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四章 そうだ、嫌がらせにいこう!
4-10 プランBよ!旅が私を待ってるわ!
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「プランBよ!旅が私を待ってるわ!」
「はいっ??」
「プランなんてあったんですか?お師匠様!」
帰ってきた僕を見て、ばあちゃんはまた訳の分からないことを言い出しました。
もういい加減慣れないととは思うんだけど、いきなりすぎる事が多すぎていつもいつも頭が混乱してしまう僕。どさくさに紛れてかなり失礼な事を言ってるエリニャのほうが、余程慣れてるよね。
ただ、今回はそのいきなりすぎる展開に助けられた気がするんだ。
タガンログ様のお客様を救ったのはいいけど、どうにも納得できない結果になり、僕の気持ちはとってももやもやしていて仕方がない状態。これでタガンログ様の助言がなかったら、きっと自暴自棄になってしまっていたかもしれないからね。
そんなばあちゃんに、タガンログ様のサロンに行ってから今までの事を話して、人を助けたのに罪悪感しか残らなかった気持ちと、なんとか黒ローブの人が幸せになるような方法はないものか?とても深く考えたけど、どうしても解決策が見えなかったって言うと、水を一杯飲んで、僕とエリニャに座るように言ったんだ。
「人が魔物を操り、人を襲ったという事実は大罪だという事は知ってるわね。もしそれが本当であれば、使役した当人は良くて国外追放、当たり前に死刑ってパターンも多いの」
「わかっています。やった事はとても悪い事です。だけど、その理由を聞かないで罪を決めるというのはどうにも納得がいかないです。黒ローブの人が何度もつぶやいた言葉を聞いて、僕はあの人が自分の幸せのためにああいう事をしたって思ってるので、何とかあの人を助けたいって思ったんです」
「人生そう甘くないし、自分が信じる道が間違えていて、自分が思った以上に傷つくことも決して少なくないって事を十分わかっているの?貴方の経験した人生で苦しんだ以上の苦しみをそれをすることでさらに経験してしまうことになるけど、それでもいいの?」
そう僕の目を真剣に見ながら話すばあちゃんに、僕はギュッとこぶしを握って答えたんだ。
「やっぱりどうしても納得できない!納得しなきゃいけない人生だったら僕はそんな人生ぶっ壊したい!そんなことを考える僕はとっても馬鹿なのかも知れないけど・・・それが僕なんだもの。ばあちゃん。もし何か良い方法があったら教えてくれませんか?お願いします」
そう頭を下げてお願いする僕を、じーーーーーっと黙って見ていたばあちゃんだったんだけどね。
「うん、とっても良い目をしている」
そう言うと、僕に、助けた貴族の名前を聞き、手元にある手帳と一冊の帳簿を見比べてながら僕に言ったんだ。
「うん、プランBに入ってるわ。行って見ましょうか?ただし、明日ね。私もいろいろあって疲れちゃったし、貴方たちもそんな事ならサロンを堪能なんてできなかったでしょ?エリニャちゃんにはちょっと残念だったかも知れないけど、また機会は作るわ。本当にお疲れ様ね」
そう言うと、もう限界とばかりに立ち、ふらふらしながら自分の部屋に籠ってしまったんだ。
僕もエリニャもそんなばあちゃんの姿を見たら急に疲れてしまって、そのままバタンキュー。
ふかふかのベットの中で、久しぶりの家の優しさを感じながら、気が付いたら暗闇の中に落ちて言ったんだ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
翌朝。どんなに疲れていても同じような時間に起きれるのは、冒険者としての自覚が出て来たからなのかな?なんてことを思いながらリビングに行くと、ばあちゃんと見慣れない二人組の冒険者らしき人がパンを食べながら何やら話をしているんだ。
その様子を見てちょっと戻ると、エリニャと鉢合わせしたので、来客があることを告げると、また部屋に戻ったので僕も慌てて着替えてリビングに戻ると、二人組の冒険者らしき人はようやく僕の事に気が付いてくれて挨拶をしてくれたんだ。
「「おはようございます。ぼっちゃん、お嬢様」」
そんな二人に挨拶を返していると、やっとこっちに気が付いたばあちゃんが、僕らに手招きをしてきたんだ。
