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緊急ミッション
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問題が起こったのはその日の夜の7時を過ぎてからだった。外回りを済ませ会社に帰っていた北見は、新たな発注をもぎ取って来たばかりだったので、気分良くデザインの依頼書に付ける参考画像を探していた。そこにカタログ部に所属する唯一の正社員である林課長が、血相を変えてデザイン部の部屋に飛び込んできた。
「集団脱走が起きました」との報告に「え?!」と声を上げたのは何故か北見1人だ。
デザイナー達は「またですか?」と呑気に笑っている。
「集団脱走って何ですか?」
手近にいた洋平くんに問いかけると、「その名の通りカタログ部の人が纏めて辞めたとか逃げた」と笑いながら教えてくれた。
「カタログ部が万年人手不足なのと異様な程の離職率だってのは聞いてましたけど集団でのボイコットなんてドラマみたいな事が本当にあるんですね」
「ストライキみたいなもんかな、ただでも忙しい中に突発的な割り込みが入ったらやってられっか!!ってなるんじゃ無い?」
婦人服、家具雑貨、子供服、季節ごとのセール冊子、ウェブが台頭している今は規模を縮小しているとは言え、大手の通販カタログなんて引き受けるもんじゃ無いと、洋平くんは笑った。
しかし、笑っていたのはそこまでだった。
本来はどれだけ忙しくても未来企画のカタログ部はほぼ別会社なのだ。部課長制を取っていない未来企画において林が課長を名乗っているのは権限をハッキリさせる為だと聞いている。
つまり、どんなに忙しく、どんなにギリギリでもカタログ部の仕事はカタログ部だけで処理され、デザイン部が関係する事は無いのだが、今回は違ったらしい、慌てた顔から一転、林課長はちょっと壊れかけた笑顔で「間に合わない」と書類を振った。
秋口に発送が始まる冬物カタログに夏物のセール冊子が付くらしいが商品を着ているモデルの契約期間が過ぎていたらしい。
商業モデルの詳しい事情はよくわからないが、林課長が言う事を要約すると、つまりモデルの顔は使えないから、カタログに載っている全商品の頭を切ってボディだけにしてからレイアウトを調節しなければならないって事だった。
しかも期限は伸びて、伸びて、伸びた末の明朝1番、これ以上遅れると次回の発注は望めないらしい。
「何度も修正やチェックをしているんだからそんなの発注元の責任だと思う」と言った森上の意見は正しいが、これはどこに責任があるかどうかでは無い。
納期を守り、クライアントの利益を守る。
それが広告代理店の仕事だ。
そして、画像に手を加える事が出来るのはデザイン部の5人しか今はいない。
「遅れたっていいじゃん」と森上が文句を言った。
「そのカタログを受け取る消費者って到着を約束してしている訳じゃないと思う」
「そうじゃ無いんです、その冊子を同封するカタログは冬物でしょう、例えばコートなら他で1着買えばもういらないですよね、発送が遅れた分売り上げが減ると考えたらいいと思います」
「姫ちゃんは営業視点だな」
「当たり前です」
偉そうな口が利けたのは自分には関係無いと思っていたからだ。
しかし、氷上から飛んで来た指示に「姫」が混じってて驚いた。
「え?俺?」
「森上はまず適当な「首」だけの切り抜きを作れ、井口さんは背景のある画像を何とかしてください、村井さんと洋平くんは服に髪の掛かった部分の修正、姫、お前にはフォトショの使い方を教えるから俺の隣に来い」
勿論「はい」と答えたが何故か笑いそうになっていた。可笑しかったと言うより驚いたというのが本当なのだが笑えたのだ。
氷上がデザイン部で呼ばれるみんなの通り名をそのまま使った事が意外だった。
今は「姫」と省略されているが姫ちゃんと呼ばれた時にも驚いた。
日常の中で氷上が誰かを呼ぶって事はほぼ無いし、たまのたまに用がある時は、コツンとモニターを叩き顔を上げた全員の中から目線を合わせるだけで済ましている。
しかし、心の中ではちゃんと皆に迎合しているのだと思うと、ほんのちょっとだけ氷上の素顔が見えたような気がした。
しかし、座れと言われて座ったのはいいが、Macの大きな画面を前にすると不安しかない。
