41 / 228
第35話 二つ名。
しおりを挟む
第35話 二つ名。
俺は馬車を亜空間に入れたあと、部屋に戻ってギルドに向かった。
※ハクとライムは時空間の中のルナと戯れている。
一応、ギルマスとかに王都に向かうこと伝えとくかな。
~冒険者ギルド リーフス支部~
ふむ。やはりこの時間帯は人が少ないな。
えーと。まずはギルマスを呼ぶか。
いつもの如く威力を落とした威圧をする。
すると。
バタバタ。バンッ
「ゼロッ!俺を呼ぶ時、いつも威圧をするのはやめろっ!心臓に悪いんだよっ!」
「おぉー。今日はいつもより速いな。」
「ったく。お前がいつも威圧をするせいで威圧耐性がLv8に上がったぞ!」
「おぅ。良かったじゃねぇか。」
「よかねぇよ!はぁ。今日はどうしたんだ?」
「あっ。俺、王都に行くからその報告。」
「本当に急なやつだな!ってか、お前王都に行くのか。
あ。じゃあ、ついでにこの手紙を王都の冒険者ギルドのギルマスに渡してくれねぇか?」
と、いいながら胸のポケットから手紙を出した。
「あ?別にいいぞ。手紙くらいなら荷物にもならないし。」
俺は手紙を受け取り亜空間の中に入れた。
「そうか。ありがとうな。
あっ。話変わるけどな。お前の2つ名が決まったぞ。」
2つ名?
「なんだそれ?」
「あー。例えば《魔導王》とか《剣神》みたいな感じのやつだ。Sランクになると勝手につけられるやつだな。」
へー。そんなのあんだ。俺のはなんだ?
「そうか。俺のはなんなんだ?」
「くく。お前にぴったりの2つ名だよ。ゼロ。お前の二つ名は
《奔放者》だ。」
「はっ?奔放者?
………ああ!なるほど!たしかに俺にピッタリだな!」
「だろ!って、いいのかよ?!奔放者だぞ?自由な人とか勝手な人とかそんな感じだぞ?!いいのか!?」
「うん。別にいいよ。俺がいいって言ってるんだからいいんだよ。」
「ま、まぁ本人のお前がいいなら別にいいんだがな?本当にいいんだな?」
「ああ。」
「う、うーん。ならいいんだが。」
「よし!話すことはもうない!んじゃまたな!」
「お前はいつも急に行くnってもういねぇ!はぁ。」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
俺は門を出て少し進んだところで時空間を開いてハク達を出した。
「んじゃ馬車を出すから少し離れてろ。」
「分かったのじゃ。」
「了解です。」
「ブルルゥ。」
俺は3人が離れたのを確認して亜空間から万能馬車-Ver.ZERO(黒)を出した。
「おお!すごいのじゃ!すごくかっこいいのじゃ!」
「すごく大きいですねぇ。」
「ブルゥ」
何故かルナが自慢げだ。
「あ。そういや、ルナ。この馬車引けるよな?」
「ブルゥ」首を縦に降った。
「んじゃお願いな。」
「ブルル。」また首を縦に降った。
「サンキュー。」
「よし。ハク、ライム。中に入るぞ。」
「楽しみなのじゃ!」
「楽しみです!」
俺たちは馬車に入った。
さて。2人に内装を紹介するかなっと。
俺は馬車を亜空間に入れたあと、部屋に戻ってギルドに向かった。
※ハクとライムは時空間の中のルナと戯れている。
一応、ギルマスとかに王都に向かうこと伝えとくかな。
~冒険者ギルド リーフス支部~
ふむ。やはりこの時間帯は人が少ないな。
えーと。まずはギルマスを呼ぶか。
いつもの如く威力を落とした威圧をする。
すると。
バタバタ。バンッ
「ゼロッ!俺を呼ぶ時、いつも威圧をするのはやめろっ!心臓に悪いんだよっ!」
「おぉー。今日はいつもより速いな。」
「ったく。お前がいつも威圧をするせいで威圧耐性がLv8に上がったぞ!」
「おぅ。良かったじゃねぇか。」
「よかねぇよ!はぁ。今日はどうしたんだ?」
「あっ。俺、王都に行くからその報告。」
「本当に急なやつだな!ってか、お前王都に行くのか。
あ。じゃあ、ついでにこの手紙を王都の冒険者ギルドのギルマスに渡してくれねぇか?」
と、いいながら胸のポケットから手紙を出した。
「あ?別にいいぞ。手紙くらいなら荷物にもならないし。」
俺は手紙を受け取り亜空間の中に入れた。
「そうか。ありがとうな。
あっ。話変わるけどな。お前の2つ名が決まったぞ。」
2つ名?
