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第91話 魔法試験。
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第91話 魔法試験。
テストの点数は、当然の通り満点だった。
・・・ちなみに、校長は何も言わなかった。……なんか、どこか達観してたような、諦めたような感じだった。
……さて、話を戻そうか。
次の実力測定は魔法の測定みたいなやつと模擬戦みたいなやつらしい。
んで、実力測定は部屋でやるのは無理らしいので訓練場に移動した。
あ、ちなみに移動中に軽い自己紹介をした。んで、この校長、アンドリフと言う名前らしい。
でも周りから校長と言われているため、校長と呼んでくれとのこと。なんか、最近ではそっちの方がしっくりくるらしい。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
さて、訓練場に着いたが……どうやらこの訓練場には生徒はいないようだ。だが、先生らしき人が2人いた。
「お!あんたが臨時講師の依頼を受けたやつか!ほー、なんかすっげぇ軟弱そうなのが来たな!」
1人目は赤髪の短髪で背中に大剣を背負っている大男だった。なかなかに豪快でなんかずっとガハハハハって言ってる。
多分、というか絶対脳筋だ。頭悪そう。いや、悪い(確信)。
「へー、貴方が臨時講師候補者?んー、なんかヒョロくて頭の緩そうなのが来たわねぇ。こんな男に講師なんか努まるのかしら?」
2人目は青髪のセミロングで片手に魔法使いといえばって感じの杖を持ってる女性だった。話を聞いてみたかんじ、悪いところとか納得のいかない所を遠慮せずにバッサリというタイプだな。
「こら、お主ら!そんなことを言うでない!それにいつも言っておろう!言葉遣いには気をつけいと!
・・・はぁ。すまんのぅ。取り敢えずこヤツらの紹介としようかのぅ。
紹介内容は名前、種族、担当教科、一言じゃ。
まずは、こっちの筋骨隆々の赤髪男じゃ。ほれ。自分で自己紹介せい。」
「おぅ!俺の名前はブロスター!種族は人族とドワーフ族のハーフだ!主に武闘、戦闘、体育を担任してる!
……うぉ!?ってか、お前、よく見たらすげぇ強そうだな!俺は強いやつが大好きだ!強者との熱い戦いを求めてる!よろしくな!」
「あ、あぁ。よ、よろしく頼む。」
一応、握手を求められたので応えたが、何この男!暑苦しい!ってか、俺の強さ察知できるとか何もんだよ!……いや、こいつの場合、察知と言うより本能で察した感じか?まぁいいや。
「次はこっちやつじゃ。」
「はぁ。私はレミア。種族はエルフと人族のクォーター。主に魔法とか魔術理論、錬金術とかを担当しているわ。まぁ、校長の言うことだから一応、宜しくしといてあげるわ。」
「は、はぁ。こちらこそよろしく?」
うん。なんていうか、全体的に冷たいよな。こういうのをあたりが厳しいっていうんだっけ?まぁ、多分、いつかは慣れるだろう。
あ、どうでもいいがクォーターってのは祖父母の誰かが違う人種ってことだ。
「さて、次にお主じゃ。」
あ、俺もやるのね。
「えーと、ゼロです。種族は人族?で、臨時講師の依頼を受けてやってきました。特に得意とすることはないですが、ある程度のことならできます。よろしくお願いします。」
一応、人族にハテナをつけておく。
「うむ、自己紹介はこんな所で良いかの。
………さて、では、ちょっと早いが、試験を再開するぞ。」
あ、急に始まるのね。
「あ、はい。えーと、ここで実力測定をやるんですよね?まずは何をすれば?」
「ふむ、そうじゃのぅ。・・・うむ、まずは魔法からにしようかのぅ。」
「あら、じゃあ私からね。
そうねぇ……まずはあの的に向かって1番攻撃力が高い魔法を打ってくれるかしら。」
………ん?それだけか?なんか注意点とかは?ってか、全力出して平気なの?俺が全力出したらこの訓練場どころか次元とかが危ないんだけど。