後から来たエリニャと二人で席に着くと、ばあちゃんは目の前にいろいろな書類を置いて、僕らにわかりやすくこれからの事を説明してくれたんだ。
特A級の冒険者であるばあちゃんに、王都から指名で、各領土を周り各国の状況を逐一報告せよ!依頼が入ったらしく、諸国を周る際、有事にも対応できる冒険者であるばあちゃんには、宰相様から国に代わって権力を行使してよいという認可を示す王家の紋章入りの金色のプレートと、宰相様・宮廷魔術師様の連名がある委任状が渡されたんだ。
いつもだったら国の面倒事に巻き込まれるのはごめんとばかりに断っているばあちゃんだったんだけど、宰相様が問題にしている領地をピックアップしたところ、偶然、先日僕に暴力をふるった貴族と一致したため、今回この話を受けたという事なんだ。
「世直し旅わくわくするわねぇ。まるでミィトカモンヌ様見たい☆諸国漫遊して美味しいものいっぱい食べて、ついでにちょこっとだけ悪者を退治する。美味しすぎる依頼にばあちゃん大感謝よ!」
なんて興奮気味に言いながら、わくわくしているばあちゃんに一言。
「一応確認なんだけど・・・誰かに迷惑かけたり、無理矢理どうこうしたってないよね?」
一瞬の沈黙があってね
「・・・え、ぇぇ、そ、そんな事無いわよ・・・たぶん・・・この国の宰相ちゃんが私の知り合いって事はあったけど、私が会いに行ったら『やっと来てくれましたね』なんて、すぐにいろいろ用意してくれたから、私からは何も言ってないし、『思う存分いろいろやっちゃってください』なんて言われたけど、私は何も言ってないし。教え子だから私の性格よーくわかってるみたいで、『ケツは全て持ちますよ。お礼はお孫さん達と土産話をしに来るって事でひとつ』ってだけだもん。私が何やっても許してくれる近所のガキ大将見たいな子だから、きっと許してくれるはず。村や街ひとつ崩壊させても、きっと笑って後処理してくれるはずだから、孫ちゃんいじめた奴らに思いっきり嫌がらせと仕返ししてもいいはずだもん!」
これから迷惑かける気まんまんなんだね。ばあちゃん。
ま、まぁ~僕もこれからいろいろな人に迷惑かけながら、いろいろな事をしていくんだから、それも仕方がないのかな?って思いながら、僕の様子を見るばあちゃんに、ありがとう!というと、僕の反応が意外だったのか?きょとんとするばあちゃん。
取り合えず旅をするのかな?
何がおこるかわからないけど、今はばあちゃんの事を信じてみようと思った僕でした。
「はいっ??」
「プランなんてあったんですか?お師匠様!」
帰ってきた僕を見て、ばあちゃんはまた訳の分からないことを言い出しました。
もういい加減慣れないととは思うんだけど、いきなりすぎる事が多すぎていつもいつも頭が混乱してしまう僕。どさくさに紛れてかなり失礼な事を言ってるエリニャのほうが、余程慣れてるよね。
ただ、今回はそのいきなりすぎる展開に助けられた気がするんだ。
タガンログ様のお客様を救ったのはいいけど、どうにも納得できない結果になり、僕の気持ちはとってももやもやしていて仕方がない状態。これでタガンログ様の助言がなかったら、きっと自暴自棄になってしまっていたかもしれないからね。
そんなばあちゃんに、タガンログ様のサロンに行ってから今までの事を話して、人を助けたのに罪悪感しか残らなかった気持ちと、なんとか黒ローブの人が幸せになるような方法はないものか?とても深く考えたけど、どうしても解決策が見えなかったって言うと、水を一杯飲んで、僕とエリニャに座るように言ったんだ。
「人が魔物を操り、人を襲ったという事実は大罪だという事は知ってるわね。もしそれが本当であれば、使役した当人は良くて国外追放、当たり前に死刑ってパターンも多いの」
「わかっています。やった事はとても悪い事です。だけど、その理由を聞かないで罪を決めるというのはどうにも納得がいかないです。黒ローブの人が何度もつぶやいた言葉を聞いて、僕はあの人が自分の幸せのためにああいう事をしたって思ってるので、何とかあの人を助けたいって思ったんです」
「人生そう甘くないし、自分が信じる道が間違えていて、自分が思った以上に傷つくことも決して少なくないって事を十分わかっているの?貴方の経験した人生で苦しんだ以上の苦しみをそれをすることでさらに経験してしまうことになるけど、それでもいいの?」
そう僕の目を真剣に見ながら話すばあちゃんに、僕はギュッとこぶしを握って答えたんだ。
