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思わぬおねだり
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「痛いって」
「酒に弱い癖に迂闊な事するからだろ」
「だから俺が弱いんじゃ無くて氷上さんが強いだけでしょう」
「缶ビール数本でふらつく癖に偉そうに言うな、お前が今手に持ってるグラスを全部飲み干せばもう許容を越えるだろ」
「いや、そりゃちょっとは酔うかもしれませんが、ふらふらになったりしませんよ」
ふらふらになったのは明らかに飲み過ぎた事と他の要因もあった。
だから「旨いから大丈夫です」と答えるとまた殴られた。
「塔矢に敬語って所にそそられる」と言ってニヤニヤ笑っている瓢真は無視したが、「馬鹿」とまだまだ続きそうな氷上の説教を「そこまで」と、止めてくれたのはテーブルから手を振っていた女の人だった。
歳は氷上と同じくらいか、少し上だろうか。
近くで見ると綺麗な人だ。
素顔に近い薄化粧はノーメイクを思わせ、品のいいブラウスに膝下まであるハイウエストのシンプルなスカートは大きな企業に勤めるOLのようにも見える。
ゲイの経営する深夜営業の店には全く似つかわしく無かった。
思わず口を拭いて襟を正したのは男の本能とも言えた。
「あの……この方は?」
「姫には関係無い」
パシッと突っぱねられて苦笑いを浮かべると、女の人はフフッと上品な笑い声をたてた。
「私は塔矢の義理の姉に当たります」
「え?!姉?」
あまりに予想外な答えに思わず聞き返すと、氷上は思いっきり嫌な顔をして「絵里子さん」と呼んで店の奥に押し返そうとした。
つまりは紹介してくれる気は無かったって事だが絵里子自身に引く気は無いようだ。
ズイッと前に出て来て「よろしく」と笑った。
「絵里子さん、いいから…」
「いいじゃ無い、この方は塔矢くんの後輩なんでしょ?どうせお世話になってるんだからご挨拶くらいさせてよ」
「世話になってなんか無い」
「あら、今さっき家の掃除を手伝ってもらったって聞いたけど?」
「違うって、姫の目的は…」
「ちょっと!氷上さん!」
コンドームがどうとか言いそうになった口を慌てて塞いだ。
そして一つの口は塞いだのに、カウンターにいるだけで仕事をしてないもう一つの口が「へえ、やったんだ」などど余計な事を言うから慌てて被せた。
「仕事も残っているしそろそろ帰りましょうか」
「帰るよ、お前のせいで帰りそびれてんだろ、おい頼んでおいたタコスは?」
氷上が「さっさと寄越せ」と瓢真に向かって手を出すと、「ハイハイ」と見た事のある紙袋がカウンターから出て来た。
氷上の手は置いといて、代わりに受け取るとふわっと香る美味しそうな匂いが鼻に付く。旨いテキーラの残りと一緒にここで食べてしまいたい衝動が沸いた。
「行くぞ」
「はあ」
「お仕えする姫っていい」などとニヤつく瓢真は再び無視をしたが、氷上の義姉にはキッチリと頭を下げ、ズンズンと行ってしまう氷上の後を追った。
「何を怒ってるんですか」
「怒ってないけど何で姫を連れてきたのかって反省はしてる」
「自分だって何回も駄目って言ってるモニター品評会に乗り込んできた癖に」
「あれはあれ、これはこれ、絵里子さんに会わせるつもりは無かったし正男の野郎にはもっと会わせるつもり無かった」
「お義姉さんとはびっくりしました、氷上さんのお兄さんの奥さんって事ですよね?こんな深夜に出歩いて怒られないのかな」
「兄貴は一緒にいたからいいの」
「え?いたんですか?!」
それは見てみたかった。
もし兄弟が似ているとしたら21年後の氷上が見れるって事だ。
「……あれ?……って事は、お義姉さんって随分若く見えましたけどもしかしてそれなりの歳って事ですか?」
「いや、絵里子さんは俺より4つ上なだけ…まあそれでも若く見える方だと思うけどな」
「綺麗な人ですもんね」
「綺麗だよ、透明で綺麗で無邪気な人なんだ、小煩いけどな」
「氷上さんみたいな義弟がいればそりゃ煩くもなりますよ」
氷上の兄夫婦は弟の実態を知っているのかとても気になる所だが、当事者になってしまった今、それは聞けない。
