の意味で魔法使いになりそうだったのに、今は本当の魔法使いになってしまった。


「赤き戦槍。紅蓮の暴虐。汝、貫きたる者よ。フレイムランス」


 翳した右手の平から巨大な炎の槍が打ち出される。

 その炎の槍はマーダーグリズリーLV6を1撃で貫き葬った。


 中々の威力、中々の射程だ。

 流石に補正の乗りまくる斬撃に比べると威力は劣るけど、遠距離攻撃としてみると充分すぎる威力だ。戦いながら放つ訓練もしてみよう。

 ちなみに詠唱は魔法使いになったら勝手に頭の中に浮かんできたので問題なかった。詠唱を暗記する必要とか魔法学校で学んだりする必要は無さそうだ。


 しかし、スキルは初級攻撃魔法と表記されているわりに、現在使用可能な魔法はフレイムランスしかない。

 これはレベルアップで使える魔法が増えるのか、初級攻撃魔法にはフレイムランスしか無いのか、現時点では判断がつかない。

 う~ん。レベルアップで増えると思いたいね。



 遠征12日目。
 もうポイントフラッタも通過して、間もなくエロとエロスに塗れた桃源郷の扉が開く。

 ここまで来ると魔物も弱く、1撃死の心配もないので緊張感も殆どない。


「ニーナごめん。ちょっとだけ弓矢を貸してくれる?」


 なのでニーナにコンポジットボウを借りて、何度か練習した後にナイトウルフを弓で仕留めた。

 職業設定で確認すると無事に射手を取得できたようだ。

 今のところ射手を育成する余裕は無いんだけど、出来れば狩人の生体察知は欲しいんだよなぁ。伏兵を見破れるスキルはかなり魅力的だから。


 そんなこんなでようやくスポットから抜け出した。

 辺りは既に夜で、普段ならもう夕食を済ませてる時間帯かなぁ?


 マグエルに帰還し自宅に近付くにつれて、リーチェが家の中にいることが感じられる。

 いくらパーティを結成していても、遠すぎるとぼんやりとした方向くらいしか分からない。近くに来ると相手の存在がしっかりと認識できるのだ。

 ステータスプレート、マジ便利。


 家に着くと、玄関の前にリーチェが立っていた。

 12日振りに見るリーチェはやっぱり美しい。月明かりに照らされた褐色の肌は輝くようで、緑の瞳は相変わらず潤んでいた。

 最近リーチェの瞳って潤んでるところしか見てないな?


 遠征から帰ってきて自分の女に迎えられる。このシチュエーション最高だなっ。


「ただいまリーチェ。お互い無事でなによりだよ」

「おかえりなさいダン。僕だけ1人で寂しかった……。会いたかったよぉ! ダンーっ!」


 飛びついてきたリーチェに、勢いそのまま唇を奪われる。


 初っ端から熱い先制攻撃を受けてしまったな。

 まったく、俺達の戦いはまだ始まったばかりだぜぇっ!
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