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第三章 戦争から帰ってきたら、私の婚約者が別の奴とも結婚するみたい。
第3話 戦いの始まり
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私は自分の名前をエイと名乗り、戦地では男として活動している。
甲冑を常時身に纏い、碧ちゃんと合わせて不審な兵士が二人レイベルトの部隊に在籍する事となった。
怪しさ爆発。
私は騎士の位は持っていないけど騎士家の出であるという事で、レイベルトの副官に任命された。
流石に出自を偽るのは難しい為、実家がモネーノ家であるという事だけは言っている。
「エイ。貴様は後で俺の所に来るように。特別な任務がある。」
「はっ!」
私を見て一瞬だけニヤリと笑う上官。
この人、私を女だと気付いて呼び出している気がするわね。
私を呼び出した上官であるハラス男爵はモネーノ家と直接繋がりはないけど、別の街を一つ挟んだ所の貴族家だ。
私を女だと知っていても不思議ではない。特別な任務なんてのも恐らくデタラメ。
レイベルトも何かを察したのか、代わりに俺が行くと言い出してしまった。
「大丈夫よ。私が強くなったの知ってるでしょ?」
「しかしな。」
「安心して。すぐに戻るから。心配ならテントの外まで付いてきて。」
碌に活躍もしていない今の状況でレイベルトと上官が喧嘩になってしまうと後々面倒。
彼をなんとか説得し、私はハラス男爵のいるテントへと入る。
「良く来たな。お前、モネーノ家のエイミーだろ?」
「それが何か?」
「戦地で男だとバレたら大変だよな。」
「えぇ。大変ですね。」
いやらしい顔でニヤニヤと笑みを見せるハラス男爵。
嫌な方の予感が当たってしまった。
この人は私を脅していやらしい事をさせようとしている。レイベルトを心配させてもいけないし、すぐに処分しよう。
「なら俺の言う事を……。」
私は何かを言いかけているクズの周りを結界で覆い、超高温で炙ってやる。
証拠を残すのも良くないし、蒸発するまで結界内の温度を上昇させてあげた。
ネイルで焼き肉の練習をしたから火加減もバッチリ。
少しでも彼に疑われたくない私はクズを塵も残さないように処分した後、即座にテントを出る。
その間約三分。
「レイベルト。テントに入ったんだけど、誰もいなかったの。」
「は? 自分で呼び出しておいてそれはないだろうに。」
「ね。一応隠れているのかとも思って探したんだけど……。」
「隠れる意味もないだろ。急に用事が出来てどっか行ったんじゃないか?」
「うん。」
次の日、ハラス男爵は行方不明扱いになっていた。
「一体どこへ行っちゃったのかな。」
「今回は負け戦だからな。逃げ出した可能性もある。」
「人を呼び出しておいて逃げるなんてとんでもない奴よね。」
「あぁ。だが許してやろう。誰だって死ぬのは怖い。」
いつまでも一人の人間を探している暇もなければ手間も惜しいという事で、捜索は一日で打ち切られる。
そして翌日、レイベルトは私の知っている流れの通り、碧ちゃんの正式な教育係に任命された。
こちらへ来たばかりの碧ちゃんは弱くて泣き虫。私の知ってる碧ちゃんとはまるで別人のよう。
彼の鍛え方は無駄を徹底的にそぎ落とした実戦形式で、短期間で強くなるには最適解とも言える訓練方法。
可哀想だけど、碧ちゃんが強くなる事を阻害してもいけない。
私はあまり関わり合いにならないよう気を配りつつ、心配でこっそり訓練風景を見る事が日課になった。
結局、私の心配は杞憂。碧ちゃんは才能の塊と言えるような人。
恐るべき速度で戦い方を吸収していく彼女の姿にレイベルトが驚くのも無理はないと思う。
時々レイベルトを鬼だと呟いているのが少しだけ笑えた。
碧ちゃんを鍛え終え、今度はレイベルトが自分の部隊を鍛え始めた。
前回は八十四人だったけど、本当は百人いたみたい。
何度かの戦闘でレイベルト、碧ちゃん、私は順当に出世していき、隊の皆も実力を上げていく。
そうして本格的な戦いが始まり、戦闘の回数が十を超えた頃……無能な上官がレイベルトの部隊を取り上げてしまった。
以前レイベルトと碧ちゃんが仲良くなるキッカケとなったイベントがこれ。
この流れだけは絶対に変えられない。後ろ髪を引かれる思いで私も部隊に付いて行く事にした。