「え、それだけですか?何かほかに気をつけることとかは?」
「特にないわ。とにかく全力でやってくれればそれでいいわ。」
えー。・・・まぁ壊れたら直せばいいし、別にいいかな。
「……あ、ちょっと待つのじゃ!横から口を挟むようで悪いのじゃが、お主はなるべく手加減しておくれ。
・・・正直、お主の場合、超強力な結界が張ってあっても簡単に訓練場を壊しそうじゃし。」
「え?勝手に何を言って一一」
ちっ。この校長、短時間で俺の性格をよくわかってらっしゃる。
ちなみに、ここで何も言われなかったらこのままこの次元を消滅させる魔法を打とうとしてた。
「うーん。じゃあ精密さ精巧さ重視の技術力で勝負してみます。それでしたら訓練場も消滅しないと思いますし。」
「うむ、是非そうしてくれ。………む?今、消滅と聞こえたような一一」
「…はぁ。まぁ、校長が言うなら別に止めないけど。って、え?待って、消滅?」
えーと、取り敢えずどんな感じの魔法にしようかな?普通のじゃつまんないし、面白みがあるものがいいよなぁ。
……うーん。技術力が高くて、消滅する危険性がなくて、面白みがあるもの……。
よし!懐かしのあの魔法でいいか。
・・・いや、でもなぁ。前と全く同じだと芸が足りないし、面白くない。
よし!いっその事七匹じゃなくてまとめて一匹にしてみるか。あと、的の周りには被害が出ないように威力調整してっと・・・よし、できた!
んじゃ早速やろうか。あ、ついでに魔法名も変えようか。魔法名は一一
「虹色之龍神」
でいいか。
あ、ちなみに、これ、元は『七色之龍達』ってやつだ(※25話参照)。んで、それをひとつにまとめてみた。
・・・ってか、小説でこんな魔法使う銀髪の龍神のやついたなぁ。……あれまた更新されないかなぁ。
俺が作った龍神(魔法)はそのまま的に向かい、そして当たった……瞬間に的を消滅させた。
・・・うん。やっぱり消滅させちゃった☆ ………でも的以外は消滅してないし、別にいいか!
んで、御三方の反応は?
えーと、一人は諦めと達観さを目に宿し、一人は驚きと困惑を目に宿し、一人は期待と尊敬を目に宿していた。
・・・ん?ちょっとまて。校長とレミアは分かるが、ブロスターよ、なぜ期待の眼差しでこちらを見る?何を考えてる?
・・・頭の中を見たけどこいつ、戦うことしか考えてねぇ。
驚いたことにこいつ、本当に脳筋だったわ。
いや、そんなことよりもこの魔法使いはどうしよう?なんかずっと混乱してる。
あ、こんな時こそあの魔法!
「“覚醒”」
「はぁ!」
いつでも便利な覚醒魔法♪
「……あ、ねぇ?今の魔法なんなの?あの龍みたいなやつを召喚?した魔法。あれって召喚魔法なの?でも、召喚魔法特有の魔法陣がでてなかったし、何よりあんな龍を見た事がないわ。なんなのあれ?」
うわぁー。混乱といた瞬間になんか色々言ってきたー。ってか、色々言ってきたって思ったけど、よく聞いたら「あの魔法何?」としかいってねぇ。
「えーと、あれは簡単に言えば全属性を混ぜた龍の形をした魔法。」
「え?全属性?貴方、全属性の魔法を使えるの?全属性使えてあの威力に精密さ……あんなのどうやって発動したの?というより、あれを操作するあなたは何者なの?」
何者か~。・・・神の主を越した零神の主ですが?……っとは言えないし、適当に誤魔化しとこう。
「うーん。発動のしかたは教えられん。何者かってのも今は人族としか教えられない。」
うん。誤魔化しきれてないね。
「なんでよ!そのくらい教えt」
「待て!そこら辺にしておくのじゃ。
………はぁ。よいか?ゼロは冒険者じゃ。冒険者の技についてあまり詮索するものではないと言っておろうが。」
「いや、でも!」
「でももだってもない。」
校長がものを言わせないような真剣な顔でレミアを睨んでる。
「……はぁ、わかったわよ。」
レミアが折れた……って、この二人の関係なんなんだよ。
……いや、まぁ何となくわかるけどさ。
「さて!話し終わったな?んじゃ、ゼロ!早速試合しようぜ!」
