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第197話 Good Night!。
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第197話 Good Night!。
──ユウからの紹介後、俺らは軽く雑談をした後、ワープゾーンを通って地上世界へと帰ってきた。
あ、ちなみに。言ってなかったが、ワープゾーンは2つ出ていた。1つは出口、もう1つは裏ダンジョンルートだ。裏ダンジョンってのは・・・ってこの説明前にしたか。
んで、なぜ裏ダンジョンルート解放してるのにそっちに行かなかったか、その理由は簡単だ、さすがに疲れたし面倒だったからだ。
あとは、まぁ、なんというか。通常のやつだけで十分満足したんだ。まぁまぁ内容とか戦闘とかが濃かったし多かったしな。
ユウの方も大分満足そうな顔をしてたし。
色々と話が脱線したが、ダンジョンを出た後、ユウは俺らにありがとうと礼を述べてそのまま神界へと帰っていった。(あ、もちろん使い魔のルルを連れて)
ユウが帰るのを見届けた俺は、ふと周りを見ると、もう辺りは既に真っ暗な状態ということに気づいた。
・・・んー、体内時間的に、1日近くが経過したみたいだな。……つまり、俺らは寝ずに一日中歩き回って戦い続けてたのか。
あー……。なんだかそう考えたらどっと疲れが出てきたわ。
俺は全身から疲れを出すかのように体を伸ばしたり捻ったりした。背中や腰の間接がボキボキなってるのが聞こえる。
「ふぅー、つっかれたァー。……あ、ハクとライムもお疲れさんな。」
「うむ、兄上もお疲れ様なのじゃ。我も身体中が凝ってしまってしかたないのじゃ。」
(あ、今は周りに人がいるので兄上呼びだ。)
ハクはそう言うと、俺と同じように身体を伸ばしたり捻ったりしていた。
・・・鳴ってる音が、俺のが比じゃないくらいにバキバキ言ってる……。もはや折れたような音が聞こえる気がする。
「お兄ちゃん達もお疲れ様ですっ。今日は早く帰って休みたいところです。」
(あ、こっちも周りに人がいるのでrv)
ライムは何やら待ちきれない様子で、早く帰りたいオーラが出てる。・・・ライムがこうなるなんて、かなり疲れてるみたいだな。
まぁ俺も正直早く帰って休みたいしな。それじゃあさっさと家に帰ろうか。
「『モブ化』『集団転移』」
◇◆◇◆◇
~ゼロの家~
「とうちゃーくっと。」
「おかえりなさいませ。旦那様。」
やっぱりというかなんというか、執事はいつもの如くお迎えに来てくれた。・・・俺帰るって伝えてなかったけどいつもの事だからね。もう驚かないさ。
「んー、お出迎えありがとさん。今日はもう疲れすぎてなんにもやる気が起きない。早いところ寝る。」
「畏まりました。御三方はどう致しますか?」
「我も今日は早いところ休みたいのじゃ。軽く汚れを落としたあとすぐ寝させてもらうのじゃ。」
「私もハクちゃん達と同じです。」
「にゃーん。」
・・・あ、ティア忘れてたわ。……うん、そうだよなぁ。御三方って言うからには三人居なきゃおかしいよなぁ。
・・・あー、ダメだ。頭が回んない。……いや、回らないことは無いが、なんというかダルい。これは早急に寝なきゃダメだな。
あ、でもこれくらいはしてあげようかな。
「『オールクリーン』」
一応、2人とも迷宮攻略手伝ってくれたしな。これくらいはやってあげるさ。
「む、あぁ。主殿ありがとうなのじゃ。」
「ありがとうございます。マスター。」
「んー。」
俺は軽く返事をすると、すぐに寝室へと向かった。途中に凛達ともであったので、軽く帰ったことを伝えてまた寝室へと向かう。
凛は俺の疲れを察知してか、特に余計なことも言わずに、おかえりと一言だけ言ってくれた。後ろに続いてた龍星も、同じく、おかえりなさいとだけ言ってくれた。
