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第125話 瞬☆殺。
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第125話 瞬☆殺。
~封印の洞窟 地下・4F~
シュアァァッ!!??
シャアァァァァ!!!
キュウゥゥゥゥ!!?
グガァァァァァ!?!?
「……ふぅ。これで一通り倒し終えたかな。」
一一あの後も、続々と出てくる魔物をぶった斬っていって数時間が経過した。
斬り進んでいってわかったのだが、この洞窟は主に蛇や蜥蜴人(リザード)、亜竜(ワイバーン)、竜(ドラゴン)などの鱗系……というか爬虫類系?の魔物がしめているようだ。
……なぜ爬虫類系なのか……。まぁ恐らく『類は友を呼ぶ』っ的なやつだろう。(ヨルムンガンドも一応鱗のある龍の魔物だし。)
……まぁ別に気にする程のことでもないが。
一一そして、ゼロが魔物を全て倒し終えた直後に目の前に下り階段が現れた。
「・・・あー、こういう系のパターンか。道理で探しても階段がないわけだ。……正直、とてつもなく怪しいが他に行く道ねぇし行くっきゃねぇか。・・・よし、行こう。」
一一ゼロはゆっくりと階段を降りていった。一番下まで降りると目の前に大きな1つの扉があった。
「……多分、ヨルムンガンドがいるのはこの禍々しい扉の奥だろうな。……ふぅ……。」
恐らくこの洞窟内の魔物より一回りも二回りも違うと思う。
多分、負けることは無いだろうけどちゃんと気を引き締めていこう。
……ふぅ。よし、準備もおk。んじゃ早速突入ー!
ギィィィ……。
一一扉の先には無限に続くような真っ暗な空間が広がっていた。恐らく異空間みたいな物だろう。ここならいくら暴れ回っても問題ないはずだ。
そして、目の前にはとてつもなく大きな龍が一一
「Zzzzzz。」
一一大きないびきを上げて眠っていた。
「……えぇ……。」
これにはゼロも困惑した。
(え、えぇ……。……こ、こいつ、敵が目の前にいるのに寝てやがる……。
・・・どうしようかな?このまま倒すか、それともわざわざ起こして戦うか……。
起こして暴れ回られるよりかはこのまま倒した方が安全だしなー……。
うーむ………。……よし、しゃあないしこのまま起こさず倒そうか。)
ゼロは起こさずにさっさと殺すことを選択した。
「ってことで。そいっ。」
ザクッ。
「ッ!!???」
ゼロはヨルムンガンドの神経あたりを一撃で仕留めた後、ヨルムンガンドは一度大きく痙攣し、その後ピクリとも動かなくなった。
「これで討伐完了……でいいのかな?………達成感がねぇ。・・・ってか、|これ(ヨルムンガンドの死体)、どうしようか……。収納庫系に入れておくか。」
「『収納』」
ゼロが一言そういうとヨルムンガンドの死体はあっという間に目の前からなくなり、ゼロの収納庫へと移った。
「これでよしっと。んじゃやることもやったし、早いところギルマスんところに行きますかねぇ。」
「『転移』」
◇◆◇◆◇
~ギルマス部屋~
ゼロがギルマス部屋に転移した時、窓からはオレンジ色の光が差し込んでいた。
「あ、もう夕方になってたのね。」
「っ!?……って、なんだい。またあんたかい。まだ洞窟へは行ってなかったのかい?それで、今度は何………。
………あんた、まさかもう終わったのかい?」
このばあさん察しよすぎぃ。・・・まぁその方が早く進んで便利だからいいけどさ。
「まぁそういうことー。ほい。これ証拠のギルカ。」
と、俺がギルドカードをばあさんに渡そうとすると、ばあさんは奪うように受け取り(ってか奪って)、なんかの機械に置いた。
「・・・ああ、本当に倒しているね。」
「いや、だからそういったやん。」
「すまないね。ことがことだけにちゃんと確認しないといけないからね。」
いや、まぁ別に構わんがな。
「それで、ランクの昇格はどうなったの?」
「あ、それなんだがね。先程も言った通り、ことがことじゃからの。今日このあとか明日の昼に緊急ギルマス会議をして決めようと思っておる。
あ、ちなみに。あんたの昇格はもう既に決まっているようなものじゃから安心しな。」
「ん。それだけ聞けたら安心だ。それじゃ明日……は試験のやつで来れないから明後日あたりの朝方か夕方に来ると思うから。出来たらそれまでによろしくな。」
「うむ。了解した。」
んじゃここでやることももうないしさっさと家帰って明日の試験の準備しようかね。
「んじゃ俺は帰るわ。また今度。」
「うむ。ではの。」
~封印の洞窟 地下・4F~
シュアァァッ!!??