それを専門とする「わかっている人」が素養ゼロの人に何かを教えると非常にわかりにくくなるものだが、その上でコミュ二ケーション能力に著しい欠陥を持つ氷上が教えると言うのだから苦難の迷宮が待ち構えていると思っていい。
しかし、無理矢理に抱えたなけなしの覚悟はいとも簡単に崩れ去った。
デザイナー達が請け負う画像処理が簡単な作業では無いと何となくの理解はあったが問題は数だった。セール2020-9と記された画像だけを収めたフォルダーを氷上が開けると、ベロンと出て来たウインドウにズラっと並ぶJPEG画像は終わりが見えない。
「た……たくさんあるんですね、間に合うんですか?」
「さあな、とにかくやるぞ」
「はあ……」
薄っぺらい冊子一冊分だから終電に間に合うかどうかと考えたが、どうやら一睡でも出来るかどうかを心配すべきらしい。
徹夜を覚悟して氷上の隣に座ると、サッと前に出て来たMacの小さなキーボードを指で差して「説明」が始まった。
「まずはレイヤーを複製、複製画像の顔を選択ツールで囲みディレイト、Shift、option、⌘、Sで作業済みフォルダーに別名で保存、この時にファイル名は絶対に変えるな、わかったか?」
「………やっぱり?」
超が付くほど予想通りだ。
これでは円周率の計算を勉強している小学生に、何故√を使わないのかと、的外れなレクチャーをしているも同じだ。
そしてこれも予想通りだった。
氷上には何故わからないのかわからないらしい。
「やっぱりって何だ」
「今の説明でわかるわけないでしょう」
「何でだよ、簡単だろ」
「簡単以前です、もう少し丁寧に説明してください」
「じゃあもう一回言うぞ、まずは今後何があるかわからないから元画像のレイヤーを複製する、その次に四角い選択ツールで顔を囲んでカット、この時深く切り過ぎるくらいなら顎が残っていた方がマシだ、ここまではわかるな?」
アンタ、ナニヲイッテルンデスカ?
わかるか馬鹿。
「まずはレイヤーって何かを説明してください、それからどうやったらレイヤーを複製出来るんですか?」
「そこから?」と氷上は口を開けたが悪いけどそこからだ。自信満々に頷くと非常にムカつく溜息が返ってきた。
「専門外です、どうやら無理そうなので俺は夜食でも買いに行くとかサポートに回ります」
「そんなもんいらん、姫はデザイン部の営業だろう、お前のパソコンにはイラレもフォトショも入ってただろ」
それはクライアントにファイルを開けて見せる為と箔付けの為だけだ。
「逃してくれないんですね」
「お姫様の柔な手でも借りないと間に合わないからな」
「仕方が無い」と座っていた椅子を押しやり、立ち上がった氷上が背中に回った。
立ち位置を変えたからって「丁寧な説明」が期待できるとは思わなかったが、マウスに置いた手に氷上の手がのしっと乗ってギョッとした。
キーボードに置いた手にももう片方の手が重なる。そこまでならいいが、ニュッと肩から出て来た氷上の顔に「ひっ」と変な悲鳴が出た。
すると、尖った顎が頭の天辺をコツンと突いた。
「可愛い姫は引っ込めておけ」
「か………可愛いってのは……やめましょう」
背後から抱き付かれているこのシュチュエーションに冷や汗が出てくる。
フワッと顔ってくる氷上の匂いにギュッと内臓が絞られた。
しかし、慌てている場合では無かった。
もう動き出している氷上の手を追って、何をどうするかを覚えなければならない。
画面上でクルクルとポイントを回している場所がレイヤーらしい、そこをプッシュダウンした項目に「レイヤーを複製」とあった。
すると新たなレイヤーが出来て、「これを加工する」と説明がされた。
同じ要領で作業の続きを正に体で教えて貰い、そのまま何回か同じ事を繰り返した末に「何か聞きたい事はあるか」と耳元で囁く。
作業工程はもうわかっていた。覚えてしまえば成る程単純な物だ、聞きたい事はもう無かったが言いたい事はある。
とても、とても、激しく気になっていた。
「ウスバカゲロウにも…体温……あったんですね」
「………こんな時にふざける気か」
「ふざけてないけどそこが気になりました」
そして、重ねている手もそろそろ離して欲しい。
もっと言えば離れて欲しい。
近過ぎる頬から温もりが伝わってくると背中と腹の奥がモジモジして座っているのが辛いのだ。
「もう一人で出来ます、一回やってみるから見てて貰えませんか?」
「このままやれよ」
「だから暑いし寒いんですったら」