そして、他の誰に「男と寝ました」「その相手は氷上です」と言えても、あの綺麗なお義姉には知られたくないような気になる。
「俺の事は会社の後輩でいいですからね」
「それ以上に何かあるのか?」
「………いいんですけど……」
矛盾した感情にモヤモヤしていると、小さな揺れが一階に着いた事を知らせてくれた。
戸口を開けたエレベーターから降りようとして、そこでやっと氷上が大きな荷物を持っている事に初めて気付いた。
「それは?」
「何でもない、おいタクシーを拾え、姫の家に行こう」
「え?仕事は?」
「もうそんなモチベーションは無い」
「確かに俺もそうですけどね」
もし、洋平くんが帰りを待っているのなら申し訳ないがお互いに大人で、彼は自分の食料も持っていた。
気にする必要など無い筈だから本当にいいと思うけど、ちょっとした罪悪感が湧くのは人として当然だと思う。しかし、その辺には目を瞑ってタクシーを止めた。
「あの、こんな時に何なんですが一つ頼まれて欲しい案件があるんです」
「やだよ馬鹿」
「………え?駄目ですか?」
タイミングも悪かったのだと思う。そんな気はしてたが、内容を言う前にスッパリだ。
「そんな事を言わずにお願いします、もう担当は切っちゃったんです」
「誰?」
「………え~と…」
ここでは誰が担当だったかは必要な情報では無い。まるで姑息な告げ口をしているようで言い淀むと読まれたらしい「森上だな」と笑われた。
「そうですけど今回も森上さんが悪い訳じゃ無いんです、俺の目から見てもいい案を出してたと思うんです、でもこれはマッチングの話なんだと思います。お互いの好みが合わないみたいで停滞しているんですが、年内に新ロゴを使った会社案内まで行きたいからもう時間が無くて…ですね」
「いいけどそれなら条件がある」
「2階の掃除ですか?」
「真柴と別れろ」
「…………は?」
聞こえた言葉が飲み込めなくて耳をほじってみたりした。
「何の話ですか?」
「言った通りだけど?」
「真柴さんと別れろって聞こえましたけど……それはつまり……」
付き合ってると思ってる?
あの女にだらし無く、どうやら男にもだらしなかった腹黒男と?
「難しい事を言いますね」
「難しいのか?」
「難しいですよ、何の関係も無いし仕事の話をするのすら嫌な相手と別れろと言われても困るでしょう」
「何の関係も無いって事は無いだろ、向こうはお前に拘ってるし、お前も妙に懐いてる」
懐いてなんかいない。
寧ろ必死で避けている方だと思う。
そして相手は男でこっちも男だ。氷上限定ならキスだってそれ以上だって出来るが真柴とキスなんて死んでも出来ない。殺されても出来ない。
そしてそれは真柴も同じだろう。
「氷上さんのいる世界では手近にいる人なら誰でもいいのかもしれませんけどね、俺はそんなの無理です、好きな人は一人でいいし欲しい相手も一人しかいない」
「俺のいる世界って何だよ」
「何でもいいけど他と別れろとか、他の男について行くなってのはこっちのセリフです、それで?真柴と別れたらロゴを作ってくれるんですね?」
「明日でいいから資料を持って来い」
「じゃあ明日までに別れときますよ」
「そうかよ」と言ってツンッと口を尖らせた氷上はわざとらしく窓の方を向いて顔を背けてしまった。
こっちもこっちであり得ないイチャモンを付けられた気分で何となくムカついて話す気にならない。
空気が悪い上、膝に置いた紙袋の中から漂う何とも芳しい匂いに一つ取って齧り付いた。
「旨……」
片手間にやっているようにしか見えないがエルパンチョが流行っていた訳が分かる。
生活圏に無い所在とオーナーが瓢真でさえ無ければ、もう一回あの店を訪れて妙に美味しかったテキーラと一緒に他のメニューも試してみたいような気になる。
一応だけどそっぽを向いたままの氷上にも食べるか聞いたが「チーズ臭い」と吐き捨てられた。
それならアパートに着いてからまたチーズとトマトを除去したらいいが、2人で食べるには量が多かったので運転手にも2つ分けてからタクシーを降りた。
どうしてなのか、手を出しても荷物を持たせてくれないが氷上は何も言わずに後をついて来る。
細かいチーズを取るためにピンセットはどこにしまったかを考えながら鍵を開けて玄関のポーチで靴紐を緩めている時だった。
突然尻を蹴られて靴を履いたままドン、ドンッと片足で廊下に上がって膝を付いた。