道中、何故か空から巨大な大岩が降って来て無能上官が皆の前で潰れて死んでしまうという謎の事件が発生。
「なんて運の悪い人。きっと日頃の行いが悪かったんだ。」
なんでもない風を装ってポツリと呟くと、隊の皆がざわつきだした。
幸い誰も私を疑っている様子は無いし、もう起きてしまった事は仕方がない。
「今から私が臨時に指揮を執る。暫くの間は全員待機。少し周囲の様子を見てくる。」
私はレイベルトの部隊に待機を命じ、レイベルトと碧ちゃんの様子を確認しに風魔法で爆走した。
現場に到着した私は木陰からこっそりとバレないように戦闘の様子を覗き見る。
今の時点での二人はまだまだ実戦経験に乏しく苦戦しているみたいだったけど、私が手を出さなくてもなんとか乗り切っていた。
戦闘終了後、私は部隊を引き連れ二人と合流。
二人が仲良くなるキッカケも出来たし、誰も死なないよう勇者桜から引き継いだ魔法の知識をフル活用して、レイベルト、碧ちゃん、部隊の皆に魔法の手ほどきをする事にした。
全員がメキメキと力をつけ、レイベルトも碧ちゃんも私の知っている二人より強くなってしまったのは良い意味で誤算ね。
他にも部隊を取り上げようとする上官がいたんだけど、突然地面に裂け目が出来て落ちていったり、何もない広い所で急な落石に巻き込まれたりと不審死を遂げる事件が相次いだ。
不思議ね。
事件は完全に迷宮入りだわ。
レイベルトと碧ちゃんが見ていない所で起こった出来事なので、二人は何も気付いてないし、部隊の皆はレイベルトの下から離れずに済んだのを喜んでばかりで、あまり不審に思っていない。
地獄の特訓を受けているのにレイベルトから離れたくないだなんて変わった人達だ。
もしかすると、彼から離れた場合命が危ないという事をなんとなく察しているのかもしれないわね。
レイベルトと碧ちゃんは急速に仲良くなり、色んな話をするようになっていった。
私も二人に交じって話をし、碧ちゃんとは互いに男のフリをした状態で仲良くなる事に成功。
度重なる戦闘で碧ちゃんがレイベルトに惹かれていくのを傍から見つつ、上手い事私が知っている流れになってきた……と思っていた。
「ねえ。エイはさ。レイベルトの事どう思う? やっぱり、英雄とか言われてるだけあって強いよね。剣技なんて追いつける感じが全くしないしさ。」
「レイベルトは強いよ。彼の剣技を超える奴なんて想像もつかない程ね。」
「もし僕が女の子だったら憧れちゃうなぁ……。」
うんうん。上手い具合に碧ちゃんはレイベルトを意識してるみたい。
「私だって女の子だったらレイベルトみたいな英雄に憧れるよ。」
「ん? エイだって英雄とか言われてるじゃん。女の子が放っとかないんじゃないの?」
ごめんなさい。
むしろ女の子に嫌われてたから放っておかれてました。
「私なんてレイベルトに比べたらまだまださ。ちょっと魔法が強いだけ。やっぱり女の子なら剣技の強いレイベルトに憧れると思うよ。」
「えぇ? そうかなぁ。僕はエイだって悪くないと思うけど……。」
私が思わず碧ちゃんを凝視していると、彼女は慌てて言い訳のような事を言い出した。
「あ……レ、レイベルトの方がカッコイイけどね? ちょっと褒めたからって調子乗んないでよ?」
待って? 何この空気。
何でそんな必死に否定しているの?
碧ちゃん、貴女まさか……
「今のは無し! はい! もう終わり! 女の子がどうとか言うのはおしまいでーす!」
私とレイベルトで揺れている……?
いえ、碧ちゃんの中ではレイベルトの方に比重が傾いてはいる。私とレイベルトで揺れているとまでは言えない。
けど、これは大誤算。
碧ちゃんは私を男だと思っている。
今のやり取りで感じたけど、レイベルトに惹かれながらも私に対しても少しだけ特別な感情があるようにも見えるのだ。
碧ちゃんとは仲が良い自信はある。
私の勘違いかもしれないし、単に仲が良いからそう見えるだけという事かもしれない。
女である事を隠さなければ、私は碧ちゃんの恋の障害になると思っていた。
でも、男のフリをする事でこんな事態に陥るだなんて…………
あれ?
良く考えたら私と碧ちゃんがレイベルトの正室側室になる予定なんだし、碧ちゃんが私に特別な感情を持っても別に困らないわね。
碧ちゃんとキスしろって言われたら全然出来る。
むしろ望むところですらある。
うん。何も問題ないんじゃない?