「なんだそれ?」
「あー。例えば《魔導王》とか《剣神》みたいな感じのやつだ。Sランクになると勝手につけられるやつだな。」
へー。そんなのあんだ。俺のはなんだ?
「そうか。俺のはなんなんだ?」
「くく。お前にぴったりの2つ名だよ。ゼロ。お前の二つ名は
《奔放者》だ。」
「はっ?奔放者?
………ああ!なるほど!たしかに俺にピッタリだな!」
「だろ!って、いいのかよ?!奔放者だぞ?自由な人とか勝手な人とかそんな感じだぞ?!いいのか!?」
「うん。別にいいよ。俺がいいって言ってるんだからいいんだよ。」
「ま、まぁ本人のお前がいいなら別にいいんだがな?本当にいいんだな?」
「ああ。」
「う、うーん。ならいいんだが。」
「よし!話すことはもうない!んじゃまたな!」
「お前はいつも急に行くnってもういねぇ!はぁ。」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
俺は門を出て少し進んだところで時空間を開いてハク達を出した。
「んじゃ馬車を出すから少し離れてろ。」
「分かったのじゃ。」
「了解です。」
「ブルルゥ。」
俺は3人が離れたのを確認して亜空間から万能馬車-Ver.ZERO(黒)を出した。
「おお!すごいのじゃ!すごくかっこいいのじゃ!」
「すごく大きいですねぇ。」
「ブルゥ」
何故かルナが自慢げだ。
「あ。そういや、ルナ。この馬車引けるよな?」
「ブルゥ」首を縦に降った。
「んじゃお願いな。」
「ブルル。」また首を縦に降った。
「サンキュー。」
「よし。ハク、ライム。中に入るぞ。」
「楽しみなのじゃ!」
「楽しみです!」
俺たちは馬車に入った。
さて。2人に内装を紹介するかなっと。
0
お気に入りに追加
2,603
あなたにおすすめの小説
突然現れた自称聖女によって、私の人生が狂わされ、婚約破棄され、追放処分されたと思っていましたが、今世だけではなかったようです
珠宮さくら
恋愛
デュドネという国に生まれたフェリシア・アルマニャックは、公爵家の長女であり、かつて世界を救ったとされる異世界から召喚された聖女の直系の子孫だが、彼女の生まれ育った国では、聖女のことをよく思っていない人たちばかりとなっていて、フェリシア自身も誰にそう教わったわけでもないのに聖女を毛嫌いしていた。
だが、彼女の幼なじみは頑なに聖女を信じていて悪く思うことすら、自分の側にいる時はしないでくれと言う子息で、病弱な彼の側にいる時だけは、その約束をフェリシアは守り続けた。
そんな彼が、隣国に行ってしまうことになり、フェリシアの心の拠り所は、婚約者だけとなったのだが、そこに自称聖女が現れたことでおかしなことになっていくとは思いもしなかった。
悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する
ブラックベリィ
恋愛
書いてみたいと思っていた悪役令嬢ですが、一風変わったように書けたらと思いながら書いております。
ちなみに、プロットなしで思いつきで書いているので、たまに修正するハメになります(涙)
流石に、多くの方にお気に入りを入れてもらったので、イメージ部分に何も無いのが寂しいと思い、過去に飼っていた愛犬の写真を入れました(笑)
ちなみに犬種は、ボルゾイです。
ロシアの超大型犬で、最多の時は室内で9頭飼っておりました。
まぁ過去の話しですけどね。
とりあえず、頑張って書きますので応援よろしくお願いします。
【完結】義母が来てからの虐げられた生活から抜け出したいけれど…
まりぃべる
恋愛
私はエミーリエ。
お母様が四歳の頃に亡くなって、それまでは幸せでしたのに、人生が酷くつまらなくなりました。
なぜって?
お母様が亡くなってすぐに、お父様は再婚したのです。それは仕方のないことと分かります。けれど、義理の母や妹が、私に事ある毎に嫌味を言いにくるのですもの。
どんな方法でもいいから、こんな生活から抜け出したいと思うのですが、どうすればいいのか分かりません。
でも…。
☆★
全16話です。
書き終わっておりますので、随時更新していきます。
読んで下さると嬉しいです。
エンリルの風 チートを貰って神々の箱庭で遊びましょ!
西八萩 鐸磨
ファンタジー
**************
再編集、再投稿になります。
**************
普通の高校生が、通学の途中で事故にあい、気がつくいた時目の前には、見たこともない美しい女性がいた。
チートを授けられ、現在と過去、この世界と別世界の絆をつなぎとめるため、彼は旅立つ(転移)することになった。
***************
「ちーと?」
小首をかしげてキョトンとする。
カワイイし!