「ちょっと何すんですか」
「何すんだじゃねえだろ」
ドカッと腹の上に跨った氷上も靴のままだ。
「酒に弱い癖に迂闊な事するからだろ」
「だから俺が弱いんじゃ無くて氷上さんが強いだけでしょう」
「缶ビール数本でふらつく癖に偉そうに言うな、お前が今手に持ってるグラスを全部飲み干せばもう許容を越えるだろ」
「いや、そりゃちょっとは酔うかもしれませんが、ふらふらになったりしませんよ」
ふらふらになったのは明らかに飲み過ぎた事と他の要因もあった。
だから「旨いから大丈夫です」と答えるとまた殴られた。
「塔矢に敬語って所にそそられる」と言ってニヤニヤ笑っている瓢真は無視したが、「馬鹿」とまだまだ続きそうな氷上の説教を「そこまで」と、止めてくれたのはテーブルから手を振っていた女の人だった。
歳は氷上と同じくらいか、少し上だろうか。
近くで見ると綺麗な人だ。
素顔に近い薄化粧はノーメイクを思わせ、品のいいブラウスに膝下まであるハイウエストのシンプルなスカートは大きな企業に勤めるOLのようにも見える。
ゲイの経営する深夜営業の店には全く似つかわしく無かった。
思わず口を拭いて襟を正したのは男の本能とも言えた。
「あの……この方は?」
「姫には関係無い」
パシッと突っぱねられて苦笑いを浮かべると、女の人はフフッと上品な笑い声をたてた。
「私は塔矢の義理の姉に当たります」
「え?!姉?」
あまりに予想外な答えに思わず聞き返すと、氷上は思いっきり嫌な顔をして「絵里子さん」と呼んで店の奥に押し返そうとした。
つまりは紹介してくれる気は無かったって事だが絵里子自身に引く気は無いようだ。
ズイッと前に出て来て「よろしく」と笑った。
「絵里子さん、いいから…」
「いいじゃ無い、この方は塔矢くんの後輩なんでしょ?どうせお世話になってるんだからご挨拶くらいさせてよ」
「世話になってなんか無い」
「あら、今さっき家の掃除を手伝ってもらったって聞いたけど?」
「違うって、姫の目的は…」
「ちょっと!氷上さん!」
コンドームがどうとか言いそうになった口を慌てて塞いだ。
そして一つの口は塞いだのに、カウンターにいるだけで仕事をしてないもう一つの口が「へえ、やったんだ」などど余計な事を言うから慌てて被せた。
「仕事も残っているしそろそろ帰りましょうか」
「帰るよ、お前のせいで帰りそびれてんだろ、おい頼んでおいたタコスは?」
氷上が「さっさと寄越せ」と瓢真に向かって手を出すと、「ハイハイ」と見た事のある紙袋がカウンターから出て来た。
氷上の手は置いといて、代わりに受け取るとふわっと香る美味しそうな匂いが鼻に付く。旨いテキーラの残りと一緒にここで食べてしまいたい衝動が沸いた。
「行くぞ」
「はあ」
「お仕えする姫っていい」などとニヤつく瓢真は再び無視をしたが、氷上の義姉にはキッチリと頭を下げ、ズンズンと行ってしまう氷上の後を追った。
「何を怒ってるんですか」
「怒ってないけど何で姫を連れてきたのかって反省はしてる」
「自分だって何回も駄目って言ってるモニター品評会に乗り込んできた癖に」
「あれはあれ、これはこれ、絵里子さんに会わせるつもりは無かったし正男の野郎にはもっと会わせるつもり無かった」
「お義姉さんとはびっくりしました、氷上さんのお兄さんの奥さんって事ですよね?こんな深夜に出歩いて怒られないのかな」
「兄貴は一緒にいたからいいの」
「え?いたんですか?!」
それは見てみたかった。
もし兄弟が似ているとしたら21年後の氷上が見れるって事だ。
「……あれ?……って事は、お義姉さんって随分若く見えましたけどもしかしてそれなりの歳って事ですか?」
「いや、絵里子さんは俺より4つ上なだけ…まあそれでも若く見える方だと思うけどな」
「綺麗な人ですもんね」
「綺麗だよ、透明で綺麗で無邪気な人なんだ、小煩いけどな」
「氷上さんみたいな義弟がいればそりゃ煩くもなりますよ」
氷上の兄夫婦は弟の実態を知っているのかとても気になる所だが、当事者になってしまった今、それは聞けない。
そして、他の誰に「男と寝ました」「その相手は氷上です」と言えても、あの綺麗なお義姉には知られたくないような気になる。
「俺の事は会社の後輩でいいですからね」
「それ以上に何かあるのか?」