これならよりスムーズに結婚の話が進められるかもしれない。
万が一レイベルトが碧ちゃんとの結婚を拒否したら、碧ちゃんも一緒じゃなきゃ嫌だと言って駄々をこねよう。
多分レイベルトは折れてくれる気がする。
王宮にある勇者桜の日記を碧ちゃんに朗読してもらえば私がやり直している事、以前は碧ちゃんとも結婚していた事、私が碧ちゃんとも結婚して欲しい事、これらの事情を伝えても全てに納得してもらえると思うし。
甲冑を常時身に纏い、碧ちゃんと合わせて不審な兵士が二人レイベルトの部隊に在籍する事となった。
怪しさ爆発。
私は騎士の位は持っていないけど騎士家の出であるという事で、レイベルトの副官に任命された。
流石に出自を偽るのは難しい為、実家がモネーノ家であるという事だけは言っている。
「エイ。貴様は後で俺の所に来るように。特別な任務がある。」
「はっ!」
私を見て一瞬だけニヤリと笑う上官。
この人、私を女だと気付いて呼び出している気がするわね。
私を呼び出した上官であるハラス男爵はモネーノ家と直接繋がりはないけど、別の街を一つ挟んだ所の貴族家だ。
私を女だと知っていても不思議ではない。特別な任務なんてのも恐らくデタラメ。
レイベルトも何かを察したのか、代わりに俺が行くと言い出してしまった。
「大丈夫よ。私が強くなったの知ってるでしょ?」
「しかしな。」
「安心して。すぐに戻るから。心配ならテントの外まで付いてきて。」
碌に活躍もしていない今の状況でレイベルトと上官が喧嘩になってしまうと後々面倒。
彼をなんとか説得し、私はハラス男爵のいるテントへと入る。
「良く来たな。お前、モネーノ家のエイミーだろ?」
「それが何か?」
「戦地で男だとバレたら大変だよな。」
「えぇ。大変ですね。」
いやらしい顔でニヤニヤと笑みを見せるハラス男爵。
嫌な方の予感が当たってしまった。
この人は私を脅していやらしい事をさせようとしている。レイベルトを心配させてもいけないし、すぐに処分しよう。
「なら俺の言う事を……。」
私は何かを言いかけているクズの周りを結界で覆い、超高温で炙ってやる。
証拠を残すのも良くないし、蒸発するまで結界内の温度を上昇させてあげた。
ネイルで焼き肉の練習をしたから火加減もバッチリ。
少しでも彼に疑われたくない私はクズを塵も残さないように処分した後、即座にテントを出る。
その間約三分。
「レイベルト。テントに入ったんだけど、誰もいなかったの。」
「は? 自分で呼び出しておいてそれはないだろうに。」
「ね。一応隠れているのかとも思って探したんだけど……。」
「隠れる意味もないだろ。急に用事が出来てどっか行ったんじゃないか?」
「うん。」
次の日、ハラス男爵は行方不明扱いになっていた。
「一体どこへ行っちゃったのかな。」
「今回は負け戦だからな。逃げ出した可能性もある。」
「人を呼び出しておいて逃げるなんてとんでもない奴よね。」
「あぁ。だが許してやろう。誰だって死ぬのは怖い。」
いつまでも一人の人間を探している暇もなければ手間も惜しいという事で、捜索は一日で打ち切られる。
そして翌日、レイベルトは私の知っている流れの通り、碧ちゃんの正式な教育係に任命された。
こちらへ来たばかりの碧ちゃんは弱くて泣き虫。私の知ってる碧ちゃんとはまるで別人のよう。
彼の鍛え方は無駄を徹底的にそぎ落とした実戦形式で、短期間で強くなるには最適解とも言える訓練方法。
可哀想だけど、碧ちゃんが強くなる事を阻害してもいけない。
私はあまり関わり合いにならないよう気を配りつつ、心配でこっそり訓練風景を見る事が日課になった。
結局、私の心配は杞憂。碧ちゃんは才能の塊と言えるような人。
恐るべき速度で戦い方を吸収していく彼女の姿にレイベルトが驚くのも無理はないと思う。
時々レイベルトを鬼だと呟いているのが少しだけ笑えた。
碧ちゃんを鍛え終え、今度はレイベルトが自分の部隊を鍛え始めた。
前回は八十四人だったけど、本当は百人いたみたい。
何度かの戦闘でレイベルト、碧ちゃん、私は順当に出世していき、隊の皆も実力を上げていく。
そうして本格的な戦いが始まり、戦闘の回数が十を超えた頃……無能な上官がレイベルトの部隊を取り上げてしまった。
以前レイベルトと碧ちゃんが仲良くなるキッカケとなったイベントがこれ。
この流れだけは絶対に変えられない。後ろ髪を引かれる思いで私も部隊に付いて行く事にした。
道中、何故か空から巨大な大岩が降って来て無能上官が皆の前で潰れて死んでしまうという謎の事件が発生。
「なんて運の悪い人。きっと日頃の行いが悪かったんだ。」
なんでもない風を装ってポツリと呟くと、隊の皆がざわつきだした。
