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聖女の暴力編
第35話 聖女の母(哀しみ)
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「魔神アンリを討伐したら私が魔神になるのかしら?」
お母さんは楽しそうに笑っている。
「今のあなたには無理よ。才能はあるから20年後なら分からないけどね。もっとも……あなたの成長がそれまでに頭打ちにならなければの話よ。」
「母さんも強さを隠してたってわけ?」
「そう……あなたの言う通り、いざという時の為にね。」
「いざという時は今じゃないんじゃない?」
「それは私がさっきあなたに言ったでしょ。」
アンリさんは膨大な魔力を身に纏い、お母さんに蹴りを放つ。
「ぐっ……やるじゃない。」
お母さんはアンリさんの蹴りをしっかり防御していた。
「あら? 加減し過ぎたかしらね?」
そう言ってアンリさんは左脚一本で立ち、右脚を連続で振り回す。アンリさんの右脚が目で捉えきれず、まるで消えているかのように見えた。
蹴りの嵐にさらされたお母さんは、何とか防御だけ出来ている……そんな風に見える。
「アリエーン……昔から言ってたでしょ。無闇に人を傷つけてはいけませんって。」
「悪魔の癖に人の道理を説くの?」
「上級以上の悪魔は人間よりも善良なのよ。」
「母さんだって時々人をぶっ殺してるじゃない。」
「善良だからこそ、悪い人間は処分するの。ようは害虫駆除ね。」
アンリさんは蹴りを放ち続け、お母さんはそれを防御し続ける。
「私にとっては、ほとんどが害虫だったわよ!」
「アリエーン……。ハーフだからって差別されたのは辛いかもしれないけど、他の子供達も乗り越えて来たのよ。」
「っ!! アンタがもっと私を守ってくれてれば、いちいち叩き潰さなくても済んだのよっ!!」
お母さんが涙を流しながら拳を突き出し反撃する。
アンリさんはハッとした顔でその拳を受け止め、攻撃を中止した。
お母さんはたくさん辛い思いをしたのね。私も辛かったから分かるわ。長年魔女だと言われ続けた村での生活。村人や魔物をブッ叩いてストレス解消するしかなかったもの。
きっとお母さんは周囲の人に暴力を奮う事で、心のバランスをとっていたのね。
ミンチにするのはどうかと思うけど。
「アリエーン……。母さんはアナタの心を守ってあげられなかったのね?」
お母さんは泣いていた。
「……なんで、意地悪された相手の手をへし折ったくらいで私を叱ったの? 千切ったわけじゃないんだよ? その子の両親が怒鳴り込んできた時は頭を千切ってやったけどさ。」
「なんで、悪魔の子って言われた時、そいつを川に叩き落としただけで怒るの? 一応生きてたじゃん。確かに、その後に怒鳴り込んできた親ごとミンチにしちゃったけどさ。」
「なんで、お前の母ちゃんブスって言われたのにミンチにしちゃダメなの? ちゃんと頭だけはミンチにしなかったよ? その時は二人逃がしちゃって悔しかったんだよ?」
お母さんは泣きながらになんでなんでと訴えている。私は全部ダメだと思うなぁ……。
「アリエーン? 私をブスって言った子……二人逃がしちゃったんでしょ?」
「うん。」
「母さん分かったわ。アリエーンは悪くなかったのね? 今からその二人をミンチにしましょう。さ、仲直りの証に一緒に行くわよ?」
「ありがとう。私ね、母さんに愛されてないんじゃないかと思ってたの。いつも叱られるのは私で、相手の子は叱られないから。」
お母さんはアンリさんに抱き着いている。
「相手は殆ど死んでっから叱りようがねぇだろ……。」
ギャモーの顔が引き攣っている。気持ちは分かるわ。
「でも、その二人に一回だけチャンスをあげましょう? 今の私とアリエーンを見て美人だって言ったら許してあげようね? ブスだって言ったら、ミンチにした後に魂を砕くって事で良いわね?」
「うん。それで良いよ。」
全然良くないと思う。
アンリさんとお母さんは転移魔法でどこかへ行ってしまった。
「1級悪魔の上があったとはなぁ……。」
「魔神って言ってましたね。」
「それより、あの二人を止めなくて良かったのか?」
「私じゃ止められませんよ。世界平和の為に、アンリさんをブスって言った人には礎になってもらいましょう。」
「アリエンナよぉ。お前ってかなり常識的な方だったんだな。」
「えぇ?」
「あの二人を見て思ったよ。お前は十分常識の範疇だってな。」
確かにあの二人に比べたら私は常識的かもしれない。
多分比べる対象が間違ってるけど。
「取り敢えず、ミレイユさんを起こしましょう。」
「今度は余計な事言わないように徹底的に教えとこうぜ。」
「そうですね。次に失言があると、今度こそミンチにされてしまいます。」
ミレイユさんを起こして、状況を説明した。
「すみませんでした。私のせいで余計なトラブルを……。」
「全く、ギルドの調査員だろ? 確かにアリエンナの母ちゃんもお前に圧をかけてきたかもしれんが、あの発言はマズすぎるだろ。」
「はい……。」
「圧倒的格上に潰されるとか思わねぇのかよ。アリエンナのばあちゃんが助けなかったらミンチだったぜ?」
ミレイユさんはシュンとしている。
「その節は大変申し訳なく思っております。」
「まぁまぁ。ギャモーもそれくらいにしておきましょう。ミレイユさん、お母さんって普段は優しいんだけど、怒らせると怖いから気を付けて下さいね?」