「いいからしのごの言わずにさっさとやれ、一点にかける時間は1分以下だ、行くぞ」
あんたが気になって気が散るんだよと言いたいが、誘導しようとするように氷上の手が押してくる。
何故心臓が速いのか考える間も無く、地獄の作業が始まった。
「集団脱走が起きました」との報告に「え?!」と声を上げたのは何故か北見1人だ。
デザイナー達は「またですか?」と呑気に笑っている。
「集団脱走って何ですか?」
手近にいた洋平くんに問いかけると、「その名の通りカタログ部の人が纏めて辞めたとか逃げた」と笑いながら教えてくれた。
「カタログ部が万年人手不足なのと異様な程の離職率だってのは聞いてましたけど集団でのボイコットなんてドラマみたいな事が本当にあるんですね」
「ストライキみたいなもんかな、ただでも忙しい中に突発的な割り込みが入ったらやってられっか!!ってなるんじゃ無い?」
婦人服、家具雑貨、子供服、季節ごとのセール冊子、ウェブが台頭している今は規模を縮小しているとは言え、大手の通販カタログなんて引き受けるもんじゃ無いと、洋平くんは笑った。
しかし、笑っていたのはそこまでだった。
本来はどれだけ忙しくても未来企画のカタログ部はほぼ別会社なのだ。部課長制を取っていない未来企画において林が課長を名乗っているのは権限をハッキリさせる為だと聞いている。
つまり、どんなに忙しく、どんなにギリギリでもカタログ部の仕事はカタログ部だけで処理され、デザイン部が関係する事は無いのだが、今回は違ったらしい、慌てた顔から一転、林課長はちょっと壊れかけた笑顔で「間に合わない」と書類を振った。
秋口に発送が始まる冬物カタログに夏物のセール冊子が付くらしいが商品を着ているモデルの契約期間が過ぎていたらしい。
商業モデルの詳しい事情はよくわからないが、林課長が言う事を要約すると、つまりモデルの顔は使えないから、カタログに載っている全商品の頭を切ってボディだけにしてからレイアウトを調節しなければならないって事だった。
しかも期限は伸びて、伸びて、伸びた末の明朝1番、これ以上遅れると次回の発注は望めないらしい。
「何度も修正やチェックをしているんだからそんなの発注元の責任だと思う」と言った森上の意見は正しいが、これはどこに責任があるかどうかでは無い。
納期を守り、クライアントの利益を守る。
それが広告代理店の仕事だ。
そして、画像に手を加える事が出来るのはデザイン部の5人しか今はいない。
「遅れたっていいじゃん」と森上が文句を言った。
「そのカタログを受け取る消費者って到着を約束してしている訳じゃないと思う」
「そうじゃ無いんです、その冊子を同封するカタログは冬物でしょう、例えばコートなら他で1着買えばもういらないですよね、発送が遅れた分売り上げが減ると考えたらいいと思います」
「姫ちゃんは営業視点だな」
「当たり前です」
偉そうな口が利けたのは自分には関係無いと思っていたからだ。
しかし、氷上から飛んで来た指示に「姫」が混じってて驚いた。
「え?俺?」
「森上はまず適当な「首」だけの切り抜きを作れ、井口さんは背景のある画像を何とかしてください、村井さんと洋平くんは服に髪の掛かった部分の修正、姫、お前にはフォトショの使い方を教えるから俺の隣に来い」
勿論「はい」と答えたが何故か笑いそうになっていた。可笑しかったと言うより驚いたというのが本当なのだが笑えたのだ。
氷上がデザイン部で呼ばれるみんなの通り名をそのまま使った事が意外だった。
今は「姫」と省略されているが姫ちゃんと呼ばれた時にも驚いた。
日常の中で氷上が誰かを呼ぶって事はほぼ無いし、たまのたまに用がある時は、コツンとモニターを叩き顔を上げた全員の中から目線を合わせるだけで済ましている。
しかし、心の中ではちゃんと皆に迎合しているのだと思うと、ほんのちょっとだけ氷上の素顔が見えたような気がした。
しかし、座れと言われて座ったのはいいが、Macの大きな画面を前にすると不安しかない。
それを専門とする「わかっている人」が素養ゼロの人に何かを教えると非常にわかりにくくなるものだが、その上でコミュ二ケーション能力に著しい欠陥を持つ氷上が教えると言うのだから苦難の迷宮が待ち構えていると思っていい。
しかし、無理矢理に抱えたなけなしの覚悟はいとも簡単に崩れ去った。