幸い誰も私を疑っている様子は無いし、もう起きてしまった事は仕方がない。
「今から私が臨時に指揮を執る。暫くの間は全員待機。少し周囲の様子を見てくる。」
私はレイベルトの部隊に待機を命じ、レイベルトと碧ちゃんの様子を確認しに風魔法で爆走した。
現場に到着した私は木陰からこっそりとバレないように戦闘の様子を覗き見る。
今の時点での二人はまだまだ実戦経験に乏しく苦戦しているみたいだったけど、私が手を出さなくてもなんとか乗り切っていた。
戦闘終了後、私は部隊を引き連れ二人と合流。
二人が仲良くなるキッカケも出来たし、誰も死なないよう勇者桜から引き継いだ魔法の知識をフル活用して、レイベルト、碧ちゃん、部隊の皆に魔法の手ほどきをする事にした。
全員がメキメキと力をつけ、レイベルトも碧ちゃんも私の知っている二人より強くなってしまったのは良い意味で誤算ね。
他にも部隊を取り上げようとする上官がいたんだけど、突然地面に裂け目が出来て落ちていったり、何もない広い所で急な落石に巻き込まれたりと不審死を遂げる事件が相次いだ。
不思議ね。
事件は完全に迷宮入りだわ。
レイベルトと碧ちゃんが見ていない所で起こった出来事なので、二人は何も気付いてないし、部隊の皆はレイベルトの下から離れずに済んだのを喜んでばかりで、あまり不審に思っていない。
地獄の特訓を受けているのにレイベルトから離れたくないだなんて変わった人達だ。
もしかすると、彼から離れた場合命が危ないという事をなんとなく察しているのかもしれないわね。
レイベルトと碧ちゃんは急速に仲良くなり、色んな話をするようになっていった。
私も二人に交じって話をし、碧ちゃんとは互いに男のフリをした状態で仲良くなる事に成功。
度重なる戦闘で碧ちゃんがレイベルトに惹かれていくのを傍から見つつ、上手い事私が知っている流れになってきた……と思っていた。
「ねえ。エイはさ。レイベルトの事どう思う? やっぱり、英雄とか言われてるだけあって強いよね。剣技なんて追いつける感じが全くしないしさ。」
「レイベルトは強いよ。彼の剣技を超える奴なんて想像もつかない程ね。」
「もし僕が女の子だったら憧れちゃうなぁ……。」
うんうん。上手い具合に碧ちゃんはレイベルトを意識してるみたい。
「私だって女の子だったらレイベルトみたいな英雄に憧れるよ。」
「ん? エイだって英雄とか言われてるじゃん。女の子が放っとかないんじゃないの?」
ごめんなさい。
むしろ女の子に嫌われてたから放っておかれてました。
「私なんてレイベルトに比べたらまだまださ。ちょっと魔法が強いだけ。やっぱり女の子なら剣技の強いレイベルトに憧れると思うよ。」
「えぇ? そうかなぁ。僕はエイだって悪くないと思うけど……。」
私が思わず碧ちゃんを凝視していると、彼女は慌てて言い訳のような事を言い出した。
「あ……レ、レイベルトの方がカッコイイけどね? ちょっと褒めたからって調子乗んないでよ?」
待って? 何この空気。
何でそんな必死に否定しているの?
碧ちゃん、貴女まさか……
「今のは無し! はい! もう終わり! 女の子がどうとか言うのはおしまいでーす!」
私とレイベルトで揺れている……?
いえ、碧ちゃんの中ではレイベルトの方に比重が傾いてはいる。私とレイベルトで揺れているとまでは言えない。
けど、これは大誤算。
碧ちゃんは私を男だと思っている。
今のやり取りで感じたけど、レイベルトに惹かれながらも私に対しても少しだけ特別な感情があるようにも見えるのだ。
碧ちゃんとは仲が良い自信はある。
私の勘違いかもしれないし、単に仲が良いからそう見えるだけという事かもしれない。
女である事を隠さなければ、私は碧ちゃんの恋の障害になると思っていた。
でも、男のフリをする事でこんな事態に陥るだなんて…………
あれ?
良く考えたら私と碧ちゃんがレイベルトの正室側室になる予定なんだし、碧ちゃんが私に特別な感情を持っても別に困らないわね。
碧ちゃんとキスしろって言われたら全然出来る。
むしろ望むところですらある。
うん。何も問題ないんじゃない?
これならよりスムーズに結婚の話が進められるかもしれない。
万が一レイベルトが碧ちゃんとの結婚を拒否したら、碧ちゃんも一緒じゃなきゃ嫌だと言って駄々をこねよう。
多分レイベルトは折れてくれる気がする。
王宮にある勇者桜の日記を碧ちゃんに朗読してもらえば私がやり直している事、以前は碧ちゃんとも結婚していた事、私が碧ちゃんとも結婚して欲しい事、これらの事情を伝えても全てに納得してもらえると思うし。
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