「……はぁ。待たんか!この馬鹿者が!」
うん。なんかしんみりした空気が脳筋のせいで台無しだよ。
テストの点数は、当然の通り満点だった。
・・・ちなみに、校長は何も言わなかった。……なんか、どこか達観してたような、諦めたような感じだった。
……さて、話を戻そうか。
次の実力測定は魔法の測定みたいなやつと模擬戦みたいなやつらしい。
んで、実力測定は部屋でやるのは無理らしいので訓練場に移動した。
あ、ちなみに移動中に軽い自己紹介をした。んで、この校長、アンドリフと言う名前らしい。
でも周りから校長と言われているため、校長と呼んでくれとのこと。なんか、最近ではそっちの方がしっくりくるらしい。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
さて、訓練場に着いたが……どうやらこの訓練場には生徒はいないようだ。だが、先生らしき人が2人いた。
「お!あんたが臨時講師の依頼を受けたやつか!ほー、なんかすっげぇ軟弱そうなのが来たな!」
1人目は赤髪の短髪で背中に大剣を背負っている大男だった。なかなかに豪快でなんかずっとガハハハハって言ってる。
多分、というか絶対脳筋だ。頭悪そう。いや、悪い(確信)。
「へー、貴方が臨時講師候補者?んー、なんかヒョロくて頭の緩そうなのが来たわねぇ。こんな男に講師なんか努まるのかしら?」
2人目は青髪のセミロングで片手に魔法使いといえばって感じの杖を持ってる女性だった。話を聞いてみたかんじ、悪いところとか納得のいかない所を遠慮せずにバッサリというタイプだな。
「こら、お主ら!そんなことを言うでない!それにいつも言っておろう!言葉遣いには気をつけいと!
・・・はぁ。すまんのぅ。取り敢えずこヤツらの紹介としようかのぅ。
紹介内容は名前、種族、担当教科、一言じゃ。
まずは、こっちの筋骨隆々の赤髪男じゃ。ほれ。自分で自己紹介せい。」
「おぅ!俺の名前はブロスター!種族は人族とドワーフ族のハーフだ!主に武闘、戦闘、体育を担任してる!
……うぉ!?ってか、お前、よく見たらすげぇ強そうだな!俺は強いやつが大好きだ!強者との熱い戦いを求めてる!よろしくな!」
「あ、あぁ。よ、よろしく頼む。」
一応、握手を求められたので応えたが、何この男!暑苦しい!ってか、俺の強さ察知できるとか何もんだよ!……いや、こいつの場合、察知と言うより本能で察した感じか?まぁいいや。
「次はこっちやつじゃ。」
「はぁ。私はレミア。種族はエルフと人族のクォーター。主に魔法とか魔術理論、錬金術とかを担当しているわ。まぁ、校長の言うことだから一応、宜しくしといてあげるわ。」
「は、はぁ。こちらこそよろしく?」
うん。なんていうか、全体的に冷たいよな。こういうのをあたりが厳しいっていうんだっけ?まぁ、多分、いつかは慣れるだろう。
あ、どうでもいいがクォーターってのは祖父母の誰かが違う人種ってことだ。
「さて、次にお主じゃ。」
あ、俺もやるのね。
「えーと、ゼロです。種族は人族?で、臨時講師の依頼を受けてやってきました。特に得意とすることはないですが、ある程度のことならできます。よろしくお願いします。」
一応、人族にハテナをつけておく。
「うむ、自己紹介はこんな所で良いかの。
………さて、では、ちょっと早いが、試験を再開するぞ。」
あ、急に始まるのね。
「あ、はい。えーと、ここで実力測定をやるんですよね?まずは何をすれば?」
「ふむ、そうじゃのぅ。・・・うむ、まずは魔法からにしようかのぅ。」
「あら、じゃあ私からね。
そうねぇ……まずはあの的に向かって1番攻撃力が高い魔法を打ってくれるかしら。」
………ん?それだけか?なんか注意点とかは?ってか、全力出して平気なの?俺が全力出したらこの訓練場どころか次元とかが危ないんだけど。
「え、それだけですか?何かほかに気をつけることとかは?」
「特にないわ。とにかく全力でやってくれればそれでいいわ。」