シャアァァァァ!!!
キュウゥゥゥゥ!!?
グガァァァァァ!?!?
「……ふぅ。これで一通り倒し終えたかな。」
一一あの後も、続々と出てくる魔物をぶった斬っていって数時間が経過した。
斬り進んでいってわかったのだが、この洞窟は主に蛇や蜥蜴人(リザード)、亜竜(ワイバーン)、竜(ドラゴン)などの鱗系……というか爬虫類系?の魔物がしめているようだ。
……なぜ爬虫類系なのか……。まぁ恐らく『類は友を呼ぶ』っ的なやつだろう。(ヨルムンガンドも一応鱗のある龍の魔物だし。)
……まぁ別に気にする程のことでもないが。
一一そして、ゼロが魔物を全て倒し終えた直後に目の前に下り階段が現れた。
「・・・あー、こういう系のパターンか。道理で探しても階段がないわけだ。……正直、とてつもなく怪しいが他に行く道ねぇし行くっきゃねぇか。・・・よし、行こう。」
一一ゼロはゆっくりと階段を降りていった。一番下まで降りると目の前に大きな1つの扉があった。
「……多分、ヨルムンガンドがいるのはこの禍々しい扉の奥だろうな。……ふぅ……。」
恐らくこの洞窟内の魔物より一回りも二回りも違うと思う。
多分、負けることは無いだろうけどちゃんと気を引き締めていこう。
……ふぅ。よし、準備もおk。んじゃ早速突入ー!
ギィィィ……。
一一扉の先には無限に続くような真っ暗な空間が広がっていた。恐らく異空間みたいな物だろう。ここならいくら暴れ回っても問題ないはずだ。
そして、目の前にはとてつもなく大きな龍が一一
「Zzzzzz。」
一一大きないびきを上げて眠っていた。
「……えぇ……。」
これにはゼロも困惑した。
(え、えぇ……。……こ、こいつ、敵が目の前にいるのに寝てやがる……。
・・・どうしようかな?このまま倒すか、それともわざわざ起こして戦うか……。
起こして暴れ回られるよりかはこのまま倒した方が安全だしなー……。
うーむ………。……よし、しゃあないしこのまま起こさず倒そうか。)
ゼロは起こさずにさっさと殺すことを選択した。
「ってことで。そいっ。」
ザクッ。
「ッ!!???」
ゼロはヨルムンガンドの神経あたりを一撃で仕留めた後、ヨルムンガンドは一度大きく痙攣し、その後ピクリとも動かなくなった。
「これで討伐完了……でいいのかな?………達成感がねぇ。・・・ってか、|これ(ヨルムンガンドの死体)、どうしようか……。収納庫系に入れておくか。」
「『収納』」
ゼロが一言そういうとヨルムンガンドの死体はあっという間に目の前からなくなり、ゼロの収納庫へと移った。
「これでよしっと。んじゃやることもやったし、早いところギルマスんところに行きますかねぇ。」
「『転移』」
◇◆◇◆◇
~ギルマス部屋~
ゼロがギルマス部屋に転移した時、窓からはオレンジ色の光が差し込んでいた。
「あ、もう夕方になってたのね。」
「っ!?……って、なんだい。またあんたかい。まだ洞窟へは行ってなかったのかい?それで、今度は何………。
………あんた、まさかもう終わったのかい?」
このばあさん察しよすぎぃ。・・・まぁその方が早く進んで便利だからいいけどさ。
「まぁそういうことー。ほい。これ証拠のギルカ。」
と、俺がギルドカードをばあさんに渡そうとすると、ばあさんは奪うように受け取り(ってか奪って)、なんかの機械に置いた。
「・・・ああ、本当に倒しているね。」
「いや、だからそういったやん。」
「すまないね。ことがことだけにちゃんと確認しないといけないからね。」
いや、まぁ別に構わんがな。
「それで、ランクの昇格はどうなったの?」
「あ、それなんだがね。先程も言った通り、ことがことじゃからの。今日このあとか明日の昼に緊急ギルマス会議をして決めようと思っておる。
あ、ちなみに。あんたの昇格はもう既に決まっているようなものじゃから安心しな。」
「ん。それだけ聞けたら安心だ。それじゃ明日……は試験のやつで来れないから明後日あたりの朝方か夕方に来ると思うから。出来たらそれまでによろしくな。」
「うむ。了解した。」
んじゃここでやることももうないしさっさと家帰って明日の試験の準備しようかね。
「んじゃ俺は帰るわ。また今度。」
「うむ。ではの。」
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