「はい。今回の事で十分に理解しました。」
分かってくれて良かったわ。
お母さんは楽しそうに笑っている。
「今のあなたには無理よ。才能はあるから20年後なら分からないけどね。もっとも……あなたの成長がそれまでに頭打ちにならなければの話よ。」
「母さんも強さを隠してたってわけ?」
「そう……あなたの言う通り、いざという時の為にね。」
「いざという時は今じゃないんじゃない?」
「それは私がさっきあなたに言ったでしょ。」
アンリさんは膨大な魔力を身に纏い、お母さんに蹴りを放つ。
「ぐっ……やるじゃない。」
お母さんはアンリさんの蹴りをしっかり防御していた。
「あら? 加減し過ぎたかしらね?」
そう言ってアンリさんは左脚一本で立ち、右脚を連続で振り回す。アンリさんの右脚が目で捉えきれず、まるで消えているかのように見えた。
蹴りの嵐にさらされたお母さんは、何とか防御だけ出来ている……そんな風に見える。
「アリエーン……昔から言ってたでしょ。無闇に人を傷つけてはいけませんって。」
「悪魔の癖に人の道理を説くの?」
「上級以上の悪魔は人間よりも善良なのよ。」
「母さんだって時々人をぶっ殺してるじゃない。」
「善良だからこそ、悪い人間は処分するの。ようは害虫駆除ね。」
アンリさんは蹴りを放ち続け、お母さんはそれを防御し続ける。
「私にとっては、ほとんどが害虫だったわよ!」
「アリエーン……。ハーフだからって差別されたのは辛いかもしれないけど、他の子供達も乗り越えて来たのよ。」
「っ!! アンタがもっと私を守ってくれてれば、いちいち叩き潰さなくても済んだのよっ!!」
お母さんが涙を流しながら拳を突き出し反撃する。
アンリさんはハッとした顔でその拳を受け止め、攻撃を中止した。
お母さんはたくさん辛い思いをしたのね。私も辛かったから分かるわ。長年魔女だと言われ続けた村での生活。村人や魔物をブッ叩いてストレス解消するしかなかったもの。
きっとお母さんは周囲の人に暴力を奮う事で、心のバランスをとっていたのね。
ミンチにするのはどうかと思うけど。
「アリエーン……。母さんはアナタの心を守ってあげられなかったのね?」
お母さんは泣いていた。
「……なんで、意地悪された相手の手をへし折ったくらいで私を叱ったの? 千切ったわけじゃないんだよ? その子の両親が怒鳴り込んできた時は頭を千切ってやったけどさ。」
「なんで、悪魔の子って言われた時、そいつを川に叩き落としただけで怒るの? 一応生きてたじゃん。確かに、その後に怒鳴り込んできた親ごとミンチにしちゃったけどさ。」
「なんで、お前の母ちゃんブスって言われたのにミンチにしちゃダメなの? ちゃんと頭だけはミンチにしなかったよ? その時は二人逃がしちゃって悔しかったんだよ?」
お母さんは泣きながらになんでなんでと訴えている。私は全部ダメだと思うなぁ……。
「アリエーン? 私をブスって言った子……二人逃がしちゃったんでしょ?」
「うん。」
「母さん分かったわ。アリエーンは悪くなかったのね? 今からその二人をミンチにしましょう。さ、仲直りの証に一緒に行くわよ?」
「ありがとう。私ね、母さんに愛されてないんじゃないかと思ってたの。いつも叱られるのは私で、相手の子は叱られないから。」
お母さんはアンリさんに抱き着いている。
「相手は殆ど死んでっから叱りようがねぇだろ……。」
ギャモーの顔が引き攣っている。気持ちは分かるわ。
「でも、その二人に一回だけチャンスをあげましょう? 今の私とアリエーンを見て美人だって言ったら許してあげようね? ブスだって言ったら、ミンチにした後に魂を砕くって事で良いわね?」
「うん。それで良いよ。」
全然良くないと思う。
アンリさんとお母さんは転移魔法でどこかへ行ってしまった。
「1級悪魔の上があったとはなぁ……。」
「魔神って言ってましたね。」
「それより、あの二人を止めなくて良かったのか?」
「私じゃ止められませんよ。世界平和の為に、アンリさんをブスって言った人には礎になってもらいましょう。」
「アリエンナよぉ。お前ってかなり常識的な方だったんだな。」
「えぇ?」
「あの二人を見て思ったよ。お前は十分常識の範疇だってな。」
確かにあの二人に比べたら私は常識的かもしれない。
多分比べる対象が間違ってるけど。
「取り敢えず、ミレイユさんを起こしましょう。」
「今度は余計な事言わないように徹底的に教えとこうぜ。」
「そうですね。次に失言があると、今度こそミンチにされてしまいます。」
ミレイユさんを起こして、状況を説明した。
「すみませんでした。私のせいで余計なトラブルを……。」
「全く、ギルドの調査員だろ? 確かにアリエンナの母ちゃんもお前に圧をかけてきたかもしれんが、あの発言はマズすぎるだろ。」
「はい……。」
「圧倒的格上に潰されるとか思わねぇのかよ。アリエンナのばあちゃんが助けなかったらミンチだったぜ?」
ミレイユさんはシュンとしている。
「その節は大変申し訳なく思っております。」
「まぁまぁ。ギャモーもそれくらいにしておきましょう。ミレイユさん、お母さんって普段は優しいんだけど、怒らせると怖いから気を付けて下さいね?」
「はい。今回の事で十分に理解しました。」
分かってくれて良かったわ。
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