「ああ、あなたの世界のラノベってやつにあるやつね。ほしいの?」
手を握って、顔を近づけてくる。
何やってんねん!
・・嬉しいけど。
***************
「えへっ。」
涙の跡が残る顔で、はにかんだ女の子の頭の上に、三角のフワフワした毛を生やした耳が、ぴょこんと立ち上がったのだ。
そして、うずくまっていた時は、股の間にでも挟んでいたのか、まるでマフラーのようにモフモフしたシッポが、後ろで左右にゆれていた。
***************
『い、痛てえ!』
ぶつかった衝撃で、吹き飛ばされた俺は、空中を飛びながら、何故か冷静に懐に抱いたその小さな物体を観察していた。
『茶色くて・・・ん、きつね色?モフモフしてて、とっても柔らかく肌触りがいい。子犬?耳が大きいな。シッポもふさふさ。・・・きつね?・・なんでこんな街なかに、キツネが?ん?狐?マジで?』
次の瞬間、地面に叩きつけられた。
信じられない痛みの中、薄れゆく意識。
***************
舞台は近東、人類文明発祥の地の一つです。
***************
チュートリアル場所でLv9999になっちゃいました。
ss
ファンタジー
これは、ひょんなことから異世界へと飛ばされた青年の物語である。
高校三年生の竹林 健(たけばやし たける)を含めた地球人100名がなんらかの力により異世界で過ごすことを要求される。
そんな中、安全地帯と呼ばれている最初のリスポーン地点の「チュートリアル場所」で主人公 健はあるスキルによりレベルがMAXまで到達した。
そして、チュートリアル場所で出会った一人の青年 相斗と一緒に異世界へと身を乗り出す。
弱体した異世界を救うために二人は立ち上がる。
※基本的には毎日7時投稿です。作者は気まぐれなのであくまで目安くらいに思ってください。設定はかなりガバガバしようですので、暖かい目で見てくれたら嬉しいです。
※コメントはあんまり見れないかもしれません。ランキングが上がっていたら、報告していただいたら嬉しいです。
Hotランキング 1位
ファンタジーランキング 1位
人気ランキング 2位
100000Pt達成!!
銀河皇帝のいない八月
沙月Q
SF
女子高生が銀河皇帝に?
一夏の宇宙冒険を描く青春スペースオペラ。
宇宙を支配する銀河帝国が地球に襲来。
軍団を率いる銀河皇帝は堅固なシールドに守られていたが、何故か弓道部員の女子高生、遠藤アサトが放った一本の矢により射殺いころされてしまう。
しかも〈法典〉の定めによってアサトが皇位継承者たる権利を得たことで帝国は騒然となる。
皇帝を守る〈メタトルーパー〉の少年ネープと共に、即位のため銀河帝国へ向かったアサトは、皇帝一族の本拠地である惑星〈鏡夢カガム〉に辿り着く。
そこにはアサトの即位を阻まんとする皇帝の姉、レディ・ユリイラが待ち受けていた。
果たしてアサトは銀河皇帝の座に着くことが出来るのか?
そして、全ての鍵を握る謎の鉱物生命体〈星百合スター・リリィ〉とは?
所詮は他人事と言われたので他人になります!婚約者も親友も見捨てることにした私は好きに生きます!
ユウ
恋愛
辺境伯爵令嬢のリーゼロッテは幼馴染と婚約者に悩まされてきた。
幼馴染で親友であるアグネスは侯爵令嬢であり王太子殿下の婚約者ということもあり幼少期から王命によりサポートを頼まれていた。
婚約者である伯爵家の令息は従妹であるアグネスを大事にするあまり、婚約者であるサリオンも優先するのはアグネスだった。
王太子妃になるアグネスを優先することを了承ていたし、大事な友人と婚約者を愛していたし、尊敬もしていた。
しかしその関係に亀裂が生じたのは一人の女子生徒によるものだった。
貴族でもない平民の少女が特待生としてに入り王太子殿下と懇意だったことでアグネスはきつく当たり、婚約者も同調したのだが、相手は平民の少女。
遠回しに二人を注意するも‥
「所詮あなたは他人だもの!」
「部外者がしゃしゃりでるな!」
十年以上も尽くしてきた二人の心のない言葉に愛想を尽かしたのだ。
「所詮私は他人でしかないので本当の赤の他人になりましょう」
関係を断ったリーゼロッテは国を出て隣国で生きていくことを決めたのだが…
一方リーゼロッテが学園から姿を消したことで二人は王家からも責められ、孤立してしまうのだった。
なんとか学園に連れ戻そうと試みるのだが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる