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第121話 戦闘狂VS戦闘狂。
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第121話 戦闘狂VS戦闘狂。
~職員室~
ゼロはなんとか苛立ちを鎮め、授業の支度を進めていると、レミアに声をかけられた。
「そういえばゼロ。あなたあの猫ちゃんはどうしたの?」
「んぁ?ティアの事か?ティアなら肩に……。……あっ。」
(・・・あー、そういや何か忘れてると思ったらティア忘れてたわ。)
「……ティア召喚。」
「にゃっ!?」
あ、急に召喚したせいか、ティアがびっくりして跳ねた。
「あははー。ごめんねー、ティア。忘れてた。」
「にゃう!」
あららー、怒られちった。・・・かわいい。
一一そして、ティアが一頻りにゃあにゃあいった後、いつものように肩に飛び乗った。
・・・かわゆす♪
◇◆◇◆◇
~教室~
「ゼロせんせー、おはよーございまーす!ティアちゃんもー!」
「はいはい、おはようー。」
「にゃうう!」
一一俺はあれ(前回)からティアの肉球を触ったりしてなんとか気持ちを落ち着かせた。
(……ふぅ、だいぶ落ち着いたな。
……今考えるとなんであんな簡単にキレたんだろう。別に普段はあんなふうに言われてもキレることないのに……。
……まさか、ブロスターが原因なのかな?あいつ、よく周りのヤツを怒らせるし。……周りをキレさせる才能でもあるんじゃねぇか?)
俺はブロスターについて考えていると、突然教室のドアが強く開かれた。
「またあんたはボロボロになるまでーー!!」
「うきゅああああ~!!!???」
・・・はぁ、またかぁ。
「『止まれ』」
「ッ!!」
「うぇいくッ!!」
「…はぁ。お前らはいつもいつも追いかけっこして……。よく飽きないな…。」
「なっ、好きで、追いかけてるんじゃ、ゼェ、ないわよ!」
「ぼ、僕も、ハァ、好きで、フゥ、逃げてるわけじゃ、ハァ、ないです!」
言い訳はいいからとりあえず落ち着け。
「そうかぃ。んなこたァどうでもいいんだよ。ってか、もうすぐチャイムなるからとっとと席つけ。『着席』」
「あ、また体がッ!」
「ウェアっ!」
2人は文句を言いながらも席についた。……なお、エマは席に着いてもずっと文句を言っていたためいつものように権能を使い、黙らせた。
一一それから数分が経ち、チャイムがなった。
キーンコーンカーンコーン
「……よし、ではHRを始める。日直の人は号令を。」
「はいっ!」
◇◆◇◆◇
~放課後~
「先生さよーならー。」
「んー。さいならー。気ぃつけて帰れよー。」
ふぅ、やっと終わったな。……いや、まぁ、まだイベントは残ってるが。
・・・はぁ。正直、もう苛立ちもないし早く帰って寝たいんだよなぁ。面倒くさいし。
・・・でも行くしかねぇよな。・・・よし、行くか!いざ訓練所へ!
~零移動中~
よぅしっと。着いたな。
・・・んぁ?訓練所の真ん中に誰か……ってこんな時にあんな所にいるやつって一人しかいねぇよな。
「おぉ?遅かったじゃねーか!ゼロ!」
「いや、終わってからすぐ来てるから普通だろ。」
「そうかァ?・・・まぁんなこたァどうでもいいがな。んじゃ早速、喧嘩しようぜぇ。」
・・・とうとう試合とも言わなくなったな。
「へいへい。分かりやしたよ・・・っと、その前にルールは?」
「ルールだァ?ンなもんねぇよ!強いて言うなら先に勝った方の勝ちだ!」
と、いいながらブロスターが殴りかかってきた。
(・・・ああ、こいつただの馬鹿だ。
・・・だが、いい。実に良い。そういうの、嫌いじゃない!)
