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第104話 教師の朝☆。

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第104話 教師の朝☆。


~ろーか☆~

 ・・・そういえば、今日ってなんで早く来るように言われたんだっけ?
 早く来るようにってのは聞いたけど理由は聞いてねぇや。
 んー。……ま、行けばわかるか!

 っつーわけで、道中カット☆


~職員室~

 とうちゃーく。

「おはよーござますー。」

 んー……。
 周りを見た感じ、1人を抜いて全員がもう既にいるみたいだな。

「うむ…おはよう…。ゼロは今日も時間ぴったりじゃな…。はぁ…あやつはまt一一。」

 あ、校長。・・・ん?なんでため息吐いてんだ?……ま、理由はなんとなくわかるけど。

 あと、時間ぴったりなのは転移魔法やら時間魔法やら便利な魔法(能力)があるしな。
 ・・・ん?あ、そっか。寝坊しそうな時、時間魔法で時を戻せばいいのか。よし、なら今度からそうしよう。

「あら、ゼロ。おはよう。ところで今日の昼休みか放課後空いてる?空いてるならこの前の魔法理論一一」

 …あ、わかると思うがこいつはレミアだ。
 少し前にやった無詠唱やら属性増加やらの授業を生徒づてに聞いたみたいで、それ以来こうやって色々と聞いてくる。
 あのドライでクールなレミアはどこに……。

 ちなみに、こういう先生の生徒、略して先徒はレミア以外にも何人かいる。

 例えば某脳みそ筋肉の人は毎日の様に訓練(喧嘩)相手をしてくれとか、またまた某高級エビの名前に似てる筋肉が俺の攻撃を流す術を教えて欲しいときたりな。

 そう。みんなの知っているその人だ。

「おはよう」×その他多数

 はい。その他多数です。
 ・・・え?略すな?いや、だってあの3人以外そんなに需要ないしいいよね☆
 ……出たのは2人だけど。

 さらに言うと、このその他多数の中には某超野菜人もどきは居ない。

 ・・・ここまで来ればなぜ校長がため息吐いてるか、みんなにもわかるだろう?

~5分後~

「やはり、あやつはまた……いや、だがまだ少し遅れてるだけ一一」

 アイツおせぇなぁ。

~10分後~

「一一まだ。まだ少し遅刻でs」

 あ、外で鳥が遊んでるー。←待つの飽きてる

~さらに20分後~

「一一遅い。」

 あ、生徒が登校し始めてるー。

~さらにさらに40分後+‪α‬~

 ガララララッ。

「うぃーす。・・・お?校長どうしたんだ?そんなとこに突っ立って。
 って、おぉ?なんだ全員いんのか。今日はみんなはえぇな。なんかあんのか?」

 あ、校長が言ってたこと忘れてる。

「一ょ一一一」

「んぁ?校長、今なんか言ったか?すまん、聞こえなかったらもういっk「ちょっと表出ろ。」」

「んぁ??校長、なんでそんな怒ってんだ?怒ると老けるぞ?あ、もう既に老けてたか!はっはっはっ!」

 おーい。火に油を注ぐなや。ってか、なんでここで挑発?した?


 ・・・ん?校長が静かだな。なんか言い返すと思った…の……n……って、なんか背後に阿修羅が見えるわァ。
 ・・・あ、阿修羅がこっちに気づいた。なんか焦って会釈してる。

 ・・・あ、もしかしてあの阿修羅本物?多分、校長が阿修羅召喚するスキルでも持ってたのかな?
 …ってか、なんで俺の方が上って気づいたんだ?・・・んー、多分、オーラ的な何かでも見たのか?ま、いいや。

 一応、ちゃんと役目をはたすように目で合図。・・・よし、普通に戻った。合図が通じたみたいだな。


 ・・・いや、役目は果たさなくていいんだよ。早く本題聞きたいんだから。
 阿修羅に今度は校長を落ち着かせるように合図。・・・あ、理解したみたい。

 んで、阿修羅が能力(スキル?)を使い、気持ちや感情を操作しはじめた。
 少しすると、校長が落ち着きを取り戻したのが伺えた。

 ・・・あの阿修羅良い奴だな……今度お礼に行くか。
 ……いや、でも普通、上司とかお偉いさんがお礼しに行ったらあっちが固くなってお礼にならないかな……。
 ってか、阿修羅って何をしたら喜ぶんだ?………ま、いいや。今度暇がある時覚えてたら考えよう。

「・・・はぁ。今回ばかりは免除する。次からは気をつけるんじゃぞ。」

「お?おお!なんかよくわかんねぇがわかった!」

 ・・・今のフレーズにどことなく懐かしさを感じた俺氏であった。(覚えてない人は2話を読んでねー)
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