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第54話 オークション申し込み。
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第54話 オークション申し込み。
オークション会場はまず最初に、真っ直ぐ行ったところに受付が2つあり、その左右に奥に行く道がある。
恐らく、オークションをやるところに繋がっているのだろう。
受付は左側に男性職員、右側に女性職員。
左には男が2人、女が4人。右には男が4人、女が1人。計11人が並んでる。
んで、他の職員が荷物(出品物)を運んでる。
んなこたぁ。どうでもいいわ。
……たまには俺も普通に並んどくか。(ちなみに女性職員側)
~8分後?~
「次の人、どうz……。」
おっと。順番来たみたいだな。
「はーいっと。」
ん?あ、受付が俺の方を見て止まってらぁ。
「…………ハッ。あ、えと、しゅ、出品の申し込みでしゅうか?」
うん、落ち着け。噛んでる。あと、顔が真っ赤になってる。
「ふふっ。そうですよ(笑)」
ザ☆イケメンスマイルッ
「え、あ、は、はい。しゅ、出品の、も、申し込みですね。」
おー。慌ててる慌ててる。
「え、えと、お名前と出品物をこちらの紙に記入を。あ、あと、この契約書にも記入を。」
んーと、名前と出品物か。
名前はゼロっと。んで、出品物はエリクサーが3つと、ドラゴンの魔石5つ、剣と杖が1つずつと、鎧と盾と兜を1つずつ、アイテムボックスが1つっと。
これでよしっ。
んで、契約書は………ふむ。見た感じとくに言うこともないな。
名前欄があるしここに記入をするのか。……よしっ、ゼロっと。
「ほい。これでいいかい?」
「あ、は、はい!
あ、えと、それと、出品物はこちらでお預かりいたします。
そちらの職員にお渡し…を?あ、あれ?」
ん?ああ、そうか持ってないから驚いてるのか。
「あ、俺、アイテムボックス持っててさ。ほいっと。これでいいかい?」
まぁ、本当はアイテムボックスの上位だけどな。
「え、アイテm、あ、は、はい。これで完了です。」
ん?あ、そういや、アイテムボックスも結構珍しいんだっけ?
「んじゃもう戻っていいのか?」
「え、あ、いや、あ、オークション当日はこの指輪をはめて受付の者に見せてください。
な、なお、これを無くしますと、残念ながらオークションの出品は取り消しとなりますのでご注意を。
そして、本人確認ができるまでこちらでお預かり致します。
本人確認が取れますと、出品物をお返しできるようになります。
最後にオークションは、九日後の12:00から始まりますので、お忘れのないようにお願いします。」
「ああ。了解した。んじゃもう行っていいんだな?」
「はい。それではお気をつけてお帰りください。」
「んー。」
俺はそのまま家に帰った。
あ、なんで途中から受付嬢が普通に話せたのかを説明しよう。
簡単なことだ。それはずっと笑顔で目を閉じていたからだ。
普通、あれって失礼に当たらない?まぁいいけど。
オークション会場はまず最初に、真っ直ぐ行ったところに受付が2つあり、その左右に奥に行く道がある。
恐らく、オークションをやるところに繋がっているのだろう。
受付は左側に男性職員、右側に女性職員。
左には男が2人、女が4人。右には男が4人、女が1人。計11人が並んでる。
んで、他の職員が荷物(出品物)を運んでる。
んなこたぁ。どうでもいいわ。
……たまには俺も普通に並んどくか。(ちなみに女性職員側)
~8分後?~
「次の人、どうz……。」
おっと。順番来たみたいだな。
「はーいっと。」
ん?あ、受付が俺の方を見て止まってらぁ。
「…………ハッ。あ、えと、しゅ、出品の申し込みでしゅうか?」
うん、落ち着け。噛んでる。あと、顔が真っ赤になってる。
「ふふっ。そうですよ(笑)」
ザ☆イケメンスマイルッ
「え、あ、は、はい。しゅ、出品の、も、申し込みですね。」
おー。慌ててる慌ててる。
「え、えと、お名前と出品物をこちらの紙に記入を。あ、あと、この契約書にも記入を。」
んーと、名前と出品物か。
名前はゼロっと。んで、出品物はエリクサーが3つと、ドラゴンの魔石5つ、剣と杖が1つずつと、鎧と盾と兜を1つずつ、アイテムボックスが1つっと。
これでよしっ。
んで、契約書は………ふむ。見た感じとくに言うこともないな。
名前欄があるしここに記入をするのか。……よしっ、ゼロっと。
「ほい。これでいいかい?」
「あ、は、はい!
あ、えと、それと、出品物はこちらでお預かりいたします。
そちらの職員にお渡し…を?あ、あれ?」
ん?ああ、そうか持ってないから驚いてるのか。
「あ、俺、アイテムボックス持っててさ。ほいっと。これでいいかい?」
まぁ、本当はアイテムボックスの上位だけどな。
「え、アイテm、あ、は、はい。これで完了です。」
ん?あ、そういや、アイテムボックスも結構珍しいんだっけ?
「んじゃもう戻っていいのか?」
「え、あ、いや、あ、オークション当日はこの指輪をはめて受付の者に見せてください。
な、なお、これを無くしますと、残念ながらオークションの出品は取り消しとなりますのでご注意を。
そして、本人確認ができるまでこちらでお預かり致します。
本人確認が取れますと、出品物をお返しできるようになります。
最後にオークションは、九日後の12:00から始まりますので、お忘れのないようにお願いします。」
「ああ。了解した。んじゃもう行っていいんだな?」
「はい。それではお気をつけてお帰りください。」
「んー。」
俺はそのまま家に帰った。
あ、なんで途中から受付嬢が普通に話せたのかを説明しよう。
簡単なことだ。それはずっと笑顔で目を閉じていたからだ。
普通、あれって失礼に当たらない?まぁいいけど。
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