俺はブロスターの殴りかかってきた手を片手で掴み、もう片方の手で二の腕を掴み後ろに転がした。
が、ブロスターはすぐに体勢を立て直し俺に蹴りをかましてきた。
すぐさま掴み遠くへ投げる。
が、一瞬のうちに俺の目の前に飛んできた。恐らく、空間歩行と瞬歩の合わせ技だろう。
一一その後も数分にわたる攻防を続け、またブロスターを遠くへ投げつけた。
遠くで体勢を立て直したブロスターに気になっていた質問をした。
「ブロスター!お前、新しい技試すんじゃなかったのか!?」
「あぁ!?あ、忘れてたわ!ガハハハ!」
・・・今からでも対戦やめようかな?
「んじゃ早速新しい技試すぞ!まずは俺のパワーアップからだ!
“魔闘気混合”“魔闘気付与”“限界突破”“覇王化”“超越化”“亜神化”」
・・・おお。一気にパワーアップしたな。・・・ふむ、ここまでのパワーアップは最初にあった時と同じやつか。
「こコかラガ新シいパワーアップだ。“武神王化”“限定戦神…帝……化”“世Kぁi…ヲコWAス……Mォノ”」
うわー、なんや最後のやつー。めっちゃ不吉ー。あとブロスターが耐えきれなくて狂い始めてるっぽい。
・・・あ、ちなみに武神王から100倍、200倍、500倍だ。
「Uガaァぁァaァァ!!!!」
あ、狂った。
「スBェ手ぇ!KォワァSUッ!!」
うーむ。このままだと俺を無視して世界諸共壊しそうだな。・・・どう処理しようか。
・・・とりあえず全て解除させるか。
「『全強化解除』」
「アガ!」
毎度おなじみ絶☆対☆権☆能。
「あ……が……。」
あ、……気絶した。
・・・そういえばあの強化した後って5~7日動けないんだっけ。……その上、更に武神王系のヤツあるし……。多分、5~7日ですまないよな。
よし、今回は特別だ。後遺症が残らないようにしてやらぁ。
「『後遺症無効』あとついでに『完全回復』」
っと……これでよしっ。
んじゃ俺はやることも無くなったし、さっさと帰りましょうかねぇーっと。
~職員室~
ゼロはなんとか苛立ちを鎮め、授業の支度を進めていると、レミアに声をかけられた。
「そういえばゼロ。あなたあの猫ちゃんはどうしたの?」
「んぁ?ティアの事か?ティアなら肩に……。……あっ。」
(・・・あー、そういや何か忘れてると思ったらティア忘れてたわ。)
「……ティア召喚。」
「にゃっ!?」
あ、急に召喚したせいか、ティアがびっくりして跳ねた。
「あははー。ごめんねー、ティア。忘れてた。」
「にゃう!」
あららー、怒られちった。・・・かわいい。
一一そして、ティアが一頻りにゃあにゃあいった後、いつものように肩に飛び乗った。
・・・かわゆす♪
◇◆◇◆◇
~教室~
「ゼロせんせー、おはよーございまーす!ティアちゃんもー!」
「はいはい、おはようー。」
「にゃうう!」
一一俺はあれ(前回)からティアの肉球を触ったりしてなんとか気持ちを落ち着かせた。
(……ふぅ、だいぶ落ち着いたな。
……今考えるとなんであんな簡単にキレたんだろう。別に普段はあんなふうに言われてもキレることないのに……。
……まさか、ブロスターが原因なのかな?あいつ、よく周りのヤツを怒らせるし。……周りをキレさせる才能でもあるんじゃねぇか?)