デザイナー達が請け負う画像処理が簡単な作業では無いと何となくの理解はあったが問題は数だった。セール2020-9と記された画像だけを収めたフォルダーを氷上が開けると、ベロンと出て来たウインドウにズラっと並ぶJPEG画像は終わりが見えない。
「た……たくさんあるんですね、間に合うんですか?」
「さあな、とにかくやるぞ」
「はあ……」
薄っぺらい冊子一冊分だから終電に間に合うかどうかと考えたが、どうやら一睡でも出来るかどうかを心配すべきらしい。
徹夜を覚悟して氷上の隣に座ると、サッと前に出て来たMacの小さなキーボードを指で差して「説明」が始まった。
「まずはレイヤーを複製、複製画像の顔を選択ツールで囲みディレイト、Shift、option、⌘、Sで作業済みフォルダーに別名で保存、この時にファイル名は絶対に変えるな、わかったか?」
「………やっぱり?」
超が付くほど予想通りだ。
これでは円周率の計算を勉強している小学生に、何故√を使わないのかと、的外れなレクチャーをしているも同じだ。
そしてこれも予想通りだった。
氷上には何故わからないのかわからないらしい。
「やっぱりって何だ」
「今の説明でわかるわけないでしょう」
「何でだよ、簡単だろ」
「簡単以前です、もう少し丁寧に説明してください」
「じゃあもう一回言うぞ、まずは今後何があるかわからないから元画像のレイヤーを複製する、その次に四角い選択ツールで顔を囲んでカット、この時深く切り過ぎるくらいなら顎が残っていた方がマシだ、ここまではわかるな?」
アンタ、ナニヲイッテルンデスカ?
わかるか馬鹿。
「まずはレイヤーって何かを説明してください、それからどうやったらレイヤーを複製出来るんですか?」
「そこから?」と氷上は口を開けたが悪いけどそこからだ。自信満々に頷くと非常にムカつく溜息が返ってきた。
「専門外です、どうやら無理そうなので俺は夜食でも買いに行くとかサポートに回ります」
「そんなもんいらん、姫はデザイン部の営業だろう、お前のパソコンにはイラレもフォトショも入ってただろ」
それはクライアントにファイルを開けて見せる為と箔付けの為だけだ。
「逃してくれないんですね」
「お姫様の柔な手でも借りないと間に合わないからな」
「仕方が無い」と座っていた椅子を押しやり、立ち上がった氷上が背中に回った。
立ち位置を変えたからって「丁寧な説明」が期待できるとは思わなかったが、マウスに置いた手に氷上の手がのしっと乗ってギョッとした。
キーボードに置いた手にももう片方の手が重なる。そこまでならいいが、ニュッと肩から出て来た氷上の顔に「ひっ」と変な悲鳴が出た。
すると、尖った顎が頭の天辺をコツンと突いた。
「可愛い姫は引っ込めておけ」
「か………可愛いってのは……やめましょう」
背後から抱き付かれているこのシュチュエーションに冷や汗が出てくる。
フワッと顔ってくる氷上の匂いにギュッと内臓が絞られた。
しかし、慌てている場合では無かった。
もう動き出している氷上の手を追って、何をどうするかを覚えなければならない。
画面上でクルクルとポイントを回している場所がレイヤーらしい、そこをプッシュダウンした項目に「レイヤーを複製」とあった。
すると新たなレイヤーが出来て、「これを加工する」と説明がされた。
同じ要領で作業の続きを正に体で教えて貰い、そのまま何回か同じ事を繰り返した末に「何か聞きたい事はあるか」と耳元で囁く。
作業工程はもうわかっていた。覚えてしまえば成る程単純な物だ、聞きたい事はもう無かったが言いたい事はある。
とても、とても、激しく気になっていた。
「ウスバカゲロウにも…体温……あったんですね」
「………こんな時にふざける気か」
「ふざけてないけどそこが気になりました」
そして、重ねている手もそろそろ離して欲しい。
もっと言えば離れて欲しい。
近過ぎる頬から温もりが伝わってくると背中と腹の奥がモジモジして座っているのが辛いのだ。
「もう一人で出来ます、一回やってみるから見てて貰えませんか?」
「このままやれよ」
「だから暑いし寒いんですったら」
「いいからしのごの言わずにさっさとやれ、一点にかける時間は1分以下だ、行くぞ」
あんたが気になって気が散るんだよと言いたいが、誘導しようとするように氷上の手が押してくる。
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