「………いいんですけど……」
矛盾した感情にモヤモヤしていると、小さな揺れが一階に着いた事を知らせてくれた。
戸口を開けたエレベーターから降りようとして、そこでやっと氷上が大きな荷物を持っている事に初めて気付いた。
「それは?」
「何でもない、おいタクシーを拾え、姫の家に行こう」
「え?仕事は?」
「もうそんなモチベーションは無い」
「確かに俺もそうですけどね」
もし、洋平くんが帰りを待っているのなら申し訳ないがお互いに大人で、彼は自分の食料も持っていた。
気にする必要など無い筈だから本当にいいと思うけど、ちょっとした罪悪感が湧くのは人として当然だと思う。しかし、その辺には目を瞑ってタクシーを止めた。
「あの、こんな時に何なんですが一つ頼まれて欲しい案件があるんです」
「やだよ馬鹿」
「………え?駄目ですか?」
タイミングも悪かったのだと思う。そんな気はしてたが、内容を言う前にスッパリだ。
「そんな事を言わずにお願いします、もう担当は切っちゃったんです」
「誰?」
「………え~と…」
ここでは誰が担当だったかは必要な情報では無い。まるで姑息な告げ口をしているようで言い淀むと読まれたらしい「森上だな」と笑われた。
「そうですけど今回も森上さんが悪い訳じゃ無いんです、俺の目から見てもいい案を出してたと思うんです、でもこれはマッチングの話なんだと思います。お互いの好みが合わないみたいで停滞しているんですが、年内に新ロゴを使った会社案内まで行きたいからもう時間が無くて…ですね」
「いいけどそれなら条件がある」
「2階の掃除ですか?」
「真柴と別れろ」
「…………は?」
聞こえた言葉が飲み込めなくて耳をほじってみたりした。
「何の話ですか?」
「言った通りだけど?」
「真柴さんと別れろって聞こえましたけど……それはつまり……」
付き合ってると思ってる?
あの女にだらし無く、どうやら男にもだらしなかった腹黒男と?
「難しい事を言いますね」
「難しいのか?」
「難しいですよ、何の関係も無いし仕事の話をするのすら嫌な相手と別れろと言われても困るでしょう」
「何の関係も無いって事は無いだろ、向こうはお前に拘ってるし、お前も妙に懐いてる」
懐いてなんかいない。
寧ろ必死で避けている方だと思う。
そして相手は男でこっちも男だ。氷上限定ならキスだってそれ以上だって出来るが真柴とキスなんて死んでも出来ない。殺されても出来ない。
そしてそれは真柴も同じだろう。
「氷上さんのいる世界では手近にいる人なら誰でもいいのかもしれませんけどね、俺はそんなの無理です、好きな人は一人でいいし欲しい相手も一人しかいない」
「俺のいる世界って何だよ」
「何でもいいけど他と別れろとか、他の男について行くなってのはこっちのセリフです、それで?真柴と別れたらロゴを作ってくれるんですね?」
「明日でいいから資料を持って来い」
「じゃあ明日までに別れときますよ」
「そうかよ」と言ってツンッと口を尖らせた氷上はわざとらしく窓の方を向いて顔を背けてしまった。
こっちもこっちであり得ないイチャモンを付けられた気分で何となくムカついて話す気にならない。
空気が悪い上、膝に置いた紙袋の中から漂う何とも芳しい匂いに一つ取って齧り付いた。
「旨……」
片手間にやっているようにしか見えないがエルパンチョが流行っていた訳が分かる。
生活圏に無い所在とオーナーが瓢真でさえ無ければ、もう一回あの店を訪れて妙に美味しかったテキーラと一緒に他のメニューも試してみたいような気になる。
一応だけどそっぽを向いたままの氷上にも食べるか聞いたが「チーズ臭い」と吐き捨てられた。
それならアパートに着いてからまたチーズとトマトを除去したらいいが、2人で食べるには量が多かったので運転手にも2つ分けてからタクシーを降りた。
どうしてなのか、手を出しても荷物を持たせてくれないが氷上は何も言わずに後をついて来る。
細かいチーズを取るためにピンセットはどこにしまったかを考えながら鍵を開けて玄関のポーチで靴紐を緩めている時だった。
突然尻を蹴られて靴を履いたままドン、ドンッと片足で廊下に上がって膝を付いた。
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