そして、寝室につき、すぐさまベッドで横になると、体はゆっくりと沈むように、抗い難い眠気さへと落ちていった。
──ユウからの紹介後、俺らは軽く雑談をした後、ワープゾーンを通って地上世界へと帰ってきた。
あ、ちなみに。言ってなかったが、ワープゾーンは2つ出ていた。1つは出口、もう1つは裏ダンジョンルートだ。裏ダンジョンってのは・・・ってこの説明前にしたか。
んで、なぜ裏ダンジョンルート解放してるのにそっちに行かなかったか、その理由は簡単だ、さすがに疲れたし面倒だったからだ。
あとは、まぁ、なんというか。通常のやつだけで十分満足したんだ。まぁまぁ内容とか戦闘とかが濃かったし多かったしな。
ユウの方も大分満足そうな顔をしてたし。
色々と話が脱線したが、ダンジョンを出た後、ユウは俺らにありがとうと礼を述べてそのまま神界へと帰っていった。(あ、もちろん使い魔のルルを連れて)
ユウが帰るのを見届けた俺は、ふと周りを見ると、もう辺りは既に真っ暗な状態ということに気づいた。
・・・んー、体内時間的に、1日近くが経過したみたいだな。……つまり、俺らは寝ずに一日中歩き回って戦い続けてたのか。
あー……。なんだかそう考えたらどっと疲れが出てきたわ。
俺は全身から疲れを出すかのように体を伸ばしたり捻ったりした。背中や腰の間接がボキボキなってるのが聞こえる。
「ふぅー、つっかれたァー。……あ、ハクとライムもお疲れさんな。」
「うむ、兄上もお疲れ様なのじゃ。我も身体中が凝ってしまってしかたないのじゃ。」
(あ、今は周りに人がいるので兄上呼びだ。)
ハクはそう言うと、俺と同じように身体を伸ばしたり捻ったりしていた。
・・・鳴ってる音が、俺のが比じゃないくらいにバキバキ言ってる……。もはや折れたような音が聞こえる気がする。
「お兄ちゃん達もお疲れ様ですっ。今日は早く帰って休みたいところです。」
(あ、こっちも周りに人がいるのでrv)
ライムは何やら待ちきれない様子で、早く帰りたいオーラが出てる。・・・ライムがこうなるなんて、かなり疲れてるみたいだな。
まぁ俺も正直早く帰って休みたいしな。それじゃあさっさと家に帰ろうか。
「『モブ化』『集団転移』」
◇◆◇◆◇
~ゼロの家~
「とうちゃーくっと。」
「おかえりなさいませ。旦那様。」
やっぱりというかなんというか、執事はいつもの如くお迎えに来てくれた。・・・俺帰るって伝えてなかったけどいつもの事だからね。もう驚かないさ。
「んー、お出迎えありがとさん。今日はもう疲れすぎてなんにもやる気が起きない。早いところ寝る。」
「畏まりました。御三方はどう致しますか?」
「我も今日は早いところ休みたいのじゃ。軽く汚れを落としたあとすぐ寝させてもらうのじゃ。」
「私もハクちゃん達と同じです。」
「にゃーん。」
・・・あ、ティア忘れてたわ。……うん、そうだよなぁ。御三方って言うからには三人居なきゃおかしいよなぁ。
・・・あー、ダメだ。頭が回んない。……いや、回らないことは無いが、なんというかダルい。これは早急に寝なきゃダメだな。
あ、でもこれくらいはしてあげようかな。
「『オールクリーン』」
一応、2人とも迷宮攻略手伝ってくれたしな。これくらいはやってあげるさ。
「む、あぁ。主殿ありがとうなのじゃ。」
「ありがとうございます。マスター。」
「んー。」
俺は軽く返事をすると、すぐに寝室へと向かった。途中に凛達ともであったので、軽く帰ったことを伝えてまた寝室へと向かう。
凛は俺の疲れを察知してか、特に余計なことも言わずに、おかえりと一言だけ言ってくれた。後ろに続いてた龍星も、同じく、おかえりなさいとだけ言ってくれた。
そして、寝室につき、すぐさまベッドで横になると、体はゆっくりと沈むように、抗い難い眠気さへと落ちていった。
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