「やっぱりどうしても納得できない!納得しなきゃいけない人生だったら僕はそんな人生ぶっ壊したい!そんなことを考える僕はとっても馬鹿なのかも知れないけど・・・それが僕なんだもの。ばあちゃん。もし何か良い方法があったら教えてくれませんか?お願いします」
そう頭を下げてお願いする僕を、じーーーーーっと黙って見ていたばあちゃんだったんだけどね。
「うん、とっても良い目をしている」
そう言うと、僕に、助けた貴族の名前を聞き、手元にある手帳と一冊の帳簿を見比べてながら僕に言ったんだ。
「うん、プランBに入ってるわ。行って見ましょうか?ただし、明日ね。私もいろいろあって疲れちゃったし、貴方たちもそんな事ならサロンを堪能なんてできなかったでしょ?エリニャちゃんにはちょっと残念だったかも知れないけど、また機会は作るわ。本当にお疲れ様ね」
そう言うと、もう限界とばかりに立ち、ふらふらしながら自分の部屋に籠ってしまったんだ。
僕もエリニャもそんなばあちゃんの姿を見たら急に疲れてしまって、そのままバタンキュー。
ふかふかのベットの中で、久しぶりの家の優しさを感じながら、気が付いたら暗闇の中に落ちて言ったんだ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
翌朝。どんなに疲れていても同じような時間に起きれるのは、冒険者としての自覚が出て来たからなのかな?なんてことを思いながらリビングに行くと、ばあちゃんと見慣れない二人組の冒険者らしき人がパンを食べながら何やら話をしているんだ。
その様子を見てちょっと戻ると、エリニャと鉢合わせしたので、来客があることを告げると、また部屋に戻ったので僕も慌てて着替えてリビングに戻ると、二人組の冒険者らしき人はようやく僕の事に気が付いてくれて挨拶をしてくれたんだ。
「「おはようございます。ぼっちゃん、お嬢様」」
そんな二人に挨拶を返していると、やっとこっちに気が付いたばあちゃんが、僕らに手招きをしてきたんだ。
後から来たエリニャと二人で席に着くと、ばあちゃんは目の前にいろいろな書類を置いて、僕らにわかりやすくこれからの事を説明してくれたんだ。
特A級の冒険者であるばあちゃんに、王都から指名で、各領土を周り各国の状況を逐一報告せよ!依頼が入ったらしく、諸国を周る際、有事にも対応できる冒険者であるばあちゃんには、宰相様から国に代わって権力を行使してよいという認可を示す王家の紋章入りの金色のプレートと、宰相様・宮廷魔術師様の連名がある委任状が渡されたんだ。
いつもだったら国の面倒事に巻き込まれるのはごめんとばかりに断っているばあちゃんだったんだけど、宰相様が問題にしている領地をピックアップしたところ、偶然、先日僕に暴力をふるった貴族と一致したため、今回この話を受けたという事なんだ。
「世直し旅わくわくするわねぇ。まるでミィトカモンヌ様見たい☆諸国漫遊して美味しいものいっぱい食べて、ついでにちょこっとだけ悪者を退治する。美味しすぎる依頼にばあちゃん大感謝よ!」
なんて興奮気味に言いながら、わくわくしているばあちゃんに一言。
「一応確認なんだけど・・・誰かに迷惑かけたり、無理矢理どうこうしたってないよね?」
一瞬の沈黙があってね
「・・・え、ぇぇ、そ、そんな事無いわよ・・・たぶん・・・この国の宰相ちゃんが私の知り合いって事はあったけど、私が会いに行ったら『やっと来てくれましたね』なんて、すぐにいろいろ用意してくれたから、私からは何も言ってないし、『思う存分いろいろやっちゃってください』なんて言われたけど、私は何も言ってないし。教え子だから私の性格よーくわかってるみたいで、『ケツは全て持ちますよ。お礼はお孫さん達と土産話をしに来るって事でひとつ』ってだけだもん。私が何やっても許してくれる近所のガキ大将見たいな子だから、きっと許してくれるはず。村や街ひとつ崩壊させても、きっと笑って後処理してくれるはずだから、孫ちゃんいじめた奴らに思いっきり嫌がらせと仕返ししてもいいはずだもん!」
これから迷惑かける気まんまんなんだね。ばあちゃん。
ま、まぁ~僕もこれからいろいろな人に迷惑かけながら、いろいろな事をしていくんだから、それも仕方がないのかな?って思いながら、僕の様子を見るばあちゃんに、ありがとう!というと、僕の反応が意外だったのか?きょとんとするばあちゃん。
取り合えず旅をするのかな?
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