えー。・・・まぁ壊れたら直せばいいし、別にいいかな。
「……あ、ちょっと待つのじゃ!横から口を挟むようで悪いのじゃが、お主はなるべく手加減しておくれ。
・・・正直、お主の場合、超強力な結界が張ってあっても簡単に訓練場を壊しそうじゃし。」
「え?勝手に何を言って一一」
ちっ。この校長、短時間で俺の性格をよくわかってらっしゃる。
ちなみに、ここで何も言われなかったらこのままこの次元を消滅させる魔法を打とうとしてた。
「うーん。じゃあ精密さ精巧さ重視の技術力で勝負してみます。それでしたら訓練場も消滅しないと思いますし。」
「うむ、是非そうしてくれ。………む?今、消滅と聞こえたような一一」
「…はぁ。まぁ、校長が言うなら別に止めないけど。って、え?待って、消滅?」
えーと、取り敢えずどんな感じの魔法にしようかな?普通のじゃつまんないし、面白みがあるものがいいよなぁ。
……うーん。技術力が高くて、消滅する危険性がなくて、面白みがあるもの……。
よし!懐かしのあの魔法でいいか。
・・・いや、でもなぁ。前と全く同じだと芸が足りないし、面白くない。
よし!いっその事七匹じゃなくてまとめて一匹にしてみるか。あと、的の周りには被害が出ないように威力調整してっと・・・よし、できた!
んじゃ早速やろうか。あ、ついでに魔法名も変えようか。魔法名は一一
「虹色之龍神」
でいいか。
あ、ちなみに、これ、元は『七色之龍達』ってやつだ(※25話参照)。んで、それをひとつにまとめてみた。
・・・ってか、小説でこんな魔法使う銀髪の龍神のやついたなぁ。……あれまた更新されないかなぁ。
俺が作った龍神(魔法)はそのまま的に向かい、そして当たった……瞬間に的を消滅させた。
・・・うん。やっぱり消滅させちゃった☆ ………でも的以外は消滅してないし、別にいいか!
んで、御三方の反応は?
えーと、一人は諦めと達観さを目に宿し、一人は驚きと困惑を目に宿し、一人は期待と尊敬を目に宿していた。
・・・ん?ちょっとまて。校長とレミアは分かるが、ブロスターよ、なぜ期待の眼差しでこちらを見る?何を考えてる?
・・・頭の中を見たけどこいつ、戦うことしか考えてねぇ。
驚いたことにこいつ、本当に脳筋だったわ。
いや、そんなことよりもこの魔法使いはどうしよう?なんかずっと混乱してる。
あ、こんな時こそあの魔法!
「“覚醒”」
「はぁ!」
いつでも便利な覚醒魔法♪
「……あ、ねぇ?今の魔法なんなの?あの龍みたいなやつを召喚?した魔法。あれって召喚魔法なの?でも、召喚魔法特有の魔法陣がでてなかったし、何よりあんな龍を見た事がないわ。なんなのあれ?」
うわぁー。混乱といた瞬間になんか色々言ってきたー。ってか、色々言ってきたって思ったけど、よく聞いたら「あの魔法何?」としかいってねぇ。
「えーと、あれは簡単に言えば全属性を混ぜた龍の形をした魔法。」
「え?全属性?貴方、全属性の魔法を使えるの?全属性使えてあの威力に精密さ……あんなのどうやって発動したの?というより、あれを操作するあなたは何者なの?」
何者か~。・・・神の主を越した零神の主ですが?……っとは言えないし、適当に誤魔化しとこう。
「うーん。発動のしかたは教えられん。何者かってのも今は人族としか教えられない。」
うん。誤魔化しきれてないね。
「なんでよ!そのくらい教えt」
「待て!そこら辺にしておくのじゃ。
………はぁ。よいか?ゼロは冒険者じゃ。冒険者の技についてあまり詮索するものではないと言っておろうが。」
「いや、でも!」
「でももだってもない。」
校長がものを言わせないような真剣な顔でレミアを睨んでる。
「……はぁ、わかったわよ。」
レミアが折れた……って、この二人の関係なんなんだよ。
……いや、まぁ何となくわかるけどさ。
「さて!話し終わったな?んじゃ、ゼロ!早速試合しようぜ!」
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