俺はブロスターについて考えていると、突然教室のドアが強く開かれた。
「またあんたはボロボロになるまでーー!!」
「うきゅああああ~!!!???」
・・・はぁ、またかぁ。
「『止まれ』」
「ッ!!」
「うぇいくッ!!」
「…はぁ。お前らはいつもいつも追いかけっこして……。よく飽きないな…。」
「なっ、好きで、追いかけてるんじゃ、ゼェ、ないわよ!」
「ぼ、僕も、ハァ、好きで、フゥ、逃げてるわけじゃ、ハァ、ないです!」
言い訳はいいからとりあえず落ち着け。
「そうかぃ。んなこたァどうでもいいんだよ。ってか、もうすぐチャイムなるからとっとと席つけ。『着席』」
「あ、また体がッ!」
「ウェアっ!」
2人は文句を言いながらも席についた。……なお、エマは席に着いてもずっと文句を言っていたためいつものように権能を使い、黙らせた。
一一それから数分が経ち、チャイムがなった。
キーンコーンカーンコーン
「……よし、ではHRを始める。日直の人は号令を。」
「はいっ!」
◇◆◇◆◇
~放課後~
「先生さよーならー。」
「んー。さいならー。気ぃつけて帰れよー。」
ふぅ、やっと終わったな。……いや、まぁ、まだイベントは残ってるが。
・・・はぁ。正直、もう苛立ちもないし早く帰って寝たいんだよなぁ。面倒くさいし。
・・・でも行くしかねぇよな。・・・よし、行くか!いざ訓練所へ!
~零移動中~
よぅしっと。着いたな。
・・・んぁ?訓練所の真ん中に誰か……ってこんな時にあんな所にいるやつって一人しかいねぇよな。
「おぉ?遅かったじゃねーか!ゼロ!」
「いや、終わってからすぐ来てるから普通だろ。」
「そうかァ?・・・まぁんなこたァどうでもいいがな。んじゃ早速、喧嘩しようぜぇ。」
・・・とうとう試合とも言わなくなったな。
「へいへい。分かりやしたよ・・・っと、その前にルールは?」
「ルールだァ?ンなもんねぇよ!強いて言うなら先に勝った方の勝ちだ!」
と、いいながらブロスターが殴りかかってきた。
(・・・ああ、こいつただの馬鹿だ。
・・・だが、いい。実に良い。そういうの、嫌いじゃない!)
俺はブロスターの殴りかかってきた手を片手で掴み、もう片方の手で二の腕を掴み後ろに転がした。
が、ブロスターはすぐに体勢を立て直し俺に蹴りをかましてきた。
すぐさま掴み遠くへ投げる。
が、一瞬のうちに俺の目の前に飛んできた。恐らく、空間歩行と瞬歩の合わせ技だろう。
一一その後も数分にわたる攻防を続け、またブロスターを遠くへ投げつけた。
遠くで体勢を立て直したブロスターに気になっていた質問をした。
「ブロスター!お前、新しい技試すんじゃなかったのか!?」
「あぁ!?あ、忘れてたわ!ガハハハ!」
・・・今からでも対戦やめようかな?
「んじゃ早速新しい技試すぞ!まずは俺のパワーアップからだ!
“魔闘気混合”“魔闘気付与”“限界突破”“覇王化”“超越化”“亜神化”」
・・・おお。一気にパワーアップしたな。・・・ふむ、ここまでのパワーアップは最初にあった時と同じやつか。
「こコかラガ新シいパワーアップだ。“武神王化”“限定戦神…帝……化”“世Kぁi…ヲコWAス……Mォノ”」
うわー、なんや最後のやつー。めっちゃ不吉ー。あとブロスターが耐えきれなくて狂い始めてるっぽい。
・・・あ、ちなみに武神王から100倍、200倍、500倍だ。
「Uガaァぁァaァァ!!!!」
あ、狂った。
「スBェ手ぇ!KォワァSUッ!!」
うーむ。このままだと俺を無視して世界諸共壊しそうだな。・・・どう処理しようか。
・・・とりあえず全て解除させるか。
「『全強化解除』」
「アガ!」
毎度おなじみ絶☆対☆権☆能。
「あ……が……。」
あ、……気絶した。
・・・そういえばあの強化した後って5~7日動けないんだっけ。……その上、更に武神王系のヤツあるし……。多分、5~7日ですまないよな。
よし、今回は特別だ。後遺症が残らないようにしてやらぁ。
「『後遺症無効』あとついでに『完全回復』」
っと……これでよしっ。
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